125 / 159
第3章 王都騒乱編
第39話 リョーマの盾
しおりを挟む
俺の額に冷や汗が流れる。この悪魔は本気でヤバい。多分魔力と気力が十分でも勝てないかも知れない・・・。
そう思わせる程のプレッシャーを放っている。
「まさかほとんど魔力のないこのタイミングでこんな強そうな悪魔が出る・・・落ちてくる? なんて予想外です。
ですが、僕も守るものが沢山あるんです! そしてまだ会わなければならない者もいます。負ける訳には行きません!」
そう、何で悪魔が降ってきたのかは分からないけど、こんな所で負ける訳には行かない!
《あ、マスター・・・》
だけど、大丈夫! こんな事もあろうかと念には念を入れて、準備はして来てる。
「良かった、2個だけでも持って来ていて」
そう言うと、俺は【収納】からガルムのボールを取り出す。パートナーがまだ居ない、キガルムとケガルムをボールにして持って来ていたのだ。因みに、同じくパートナーの居ないクガルムは王様の護衛に着けている。
「ガルム! 出てこい!」
ボールを投げると、キガルムとケガルムが飛び出してきました。よし、さすがに強力な悪魔でもレベル150相当で、更に従魔扱いとなりステータスが上がったガルム2匹を同時に相手にできるとは思えない。これで大丈夫だろう。
「あ・・・。あ・・・」
あれ? 悪魔の様子がおかしい・・・。どうしたんだろう? あ、あ、って言いながら動かないぞ?
「あ・・・。&○%×■※&%$#!?」
え? 何て言った? 悪魔語?
《いえ、今のは全く翻訳不能です。意味のない言葉の羅列と思われます》
【サポーター】さんがそう言った瞬間、目の前の悪魔が消えた。いや、正確には消えたような速さで動いたんだ。
次に視覚した時には、俺は悪魔に抱き着かれていた。ヤバい! 速過ぎて全く見えなかった! 完全にホールドされた! 折角呼び出したガルムたちはなぜか見てるだけだし!
「は、離して下さいっ!」
「&▲○%×※&%◆$#! うわぁぁーん」
え? え?? 何を言ってるか分からないけど、優しく抱きしめられ、そして泣き出してしまった。・・・悪魔だよね? え?
《すみません。やはり翻訳不能です。興奮しているだけじゃないでしょうか?》
「うおおおーーん」
めっちゃ泣いてるし。うわっ! 鼻! 鼻水付くって!
「え、えっと、急にどうしたの? 何か悲しい事でもあったんですか!? 頼むから泣き止んで下さいっ」
急に泣き出した悪魔を何とか宥めようとするけど、全く泣き止む気配がない。ど、どうしよう。何でこんな事に?
「ぐわわーーん。わ、わ、わ、わ、わ」
お、聞き取れた。わ? わ? でも、何が言いたいんだろう?
「わ、私は・・・」
お、やっと理解できる言葉が聞こえてきた。私は?
「私はアクモンです!」
ん? 今何て? 私はアクモンです? アクモン? 悪魔のアクモン? 聞いた事あるような、無いような・・・。いや、あるぞ!?
「え! アクモン!? 僕の従魔のアクモン? ポチの配下のアクモン!?」
「はい! そのアクモンです。貴方の従魔のアクモンです。
ずっとお会いしたかったです。会えて嬉しいです! うわぁぁーん」
あ、また泣き出しちゃった。どうしよう。けど、まさか従魔のアクモンだったなんて。・・・どうしてすぐに気付かなかったんだろう?
《魔力が減っていた事と、【テイマー】スキルを【魔物支配】スキルに進化させていた事が原因ではないでしょうか?
スキルが変化した事で従魔との絆が感じ取りにくくなっていたものと推測されます》
ああ、なるほど。俺の従魔はあくまでも【テイマー】スキルで従魔にしてるから、【そして伝説を】でスキルが変わってしまって繋がりが感じにくくなってたんだね。まあ、それ以上に魔力の消費と疲労が溜まってるってのもあるんだろうけど。
「えっと、アクモン? 僕に会えて嬉しいのは分かったけど、そろそろ泣き止んでくれるかな?
