4 / 159
プロローグ
従話 ポチの冒険(1)
しおりを挟む
我輩はポチ。この世界に転生して1週間になる元イヌなのだ。この世界では魔物として生をうけたのだ。名前はまだない。
ポチと名乗っておいて名前がまだないとはコレいかに。哲学なのだ。
さて、さっきも言ったように我輩が転生して今日で1週間になるのだ。我輩を転生させてくれた女神様の推測が正しければ、そろそろ前世のご主人が亡くなる頃だと思うのだ。
ん? ご主人が亡くなるのを喜ぶ我輩は悪い子なのだ? でも転生ができるから問題ないのだ? 分からないのだ。哲学なのだ。
ご主人は我輩の依頼を受けて、この世界に転生してくれるだろうか? それだけが心配なのだ。あの優しいご主人の事だから、きっと来てくれると信じているのだ。だから、この世界で会えたらまずは巻き込んで殺してしまった事を謝り、そしてこの世界で一緒に生きていくのだ。
その為の策として、女神様はご主人に【テイマー】のスキルを付与して我輩を従魔登録する事を提案してくれたのだ。
勿論、我輩は二つ返事で了承して、この世界に転生することにしたのだ。サービスでこの世界でご主人に会えるまで生き抜けるようにスキルを貰ったし、もう少し育って親離れが出来たら直ぐにでもご主人を探しに行こう。その為にも早くこの環境で生きていけるだけの力を付けないといけないのだ。
この世界の母親が言うには、ここはダンジョンと呼ばれる場所の中なのだ。強力な魔物がひしめき合う魔境だ。我輩はまだ喋れる事は出来ないが、母親が色々と説明をしてくれたのだ。
それで、この辺りは母親のテリトリーと言うやつらしく、他の強力な魔物は寄り付かない。やって来るのは知性のない雑魚くらいなのだ。その雑魚を母親がサクッと倒すと、我輩の食事になる。
だけど、今日は珍しく雑魚魔物が中々現れなかったのだ。母親は仕方なく、食事を探す為に出掛けて行った。ついでに用事も済ませて来るので、決してこの部屋からは出ないようにと釘を刺されている。なので今は我輩一匹だけである。兄弟は居なかった。多胎の種族では無いようなのだ。
さて、母親はこの部屋から出るなとは言っていたが、散歩好きの我輩としては、生まれて1週間ずっとこの部屋で過ごしていて、そろそろ限界なのだ。ちょっとくらい外を見学してみたいと思うのだ。いいかな? いいよね?
思い立ったが吉日と言うし、我輩は何種類かある部屋の出入口の中でも一番小さな穴を選んで出てみることにするのだ。
暫く一本道よようなのだ。迷わなくていい。周りは我輩の生まれた部屋と同じで岩しかない殺風景だけど、歩き回れるのは素晴らしいのだ。鼻歌交じりにどんどん進んでしまう。ふんふーん。
もしも魔物と出会っても、この穴から我輩の生まれた部屋に迷い込んで食事になってくれていた雑魚程度なら多分問題ないのだ。我輩はまだレベル1だけど、そこそこのステータスがあるし、【鑑定】のスキルで確認した範囲では、餌になったのは我輩よりステータスの低い魔物ばかりだった。
そう、我輩は【鑑定】のスキルを持っているのだ! 女神様が便利スキル詰め合わせと言って付与してくれた中に入っていた。スキルランクはスーパーレアとなっていたので、ホントは簡単に手に入るスキルではなさそう。女神様には感謝、感謝なのだ。
他にも何種類かのスキルの詰め合わせだったけど、その説明は追々するのだ。女神様が便利スキルと言うだけあって、便利なスキルばかりであるのだ。
そろそろ歩き始めて15分くらいになるけど、ずっと一本道で、特に魔物とも遭遇していない。平和なものなのだ。
今回は散歩がしたかっただけであるので、そろそろ引き返そかの?
