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第三話 天使と悪魔と文化祭
第三話予告 悪魔はお祭り事が好き
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あたしは半年前、可愛いスズメの女の子として、この世界に暮らしていた。
ある日、チュン太郎兄さんたちと公園のベンチでランチをしていたあたしは、可愛いものが大好きな悪魔の足に踏まれてあっけなく鳥生を終えることとなった。
ところが、その死を嘆き悲しんだ当該悪魔は、なにを思ったか、あたしをとびきり可愛い女子高生に転生させた。ただし、その悪魔の弟子(世話係)という条件付きで。
お師匠先生と呼んでいるこの悪魔。人間界での名は『黒沼流生』と言う。人間離れした造形美を誇った彼は、種族を超えたあらゆる世代の乙女の心をキュンキュン、ときめきで焦がし、種族を超えたあらゆる年代の男子の心を嫉妬でプスプス焦がし続けている。
可愛いもの至上主義で、己の琴線に微々とも触れないものには一切の興味を示さない彼は、己が面白ければいいことをなんでも実現してしまう困った性癖の持ち主でもあった。
例えば、近所の婦人会が立ち上げた『黒沼流生ファンクラブ』に対し、隣町で公式ライバルとなる『黒沼流生ファンクラブ2』を立ち上げてみたり、日がな一日、ゴロゴロしているだけの亭主たちを、こぞって連日、料理教室通いへ送りこんでみたりした。
また五月のゴールデンウィーク期間中に開催される浜松祭りでは、町内のあっちやこっちで用意された振舞用のたる酒を一気に飲み干して回り、その勇猛ぶりを市中に轟かせてみたり、最近はアサリの漁獲量が減ってしまった弁天島に『ヘルアサリ』という地獄界に生息する巨大アサリを大量に埋め込んで、潮干狩り祭りを勝手に開催してみたり……といった具合に、悪逆無道(?)の振舞三昧なのである。
だが、ここで少々疑問が生じる。一見すると、お師匠先生のやっていること自体はとても褒められるもんじゃないし、気分の赴くまま、好き勝手し放題を貫いているのも、さすがお師匠様といえる所業である。そのために弟子であるあたしが尻拭いに北へ南へと走くり回る(走り回る)羽目になるのも変わらない。
どっちが公式ファンクラブかを決めるために催された婦人会同士の綱引き大会の審判役を買って出て、なんとかかんとか知略を巡らし、引き分けに持っていって和平交渉までこぎつけたのはもちろんあたしだったし、料理教室の先生たちに『料理は作るだけでなく片付けまでがセットです』というチラシを渡して教室に来る亭主たちに配らせて、婦人たちの怒りの芽を前もって摘んでおいたのもあたしだったし。
お師匠先生が飲む用のお酒はあらかじめお施主さんに納めに奔走したのもあたしだったし、地獄界から大量入荷したヘルアサリの毒素をあらかじめ中和しておいたのもあたしだったし。
と、こうして結果を見ると、お師匠先生のやっていることが必ずしも悪逆無道と言えないことに、あたしは少しずつ気づいてきたんである。
お師匠先生は、ガーゴイルたちが心底怯えるくらいには高貴な悪魔でいらっしゃる。やること、なすことすべてが傍若無人であり、己が第一主義のはず。
果たしてお師匠先生は、いつから良心に目覚め、地域の活性、果ては浜松市の活性化に尽力する気になったのか。それはまだ熟慮が必要とされる。
だって、お師匠先生の行動原理はすべて『己が楽しい』である。たまたま善行が続いているだけかもしれないし、それだってスタンプゲットのための表面的な行動なのかもしれない。
こればかりはわからない。お師匠先生の考えは海よりも深く、山よりも高いんだから、見た目だけはとびきり可愛いがその他は凡庸な元スズメのあたしではやはり計り知れないんである、本当に。
さて、こうしていろいろな祭りをそこここで企ててきたお師匠先生は、楽しいこと、面白いこと、派手なことが大好物。そんな彼なので『祭』という文字は絶対に見逃さない。そしてこの時期、学園で催される祭りと言えば『文化祭』。この文字を見て、彼の『祭り魂』が活火山よろしく燃え上がらないはずがない。
「そういうわけで、今年は私も『学園黒紳士』として大々的に参加しようと思うんですよ!」
と、お師匠先生は黒曜石のような瞳をキラキラと輝かせて告げた。
「嫌な予感しかしませんが……」
「なにを言っているんだい、すずめくん! これはチャンスだよ! 絶好のチャンス到来だよ! 私が学園黒紳士として『恒星祭』を盛り上げに盛り上げてごらん! 私の名はうなぎのぼり! 相談事はあっちこっちから舞い込んできて、てんてこ舞い。スタンプは押し放題! あっという間にノルマ達成で、あのアホ面を二度と拝まないで自由気ままな生活を取り戻せるということになるじゃないか! こんないい話が他にあるかい? あるわけないよね? ねえ、川村くん。きみもそう思うだろう?」
「まあ……今よりは多少なり、良くなりそうな気はしなくもないけど……」
「なに甘いこと言ってんの! どうせあたしたちがお師匠先生の尻の穴の穴まで拭う羽目になるんだよ!」
「尻の穴の穴……」
「もう! 二人とも! その可愛らしい顔で猥褻な言葉をみだりに使ってはいけませんって言ってるでしょ!」
「だって本当のことじゃん! この尻の穴穴師匠め!」
「人のことを尻の穴穴言うんじゃありません!」
「ああ、また始まっちゃった……」
そうぼやいて、真琴くんはやれやれと肩を竦めた。
川村真琴くん。彼は『しあわせの鳥事件』の相談者である。ぽわぽわの綿毛みたいにかわいらしい容姿に、穏やかな性格。さらにお菓子作りが趣味という女子力の高さを備えた彼は、あたしが友達と呼べる初めての人物である。
さすがに二週間余りの共同生活で苦楽を共にしたこともあり、あたしたちの正体について正直に話をしても、おおよその当たりはつけていたらしく、なんなく現実を受け入れてくれた。それもこれも、しあわせの鳥効果なのかもしれない。
なお、彼の今の立場は『お師匠先生専用パティシエ』だ。彼がデザートを作ってくれるおかげで、あたしの日課からその仕事が消えた。誠にありがたい。そのうえ、あたしも美味しいお菓子のご相伴に預かれるという。『朋友は六親に叶う』とはこのことだろう。
「でも、先生。学園黒紳士は基本、悩みを解決するために現れるもんでしょ? 相談事もないのに現れたら、ただのアブない人になりませんか?」
真琴くんの進言に、あたしと口汚い言い争いを繰り広げていたお師匠先生はエッヘンとばかりに胸を張った。
「そこはね、ライブでお悩みを集めるのさ」
「ライブ?」
「そう。野外ステージをジャックして、お悩み相談ライブを決行するんです! ね! いいアイデアでしょ?」
お師匠先生の口からさらりと流された物騒ワードに、あたしはあんぐりと開いた口が塞がらなかった。
「学園黒紳士は暗躍してこそ学園黒紳士なんでは?」
「だから野外ステージをジャックするんじゃないか」
「その場で容易に解決できないような相談されたら?」
「そういう臨場感がライブの醍醐味じゃないか」
「臨場感に流されて、正体明かす未来しか見えんけど」
「どうせ夢オチで終わるんだから、ちっちゃいことは気にしちゃいけないよ?」
お師匠先生はそう言ってにっこりと笑った。あたしも笑い返した。間に挟まった真琴くんは手製のピスタチオマカロンをむぎゅむぎゅ貪った。しばし、蛇とマングースの戦いさながらの睨み合いが続いた。
こんな無謀な計画に誰が乗るものか。これまで好き放題にやってきたおかげで、今や相談事を受けるほうが珍しい。その貴重な相談事だって、問題なく解決できた試しがないんだから。大ケガをする前に、ケガ自体をしないよう、危険な行為に及ばないことが得策といえる、絶対に……なんだけど。
「それはちょっと面白そうじゃない?」
そう言ったのは誰であったか。この場にいる三人でないことは間違いない。さらに言えば、この声の主にいい予感というものは一切ない。むしろ、ぞわりと首の後ろが寒くなるばかりである。
「そのイベント、この僕も一枚かませておくれよ」
あたしはゆっくりと振り返った。そして息を呑み、震え慄いた。
そこにいたのはクリクリと豊かな巻き毛の金髪に青い海色の瞳、ビスクドールのように白くて滑らかな肌をした絶対王政時代の貴族女性たちを彷彿とさせる美丈夫だったからだ。宝塚歌劇団よりも大きくて立派な白い翼を背負った彼は、悪鬼さながらの禍々しい笑みを湛えて、あたしたちの背後にすっくと立っていた。
この美丈夫こそ、噂に名高いお師匠先生の幼馴染かつ天敵である『大天使長ミカエル』さんである。
天界におわすはずの彼が、どういう理由で人間界に降りて来たのか――その問題が解決するよりも前に、この一言が決定打となって、あたしは新しい事件へとやむなく巻き込まれていくことになったんだった。
(つづく予定)
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
この続きはまた、いずれ。
現在執筆中ですので、完成しましたら公開していきたいと思っております。
感想等、ぜひお聞かせいただけますとうれしいです。
ある日、チュン太郎兄さんたちと公園のベンチでランチをしていたあたしは、可愛いものが大好きな悪魔の足に踏まれてあっけなく鳥生を終えることとなった。
ところが、その死を嘆き悲しんだ当該悪魔は、なにを思ったか、あたしをとびきり可愛い女子高生に転生させた。ただし、その悪魔の弟子(世話係)という条件付きで。
お師匠先生と呼んでいるこの悪魔。人間界での名は『黒沼流生』と言う。人間離れした造形美を誇った彼は、種族を超えたあらゆる世代の乙女の心をキュンキュン、ときめきで焦がし、種族を超えたあらゆる年代の男子の心を嫉妬でプスプス焦がし続けている。
可愛いもの至上主義で、己の琴線に微々とも触れないものには一切の興味を示さない彼は、己が面白ければいいことをなんでも実現してしまう困った性癖の持ち主でもあった。
例えば、近所の婦人会が立ち上げた『黒沼流生ファンクラブ』に対し、隣町で公式ライバルとなる『黒沼流生ファンクラブ2』を立ち上げてみたり、日がな一日、ゴロゴロしているだけの亭主たちを、こぞって連日、料理教室通いへ送りこんでみたりした。
また五月のゴールデンウィーク期間中に開催される浜松祭りでは、町内のあっちやこっちで用意された振舞用のたる酒を一気に飲み干して回り、その勇猛ぶりを市中に轟かせてみたり、最近はアサリの漁獲量が減ってしまった弁天島に『ヘルアサリ』という地獄界に生息する巨大アサリを大量に埋め込んで、潮干狩り祭りを勝手に開催してみたり……といった具合に、悪逆無道(?)の振舞三昧なのである。
だが、ここで少々疑問が生じる。一見すると、お師匠先生のやっていること自体はとても褒められるもんじゃないし、気分の赴くまま、好き勝手し放題を貫いているのも、さすがお師匠様といえる所業である。そのために弟子であるあたしが尻拭いに北へ南へと走くり回る(走り回る)羽目になるのも変わらない。
どっちが公式ファンクラブかを決めるために催された婦人会同士の綱引き大会の審判役を買って出て、なんとかかんとか知略を巡らし、引き分けに持っていって和平交渉までこぎつけたのはもちろんあたしだったし、料理教室の先生たちに『料理は作るだけでなく片付けまでがセットです』というチラシを渡して教室に来る亭主たちに配らせて、婦人たちの怒りの芽を前もって摘んでおいたのもあたしだったし。
お師匠先生が飲む用のお酒はあらかじめお施主さんに納めに奔走したのもあたしだったし、地獄界から大量入荷したヘルアサリの毒素をあらかじめ中和しておいたのもあたしだったし。
と、こうして結果を見ると、お師匠先生のやっていることが必ずしも悪逆無道と言えないことに、あたしは少しずつ気づいてきたんである。
お師匠先生は、ガーゴイルたちが心底怯えるくらいには高貴な悪魔でいらっしゃる。やること、なすことすべてが傍若無人であり、己が第一主義のはず。
果たしてお師匠先生は、いつから良心に目覚め、地域の活性、果ては浜松市の活性化に尽力する気になったのか。それはまだ熟慮が必要とされる。
だって、お師匠先生の行動原理はすべて『己が楽しい』である。たまたま善行が続いているだけかもしれないし、それだってスタンプゲットのための表面的な行動なのかもしれない。
こればかりはわからない。お師匠先生の考えは海よりも深く、山よりも高いんだから、見た目だけはとびきり可愛いがその他は凡庸な元スズメのあたしではやはり計り知れないんである、本当に。
さて、こうしていろいろな祭りをそこここで企ててきたお師匠先生は、楽しいこと、面白いこと、派手なことが大好物。そんな彼なので『祭』という文字は絶対に見逃さない。そしてこの時期、学園で催される祭りと言えば『文化祭』。この文字を見て、彼の『祭り魂』が活火山よろしく燃え上がらないはずがない。
「そういうわけで、今年は私も『学園黒紳士』として大々的に参加しようと思うんですよ!」
と、お師匠先生は黒曜石のような瞳をキラキラと輝かせて告げた。
「嫌な予感しかしませんが……」
「なにを言っているんだい、すずめくん! これはチャンスだよ! 絶好のチャンス到来だよ! 私が学園黒紳士として『恒星祭』を盛り上げに盛り上げてごらん! 私の名はうなぎのぼり! 相談事はあっちこっちから舞い込んできて、てんてこ舞い。スタンプは押し放題! あっという間にノルマ達成で、あのアホ面を二度と拝まないで自由気ままな生活を取り戻せるということになるじゃないか! こんないい話が他にあるかい? あるわけないよね? ねえ、川村くん。きみもそう思うだろう?」
「まあ……今よりは多少なり、良くなりそうな気はしなくもないけど……」
「なに甘いこと言ってんの! どうせあたしたちがお師匠先生の尻の穴の穴まで拭う羽目になるんだよ!」
「尻の穴の穴……」
「もう! 二人とも! その可愛らしい顔で猥褻な言葉をみだりに使ってはいけませんって言ってるでしょ!」
「だって本当のことじゃん! この尻の穴穴師匠め!」
「人のことを尻の穴穴言うんじゃありません!」
「ああ、また始まっちゃった……」
そうぼやいて、真琴くんはやれやれと肩を竦めた。
川村真琴くん。彼は『しあわせの鳥事件』の相談者である。ぽわぽわの綿毛みたいにかわいらしい容姿に、穏やかな性格。さらにお菓子作りが趣味という女子力の高さを備えた彼は、あたしが友達と呼べる初めての人物である。
さすがに二週間余りの共同生活で苦楽を共にしたこともあり、あたしたちの正体について正直に話をしても、おおよその当たりはつけていたらしく、なんなく現実を受け入れてくれた。それもこれも、しあわせの鳥効果なのかもしれない。
なお、彼の今の立場は『お師匠先生専用パティシエ』だ。彼がデザートを作ってくれるおかげで、あたしの日課からその仕事が消えた。誠にありがたい。そのうえ、あたしも美味しいお菓子のご相伴に預かれるという。『朋友は六親に叶う』とはこのことだろう。
「でも、先生。学園黒紳士は基本、悩みを解決するために現れるもんでしょ? 相談事もないのに現れたら、ただのアブない人になりませんか?」
真琴くんの進言に、あたしと口汚い言い争いを繰り広げていたお師匠先生はエッヘンとばかりに胸を張った。
「そこはね、ライブでお悩みを集めるのさ」
「ライブ?」
「そう。野外ステージをジャックして、お悩み相談ライブを決行するんです! ね! いいアイデアでしょ?」
お師匠先生の口からさらりと流された物騒ワードに、あたしはあんぐりと開いた口が塞がらなかった。
「学園黒紳士は暗躍してこそ学園黒紳士なんでは?」
「だから野外ステージをジャックするんじゃないか」
「その場で容易に解決できないような相談されたら?」
「そういう臨場感がライブの醍醐味じゃないか」
「臨場感に流されて、正体明かす未来しか見えんけど」
「どうせ夢オチで終わるんだから、ちっちゃいことは気にしちゃいけないよ?」
お師匠先生はそう言ってにっこりと笑った。あたしも笑い返した。間に挟まった真琴くんは手製のピスタチオマカロンをむぎゅむぎゅ貪った。しばし、蛇とマングースの戦いさながらの睨み合いが続いた。
こんな無謀な計画に誰が乗るものか。これまで好き放題にやってきたおかげで、今や相談事を受けるほうが珍しい。その貴重な相談事だって、問題なく解決できた試しがないんだから。大ケガをする前に、ケガ自体をしないよう、危険な行為に及ばないことが得策といえる、絶対に……なんだけど。
「それはちょっと面白そうじゃない?」
そう言ったのは誰であったか。この場にいる三人でないことは間違いない。さらに言えば、この声の主にいい予感というものは一切ない。むしろ、ぞわりと首の後ろが寒くなるばかりである。
「そのイベント、この僕も一枚かませておくれよ」
あたしはゆっくりと振り返った。そして息を呑み、震え慄いた。
そこにいたのはクリクリと豊かな巻き毛の金髪に青い海色の瞳、ビスクドールのように白くて滑らかな肌をした絶対王政時代の貴族女性たちを彷彿とさせる美丈夫だったからだ。宝塚歌劇団よりも大きくて立派な白い翼を背負った彼は、悪鬼さながらの禍々しい笑みを湛えて、あたしたちの背後にすっくと立っていた。
この美丈夫こそ、噂に名高いお師匠先生の幼馴染かつ天敵である『大天使長ミカエル』さんである。
天界におわすはずの彼が、どういう理由で人間界に降りて来たのか――その問題が解決するよりも前に、この一言が決定打となって、あたしは新しい事件へとやむなく巻き込まれていくことになったんだった。
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