何故君がここに居るのかとか、色々気になるんだけど・・・」
そう言いながら、しばらくポンポンしていると何とか泣き止んで、状況を少しずつ説明してくれた。
「・・・と言う事で、ゴブ・リーン殿とポチ殿が作っていた魔道具の暴発で私は急に転移した訳です」
さっきまで泣いていた事を無かった事にするように『私はクールです』みたいな、キリっとした感じで説明をしてくれる。今更取り繕っても、さっき泣いてた事実は変わらないからね。
「なるほどね。何となく分かったよ。そうしたら、同じ現象を起こしたらポチ達もダンジョンから出る事ができるのかな?」
「どうなのでしょうか? 生憎と私には専門外でして・・・」
《それは難しいかも知れません。話を聞く限りでは偶然の産物と思われます。
狙って同じ現象を起こすことは難しいでしょう。1歩間違えば、次元のはざまに落ちてしまいます》
こわっ。え? アクモンも1歩間違ったら次元のはざまに落っこちてたの?
《その可能性は否定できません。非常に運が良かったとしか。アクモンのマスターへの愛が、アクモンをここに呼び寄せたのかも知れませんね》
なんか良い話っぽくまとめようとしてるけど、つまりはとにかく偶然ってことだね。でも良かった。封印されたダンジョンならまだしも、次元のはざまに落ちたら助ける方法なんて分からないからね。
しかし封印を解かなくてもダンジョンから出られる可能性が見えただけでも、大収穫だよね。万が一、異邦人7人が最終的に揃わなくて、封印の解除ができなかったとしても、ポチに会える可能性が出て来たんだ。
「リョーマ様。ポチ殿には大変申し訳ありませんが、私はリョーマ様に出会ってしまいました。出会えてしまいました。ですので今この時よりこのアクモン、リョーマ様の盾となります。リョーマ様がどんな状況に陥ろうと、この身に代えてもリョーマ様をお守り致します!」
な、何てカッコいいナイト様なんだ。悪魔だし、実は泣き虫だけど。けど、そこまで想ってくれるのは素直に嬉しい。
「ありがとうアクモン。でも僕は従魔のみんなも大切なんだ。自分の身が危ないと思ったら、しっかりと逃げてくれ。僕のために死のう何て考えないでね」
「ううっ、私の為にそのようなお言葉・・・勿体ないです。何てお優しい・・・。うわぁぁーん」
また泣いてしまった・・・。さっきのクールなキャラはどこにいったの! キャラがブレブレだよ!
と言うか初対面なのに、俺に対する愛が半端ない!
《従魔になって約2年、逢えない間に想いも積もり積もったのではないでしょうか?》
そ、そう言うのものかな?
こうして、俺に1人お供ができた。紫の悪魔アクモン。自称、リョーマの盾である。
そう思わせる程のプレッシャーを放っている。
「まさかほとんど魔力のないこのタイミングでこんな強そうな悪魔が出る・・・落ちてくる? なんて予想外です。
ですが、僕も守るものが沢山あるんです! そしてまだ会わなければならない者もいます。負ける訳には行きません!」
そう、何で悪魔が降ってきたのかは分からないけど、こんな所で負ける訳には行かない!
《あ、マスター・・・》
だけど、大丈夫! こんな事もあろうかと念には念を入れて、準備はして来てる。
「良かった、2個だけでも持って来ていて」
そう言うと、俺は【収納】からガルムのボールを取り出す。パートナーがまだ居ない、キガルムとケガルムをボールにして持って来ていたのだ。因みに、同じくパートナーの居ないクガルムは王様の護衛に着けている。
「ガルム! 出てこい!」
ボールを投げると、キガルムとケガルムが飛び出してきました。よし、さすがに強力な悪魔でもレベル150相当で、更に従魔扱いとなりステータスが上がったガルム2匹を同時に相手にできるとは思えない。これで大丈夫だろう。
「あ・・・。あ・・・」
あれ? 悪魔の様子がおかしい・・・。どうしたんだろう? あ、あ、って言いながら動かないぞ?
「あ・・・。&○%×■※&%$#!?」
え? 何て言った? 悪魔語?
