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第3章 王都騒乱編
第32話 新作スイーツ
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「対策会議でお疲れのところ、残って頂いて申し訳ありません。
ここに残って頂いたのは他でもありません。
皆さんの知識を貸して頂きたいのです!」
俺は真面目な顔をして、集まったメンバーを見渡す。
場所は神殿の会議室。集まって貰ったメンバーはリーナさん、ジョージ、太郎さんとレミの4人だ。
深夜まで及んだ対策会議はミルクを王城に送り出し、一旦お開きになった。その後、こうして4人には残って貰った訳だ。
「僕の知恵で良ければ、いくらでもお貸しします」
「そうだね。私もいくらでも貸すよ」
太郎さんも、俺が恩人だと分かったレミも、俺の役に立てる事が嬉しいのか目がランランと輝いている。
「それで、どんな内容なのかしら?」
「おう、それを聞いてからじゃ無いと知恵を貸せるか分かんないな」
リーナさんとジョージは平常運転だ。
「そうですね。内容は、皆さんにしか相談出来ない事です。
実はミルクにお願いをする際、やる気を出させる為1つ約束をしてしまったんです。
・・・今までにないスイーツを作ると!」
そう、実はミルクと約束をしたものの、その中身までは考えていなかった。
「そこで、こうして年齢の近い皆さんに集まって貰ったんです。
前の世界の知識を貸して下さい!」
俺は深々と頭を下げる。
「なんだよ。どんな重要な話が飛び出すのかと思ったら、たかが新しいスイーツかよ。
緊張して損したぜ」
大丈夫、ジョージには最初から期待していないよ。約1年ワトソン商会にお菓子を卸してるのに、特に提案もなかったからね!
「ちょっと、ジョージ君。スイーツを甘く見たらダメよ。
貴方は今、少なくとも人類の半分。そう、全ての甘味好きの人を敵に回したのよ!」
いやいやリーナさん、さすがにそれは言い過ぎじゃないだろうか。
「そうだね! 会議の間も竜馬さん・・・リューマが作ったと言うお菓子を色々食べさせて貰ったけど、前世の懐かしい味だった。
その新作・・・、今からワクワクが止まらないよ」
うん。みんな深夜になってテンションもハイになってるんだろうか? そういえば俺もそろそろ眠いなぁ・・・。精神は大人でも、体が子供だからね。
「兎に角、そう言う事なので、今までに作ってないお菓子で、今までの材料でなんとか作れそうな物はないでしょうか?」
「えっと、良いですか?」
そこまで言ったところで、太郎さんがおずおずと手を上げた。
「はい! 太郎さん」
「実は僕、声が出なくても出来る仕事と言う事で、菓子職人を目指そうと思ってたんです。
もちろん喋れないと色々と弊害がありますけど、1人で黙々と作ることもできますし」
神だ。ここに神がいた。・・・ん? じゃあ、その神に神と慕われる俺は一体!? ああ、あまりに眠くて思考がおかしくなってきた。
「太郎さん、素晴らしいです。
何かオススメのスイーツはありますか?」
「そうですね・・・。まず今までにどんなものを作ったんですか?」
あ、そうか。そうだよね。今までに作った物が分からないと提案のしようがないよね。
「えっと、アメに始まりクッキーにホットケーキ、後はプリンにケーキですね。ケーキはショートケーキです」
「なるほど、チョコ系の物は無いんですか?」
そこは気になるところだよね。俺も食べたいチョコレート。
「残念ながら、近隣にカカオがないみたいで。将来的には探すつもりですけどね」
「そうなんですね。探すときは是非手伝わせて下さい!
でも、そうなると・・・。うーん」
太郎さんが悩んでしまった。
「あっ! アイスはどうかな? まだ作ってないんだよね?
この世界ってアイスがないんだよね。まあ、冷凍庫がないから当然かな」
すると、急に閃いたレミが発言する。
「あー。確かに。アイスは基本的に保存が効かないから後回しにしてたけど、仲間内で食べる分には問題ないですね。
でも、バニラが見つかってないんですよね」
「なるほど、アイスですか! 別にバニラがなくても美味しいアイスは作れますよ。
牛乳、砂糖、卵はありますか? 基本はそれだけで作れます」
どうやら、太郎さんが見本を見せてくれるみたいだ。俺は【収納】から言われた材料と、調理器具を取り出す。
「ありがとうございます。まずは牛乳と砂糖をナベに入れて・・・。これが半分くらいの量になるまで焦がさないように煮詰めます」
「あ、それならすぐですよ」
そう言いながら、1度ナベを受け取り【収納】に入れる。そして【万物創造】を発動っと。
「こんな感じでしょうか?」
「す、すごいですね! 完璧です。まるで料理番組の、2時間おいたものがこちらですみたいな・・・!?
