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―― 第五章 ――
【七十五】強い快楽(★)
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クライヴは僕の口から陰茎を引き抜くと、一度寝台から降りた。そしてチェストへ向井、また魔導具の玩具を手に戻ってきた。その時も、僕は強制的な振動による快楽に飲まれて、ずっと震えていた。もう四つん這いではいられなくなっていて、上半身をシーツに預けて、すすり泣きながら気持ちよさに浸っていた。
「《仰向けに》」
僕は力の入らない体を頑張って起こし、言われた通りの姿勢になる。
するとクライヴが、僕の両胸の突起に、持ってきた魔導具をそれぞれ嵌めた。ゴム製の品で、きゅっと絞るように僕の両胸を刺激し――そちらも動き始めた。
「あ、あ、あ」
唇を震わせた僕は、涙が滲む目でクライヴを見上げる。
「体が真っ赤だ。本当にルイスは艶っぽいな。その瞳がたまらない」
乳首のキャップの動きが、少しずつ早くなっていく。張り型の動きも止まらない。僕は思わず頭を振った。泣きじゃくりながら、訴える。
「クライヴ、も、もう……もうイけない」
果てすぎて息が苦しい。なのに気持ちよさは、響いてきて止まってくれない。
「本当に? 《イってみせてくれ》」
「ああああああ!」
その声を聴いた瞬間、僕の陰茎から勢いよくなにかが吹き出した。射精とも違う感覚に、僕は怯えて震える。
「潮を吹いたか」
「あ、あ……?」
僕の頬は、快楽由来の涙で、乾かない。僕がぼんやりしていると、クライヴがようやく張り型の振動を止め、それを引き抜いてくれた。しかし乳首はそのままだ。僕が力の入らない体でぐったりしていると、クライヴが僕を抱き起した。そして僕の頬の涙を親指で拭い、僕の頬にキスをしてから、僕の耳朶を噛み、それから甘く囁いた。僕はその時触れた吐息にすら感じ入って、息を詰める。
「《俺を見てくれ》」
「ん……」
「《キス》」
「っ、ぁ……」
無我夢中で僕はキスをした。すると何度もクライヴが僕の頭を撫でてくれた。
「んんン」
それから僕の舌を引きずりだすと、甘く噛む。僕の肩がピクンと跳ねる。
「ルイス、《したいようにしてごらん》」
僕はクライヴに抱き着き、腰を浮かせる。そしてずっと欲していたクライヴの熱を受け入れるため、ゆっくりと腰を下ろした。抱き合った状態で、少しずつクライヴの陰茎が、僕の中へと挿いってくる。やはり玩具とは全然違い、それは熱く硬い。何より太くて、脈打っている。
「クライヴ、っ、ぁ……好き。クライヴが好き」
「うん。動いてごらん?」
「出来ない、力が入らなくて、ぁ、ぁァ」
必死で僕は動こうとしたけれど、もう全身がグズグズで、少し動いてもすぐに体からまた力が抜け、そうすると深々と最奥を貫かれる形となる。乳首をゆるゆると刺激されているのは変わらないが、内部の存在感の方が大きい。クライヴは指先で僕の耳の後ろを撫でた。
「クライヴ、胸の取って……っ、ぁ」
「ああ」
僕のお願いをクライヴは聞いてくれた。ただ、玩具が取れた途端に、唇で僕の乳首をはさみ、チロチロと舐め始めた。僕はぎゅっと目を閉じ、体を震わせる。
「魔導具の玩具と俺、どちらがいい?」
「クライヴがいい……」
「よかった。自分で提案したにもかかわらず、玩具にまで嫉妬しかかった」
「あ、あ……ああ、ァ、動いて」
「――動きたい時は、自分でだ。寝かせないと話しただろう? 今夜はずっと繋がっていよう。もうイけないのだろう? なら、少し休憩だ」
「う、うあ、ぁァ……許して、あ、あ、気持ちよくて死んじゃう」
