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第3章 王都騒乱編
従話 ポチの冒険(10)
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我輩はポチ。前世はトラックにはねられて死んでしまった飼い犬だったのだ。
こちらの世界に転生して早7年、先日誕生日を迎えたのだ。
そして今年も体中をデコられたのだ。我輩、仲間達のオモチャじゃないのだ。だけど、結構楽しかったのだ。・・・クセになりそうなのだ? イヤなのにイヤじゃない・・・哲学なのだ。
この1年でご主人と何回もメッセージのやりとりができ、我輩のやる気も上がる一方なのだ。ダンジョン攻略もガンガン進んでるのだ。
このダンジョンが一体どこまで深いのかは分からないけど、この1年でかなり進んだのだ。最奥に何が待ってるか、それはまだ分からないのだ。
さて、今日もせっせとダンジョン攻略にいそしんでいたらリョーマ従魔団の頭脳、魔ドワーフのゴブ・リーンから【念話】が届いたのだ。
あ、リョーマ従魔団はこの1年でご主人とやりとりして付けた名前なのだ。カッコいいのだ。
〈ポチ殿、大きな次元の歪が発生したのじゃ。すぐこちらに来れるかの?〉
ゴブはこの1年、ダンジョン攻略にはたまにしか参加せず浅い階層で次元の歪について研究していたのだ。
〈分かったのだ。すぐに向かうのだ。他の5人にも連絡して欲しいのだ〉
ゴブにそう返して、【転移】したのだ。色々試して分かったけど、【転移】は一瞬で移動する訳ではなく、距離に応じて少し時間が経過するみたいなのだ。
とは言っても、攻略中の深層からゴブのいる浅い階層までせいぜい10秒程度なのだ。でも我輩が【転移】している間にみんなに連絡してもらえば効率的なのだ。
ちなみに、他の5人と言うのは我輩の直轄、アースドラゴンのアドラン、精霊のジン、魔エルフのマルフ、ケット・シーのタマ、そしてアークデーモンのアクモンなのだ。
「ゴブ待たせたのだ。次元の歪が発生したのだ?」
「おお、待っていたのじゃ。こっちじゃ。未だかつてない大きな歪が発生しておる」
そう言われて、ゴブの指さした方をみると空中に何やら裂け目のようなモノができていたのだ。穴の中は虹色に輝いているのだ。
「これよ! ミルクが消えた時の次元の歪。1年前ミルクはこれに吸い込まれたの」
そう言って教えてくれたのは、1年前ご主人の元に旅立ったミルクとパーティーを組んでいた妖精のシルクなのだ。
「と言う事はこの歪に触れたら、ご主人の所に行けるのだ!?」
我輩はこの空間の裂け目に触れてみたい衝動に駆られたけど、仲間のみんなを置いて行くわけにはいかないのだ。
行かないけど・・・。行きたいのだ。
うー、でもダメなのだ。
でも、ちょっと触ってみるだけ・・・。
前足だけ・・・。
「あたし行かなきゃ! きっとミルク1人でさみしがってると思うの!」
我輩が葛藤していると、横からシルクが空間の裂け目に突っ込んでいく。
「あ! 先を越されたのだ! じゃなかったのだ。
待つのだ。危ないのだ! ミルクの時はたまたま上手く行っただけかもなのだ!」
そう言ってシルクを止めようと前足を伸ばしたのだ。だけど、一歩及ばずシルクは空間の裂け目に到達してしまったのだ。
シルクの体が揺らぎ消えて行く。一歩遅れて我輩の前足も空間の裂け目に届き・・・
───パーーン!
「ぬわぁぁー! なのだー!」
激しい音と共に、我輩だけ弾かれてしまったのだ。後ろに向かいゴロゴロと転がる我輩。物凄い力で弾かれたのだ。
「ふむ、どうやらポチ殿はレベルが高すぎて空間の裂け目を通れなかったようじゃな」
転がった我輩に向かい、冷静にそんな感想を漏らすゴブ・リーン。少しは心配してくれてもいいと思うのだ。
「殿、何遊んでるでござるか?」
丁度やってきたアドランに見られた。遊んでないのだ。
「遊んでないのだ。吹き飛ばされたのだ! どいつもこいつも我輩の心配をしてくれないのだ」
「フハハハ。誰もあの程度でポチ殿がダメージを負うとは思ってないのでな。仕方ないのじゃ。
そんな事より・・・。どうやらシルクは無事に結界の向こう側に着いたみたいじゃの」
手元の観測機? のようなモノを見ながらゴブ・リーンが状況を報告してくれる。そうか、無事に行けたなら良かったのだ。
しかし、まだ空間の裂け目はゆらゆらと虹色の光を放っているのだ。もうワンチャンあるのだ!? って我輩は先に行く訳にはいかないのだ!
