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第10話 行かないで
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――これはなんの罰ゲームだ?
疲れているはずなのに、一向に睡魔が襲ってこない。それどころか、ますます目が冴えてくる。ギンギンだ。理由はひとつ。
「ん……」
隣から聞こえる小さな声に俺はすぐさま上半身を起こした。
ごろんっと妹尾が寝返りをするのに合わせて、彼の隣で丸くなって寝ている係長を抱き上げた。
すかさず背中を向ける。飛んでくる妹尾の腕から身を挺して係長を守った。
「いでっ!」
妹尾の腕が思いっきり俺の背中を打つ。
何回目になるだろう。
こいつがここまで寝相が悪いと知っていたら、寝る前にもっと対策を打っていたはずなのに。
「おまえももう真ん中に行くなよ」
ちょんちょんと人差し指の腹で係長の頭を小突く。
係長は眠たそうにとろんとした目で俺を見上げた。
この子が俺と妹尾の間で寝ようとしなければ、問題は減る。あくまでも、ひとつだけなのだが。
「課長……」
俺の名、正確には役職名だが――を寝ぼけて呼ぶ妹尾の顔を見る。
しあわせそうな笑顔でむにゃむにゃと口を動かしている。
「まったく、おまえは悪魔だな」
こいつの寝言のせいで、俺はひとりで寝られない状況になった。
敷き終えた布団の上になんとか妹尾を移動させてから寝室へ行こうとしたときだ。
こいつは寝ぼけながら俺の足を掴み、離さなかった。
日頃の筋トレの成果なのだろう。
びくとも動かなかったのだ。
あろうことか、半覚せい状態で『行かないで』と訴えられる。
半分眠っているせいで、目はうるうるで若干赤い。そんな泣きっ面で言われたら――断れるわけがなかった。
『わかったよ!』
そう答えたら、彼は安心して熟睡してしまい、このありさまだ。
係長が寒がるといけないと思ってエアコンを入れているせいで暑いのか、とにかく妹尾の寝返りが頻繁なのだ。
かといってエアコンを切ってしまうと係長が寒がる。
寒がって布団の中に潜りこみ、寝返りした妹尾に踏みつけられてしまってはと思うと気が気じゃない。
パンダの母親が我が子を踏みつぶしてしまうということが実際に起きてしまったらたまらない。
少しだけ設定温度を低めにすると寝返りの回数は減ったものの、寝相の悪さだけは直らない。
妹尾に布団をかける。
足でめくられる。
またかける。
布団蹴っ飛ばされるの攻防が続く中、係長もなんとかめくられない比較的安全な場所で眠ってくれるようになった。
ようやく眠れるかなと思って布団に入る。
しかし甘かった。係長を気にして横を向けば、そこには妹尾がいる。
ものすごい至近距離で無防備の彼がいるのだ。
――男だ。男だ。男だ。男だ。同性だ。
心の中で諭すように念じる。
裸の女性がすぐ傍で寝ていたって、ここまで緊張しない。
なのに今夜は異常なほどガッチガチに体が固くなるのだ。
若い頃は友だち同士で雑魚寝なんてめずらしくなかった。
男も女も関係なく、ひとつの部屋でゴロゴロ寝るなんて、大学時代は日常的なことだったからだ。
だから慣れているはずなのだ。
慣れていないとすれば、一組の布団で同性と眠ること――なのかもしれない。それも部下と。
――落ち着け、誠一郎。もっと冷静になれ。
そうだ。たしかに隣に妹尾はいる。
しかし、こんなことに心を乱されてしまってはいけない。
明日はいいとして、明後日には部長が出張から帰ってくる。
それまでにオフィスに置いた育成キットを撤収しなければならない。
万が一にでも部長に見つかるようなことがあってはならない。
いや、部長どころか、管理職の皆様には絶対に見つからないようにしなければいけないだろう。
「引っ越し……か」
ここでは猫を飼えない。
飼っちゃいけないものを隠れて育てるのはたいへんなことだ。
壁も柱も床も、なにもかも傷つけてはならない。
それに一週間に一度頼んでいるハウスキーパーも断らなければならない。
誰かひとりに秘密が漏れてしまったら、またたく間に管理人なり管理会社に伝わることになるだろう。
となると、家事を全部自分でしなければならなくなる。
できないわけではないが、夜遅くまで仕事をして帰ってきてから家事は骨が折れる。
できることならそういったものは誰かにお任せしたい。
係長の世話が増えるならなおのこと、だ。
「しかしなあ」
すぐに物件が見つかるとは限らない。
貯蓄があるから生活に困窮するという問題はないが、民間の賃貸住宅は60歳をすぎたシングルだと断られるケースもあるという。
借りられる物件が減るとも言われている。
定年まで25年。
いや、30年か。
猫の寿命はどれくらいだろう。
15年? それことも20年?
すごく長生きで20年以上となると、やはり民間の賃貸物件を継続することは難しい。
それまでに結婚すればいいのだろうが、とうの昔に結婚への情熱はなくなっている。
ペット飼育が可能で、長く住み続けられる場所の確保。
そうなると分譲マンションや一戸建ても視野に入れなければならない。
「マイホーム購入か」
猫のために。
そう、猫のために。
横ですやすやと健やかな寝息を立てて一匹の子猫と部下がひとり眠っている。
「築60年のアパートの立ち退き……か」
妹尾が車で話していたことを思い出す。新しく住む場所を探しているのだと。
「一緒に住むか?」
つんっと指先で彼の頬をつつく。
ぷにっと俺の指が埋まった瞬間、彼が「うひひ」と笑った。まるで俺の言葉を聞いていたみたいに。
「って……なにやってんだ、俺」
妹尾の頬に埋めた指を引っ込めて、俺はバリバリと頭を激しくかいた。
そのまま仰向けになってぎゅうっと硬く目をつむった。
「羊が一匹、羊が二匹」
そう小さくつぶやきながら、俺は激しく揺れる胸を抑えるようにぐっと固く掛け布団を握りしめた。
疲れているはずなのに、一向に睡魔が襲ってこない。それどころか、ますます目が冴えてくる。ギンギンだ。理由はひとつ。
「ん……」
隣から聞こえる小さな声に俺はすぐさま上半身を起こした。
ごろんっと妹尾が寝返りをするのに合わせて、彼の隣で丸くなって寝ている係長を抱き上げた。
すかさず背中を向ける。飛んでくる妹尾の腕から身を挺して係長を守った。
「いでっ!」
妹尾の腕が思いっきり俺の背中を打つ。
何回目になるだろう。
こいつがここまで寝相が悪いと知っていたら、寝る前にもっと対策を打っていたはずなのに。
「おまえももう真ん中に行くなよ」
ちょんちょんと人差し指の腹で係長の頭を小突く。
係長は眠たそうにとろんとした目で俺を見上げた。
この子が俺と妹尾の間で寝ようとしなければ、問題は減る。あくまでも、ひとつだけなのだが。
「課長……」
俺の名、正確には役職名だが――を寝ぼけて呼ぶ妹尾の顔を見る。
しあわせそうな笑顔でむにゃむにゃと口を動かしている。
「まったく、おまえは悪魔だな」
こいつの寝言のせいで、俺はひとりで寝られない状況になった。
敷き終えた布団の上になんとか妹尾を移動させてから寝室へ行こうとしたときだ。
こいつは寝ぼけながら俺の足を掴み、離さなかった。
日頃の筋トレの成果なのだろう。
びくとも動かなかったのだ。
あろうことか、半覚せい状態で『行かないで』と訴えられる。
半分眠っているせいで、目はうるうるで若干赤い。そんな泣きっ面で言われたら――断れるわけがなかった。
『わかったよ!』
そう答えたら、彼は安心して熟睡してしまい、このありさまだ。
係長が寒がるといけないと思ってエアコンを入れているせいで暑いのか、とにかく妹尾の寝返りが頻繁なのだ。
かといってエアコンを切ってしまうと係長が寒がる。
寒がって布団の中に潜りこみ、寝返りした妹尾に踏みつけられてしまってはと思うと気が気じゃない。
パンダの母親が我が子を踏みつぶしてしまうということが実際に起きてしまったらたまらない。
少しだけ設定温度を低めにすると寝返りの回数は減ったものの、寝相の悪さだけは直らない。
妹尾に布団をかける。
足でめくられる。
またかける。
布団蹴っ飛ばされるの攻防が続く中、係長もなんとかめくられない比較的安全な場所で眠ってくれるようになった。
ようやく眠れるかなと思って布団に入る。
しかし甘かった。係長を気にして横を向けば、そこには妹尾がいる。
ものすごい至近距離で無防備の彼がいるのだ。
――男だ。男だ。男だ。男だ。同性だ。
心の中で諭すように念じる。
裸の女性がすぐ傍で寝ていたって、ここまで緊張しない。
なのに今夜は異常なほどガッチガチに体が固くなるのだ。
若い頃は友だち同士で雑魚寝なんてめずらしくなかった。
男も女も関係なく、ひとつの部屋でゴロゴロ寝るなんて、大学時代は日常的なことだったからだ。
だから慣れているはずなのだ。
慣れていないとすれば、一組の布団で同性と眠ること――なのかもしれない。それも部下と。
――落ち着け、誠一郎。もっと冷静になれ。
そうだ。たしかに隣に妹尾はいる。
しかし、こんなことに心を乱されてしまってはいけない。
明日はいいとして、明後日には部長が出張から帰ってくる。
それまでにオフィスに置いた育成キットを撤収しなければならない。
万が一にでも部長に見つかるようなことがあってはならない。
いや、部長どころか、管理職の皆様には絶対に見つからないようにしなければいけないだろう。
「引っ越し……か」
ここでは猫を飼えない。
飼っちゃいけないものを隠れて育てるのはたいへんなことだ。
壁も柱も床も、なにもかも傷つけてはならない。
それに一週間に一度頼んでいるハウスキーパーも断らなければならない。
誰かひとりに秘密が漏れてしまったら、またたく間に管理人なり管理会社に伝わることになるだろう。
となると、家事を全部自分でしなければならなくなる。
できないわけではないが、夜遅くまで仕事をして帰ってきてから家事は骨が折れる。
できることならそういったものは誰かにお任せしたい。
係長の世話が増えるならなおのこと、だ。
「しかしなあ」
すぐに物件が見つかるとは限らない。
貯蓄があるから生活に困窮するという問題はないが、民間の賃貸住宅は60歳をすぎたシングルだと断られるケースもあるという。
借りられる物件が減るとも言われている。
定年まで25年。
いや、30年か。
猫の寿命はどれくらいだろう。
15年? それことも20年?
すごく長生きで20年以上となると、やはり民間の賃貸物件を継続することは難しい。
それまでに結婚すればいいのだろうが、とうの昔に結婚への情熱はなくなっている。
ペット飼育が可能で、長く住み続けられる場所の確保。
そうなると分譲マンションや一戸建ても視野に入れなければならない。
「マイホーム購入か」
猫のために。
そう、猫のために。
横ですやすやと健やかな寝息を立てて一匹の子猫と部下がひとり眠っている。
「築60年のアパートの立ち退き……か」
妹尾が車で話していたことを思い出す。新しく住む場所を探しているのだと。
「一緒に住むか?」
つんっと指先で彼の頬をつつく。
ぷにっと俺の指が埋まった瞬間、彼が「うひひ」と笑った。まるで俺の言葉を聞いていたみたいに。
「って……なにやってんだ、俺」
妹尾の頬に埋めた指を引っ込めて、俺はバリバリと頭を激しくかいた。
そのまま仰向けになってぎゅうっと硬く目をつむった。
「羊が一匹、羊が二匹」
そう小さくつぶやきながら、俺は激しく揺れる胸を抑えるようにぐっと固く掛け布団を握りしめた。
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