はっ! 感動している場合じゃないですね。次はボウルに卵を入れてかき混ぜて・・・。少しずつこのナベの煮詰めた牛乳を入れていきます」
なるほど、アイスはこうやって作るのか。勉強になるな。
「ちょっと茶漉しのようなもので漉したいんですが、何か無いですかね?」
茶漉しか・・・。さすがに持ってないけど、無かったら作ればいいんだよね。【万物創造】は万能です。
「はい、これを使って下さい」
「これは、どうみても日本の茶漉しですね。こっちの世界にはこんな物もあるんですか?」
「いえ、今作りました」
「え?」
太郎さんが固まってしまった。
「太郎さん、この子はチートなので何でもありなの。気にしたら負けよ」
あ、久々にリーナさんに軽くディスられた気がする。
「そ、そうなんですね。さすがリョーマさんですね!
それで、後は冷やしたり、かき混ぜたりを繰り返します。かき混ぜが多い方がなめらかなアイスになりますよ」
「それもすぐできますよ」
そう言いながらボウルを受け取り【収納】に入れる。【収納】の中で冷やしながらかき混ぜてっと。
「はい、できました!」
「おー、確かにアイスだね! 美味しそう!」
「よし! 早速食べてみようぜ!」
静観を決め込んでいたジョージが一番にやってきた。まあ、良いんだけどね。
とりあえず、5人で試食タイムだ。
「美味い!」
「うん、美味しいわ!」
「ほんと、美味しいね!」
ジョージ、リーナさん、レミは大満足のようだ。
「ええ、確かに美味しいです。でも、まだちょっと足りない気がしますね・・・」
そんな中、太郎さんは少しお気に召さなかったみたいだ。太郎さんだけは、こっちの世界に来たばかりで日本の料理の味を忘れてないからだろうか? それともパティシエ(見習い)魂に火が付いたんだろうか?
「大丈夫です。作り方は教えてもらいましたので、今から究極のアイスを作りますよ!」
そう、今のは試作品。本番はここからである。
実は【万物創造】で料理を作る際、【料理】スキルを複合使用する事で味が良くなる事が分かっている。その【料理】スキルに【そして伝説へ】のスキルを使って・・・と。
《【料理】に【そして伝説へ】を使用しました。【料理】スキルが一時的に【伝説の料理人】スキルに進化しました》
なんじゃそりゃ! と思ったけど、とりあえず自分のスキルに突っ込みを入れても仕方ないので、そのままアイスを作る。
「さあ、できました! 同じ材料で伝説の料理人が作業工程をとことん追求した究極のアイスです!」
材料の分量から、温める温度・時間、そして冷やし方や混ぜ方。全てを最善の条件で作成された至高の一品である。隠し味にちょっとポーションも入っている。
「「「「!!!?」」」」
4人とも食べた瞬間固まってしまった。言葉にできない程、美味しかったらしい。
良かった。ミルクが帰ってくる前に何とか新作スイーツが完成したよ。
ここに残って頂いたのは他でもありません。
皆さんの知識を貸して頂きたいのです!」
俺は真面目な顔をして、集まったメンバーを見渡す。
場所は神殿の会議室。集まって貰ったメンバーはリーナさん、ジョージ、太郎さんとレミの4人だ。
深夜まで及んだ対策会議はミルクを王城に送り出し、一旦お開きになった。その後、こうして4人には残って貰った訳だ。
「僕の知恵で良ければ、いくらでもお貸しします」
「そうだね。私もいくらでも貸すよ」
太郎さんも、俺が恩人だと分かったレミも、俺の役に立てる事が嬉しいのか目がランランと輝いている。
「それで、どんな内容なのかしら?」
「おう、それを聞いてからじゃ無いと知恵を貸せるか分かんないな」
リーナさんとジョージは平常運転だ。
「そうですね。内容は、皆さんにしか相談出来ない事です。
実はミルクにお願いをする際、やる気を出させる為1つ約束をしてしまったんです。
・・・今までにないスイーツを作ると!」
そう、実はミルクと約束をしたものの、その中身までは考えていなかった。
「そこで、こうして年齢の近い皆さんに集まって貰ったんです。
前の世界の知識を貸して下さい!」
俺は深々と頭を下げる。
「なんだよ。どんな重要な話が飛び出すのかと思ったら、たかが新しいスイーツかよ。
緊張して損したぜ」
大丈夫、ジョージには最初から期待していないよ。約1年ワトソン商会にお菓子を卸してるのに、特に提案もなかったからね!