「何が起こっているか分からぬが、どうやら今回の歪は長いようじゃの。
しかし、ワシらはレベルが高すぎて通れそうにないのう」
6人の直属の配下の中で一番レベルの低いゴブ・リーンでもレベル120以上あるのだ。ちなみに、シルクはレベル116くらいだったはずなのだ。
そのゴブ・リーンが恐る恐る空間の割れ目を触るが吸い込まれずに弾かれている。我輩、勢いよく触れたから勢いよく弾かれたのだ。軽く触ったくらいなら弾かれて転がる事はなさそうなのだ。
「ミルクとシルクはたまたま通れた可能性も否定できない。他の者は解析が終わらない内はこの歪で移動するのは控えた方がいいじゃろうな」
「そうするのだ。シルクは止められなかったけど、無理して犠牲を出しちゃダメなのだ。
いつか全員まとめてご主人の元に行くのだ」
「じゃが、折角の機会を無駄にするのも如何なものか・・・。
そうじゃ、この機にガルム部隊を主殿の所に送り込むかの」
なるほどなのだ。ガルムはゴーレムであり少し大きな歪でも送り出す事ができたのだ。今回規模の歪なら楽々送り出せそうなのだ。
「ご主人も相当強いはずだから心配ないとは思うけど、よろしくなのだ。
後、折角だからメッセージもいっぱい送るのだ!」
とりあえず、シルクがそっちに行った事、それとガルム部隊を送り出す事を送信なのだ。
「いや、ポチ殿。先日主殿から送られたメッセージを思い出すのじゃ」
先日のメッセージ? あ! ご主人は冬休みで実家に戻るから移動の間はガルムを【収納】にしまうって言ってたのだ。メッセージが届かないのだ!
「他のガルムにメッセージを持たせて、向かわせるしかないじゃろうな」
折角、リアルタイムでメッセージの送受信ができそうな状況だったけど、向こうのガルムが居ないとやり取りができないのだ。こんな状況は想定してなかったから仕方ないとはいえ、勿体ないのだ・・・。
そしてガルム2号にメッセージを持たせ、合計9体のガルム部隊を結界の外に送り込むことに成功したところで、空間の裂け目は消えてしまったのだ。
消える時に裂け目に向かって吸い込む力が働いていたので、1年前ミルクはこれに巻き込まれたと思われるのだ。
それにしても、今回のこの空間の揺らぎは、何が起こったのか分からないけど、悪い予感しかしないのだ。ご主人に悪いことが起きない事を祈るのだ・・・。
こちらの世界に転生して早7年、先日誕生日を迎えたのだ。
そして今年も体中をデコられたのだ。我輩、仲間達のオモチャじゃないのだ。だけど、結構楽しかったのだ。・・・クセになりそうなのだ? イヤなのにイヤじゃない・・・哲学なのだ。
この1年でご主人と何回もメッセージのやりとりができ、我輩のやる気も上がる一方なのだ。ダンジョン攻略もガンガン進んでるのだ。
このダンジョンが一体どこまで深いのかは分からないけど、この1年でかなり進んだのだ。最奥に何が待ってるか、それはまだ分からないのだ。
さて、今日もせっせとダンジョン攻略にいそしんでいたらリョーマ従魔団の頭脳、魔ドワーフのゴブ・リーンから【念話】が届いたのだ。
あ、リョーマ従魔団はこの1年でご主人とやりとりして付けた名前なのだ。カッコいいのだ。
〈ポチ殿、大きな次元の歪が発生したのじゃ。すぐこちらに来れるかの?〉
ゴブはこの1年、ダンジョン攻略にはたまにしか参加せず浅い階層で次元の歪について研究していたのだ。
〈分かったのだ。すぐに向かうのだ。他の5人にも連絡して欲しいのだ〉
ゴブにそう返して、【転移】したのだ。色々試して分かったけど、【転移】は一瞬で移動する訳ではなく、距離に応じて少し時間が経過するみたいなのだ。
とは言っても、攻略中の深層からゴブのいる浅い階層までせいぜい10秒程度なのだ。でも我輩が【転移】している間にみんなに連絡してもらえば効率的なのだ。
ちなみに、他の5人と言うのは我輩の直轄、アースドラゴンのアドラン、精霊のジン、魔エルフのマルフ、ケット・シーのタマ、そしてアークデーモンのアクモンなのだ。
「ゴブ待たせたのだ。次元の歪が発生したのだ?」