《いえ、今のは全く翻訳不能です。意味のない言葉の羅列と思われます》
【サポーター】さんがそう言った瞬間、目の前の悪魔が消えた。いや、正確には消えたような速さで動いたんだ。
次に視覚した時には、俺は悪魔に抱き着かれていた。ヤバい! 速過ぎて全く見えなかった! 完全にホールドされた! 折角呼び出したガルムたちはなぜか見てるだけだし!
「は、離して下さいっ!」
「&▲○%×※&%◆$#! うわぁぁーん」
え? え?? 何を言ってるか分からないけど、優しく抱きしめられ、そして泣き出してしまった。・・・悪魔だよね? え?
《すみません。やはり翻訳不能です。興奮しているだけじゃないでしょうか?》
「うおおおーーん」
めっちゃ泣いてるし。うわっ! 鼻! 鼻水付くって!
「え、えっと、急にどうしたの? 何か悲しい事でもあったんですか!? 頼むから泣き止んで下さいっ」
急に泣き出した悪魔を何とか宥めようとするけど、全く泣き止む気配がない。ど、どうしよう。何でこんな事に?
「ぐわわーーん。わ、わ、わ、わ、わ」
お、聞き取れた。わ? わ? でも、何が言いたいんだろう?
「わ、私は・・・」
お、やっと理解できる言葉が聞こえてきた。私は?
「私はアクモンです!」
ん? 今何て? 私はアクモンです? アクモン? 悪魔のアクモン? 聞いた事あるような、無いような・・・。いや、あるぞ!?
「え! アクモン!? 僕の従魔のアクモン? ポチの配下のアクモン!?」
「はい! そのアクモンです。貴方の従魔のアクモンです。
ずっとお会いしたかったです。会えて嬉しいです! うわぁぁーん」
あ、また泣き出しちゃった。どうしよう。けど、まさか従魔のアクモンだったなんて。・・・どうしてすぐに気付かなかったんだろう?
《魔力が減っていた事と、【テイマー】スキルを【魔物支配】スキルに進化させていた事が原因ではないでしょうか?
スキルが変化した事で従魔との絆が感じ取りにくくなっていたものと推測されます》
ああ、なるほど。俺の従魔はあくまでも【テイマー】スキルで従魔にしてるから、【そして伝説を】でスキルが変わってしまって繋がりが感じにくくなってたんだね。まあ、それ以上に魔力の消費と疲労が溜まってるってのもあるんだろうけど。
「えっと、アクモン? 僕に会えて嬉しいのは分かったけど、そろそろ泣き止んでくれるかな?
何故君がここに居るのかとか、色々気になるんだけど・・・」
そう言いながら、しばらくポンポンしていると何とか泣き止んで、状況を少しずつ説明してくれた。
「・・・と言う事で、ゴブ・リーン殿とポチ殿が作っていた魔道具の暴発で私は急に転移した訳です」
さっきまで泣いていた事を無かった事にするように『私はクールです』みたいな、キリっとした感じで説明をしてくれる。今更取り繕っても、さっき泣いてた事実は変わらないからね。
「なるほどね。何となく分かったよ。そうしたら、同じ現象を起こしたらポチ達もダンジョンから出る事ができるのかな?」
「どうなのでしょうか? 生憎と私には専門外でして・・・」
《それは難しいかも知れません。話を聞く限りでは偶然の産物と思われます。
狙って同じ現象を起こすことは難しいでしょう。1歩間違えば、次元のはざまに落ちてしまいます》
こわっ。え? アクモンも1歩間違ったら次元のはざまに落っこちてたの?
