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はじめての男
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なぜ、こんなことになってしまったのか…?
男にレイプされ、感じさせられ、昇天してイかされてしまった。
奏は、フリードリヒのことはよく知らなかった。
いや、正しくは社長の息子であるということと、同じ営業一課の新社員ということしか、接点がなかった。
むしろ、嫌われてると思っていた。
…それとも、嫌われてるからあんな行為を受けたのか、判らなかった。
なぜ、嫌われてるかと思ったのかと言うと……自分には自信のあるところなど何一つなかったからだ。
若くして、妻を亡くし、子供もいないまま、再婚する気もないままでいた。
営業成績も下の下で、年数を続けて、上司に頭を下げ続けてきた結果が、今の部長という立場につけたようなものだった。
顔もフリードリヒみたいなハーフではないし、綺麗でもなんでもない、ただのオジサンだ。
そんな自分を、体だけでも抱こうと思うものか…?
……そんなに都合が良いハズがない。
自分は、欲望の吐けにされただけに違いない…。
そう、考えると、乱暴を受けたところが鈍い感覚を伴って、辛い気持ちになった。
はじめての…男。
その男性は将来も約束されている立場の男で、プリンスというほどに美しい顔立ちの男。
立派な男性のシンボルを持っていて、ノーマルだった自分でさえ、達することを余儀なくされた。
事を終えると、フリードリヒはその端整な顔を近づけて来ながら
「…今日から奏さんは俺のものですよ?仮に他の女性を抱こうとか、他の男性とつき合うなどということは許しませんから。たとえ、俺と奏さんのような体だけの関係でもいけませんよ?」
低い美声でそう言うと、さらに続けてこう言った。
「……もし、約束を破ったら……父に言ってあなたを解雇させるように仕向けますからね…?」
と。
「…な、んで…?なんで僕なんだい?僕が…そんなに気に入らないのかい?」
やっとの思いで声を絞り出した。
「気に入らない…?そんなことありませんよ。身体は正直でしたし、淫らな男になる素質はかなりありますしね…」
「なっ…!淫ら…なんて!そんなこと…!!」
「ないって…言うつもりですか?あれだけ淫れておいて?」
「…そんな…。僕は……君があんなことを…その…しなければ…」
「男に抱かれてイクなんてなかった…と?…それならそれで光栄ですねぇ。俺の手指のテクニックと、俺のマラがあなたをイカせた…ってことですからね?」
「………っ!!!」
羞恥で顔が真っ赤になるのを抑えることはできなかった。
顔が熱くなり、頬が紅潮しているのが自分でも判り、俯くしかなくなってしまった。
俯いて、震える唇を手で押さえると
「…ほら?そんな姿。他の誰にも見せちゃいけませんよ?」
そう、フリードリヒに言われ、手首を押さえつけられると、頬にキスをされた。
「唇にはしませんよ…そこだけはとっといてあげます。けど、他の誰ともキスしてもされても、いけませんからね?…もし、それを破ったら……」
そこまで彼は言うと、意味深な笑みをこめて笑った。
「…どうなるか、わかりますよね?」
「………クビ…ですか?」
「…さあ?それだけじゃすまないかもしれませんよ?」
「…え?」
それだけじゃないということは、他にも何かあるんだろうか?
それは何なのか考えたくもなくて、フリードリヒに言われるがまま、体だけの関係を続けることに承諾するしかなかった。
そして、フリードリヒは先に部屋を後にしたのだった。
僕は…というと、後ろの口から、彼の白いものが溢れ出して足を伝う感覚に酔いながら、ゆっくりとハンカチでそれを拭った…。
男にレイプされ、感じさせられ、昇天してイかされてしまった。
奏は、フリードリヒのことはよく知らなかった。
いや、正しくは社長の息子であるということと、同じ営業一課の新社員ということしか、接点がなかった。
むしろ、嫌われてると思っていた。
…それとも、嫌われてるからあんな行為を受けたのか、判らなかった。
なぜ、嫌われてるかと思ったのかと言うと……自分には自信のあるところなど何一つなかったからだ。
若くして、妻を亡くし、子供もいないまま、再婚する気もないままでいた。
営業成績も下の下で、年数を続けて、上司に頭を下げ続けてきた結果が、今の部長という立場につけたようなものだった。
顔もフリードリヒみたいなハーフではないし、綺麗でもなんでもない、ただのオジサンだ。
そんな自分を、体だけでも抱こうと思うものか…?
……そんなに都合が良いハズがない。
自分は、欲望の吐けにされただけに違いない…。
そう、考えると、乱暴を受けたところが鈍い感覚を伴って、辛い気持ちになった。
はじめての…男。
その男性は将来も約束されている立場の男で、プリンスというほどに美しい顔立ちの男。
立派な男性のシンボルを持っていて、ノーマルだった自分でさえ、達することを余儀なくされた。
事を終えると、フリードリヒはその端整な顔を近づけて来ながら
「…今日から奏さんは俺のものですよ?仮に他の女性を抱こうとか、他の男性とつき合うなどということは許しませんから。たとえ、俺と奏さんのような体だけの関係でもいけませんよ?」
低い美声でそう言うと、さらに続けてこう言った。
「……もし、約束を破ったら……父に言ってあなたを解雇させるように仕向けますからね…?」
と。
「…な、んで…?なんで僕なんだい?僕が…そんなに気に入らないのかい?」
やっとの思いで声を絞り出した。
「気に入らない…?そんなことありませんよ。身体は正直でしたし、淫らな男になる素質はかなりありますしね…」
「なっ…!淫ら…なんて!そんなこと…!!」
「ないって…言うつもりですか?あれだけ淫れておいて?」
「…そんな…。僕は……君があんなことを…その…しなければ…」
「男に抱かれてイクなんてなかった…と?…それならそれで光栄ですねぇ。俺の手指のテクニックと、俺のマラがあなたをイカせた…ってことですからね?」
「………っ!!!」
羞恥で顔が真っ赤になるのを抑えることはできなかった。
顔が熱くなり、頬が紅潮しているのが自分でも判り、俯くしかなくなってしまった。
俯いて、震える唇を手で押さえると
「…ほら?そんな姿。他の誰にも見せちゃいけませんよ?」
そう、フリードリヒに言われ、手首を押さえつけられると、頬にキスをされた。
「唇にはしませんよ…そこだけはとっといてあげます。けど、他の誰ともキスしてもされても、いけませんからね?…もし、それを破ったら……」
そこまで彼は言うと、意味深な笑みをこめて笑った。
「…どうなるか、わかりますよね?」
「………クビ…ですか?」
「…さあ?それだけじゃすまないかもしれませんよ?」
「…え?」
それだけじゃないということは、他にも何かあるんだろうか?
それは何なのか考えたくもなくて、フリードリヒに言われるがまま、体だけの関係を続けることに承諾するしかなかった。
そして、フリードリヒは先に部屋を後にしたのだった。
僕は…というと、後ろの口から、彼の白いものが溢れ出して足を伝う感覚に酔いながら、ゆっくりとハンカチでそれを拭った…。
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