「ちょっと、ジョージ君。スイーツを甘く見たらダメよ。
貴方は今、少なくとも人類の半分。そう、全ての甘味好きの人を敵に回したのよ!」
いやいやリーナさん、さすがにそれは言い過ぎじゃないだろうか。
「そうだね! 会議の間も竜馬さん・・・リューマが作ったと言うお菓子を色々食べさせて貰ったけど、前世の懐かしい味だった。
その新作・・・、今からワクワクが止まらないよ」
うん。みんな深夜になってテンションもハイになってるんだろうか? そういえば俺もそろそろ眠いなぁ・・・。精神は大人でも、体が子供だからね。
「兎に角、そう言う事なので、今までに作ってないお菓子で、今までの材料でなんとか作れそうな物はないでしょうか?」
「えっと、良いですか?」
そこまで言ったところで、太郎さんがおずおずと手を上げた。
「はい! 太郎さん」
「実は僕、声が出なくても出来る仕事と言う事で、菓子職人を目指そうと思ってたんです。
もちろん喋れないと色々と弊害がありますけど、1人で黙々と作ることもできますし」
神だ。ここに神がいた。・・・ん? じゃあ、その神に神と慕われる俺は一体!? ああ、あまりに眠くて思考がおかしくなってきた。
「太郎さん、素晴らしいです。
何かオススメのスイーツはありますか?」
「そうですね・・・。まず今までにどんなものを作ったんですか?」
あ、そうか。そうだよね。今までに作った物が分からないと提案のしようがないよね。
「えっと、アメに始まりクッキーにホットケーキ、後はプリンにケーキですね。ケーキはショートケーキです」
「なるほど、チョコ系の物は無いんですか?」
そこは気になるところだよね。俺も食べたいチョコレート。
「残念ながら、近隣にカカオがないみたいで。将来的には探すつもりですけどね」
「そうなんですね。探すときは是非手伝わせて下さい!
でも、そうなると・・・。うーん」
太郎さんが悩んでしまった。
「あっ! アイスはどうかな? まだ作ってないんだよね?
この世界ってアイスがないんだよね。まあ、冷凍庫がないから当然かな」
すると、急に閃いたレミが発言する。
「あー。確かに。アイスは基本的に保存が効かないから後回しにしてたけど、仲間内で食べる分には問題ないですね。
でも、バニラが見つかってないんですよね」
「なるほど、アイスですか! 別にバニラがなくても美味しいアイスは作れますよ。
牛乳、砂糖、卵はありますか? 基本はそれだけで作れます」
どうやら、太郎さんが見本を見せてくれるみたいだ。俺は【収納】から言われた材料と、調理器具を取り出す。
「ありがとうございます。まずは牛乳と砂糖をナベに入れて・・・。これが半分くらいの量になるまで焦がさないように煮詰めます」
「あ、それならすぐですよ」
そう言いながら、1度ナベを受け取り【収納】に入れる。そして【万物創造】を発動っと。
「こんな感じでしょうか?」
「す、すごいですね! 完璧です。まるで料理番組の、2時間おいたものがこちらですみたいな・・・!?
はっ! 感動している場合じゃないですね。次はボウルに卵を入れてかき混ぜて・・・。少しずつこのナベの煮詰めた牛乳を入れていきます」
なるほど、アイスはこうやって作るのか。勉強になるな。
「ちょっと茶漉しのようなもので漉したいんですが、何か無いですかね?」
茶漉しか・・・。さすがに持ってないけど、無かったら作ればいいんだよね。【万物創造】は万能です。
「はい、これを使って下さい」
「これは、どうみても日本の茶漉しですね。こっちの世界にはこんな物もあるんですか?」
「いえ、今作りました」
「え?」
太郎さんが固まってしまった。
「太郎さん、この子はチートなので何でもありなの。気にしたら負けよ」
あ、久々にリーナさんに軽くディスられた気がする。
「そ、そうなんですね。さすがリョーマさんですね!
それで、後は冷やしたり、かき混ぜたりを繰り返します。かき混ぜが多い方がなめらかなアイスになりますよ」
「それもすぐできますよ」
そう言いながらボウルを受け取り【収納】に入れる。【収納】の中で冷やしながらかき混ぜてっと。
「はい、できました!」
「おー、確かにアイスだね! 美味しそう!」
「よし! 早速食べてみようぜ!」
静観を決め込んでいたジョージが一番にやってきた。まあ、良いんだけどね。
とりあえず、5人で試食タイムだ。
「美味い!」
「うん、美味しいわ!」
「ほんと、美味しいね!」
ジョージ、リーナさん、レミは大満足のようだ。
「ええ、確かに美味しいです。でも、まだちょっと足りない気がしますね・・・」
そんな中、太郎さんは少しお気に召さなかったみたいだ。太郎さんだけは、こっちの世界に来たばかりで日本の料理の味を忘れてないからだろうか? それともパティシエ(見習い)魂に火が付いたんだろうか?
「大丈夫です。作り方は教えてもらいましたので、今から究極のアイスを作りますよ!」
そう、今のは試作品。本番はここからである。
実は【万物創造】で料理を作る際、【料理】スキルを複合使用する事で味が良くなる事が分かっている。その【料理】スキルに【そして伝説へ】のスキルを使って・・・と。
《【料理】に【そして伝説へ】を使用しました。【料理】スキルが一時的に【伝説の料理人】スキルに進化しました》
なんじゃそりゃ! と思ったけど、とりあえず自分のスキルに突っ込みを入れても仕方ないので、そのままアイスを作る。
「さあ、できました! 同じ材料で伝説の料理人が作業工程をとことん追求した究極のアイスです!」
材料の分量から、温める温度・時間、そして冷やし方や混ぜ方。全てを最善の条件で作成された至高の一品である。隠し味にちょっとポーションも入っている。
「「「「!!!?」」」」
4人とも食べた瞬間固まってしまった。言葉にできない程、美味しかったらしい。
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