《その可能性は否定できません。非常に運が良かったとしか。アクモンのマスターへの愛が、アクモンをここに呼び寄せたのかも知れませんね》
なんか良い話っぽくまとめようとしてるけど、つまりはとにかく偶然ってことだね。でも良かった。封印されたダンジョンならまだしも、次元のはざまに落ちたら助ける方法なんて分からないからね。
しかし封印を解かなくてもダンジョンから出られる可能性が見えただけでも、大収穫だよね。万が一、異邦人7人が最終的に揃わなくて、封印の解除ができなかったとしても、ポチに会える可能性が出て来たんだ。
「リョーマ様。ポチ殿には大変申し訳ありませんが、私はリョーマ様に出会ってしまいました。出会えてしまいました。ですので今この時よりこのアクモン、リョーマ様の盾となります。リョーマ様がどんな状況に陥ろうと、この身に代えてもリョーマ様をお守り致します!」
な、何てカッコいいナイト様なんだ。悪魔だし、実は泣き虫だけど。けど、そこまで想ってくれるのは素直に嬉しい。
「ありがとうアクモン。でも僕は従魔のみんなも大切なんだ。自分の身が危ないと思ったら、しっかりと逃げてくれ。僕のために死のう何て考えないでね」
「ううっ、私の為にそのようなお言葉・・・勿体ないです。何てお優しい・・・。うわぁぁーん」
また泣いてしまった・・・。さっきのクールなキャラはどこにいったの! キャラがブレブレだよ!
と言うか初対面なのに、俺に対する愛が半端ない!
《従魔になって約2年、逢えない間に想いも積もり積もったのではないでしょうか?》
そ、そう言うのものかな?
こうして、俺に1人お供ができた。紫の悪魔アクモン。自称、リョーマの盾である。
21
──【宣伝】─────────
新作「神の魔力と紙防御〜転生で神の魔力をも貰ったけど、同時に貰ったのは紙の防御力になりました。これは祝福ですか? いいえ、呪いです〜」(リンクになっています)の連載を開始しました。
思いつきで書き始めましたが、結構面白くできてると思うので(自画自賛)、良かったら読んでもらえば喜びます。よろしくお願いします。
ポチは今まで通り更新しますので、ご心配なく!
新作「神の魔力と紙防御〜転生で神の魔力をも貰ったけど、同時に貰ったのは紙の防御力になりました。これは祝福ですか? いいえ、呪いです〜」(リンクになっています)の連載を開始しました。
思いつきで書き始めましたが、結構面白くできてると思うので(自画自賛)、良かったら読んでもらえば喜びます。よろしくお願いします。
ポチは今まで通り更新しますので、ご心配なく!
お気に入りに追加
3,791
あなたにおすすめの小説

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
どうも、死んだはずの悪役令嬢です。
西藤島 みや
ファンタジー
ある夏の夜。公爵令嬢のアシュレイは王宮殿の舞踏会で、婚約者のルディ皇子にいつも通り罵声を浴びせられていた。
皇子の罵声のせいで、男にだらしなく浪費家と思われて王宮殿の使用人どころか通っている学園でも遠巻きにされているアシュレイ。
アシュレイの誕生日だというのに、エスコートすら放棄して、皇子づきのメイドのミュシャに気を遣うよう求めてくる皇子と取り巻き達に、呆れるばかり。
「幼馴染みだかなんだかしらないけれど、もう限界だわ。あの人達に罰があたればいいのに」
こっそり呟いた瞬間、
《願いを聞き届けてあげるよ!》
何故か全くの別人になってしまっていたアシュレイ。目の前で、アシュレイが倒れて意識不明になるのを見ることになる。
「よくも、義妹にこんなことを!皇子、婚約はなかったことにしてもらいます!」
義父と義兄はアシュレイが状況を理解する前に、アシュレイの体を持ち去ってしまう。
今までミュシャを崇めてアシュレイを冷遇してきた取り巻き達は、次々と不幸に巻き込まれてゆき…ついには、ミュシャや皇子まで…
ひたすら一人づつざまあされていくのを、呆然と見守ることになってしまった公爵令嬢と、怒り心頭の義父と義兄の物語。
はたしてアシュレイは元に戻れるのか?
剣と魔法と妖精の住む世界の、まあまあよくあるざまあメインの物語です。
ざまあが書きたかった。それだけです。
一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?
たまご
ファンタジー
アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。
最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。
だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。
女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。
猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!!
「私はスローライフ希望なんですけど……」
この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。
表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。

【完結】元婚約者であって家族ではありません。もう赤の他人なんですよ?