「おお、待っていたのじゃ。こっちじゃ。未だかつてない大きな歪が発生しておる」
そう言われて、ゴブの指さした方をみると空中に何やら裂け目のようなモノができていたのだ。穴の中は虹色に輝いているのだ。
「これよ! ミルクが消えた時の次元の歪。1年前ミルクはこれに吸い込まれたの」
そう言って教えてくれたのは、1年前ご主人の元に旅立ったミルクとパーティーを組んでいた妖精のシルクなのだ。
「と言う事はこの歪に触れたら、ご主人の所に行けるのだ!?」
我輩はこの空間の裂け目に触れてみたい衝動に駆られたけど、仲間のみんなを置いて行くわけにはいかないのだ。
行かないけど・・・。行きたいのだ。
うー、でもダメなのだ。
でも、ちょっと触ってみるだけ・・・。
前足だけ・・・。
「あたし行かなきゃ! きっとミルク1人でさみしがってると思うの!」
我輩が葛藤していると、横からシルクが空間の裂け目に突っ込んでいく。
「あ! 先を越されたのだ! じゃなかったのだ。
待つのだ。危ないのだ! ミルクの時はたまたま上手く行っただけかもなのだ!」
そう言ってシルクを止めようと前足を伸ばしたのだ。だけど、一歩及ばずシルクは空間の裂け目に到達してしまったのだ。
シルクの体が揺らぎ消えて行く。一歩遅れて我輩の前足も空間の裂け目に届き・・・
───パーーン!
「ぬわぁぁー! なのだー!」
激しい音と共に、我輩だけ弾かれてしまったのだ。後ろに向かいゴロゴロと転がる我輩。物凄い力で弾かれたのだ。
「ふむ、どうやらポチ殿はレベルが高すぎて空間の裂け目を通れなかったようじゃな」
転がった我輩に向かい、冷静にそんな感想を漏らすゴブ・リーン。少しは心配してくれてもいいと思うのだ。
「殿、何遊んでるでござるか?」
丁度やってきたアドランに見られた。遊んでないのだ。
「遊んでないのだ。吹き飛ばされたのだ! どいつもこいつも我輩の心配をしてくれないのだ」
「フハハハ。誰もあの程度でポチ殿がダメージを負うとは思ってないのでな。仕方ないのじゃ。
そんな事より・・・。どうやらシルクは無事に結界の向こう側に着いたみたいじゃの」
手元の観測機? のようなモノを見ながらゴブ・リーンが状況を報告してくれる。そうか、無事に行けたなら良かったのだ。
しかし、まだ空間の裂け目はゆらゆらと虹色の光を放っているのだ。もうワンチャンあるのだ!? って我輩は先に行く訳にはいかないのだ!
「何が起こっているか分からぬが、どうやら今回の歪は長いようじゃの。
しかし、ワシらはレベルが高すぎて通れそうにないのう」
6人の直属の配下の中で一番レベルの低いゴブ・リーンでもレベル120以上あるのだ。ちなみに、シルクはレベル116くらいだったはずなのだ。
そのゴブ・リーンが恐る恐る空間の割れ目を触るが吸い込まれずに弾かれている。我輩、勢いよく触れたから勢いよく弾かれたのだ。軽く触ったくらいなら弾かれて転がる事はなさそうなのだ。
「ミルクとシルクはたまたま通れた可能性も否定できない。他の者は解析が終わらない内はこの歪で移動するのは控えた方がいいじゃろうな」
「そうするのだ。シルクは止められなかったけど、無理して犠牲を出しちゃダメなのだ。
いつか全員まとめてご主人の元に行くのだ」
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そうじゃ、この機にガルム部隊を主殿の所に送り込むかの」
なるほどなのだ。ガルムはゴーレムであり少し大きな歪でも送り出す事ができたのだ。今回規模の歪なら楽々送り出せそうなのだ。
「ご主人も相当強いはずだから心配ないとは思うけど、よろしくなのだ。
後、折角だからメッセージもいっぱい送るのだ!」
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ポチは今まで通り更新しますので、ご心配なく!
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