ドサっ
我輩がそう思っていたら、急に背後から何かが落ちる音がした。我輩はギギギと効果音が付きそうな感じで振り返る。
そこには我輩より大きなカマキリが居た。あぁ、これはアカン奴なのだ。本能でそう感じつつも、急いで【鑑定】を発動する。
・基本情報
種族:キラーマンティス
ランク:C
レベル:12
ランクC! 今まで我輩の生まれた部屋に迷い込んでくる魔物はランクEがほとんど、ごく稀にDくらいだったのだ。ランクCは初めて見る。唯一の救いがあるとしたらレベルが低い事。多分進化したばかりなのだ。それでも続けて【鑑定】したキラーマンティスのステータスは我輩より軒並み高いし、スキルも色々と持っていた。
この辺りの魔物が居なかったのは、こいつの影響なのだ? 何となくそんな気がするのだ。こいつが進化して、この辺りの魔物より頭ひとつ抜き出て乱獲したのだ。そんな事を考えて現実逃避してたけど、相手は待ってくれないようで、既に臨戦態勢なのだ。
さて困ったのだ。相手は我輩より格上だし、退路も塞がれている。逆方向に逃げるのも、何があるか分からないこの状況では、リスクが高いのだ。何とか倒すか、振り切るかして、部屋に帰るしかないのか……。
そう考えて、我輩も前足に力を入れて相手を睨みつけ、臨戦態勢を取る。
我輩が臨戦態勢を取った途端に、キラーマンティスが腕 (鎌)を振る。何か嫌な予感がするので我輩は横に避ける。すると我輩ギリギリのところを何かが通り過ぎて行く感覚があり、次の瞬間に肩の部分が切り裂かれた。メッチャ痛いのだ! これがさっき【鑑定】した時に見えた【かまいたち】ってスキルか? 見えない刃はヤバすぎるのだ!
その後も我輩は防戦一方だった。キラーマンティスが鎌を振る。我輩は何とか避ける。たまに見えない刃が我輩の体を切り裂く。その繰り返しだった。
何とかしてキラーマンティスの横を抜けて後ろに抜けたいが、そんな隙もないのだ。
ヤバい、ヤバすぎるのだ。血を流し過ぎて、少し意識が朦朧として来たのだ。
このままじゃ、ご主人が転生してくる前に我輩はまた死んでしまうのだ。笑い話にもならない。種族のデフォルトスキルで【自己再生】と言うのがあったので発動はしているけど、スキルレベル1だと効果は薄いのだ。
そんな我輩の思いなどお構いなしに、キラーマンティスは勝利を確信して、我輩に近付いてくる。きっと直接攻撃でトドメを刺すつもりなのだ!
逃げたいけど、我輩は傷付きすぎて既に動く気力もないのだ。そしてキラーマンティスが鎌を振り上げる。
そして振り下ろされる鎌。その光景がスローモーションとなり、我輩に向かう。
あぁ、ご主人すまないのだ。我輩が母親の言いつけを破って散歩に出たばっかりに、ご主人を待つ間に死んでしまうのだ。
死ぬ瞬間は走馬灯が流れると言うけど、そもそも生まれて1週間、生まれた部屋と母親、それと目の前のキラーマンティスしか見ていない我輩には関係ないのだ。走馬灯で見るまでもない……。
死ぬのは怖いから、そんな感じで現実逃避していたけど、一向に我輩の体が切り裂かれる事はない。アレ? とか思っていると、頭の中に声が響いた。これは便利スキルの一つ【アナウンス】なのだ。
《従魔契約が成立しました。名称ポチを取得、ネームド効果でステータスが向上しました。マスターのスキル効果により、ステータスが向上しました。マスターのスキル効果により回復力が向上しました》
怒涛の勢いで【アナウンス】が流れた後、急に力が漲ってきた。何と傷口も凄い勢いで塞がっていくのだ!
来たのだ! ご主人がこの世界に来たのだ! メチャ嬉しいのだ! こんな虫を相手にしてる場合ではないのだ! のだ!