「辛くなったら、セーフワードを」
「……嫌ではないから、っッ、で、でも、頭が真っ白になって……あああっ」
そのまま動かれないままで、僕はまた出した。
この夜、僕は玩具の後、スローセックスの快楽を叩き込まれた。
「《仰向けに》」
僕は力の入らない体を頑張って起こし、言われた通りの姿勢になる。
するとクライヴが、僕の両胸の突起に、持ってきた魔導具をそれぞれ嵌めた。ゴム製の品で、きゅっと絞るように僕の両胸を刺激し――そちらも動き始めた。
「あ、あ、あ」
唇を震わせた僕は、涙が滲む目でクライヴを見上げる。
「体が真っ赤だ。本当にルイスは艶っぽいな。その瞳がたまらない」
乳首のキャップの動きが、少しずつ早くなっていく。張り型の動きも止まらない。僕は思わず頭を振った。泣きじゃくりながら、訴える。
「クライヴ、も、もう……もうイけない」
果てすぎて息が苦しい。なのに気持ちよさは、響いてきて止まってくれない。
「本当に? 《イってみせてくれ》」
「ああああああ!」
その声を聴いた瞬間、僕の陰茎から勢いよくなにかが吹き出した。射精とも違う感覚に、僕は怯えて震える。
「潮を吹いたか」
「あ、あ……?」
僕の頬は、快楽由来の涙で、乾かない。僕がぼんやりしていると、クライヴがようやく張り型の振動を止め、それを引き抜いてくれた。しかし乳首はそのままだ。僕が力の入らない体でぐったりしていると、クライヴが僕を抱き起した。そして僕の頬の涙を親指で拭い、僕の頬にキスをしてから、僕の耳朶を噛み、それから甘く囁いた。僕はその時触れた吐息にすら感じ入って、息を詰める。
「《俺を見てくれ》」
「ん……」
「《キス》」
「っ、ぁ……」
無我夢中で僕はキスをした。すると何度もクライヴが僕の頭を撫でてくれた。
「んんン」
それから僕の舌を引きずりだすと、甘く噛む。僕の肩がピクンと跳ねる。
「ルイス、《したいようにしてごらん》」
僕はクライヴに抱き着き、腰を浮かせる。そしてずっと欲していたクライヴの熱を受け入れるため、ゆっくりと腰を下ろした。抱き合った状態で、少しずつクライヴの陰茎が、僕の中へと挿いってくる。やはり玩具とは全然違い、それは熱く硬い。何より太くて、脈打っている。
「クライヴ、っ、ぁ……好き。クライヴが好き」
「うん。動いてごらん?」
「出来ない、力が入らなくて、ぁ、ぁァ」
必死で僕は動こうとしたけれど、もう全身がグズグズで、少し動いてもすぐに体からまた力が抜け、そうすると深々と最奥を貫かれる形となる。乳首をゆるゆると刺激されているのは変わらないが、内部の存在感の方が大きい。クライヴは指先で僕の耳の後ろを撫でた。
「クライヴ、胸の取って……っ、ぁ」
「ああ」
僕のお願いをクライヴは聞いてくれた。ただ、玩具が取れた途端に、唇で僕の乳首をはさみ、チロチロと舐め始めた。僕はぎゅっと目を閉じ、体を震わせる。
「魔導具の玩具と俺、どちらがいい?」
「クライヴがいい……」
「よかった。自分で提案したにもかかわらず、玩具にまで嫉妬しかかった」
「あ、あ……ああ、ァ、動いて」
「――動きたい時は、自分でだ。寝かせないと話しただろう? 今夜はずっと繋がっていよう。もうイけないのだろう? なら、少し休憩だ」
「う、うあ、ぁァ……許して、あ、あ、気持ちよくて死んじゃう」
「辛くなったら、セーフワードを」
「……嫌ではないから、っッ、で、でも、頭が真っ白になって……あああっ」
そのまま動かれないままで、僕はまた出した。
この夜、僕は玩具の後、スローセックスの快楽を叩き込まれた。
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