つくも茄子
ファンタジー
私、ヘスティア・スタンリー公爵令嬢は今日長年の婚約者であったヴィラン・ヤルコポル伯爵子息と婚約解消をいたしました。理由?相手の不貞行為です。婿入りの分際で愛人を連れ込もうとしたのですから当然です。幼馴染で家族同然だった相手に裏切られてショックだというのに相手は斜め上の思考回路。は!?自分が次期公爵?何の冗談です?家から出て行かない?ここは私の家です!貴男はもう赤の他人なんです!
文句があるなら法廷で決着をつけようではありませんか!
結果は当然、公爵家の圧勝。ヤルコポル伯爵家は御家断絶で一家離散。主犯のヴィランは怪しい研究施設でモルモットとしいて短い生涯を終える……はずでした。なのに何故か薬の副作用で強靭化してしまった。化け物のような『力』を手にしたヴィランは王都を襲い私達一家もそのまま儚く……にはならなかった。
目を覚ましたら幼い自分の姿が……。
何故か十二歳に巻き戻っていたのです。
最悪な未来を回避するためにヴィランとの婚約解消を!と拳を握りしめるものの婚約は継続。仕方なくヴィランの再教育を伯爵家に依頼する事に。
そこから新たな事実が出てくるのですが……本当に婚約は解消できるのでしょうか?
他サイトにも公開中。
「不細工なお前とは婚約破棄したい」と言ってみたら、秒で破棄されました。
桜乃
ファンタジー
ロイ王子の婚約者は、不細工と言われているテレーゼ・ハイウォール公爵令嬢。彼女からの愛を確かめたくて、思ってもいない事を言ってしまう。
「不細工なお前とは婚約破棄したい」
この一言が重要な言葉だなんて思いもよらずに。
※約4000文字のショートショートです。11/21に完結いたします。
※1回の投稿文字数は少な目です。
※前半と後半はストーリーの雰囲気が変わります。
表紙は「かんたん表紙メーカー2」にて作成いたしました。
❇❇❇❇❇❇❇❇❇
2024年10月追記
お読みいただき、ありがとうございます。
こちらの作品は完結しておりますが、10月20日より「番外編 バストリー・アルマンの事情」を追加投稿致しますので、一旦、表記が連載中になります。ご了承ください。
1ページの文字数は少な目です。
約4500文字程度の番外編です。
バストリー・アルマンって誰やねん……という読者様のお声が聞こえてきそう……(;´∀`)
ロイ王子の側近です。(←言っちゃう作者 笑)
※番外編投稿後は完結表記に致します。再び、番外編等を投稿する際には連載表記となりますこと、ご容赦いただけますと幸いです。

(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。

冤罪から逃れるために全てを捨てた。
四折 柊
恋愛
王太子の婚約者だったオリビアは冤罪をかけられ捕縛されそうになり全てを捨てて家族と逃げた。そして以前留学していた国の恩師を頼り、新しい名前と身分を手に入れ幸せに過ごす。1年が過ぎ今が幸せだからこそ思い出してしまう。捨ててきた国や自分を陥れた人達が今どうしているのかを。(視点が何度も変わります)

まだ20歳の未亡人なので、この後は好きに生きてもいいですか?
せいめ
恋愛
政略結婚で愛することもなかった旦那様が魔物討伐中の事故で亡くなったのが1年前。
喪が明け、子供がいない私はこの家を出て行くことに決めました。
そんな時でした。高額報酬の良い仕事があると声を掛けて頂いたのです。
その仕事内容とは高貴な身分の方の閨指導のようでした。非常に悩みましたが、家を出るのにお金が必要な私は、その仕事を受けることに決めたのです。
閨指導って、そんなに何度も会う必要ないですよね?しかも、指導が必要には見えませんでしたが…。
でも、高額な報酬なので文句は言いませんわ。
家を出る資金を得た私は、今度こそ自由に好きなことをして生きていきたいと考えて旅立つことに決めました。
その後、新しい生活を楽しんでいる私の所に現れたのは……。
まずは亡くなったはずの旦那様との話から。
ご都合主義です。
設定は緩いです。
誤字脱字申し訳ありません。
主人公の名前を途中から間違えていました。
アメリアです。すみません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる