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第3章 王都騒乱編
第20話 あなたが神か!
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「おはようございます」
いきなり暴れないと良いけど。そんな事を考えながら勇者太郎に声をかける。どう呼べば良いかな? 一応年上だし、太郎さんかな?
「えっと、太郎さんですよね? 驚かせてしまってすみません」
俺がそう言うと、太郎さんはコクリと頷く。ちなみに、太郎さんは身長が多分170センチ弱で短髪。どこにでもありそうな高校の制服を着ている。イケメンでもブサメンでもない普通の顔をしている。
「すみません。私の愚姉たちが迷惑をかけてしまいましたね。
私の名はリーナ。一応、この国の王女です。そして黒い空間に呼ばれた7人の内の1人でもあります。
大変申し訳ありませんが、貴方を拉致させて頂きました」
リーナさんがそう説明すると、太郎さんは驚いた顔をするけど、声は出さない。それにしてもリーナさんの丁寧な言葉を久々に聞いた気がする。
「あれ、驚きすぎて声が出ないんですかね?
申し遅れましたが、僕はリョーマと言います」
僕も自己紹介をするが反応が無い。ちょっと困った顔をしているような気がする。
「あ、ごめんなさい。忘れてたわ。
太郎さんは【鑑定】の結果、状態異常:沈黙(永続)ってなってたんだわ」
その説明を聞き、太郎さんは更に驚く。俺も【鑑定】したけど、表示されていなかったので、【鑑定偽装】で隠していたんだろう。リーナさん、知ってたなら先に教えといて欲しかった。
「なるほど、それだったら話は早いです。
とりあえず、その状態異常を解除したら良いんですよね?」
「そうね。リョーマお願い出来るかしら?」
「ええ、任せて下さい」
【回復魔法】のスキルが10の俺にかかれば治せない状態異常は存在しない。ぶっちゃけ死んでも時間がそんなに経ってなかったら復活させる事も可能だと思う。うん、チート。
俺が手をかざすと、太郎さんの喉もとが光に包まれる。ついでに悪そうなところは全部治しておこう。
「さあ、もう声が出るはずですよ? どうですか?」
「ぇ・・・。あっ・・・!
出る・・・。声が出る!」
無事に喋れるようになったようだ。久しぶりの発声だと思うけど、魔法の効果かすぐに喋れるようだ。良かった良かった。何て思っていると、
「あ、あなたが神かっ!」
急に俺の肩をガシッと掴み、そんな事を言われた。
「ちょ、ちょっと落ち着いて下さい。
レベル80の力でガシッと掴まれると少しだけ痛いです」
ほんの少しだけどね。
「あっ、ごめん。まさか声が出るようになるなんて思って無かったんで・・・。
でも、すごいですね。この世界の人はみんなこんな事ができるんですか?」
「いや、残念だけど、この子が特別なの。
この子を除くこの世界の最高の神官や巫女でも、大けがを治す事は出来ても、部位欠損や永続の状態異常は治せないわ」
リーナさん、既に言葉遣いが俺たちと話す感じに戻っている。
「やっぱり、あなたが神かっ!」
またガシッと掴まれた。
「太郎さんはそのセリフ言いたいだけですよね?」
「そんな事はないですよ。言ってみたいセリフだったのはあるけど、僕からしたらもう二度と喋る事はできないだろうと諦めてたのに・・・また声が出せるなんて、奇跡以外の何物でもない。神のみわざです。ありがたや、ありがたや」
何か拝まれてる。太郎さんは少し時間僕を拝んでから、話始める。
「えっと、それで聞きたい事が色々とあるんですが、そもそも何で偽装しているはずの僕のステータスがばれてるんですか?」
「ああ、それは私のスキルよ。【絶対鑑定】。どんなステータスでも絶対に【鑑定】できるの。だから偽装していても無駄なのよ」
「へえ、この世界にはそんなスキルがあるんですね。だからレベルもバレてたんですね。勉強になります。
じゃあ、【鑑定偽装】と言ってもそんなに大したスキルじゃないんですかね?」
大したスキルじゃないかどうかと言われたら、結構凄いスキルだと思う。大した事ないのはジョージの【酔拳】みたいなスキルの事を言うと思うんだ。
「そうでもないわ。現にリョーマは【鑑定】スキル10だけど、それでも【鑑定】できなかったのよね?」
「はい」
「なら安心ね。【絶対鑑定】はレジェンドスキルだから、世界中を探しても持っている人は数人だと思うわ」
ユニークスキルじゃないので、複数人が持っている可能性はあるけど、最近の人類は弱体化してるらしいから持ってる人は居ない可能性もあるかな。
「え? スキルレベルって5が最大じゃないんですか? お城ではそう教えられたんですが・・・」
「世間一般的にはそう言われているわ。私もリョーマと出会うまではレベル5が上限だと思ってたもの。
けどね・・・この世界のスキルの上限は実は10なの。単純に、今の人類でレベル5を超えられる人が居ないだけね」
「え? でもリョーマさんはスキルレベル10なんですよね? リョーマさん・・・やっぱり、あなたは神かっ!」
「神じゃないですよ。前世の記憶は持っていますが、普通の人間です」
「普通の人はスキル何十個もレベル10で所持してないから安心していいわよ。チートもチート、大チート野郎よ」
「なるほど神に限りなく近い何かって事で納得しておきます」
納得しないで下さい。
「それと前世の記憶を持ってるって話ですが、転生者って事でしょうか?」
そうだった。まずはそこから説明しないとね。
「えっと、まず黒い空間で神様・・・僕たちは自称神様と呼んでいますが、そこで使命を与えられた7人を異邦人と呼んでいます」
「自称神様ですか・・・。なるほど、確かに胡散臭そうな神様でしたし、言い得て妙ですね。
僕も第一印象で信用できないと感じました」
太郎さんは中々鋭いところがあるのかも知れない。いや、普通の感覚を持っていたら胡散臭いと感じるのかな?
「そして、今この屋敷・・・ここは神殿の神官長ゼムス様の屋敷なんですけど、ここに昨日勇者召喚された3人以外の4人の異邦人が揃っています。神殿とかについてはまた説明しますね」
「ここにリョーマさんとリーナさん以外の2人も居るんですね」
やっぱり普通に考えたら俺も仲間だと思うよね。
「すみません。僕は前世の記憶は持っていますが、異邦人ではないので正確には後3人います。
僕は完全に別口で転生してきました」
「完全に別口・・・やっぱり神の使いとか!?」
神から、神の使いにランクダウンした!
「いえ、そんなんじゃありません。生まれた時にちょっと女神様から【神託】はありましたけど、多分違います?」
「若干疑問形なのね。でも世界を救う男なんでしょ? ある意味神の使いなんじゃない?」
リーナさん、ニヤニヤしながらそう言うの止めて下さい! 世界を救うと断言はされていなかったはずです。
「えっと、とにかく簡単に説明するとそんな感じですね。
後、問答無用で誘拐してしまって申し訳ありませんでした」
やったのは俺じゃないけど、一応謝っておこう。
「いやいや、僕もどうやってお城から脱出するか考えてたので丁度良かったですよ。
僕を召喚した人たち、どう見ても怪しかったですしね。残念系異世界召喚だと確信してました」
残念系異世界召喚か、確かに国家転覆? クーデター? の駒として召喚されたんだから、残念系なんだろうな。
「そう言ってもらえると助かるわ。勝手に連れて来てしまって、ちょっと申し訳なかったのよ。
でも私たちは簡単に信じて大丈夫なの?」
「それはもう、リョーマさんは僕の神様ですからね!」
そのネタはもういいよ!
いきなり暴れないと良いけど。そんな事を考えながら勇者太郎に声をかける。どう呼べば良いかな? 一応年上だし、太郎さんかな?
「えっと、太郎さんですよね? 驚かせてしまってすみません」
俺がそう言うと、太郎さんはコクリと頷く。ちなみに、太郎さんは身長が多分170センチ弱で短髪。どこにでもありそうな高校の制服を着ている。イケメンでもブサメンでもない普通の顔をしている。
「すみません。私の愚姉たちが迷惑をかけてしまいましたね。
私の名はリーナ。一応、この国の王女です。そして黒い空間に呼ばれた7人の内の1人でもあります。
大変申し訳ありませんが、貴方を拉致させて頂きました」
リーナさんがそう説明すると、太郎さんは驚いた顔をするけど、声は出さない。それにしてもリーナさんの丁寧な言葉を久々に聞いた気がする。
「あれ、驚きすぎて声が出ないんですかね?
申し遅れましたが、僕はリョーマと言います」
僕も自己紹介をするが反応が無い。ちょっと困った顔をしているような気がする。
「あ、ごめんなさい。忘れてたわ。
太郎さんは【鑑定】の結果、状態異常:沈黙(永続)ってなってたんだわ」
その説明を聞き、太郎さんは更に驚く。俺も【鑑定】したけど、表示されていなかったので、【鑑定偽装】で隠していたんだろう。リーナさん、知ってたなら先に教えといて欲しかった。
「なるほど、それだったら話は早いです。
とりあえず、その状態異常を解除したら良いんですよね?」
「そうね。リョーマお願い出来るかしら?」
「ええ、任せて下さい」
【回復魔法】のスキルが10の俺にかかれば治せない状態異常は存在しない。ぶっちゃけ死んでも時間がそんなに経ってなかったら復活させる事も可能だと思う。うん、チート。
俺が手をかざすと、太郎さんの喉もとが光に包まれる。ついでに悪そうなところは全部治しておこう。
「さあ、もう声が出るはずですよ? どうですか?」
「ぇ・・・。あっ・・・!
出る・・・。声が出る!」
無事に喋れるようになったようだ。久しぶりの発声だと思うけど、魔法の効果かすぐに喋れるようだ。良かった良かった。何て思っていると、
「あ、あなたが神かっ!」
急に俺の肩をガシッと掴み、そんな事を言われた。
「ちょ、ちょっと落ち着いて下さい。
レベル80の力でガシッと掴まれると少しだけ痛いです」
ほんの少しだけどね。
「あっ、ごめん。まさか声が出るようになるなんて思って無かったんで・・・。
でも、すごいですね。この世界の人はみんなこんな事ができるんですか?」
「いや、残念だけど、この子が特別なの。
この子を除くこの世界の最高の神官や巫女でも、大けがを治す事は出来ても、部位欠損や永続の状態異常は治せないわ」
リーナさん、既に言葉遣いが俺たちと話す感じに戻っている。
「やっぱり、あなたが神かっ!」
またガシッと掴まれた。
「太郎さんはそのセリフ言いたいだけですよね?」
「そんな事はないですよ。言ってみたいセリフだったのはあるけど、僕からしたらもう二度と喋る事はできないだろうと諦めてたのに・・・また声が出せるなんて、奇跡以外の何物でもない。神のみわざです。ありがたや、ありがたや」
何か拝まれてる。太郎さんは少し時間僕を拝んでから、話始める。
「えっと、それで聞きたい事が色々とあるんですが、そもそも何で偽装しているはずの僕のステータスがばれてるんですか?」
「ああ、それは私のスキルよ。【絶対鑑定】。どんなステータスでも絶対に【鑑定】できるの。だから偽装していても無駄なのよ」
「へえ、この世界にはそんなスキルがあるんですね。だからレベルもバレてたんですね。勉強になります。
じゃあ、【鑑定偽装】と言ってもそんなに大したスキルじゃないんですかね?」
大したスキルじゃないかどうかと言われたら、結構凄いスキルだと思う。大した事ないのはジョージの【酔拳】みたいなスキルの事を言うと思うんだ。
「そうでもないわ。現にリョーマは【鑑定】スキル10だけど、それでも【鑑定】できなかったのよね?」
「はい」
「なら安心ね。【絶対鑑定】はレジェンドスキルだから、世界中を探しても持っている人は数人だと思うわ」
ユニークスキルじゃないので、複数人が持っている可能性はあるけど、最近の人類は弱体化してるらしいから持ってる人は居ない可能性もあるかな。
「え? スキルレベルって5が最大じゃないんですか? お城ではそう教えられたんですが・・・」
「世間一般的にはそう言われているわ。私もリョーマと出会うまではレベル5が上限だと思ってたもの。
けどね・・・この世界のスキルの上限は実は10なの。単純に、今の人類でレベル5を超えられる人が居ないだけね」
「え? でもリョーマさんはスキルレベル10なんですよね? リョーマさん・・・やっぱり、あなたは神かっ!」
「神じゃないですよ。前世の記憶は持っていますが、普通の人間です」
「普通の人はスキル何十個もレベル10で所持してないから安心していいわよ。チートもチート、大チート野郎よ」
「なるほど神に限りなく近い何かって事で納得しておきます」
納得しないで下さい。
「それと前世の記憶を持ってるって話ですが、転生者って事でしょうか?」
そうだった。まずはそこから説明しないとね。
「えっと、まず黒い空間で神様・・・僕たちは自称神様と呼んでいますが、そこで使命を与えられた7人を異邦人と呼んでいます」
「自称神様ですか・・・。なるほど、確かに胡散臭そうな神様でしたし、言い得て妙ですね。
僕も第一印象で信用できないと感じました」
太郎さんは中々鋭いところがあるのかも知れない。いや、普通の感覚を持っていたら胡散臭いと感じるのかな?
「そして、今この屋敷・・・ここは神殿の神官長ゼムス様の屋敷なんですけど、ここに昨日勇者召喚された3人以外の4人の異邦人が揃っています。神殿とかについてはまた説明しますね」
「ここにリョーマさんとリーナさん以外の2人も居るんですね」
やっぱり普通に考えたら俺も仲間だと思うよね。
「すみません。僕は前世の記憶は持っていますが、異邦人ではないので正確には後3人います。
僕は完全に別口で転生してきました」
「完全に別口・・・やっぱり神の使いとか!?」
神から、神の使いにランクダウンした!
「いえ、そんなんじゃありません。生まれた時にちょっと女神様から【神託】はありましたけど、多分違います?」
「若干疑問形なのね。でも世界を救う男なんでしょ? ある意味神の使いなんじゃない?」
リーナさん、ニヤニヤしながらそう言うの止めて下さい! 世界を救うと断言はされていなかったはずです。
「えっと、とにかく簡単に説明するとそんな感じですね。
後、問答無用で誘拐してしまって申し訳ありませんでした」
やったのは俺じゃないけど、一応謝っておこう。
「いやいや、僕もどうやってお城から脱出するか考えてたので丁度良かったですよ。
僕を召喚した人たち、どう見ても怪しかったですしね。残念系異世界召喚だと確信してました」
残念系異世界召喚か、確かに国家転覆? クーデター? の駒として召喚されたんだから、残念系なんだろうな。
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