急に力が湧いてきた我輩は、未だにスローモーションに見えるカマキリに向けて前脚を振るう。すると先程まで苦戦したいたのが嘘の様に、サクッと相手の体が真っ二つになったのだ。そして流れる【アナウンス】。
《キラーマンティスを倒して経験値を獲得しました。
マスターのスキル効果により追加で経験値を獲得しました。
従魔契約により、経験値の一部をマスターに譲渡しました。
レベルが上がりました。
レベルが上がりました。
レベルが上がりました。
レベルが上がりました。
レベルが上がりました。
レベルが上がりました。
レベルが上がりました。
レベルが上がりました。
レベルが上がりました。
レベルが10になりました》
何か物凄い勢いでレベルが上がったのだ。そしてそんな事より、ご主人がどこに転生したかは分からないけど、我輩が稼いだ経験値は一部がご主人に献上されるようなのだ! これはどんどん稼いで、ご主人にも強くなって貰うしかないのだ! うー、テンション上がるのだ!
こうして我輩の物語は幕を開けた。
我輩はポチ。今世での名もポチであるのだ。
ポチと名乗っておいて名前がまだないとはコレいかに。哲学なのだ。
さて、さっきも言ったように我輩が転生して今日で1週間になるのだ。我輩を転生させてくれた女神様の推測が正しければ、そろそろ前世のご主人が亡くなる頃だと思うのだ。
ん? ご主人が亡くなるのを喜ぶ我輩は悪い子なのだ? でも転生ができるから問題ないのだ? 分からないのだ。哲学なのだ。
ご主人は我輩の依頼を受けて、この世界に転生してくれるだろうか? それだけが心配なのだ。あの優しいご主人の事だから、きっと来てくれると信じているのだ。だから、この世界で会えたらまずは巻き込んで殺してしまった事を謝り、そしてこの世界で一緒に生きていくのだ。
その為の策として、女神様はご主人に【テイマー】のスキルを付与して我輩を従魔登録する事を提案してくれたのだ。
勿論、我輩は二つ返事で了承して、この世界に転生することにしたのだ。サービスでこの世界でご主人に会えるまで生き抜けるようにスキルを貰ったし、もう少し育って親離れが出来たら直ぐにでもご主人を探しに行こう。その為にも早くこの環境で生きていけるだけの力を付けないといけないのだ。
この世界の母親が言うには、ここはダンジョンと呼ばれる場所の中なのだ。強力な魔物がひしめき合う魔境だ。我輩はまだ喋れる事は出来ないが、母親が色々と説明をしてくれたのだ。
それで、この辺りは母親のテリトリーと言うやつらしく、他の強力な魔物は寄り付かない。やって来るのは知性のない雑魚くらいなのだ。その雑魚を母親がサクッと倒すと、我輩の食事になる。
だけど、今日は珍しく雑魚魔物が中々現れなかったのだ。母親は仕方なく、食事を探す為に出掛けて行った。ついでに用事も済ませて来るので、決してこの部屋からは出ないようにと釘を刺されている。なので今は我輩一匹だけである。兄弟は居なかった。多胎の種族では無いようなのだ。
さて、母親はこの部屋から出るなとは言っていたが、散歩好きの我輩としては、生まれて1週間ずっとこの部屋で過ごしていて、そろそろ限界なのだ。ちょっとくらい外を見学してみたいと思うのだ。いいかな? いいよね?
思い立ったが吉日と言うし、我輩は何種類かある部屋の出入口の中でも一番小さな穴を選んで出てみることにするのだ。
暫く一本道よようなのだ。迷わなくていい。周りは我輩の生まれた部屋と同じで岩しかない殺風景だけど、歩き回れるのは素晴らしいのだ。鼻歌交じりにどんどん進んでしまう。ふんふーん。
もしも魔物と出会っても、この穴から我輩の生まれた部屋に迷い込んで食事になってくれていた雑魚程度なら多分問題ないのだ。我輩はまだレベル1だけど、そこそこのステータスがあるし、【鑑定】のスキルで確認した範囲では、餌になったのは我輩よりステータスの低い魔物ばかりだった。
そう、我輩は【鑑定】のスキルを持っているのだ! 女神様が便利スキル詰め合わせと言って付与してくれた中に入っていた。スキルランクはスーパーレアとなっていたので、ホントは簡単に手に入るスキルではなさそう。女神様には感謝、感謝なのだ。
他にも何種類かのスキルの詰め合わせだったけど、その説明は追々するのだ。女神様が便利スキルと言うだけあって、便利なスキルばかりであるのだ。
そろそろ歩き始めて15分くらいになるけど、ずっと一本道で、特に魔物とも遭遇していない。平和なものなのだ。
今回は散歩がしたかっただけであるので、そろそろ引き返そかの?
ドサっ
我輩がそう思っていたら、急に背後から何かが落ちる音がした。我輩はギギギと効果音が付きそうな感じで振り返る。
そこには我輩より大きなカマキリが居た。あぁ、これはアカン奴なのだ。本能でそう感じつつも、急いで【鑑定】を発動する。
・基本情報
種族:キラーマンティス
ランク:C
レベル:12
ランクC! 今まで我輩の生まれた部屋に迷い込んでくる魔物はランクEがほとんど、ごく稀にDくらいだったのだ。ランクCは初めて見る。唯一の救いがあるとしたらレベルが低い事。多分進化したばかりなのだ。それでも続けて【鑑定】したキラーマンティスのステータスは我輩より軒並み高いし、スキルも色々と持っていた。
この辺りの魔物が居なかったのは、こいつの影響なのだ? 何となくそんな気がするのだ。こいつが進化して、この辺りの魔物より頭ひとつ抜き出て乱獲したのだ。そんな事を考えて現実逃避してたけど、相手は待ってくれないようで、既に臨戦態勢なのだ。
さて困ったのだ。相手は我輩より格上だし、退路も塞がれている。逆方向に逃げるのも、何があるか分からないこの状況では、リスクが高いのだ。何とか倒すか、振り切るかして、部屋に帰るしかないのか……。
そう考えて、我輩も前足に力を入れて相手を睨みつけ、臨戦態勢を取る。
我輩が臨戦態勢を取った途端に、キラーマンティスが腕 (鎌)を振る。何か嫌な予感がするので我輩は横に避ける。すると我輩ギリギリのところを何かが通り過ぎて行く感覚があり、次の瞬間に肩の部分が切り裂かれた。メッチャ痛いのだ! これがさっき【鑑定】した時に見えた【かまいたち】ってスキルか? 見えない刃はヤバすぎるのだ!
その後も我輩は防戦一方だった。キラーマンティスが鎌を振る。我輩は何とか避ける。たまに見えない刃が我輩の体を切り裂く。その繰り返しだった。
何とかしてキラーマンティスの横を抜けて後ろに抜けたいが、そんな隙もないのだ。
ヤバい、ヤバすぎるのだ。血を流し過ぎて、少し意識が朦朧として来たのだ。
このままじゃ、ご主人が転生してくる前に我輩はまた死んでしまうのだ。笑い話にもならない。種族のデフォルトスキルで【自己再生】と言うのがあったので発動はしているけど、スキルレベル1だと効果は薄いのだ。
そんな我輩の思いなどお構いなしに、キラーマンティスは勝利を確信して、我輩に近付いてくる。きっと直接攻撃でトドメを刺すつもりなのだ!
逃げたいけど、我輩は傷付きすぎて既に動く気力もないのだ。そしてキラーマンティスが鎌を振り上げる。
そして振り下ろされる鎌。その光景がスローモーションとなり、我輩に向かう。
あぁ、ご主人すまないのだ。我輩が母親の言いつけを破って散歩に出たばっかりに、ご主人を待つ間に死んでしまうのだ。
死ぬ瞬間は走馬灯が流れると言うけど、そもそも生まれて1週間、生まれた部屋と母親、それと目の前のキラーマンティスしか見ていない我輩には関係ないのだ。走馬灯で見るまでもない……。
死ぬのは怖いから、そんな感じで現実逃避していたけど、一向に我輩の体が切り裂かれる事はない。アレ? とか思っていると、頭の中に声が響いた。これは便利スキルの一つ【アナウンス】なのだ。
《従魔契約が成立しました。名称ポチを取得、ネームド効果でステータスが向上しました。マスターのスキル効果により、ステータスが向上しました。マスターのスキル効果により回復力が向上しました》
怒涛の勢いで【アナウンス】が流れた後、急に力が漲ってきた。何と傷口も凄い勢いで塞がっていくのだ!
来たのだ! ご主人がこの世界に来たのだ! メチャ嬉しいのだ! こんな虫を相手にしてる場合ではないのだ! のだ!
急に力が湧いてきた我輩は、未だにスローモーションに見えるカマキリに向けて前脚を振るう。すると先程まで苦戦したいたのが嘘の様に、サクッと相手の体が真っ二つになったのだ。そして流れる【アナウンス】。
《キラーマンティスを倒して経験値を獲得しました。
マスターのスキル効果により追加で経験値を獲得しました。
従魔契約により、経験値の一部をマスターに譲渡しました。
レベルが上がりました。
レベルが上がりました。
レベルが上がりました。
レベルが上がりました。
レベルが上がりました。
レベルが上がりました。
レベルが上がりました。
レベルが上がりました。
レベルが上がりました。
レベルが10になりました》
何か物凄い勢いでレベルが上がったのだ。そしてそんな事より、ご主人がどこに転生したかは分からないけど、我輩が稼いだ経験値は一部がご主人に献上されるようなのだ! これはどんどん稼いで、ご主人にも強くなって貰うしかないのだ! うー、テンション上がるのだ!
こうして我輩の物語は幕を開けた。
我輩はポチ。今世での名もポチであるのだ。
44
お気に入りに追加
3,789
あなたにおすすめの小説

異世界転生ファミリー
くろねこ教授
ファンタジー
辺境のとある家族。その一家には秘密があった?!
辺境の村に住む何の変哲もないマーティン一家。
アリス・マーティンは美人で料理が旨い主婦。
アーサーは元腕利きの冒険者、村の自警団のリーダー格で頼れる男。
長男のナイトはクールで賢い美少年。
ソフィアは産まれて一年の赤ん坊。
何の不思議もない家族と思われたが……
彼等には実は他人に知られる訳にはいかない秘密があったのだ。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?

こちらの異世界で頑張ります
kotaro
ファンタジー
原 雪は、初出勤で事故にあい死亡する。神様に第二の人生を授かり幼女の姿で
魔の森に降り立つ 其処で獣魔となるフェンリルと出合い後の保護者となる冒険者と出合う。
様々の事が起こり解決していく

野草から始まる異世界スローライフ
深月カナメ
ファンタジー
花、植物に癒されたキャンプ場からの帰り、事故にあい異世界に転生。気付けば子供の姿で、名前はエルバという。
私ーーエルバはスクスク育ち。
ある日、ふれた薬草の名前、効能が頭の中に聞こえた。
(このスキル使える)
エルバはみたこともない植物をもとめ、魔法のある世界で優しい両親も恵まれ、私の第二の人生はいま異世界ではじまった。
エブリスタ様にて掲載中です。
表紙は表紙メーカー様をお借りいたしました。
プロローグ〜78話までを第一章として、誤字脱字を直したものに変えました。
物語は変わっておりません。
一応、誤字脱字、文章などを直したはずですが、まだまだあると思います。見直しながら第二章を進めたいと思っております。
よろしくお願いします。

異世界に転生したら?(改)
まさ
ファンタジー
事故で死んでしまった主人公のマサムネ(奥田 政宗)は41歳、独身、彼女無し、最近の楽しみと言えば、従兄弟から借りて読んだラノベにハマり、今ではアパートの部屋に数十冊の『転生』系小説、通称『ラノベ』がところ狭しと重なっていた。
そして今日も残業の帰り道、脳内で転生したら、あーしよ、こーしよと現実逃避よろしくで想像しながら歩いていた。
物語はまさに、その時に起きる!
横断歩道を歩き目的他のアパートまで、もうすぐ、、、だったのに居眠り運転のトラックに轢かれ、意識を失った。
そして再び意識を取り戻した時、目の前に女神がいた。
◇
5年前の作品の改稿板になります。
少し(?)年数があって文章がおかしい所があるかもですが、素人の作品。
生暖かい目で見て下されば幸いです。

転生したらスキル転生って・・・!?
ノトア
ファンタジー
世界に危機が訪れて転生することに・・・。
〜あれ?ここは何処?〜
転生した場所は森の中・・・右も左も分からない状態ですが、天然?な女神にサポートされながらも何とか生きて行きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初めて書くので、誤字脱字や違和感はご了承ください。

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く

のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる