22 / 40
piece5 剛士――過去との和解
高木という男は変わっていない
しおりを挟む
高木が、剛士とエリカの双方を気遣いつつ、尋ねる。
「連絡……とりたいよな。もう一回、剛士からメッセージか電話か、してみたら、駄目かな」
エリカは、複雑な表情で首を傾げた。
正直、それがどう転ぶかは、エリカにはわからない。
悠里から、何らかの反応が返ってくるかも知れないし、何もこないかも知れない。
ただ、何もこなかったとき、剛士の悲嘆が更に膨らむことだけは確かだ。
そう思うと、エリカの口からは、彼女にもう一度連絡してみたらいい、とは言い難かった。
高木も、同じ気持ちだっただろう。
やはり困ったように首を傾げ、今度は剛士を見つめた。
「剛士とあの子の、共通の友だちとかは、どうだろう。代わりに連絡して貰うとか、協力して貰えそうな人はいるか?」
剛士の脳裏に、2人の親友の顔が浮かんだ。
きっと、誰にも知られたくないであろう悠里の気持ちを考えると、辛い。
しかし親友の2人には、話さないわけにはいかない。
傷つき、苦しむ彼女を救うには、どうしても彼らの力が必要だ。
剛士は小さく頷き、答える。
「実は今日この後、俺の親友に会って、話そうと思ってます」
その言葉を聞いた高木とエリカは、顔を見合わせ、小さく頷き合った。
高木が剛士に向き直り、真剣な目で提案する。
「剛士。その親友との話に、俺たちも、同席させてくれないか?」
「……え?」
虚をつかれた様子の剛士に、高木が言い募る。
「俺たちも、現場にいた人間。当事者だ。剛士たちの、力になりたいんだよ」
高木の力強い目が、真っ直ぐに剛士を見つめている。
後輩である剛士を、何とか守りたい、助けたいと思ってくれている。
優しくて熱い目だ、と剛士は思った。
昔から、そうだった。
高木は、剛士が落ち込んでいるときはいつも、めざとく気がつき、励ましてくれた。力を貸してくれた。
ああ、あの頃と同じだ。
この人はバスケ部にいた頃と、何にも変わらない――
剛士は思わず、気の抜けたような笑みを浮かべてしまう。
「……高木さんて、いい人ですよね」
「……ん?」
ずっと硬い表情か、悲しげに微笑むばかりだった剛士が笑ったので、高木はきょとんと目を瞬かせる。
「悔しいですけど……あの頃、エリが高木さんのこと好きになったの、わかります」
いま話す内容でもないが、剛士は素直に、思ったことを言葉にした。
こんなに親身になって、人の弱さを受け止めてくれる。
必死になって、力を貸してくれようとする。
優しくて器の大きい彼に、心を動かされない筈がない。
――俺じゃ到底、敵わなかったよな……
心から、納得ができた。
あの頃の自分が感じた悲しみや、やるせ無さも。
高木という人間を見ると、すっきりと消えていく気がした。
吹っ切れた。
そう思った。
剛士は口元に、淡い微笑みを浮かべる。
高木は一瞬、悲しげに眉を顰めた。
しかし彼は、しっかりと顔を上げ、剛士に向き合った。
「剛士……俺を殴れ」
「なんでですか」
剛士は思わず、笑ってしまう。
けれど、高木の方は真剣だった。
「俺だって、いまそんなことしてる場合じゃないってことは、わかってる。でも、俺があのとき、お前からエリカを奪って、逃げたのは事実だから。やっぱり、ケジメつけたい」
「ま、正信……」
思わぬ話の流れに、エリカも動揺を隠せない様子だ。
傍らの高木の肩に手を置き、何とか押し留めようとしている。
しかし高木は、彼女の手を自分の肩から下ろしてしまった。
「殴られなきゃ、俺の気が済まないんだよ」
もはや、俺を助けると思って、とでも言い出しそうな剣幕だ。
剛士はそんな2人を見て、やはり少し笑ってしまう。
笑いごとではないと言わんばかりに、高木が更に迫ってきた。
「頼む。剛士」
愚直なまでに、熱い気持ちを貫く人だ。
やっぱり、バスケ部にいた頃と、変わらないなあと、剛士は思う。
「……わかりました」
剛士は彼の真摯な瞳を受けとめ、頷いた。
「じゃあ、高木さん……目を閉じて、歯を食い縛ってください」
「おう」
高木が、感極まった表情で、頷いた。
剛士は立ち上がり、高木の横に立つ。
高木が彼の方に身体を向け、ゆっくりと目を閉じた。
エリカが息を飲み、グッと気持ちを堪えているのがわかる。
剛士は、右手の中指を曲げて親指で押さえると、高木の眉間に狙いを定めた――
「ぁいっ!……てぇっ!?」
高木の声が、驚きと疑問にひっくり返った。
今度こそ剛士は、声を出して笑ってしまう。
渾身のデコピンを喰らった高木は、額を押さえながら目を白黒させている。
「――はい。おしまいです」
剛士は小首を傾げ、微笑んだ。
「俺の気は済みました。だから高木さんも、もう気にしないでください」
「剛士……」
高木が、眉をハの字に下げ、じっと剛士を見つめている。
大柄で、男らしい顔立ちの彼が、そんな表情をするのは似合わない。
そう。高木には、明るく笑っていて欲しい――
剛士は改めて、高木に向けて真っ直ぐに微笑んだ。
「エリのこと、よろしくお願いします」
高木は少しの間、言葉も出せずに、目の前に立つ剛士を見上げていた。
しかし、剛士の気持ちを、丸ごと受け入れようと思ったのだろう。
パシッと自分の両頬を叩き、心に巣食っていた負い目を弾き飛ばした。
「――おう。俺、がんばるわ」
「はい」
高木が差し出してきた右手をしっかりと握り、剛士は笑顔で答えた。
そうして剛士は、高木の隣りで涙ぐんでいるエリカに向かい、笑いかけた。
「うん。これで、男同士は納得いったから。エリも、もう終わりにしてな」
「剛士……」
エリカは泣きそうな顔をして、口をへの字に曲げていた。
「本当にごめん……」
「うん。俺こそ、あのとき話も聞かずに、一方的に別れてごめんな」
剛士はエリカに向かい、素直に自分の弱さを言葉にしていく。
「俺、自分の気持ちしか考えられなくて。カッコ悪いとこ見られたくなくて、逃げた。真剣に付き合ってたのに、本当に失礼なことしたと思う。ごめん」
エリカは涙を堪え、ただ首を横に振った。
「ごめんなさい……」
「うん。俺、もう大丈夫だから」
剛士は、あえて悪戯っぽい声音で答える。
「俺、好きな子いるから。俺はもう、悠里のことしか、考えられないから」
ぷっと、エリカは泣きながら吹き出した。
「ちょっと。時を経て、もう1回振るの、やめてよね」
「はは、エリはもう、高木さんに任せたから。俺は知らない」
3人で顔を見合わせて、笑う。
これで、わだかまりは終わりにしよう。
そういう意味を込めて、力を合わせて、笑った。
3人をそれぞれ縛り付けていた枷が、やっと、解けていく気がした。
***
改めて、高木とエリカ、2人にも力を貸して貰おう。
前向きに、剛士はそう思った。
剛士は2人の向かいの席に戻り、言った。
「これから、ここに俺の親友、呼んでいいですか?」
高木とエリカが、顔を見合わせてから、しっかりと頷いてくれた。
「うん。よろしくな」
拓真に、軽く事情を説明してから、来てもらった方がいいだろう。
そう思った剛士が、電話してきます、と立ち上がろうとした、そのときだった。
剛士のスマートフォンが、着信を告げ、振動を始めた。
画面を見た剛士の顔が、ハッと強張る――
「……友だち?」
そっと問いかけてきた高木に対し、剛士は硬い表情のまま、頷いた。
「彩奈。……悠里の親友です」
その言葉を聞いた高木とエリカにも、緊張が走った。
剛士は、光を放ちながら振動を続けるスマートフォンの画面を、じっと見つめた。
もちろん彩奈にも、近いうち連絡したいとは思っていた。
しかし、彼女の方から先に、電話が来てしまった。
悪い予感しかない――
「……電話、出ます」
剛士は、ざわつく胸を押さえながら、スマートフォンを耳に当てた。
「連絡……とりたいよな。もう一回、剛士からメッセージか電話か、してみたら、駄目かな」
エリカは、複雑な表情で首を傾げた。
正直、それがどう転ぶかは、エリカにはわからない。
悠里から、何らかの反応が返ってくるかも知れないし、何もこないかも知れない。
ただ、何もこなかったとき、剛士の悲嘆が更に膨らむことだけは確かだ。
そう思うと、エリカの口からは、彼女にもう一度連絡してみたらいい、とは言い難かった。
高木も、同じ気持ちだっただろう。
やはり困ったように首を傾げ、今度は剛士を見つめた。
「剛士とあの子の、共通の友だちとかは、どうだろう。代わりに連絡して貰うとか、協力して貰えそうな人はいるか?」
剛士の脳裏に、2人の親友の顔が浮かんだ。
きっと、誰にも知られたくないであろう悠里の気持ちを考えると、辛い。
しかし親友の2人には、話さないわけにはいかない。
傷つき、苦しむ彼女を救うには、どうしても彼らの力が必要だ。
剛士は小さく頷き、答える。
「実は今日この後、俺の親友に会って、話そうと思ってます」
その言葉を聞いた高木とエリカは、顔を見合わせ、小さく頷き合った。
高木が剛士に向き直り、真剣な目で提案する。
「剛士。その親友との話に、俺たちも、同席させてくれないか?」
「……え?」
虚をつかれた様子の剛士に、高木が言い募る。
「俺たちも、現場にいた人間。当事者だ。剛士たちの、力になりたいんだよ」
高木の力強い目が、真っ直ぐに剛士を見つめている。
後輩である剛士を、何とか守りたい、助けたいと思ってくれている。
優しくて熱い目だ、と剛士は思った。
昔から、そうだった。
高木は、剛士が落ち込んでいるときはいつも、めざとく気がつき、励ましてくれた。力を貸してくれた。
ああ、あの頃と同じだ。
この人はバスケ部にいた頃と、何にも変わらない――
剛士は思わず、気の抜けたような笑みを浮かべてしまう。
「……高木さんて、いい人ですよね」
「……ん?」
ずっと硬い表情か、悲しげに微笑むばかりだった剛士が笑ったので、高木はきょとんと目を瞬かせる。
「悔しいですけど……あの頃、エリが高木さんのこと好きになったの、わかります」
いま話す内容でもないが、剛士は素直に、思ったことを言葉にした。
こんなに親身になって、人の弱さを受け止めてくれる。
必死になって、力を貸してくれようとする。
優しくて器の大きい彼に、心を動かされない筈がない。
――俺じゃ到底、敵わなかったよな……
心から、納得ができた。
あの頃の自分が感じた悲しみや、やるせ無さも。
高木という人間を見ると、すっきりと消えていく気がした。
吹っ切れた。
そう思った。
剛士は口元に、淡い微笑みを浮かべる。
高木は一瞬、悲しげに眉を顰めた。
しかし彼は、しっかりと顔を上げ、剛士に向き合った。
「剛士……俺を殴れ」
「なんでですか」
剛士は思わず、笑ってしまう。
けれど、高木の方は真剣だった。
「俺だって、いまそんなことしてる場合じゃないってことは、わかってる。でも、俺があのとき、お前からエリカを奪って、逃げたのは事実だから。やっぱり、ケジメつけたい」
「ま、正信……」
思わぬ話の流れに、エリカも動揺を隠せない様子だ。
傍らの高木の肩に手を置き、何とか押し留めようとしている。
しかし高木は、彼女の手を自分の肩から下ろしてしまった。
「殴られなきゃ、俺の気が済まないんだよ」
もはや、俺を助けると思って、とでも言い出しそうな剣幕だ。
剛士はそんな2人を見て、やはり少し笑ってしまう。
笑いごとではないと言わんばかりに、高木が更に迫ってきた。
「頼む。剛士」
愚直なまでに、熱い気持ちを貫く人だ。
やっぱり、バスケ部にいた頃と、変わらないなあと、剛士は思う。
「……わかりました」
剛士は彼の真摯な瞳を受けとめ、頷いた。
「じゃあ、高木さん……目を閉じて、歯を食い縛ってください」
「おう」
高木が、感極まった表情で、頷いた。
剛士は立ち上がり、高木の横に立つ。
高木が彼の方に身体を向け、ゆっくりと目を閉じた。
エリカが息を飲み、グッと気持ちを堪えているのがわかる。
剛士は、右手の中指を曲げて親指で押さえると、高木の眉間に狙いを定めた――
「ぁいっ!……てぇっ!?」
高木の声が、驚きと疑問にひっくり返った。
今度こそ剛士は、声を出して笑ってしまう。
渾身のデコピンを喰らった高木は、額を押さえながら目を白黒させている。
「――はい。おしまいです」
剛士は小首を傾げ、微笑んだ。
「俺の気は済みました。だから高木さんも、もう気にしないでください」
「剛士……」
高木が、眉をハの字に下げ、じっと剛士を見つめている。
大柄で、男らしい顔立ちの彼が、そんな表情をするのは似合わない。
そう。高木には、明るく笑っていて欲しい――
剛士は改めて、高木に向けて真っ直ぐに微笑んだ。
「エリのこと、よろしくお願いします」
高木は少しの間、言葉も出せずに、目の前に立つ剛士を見上げていた。
しかし、剛士の気持ちを、丸ごと受け入れようと思ったのだろう。
パシッと自分の両頬を叩き、心に巣食っていた負い目を弾き飛ばした。
「――おう。俺、がんばるわ」
「はい」
高木が差し出してきた右手をしっかりと握り、剛士は笑顔で答えた。
そうして剛士は、高木の隣りで涙ぐんでいるエリカに向かい、笑いかけた。
「うん。これで、男同士は納得いったから。エリも、もう終わりにしてな」
「剛士……」
エリカは泣きそうな顔をして、口をへの字に曲げていた。
「本当にごめん……」
「うん。俺こそ、あのとき話も聞かずに、一方的に別れてごめんな」
剛士はエリカに向かい、素直に自分の弱さを言葉にしていく。
「俺、自分の気持ちしか考えられなくて。カッコ悪いとこ見られたくなくて、逃げた。真剣に付き合ってたのに、本当に失礼なことしたと思う。ごめん」
エリカは涙を堪え、ただ首を横に振った。
「ごめんなさい……」
「うん。俺、もう大丈夫だから」
剛士は、あえて悪戯っぽい声音で答える。
「俺、好きな子いるから。俺はもう、悠里のことしか、考えられないから」
ぷっと、エリカは泣きながら吹き出した。
「ちょっと。時を経て、もう1回振るの、やめてよね」
「はは、エリはもう、高木さんに任せたから。俺は知らない」
3人で顔を見合わせて、笑う。
これで、わだかまりは終わりにしよう。
そういう意味を込めて、力を合わせて、笑った。
3人をそれぞれ縛り付けていた枷が、やっと、解けていく気がした。
***
改めて、高木とエリカ、2人にも力を貸して貰おう。
前向きに、剛士はそう思った。
剛士は2人の向かいの席に戻り、言った。
「これから、ここに俺の親友、呼んでいいですか?」
高木とエリカが、顔を見合わせてから、しっかりと頷いてくれた。
「うん。よろしくな」
拓真に、軽く事情を説明してから、来てもらった方がいいだろう。
そう思った剛士が、電話してきます、と立ち上がろうとした、そのときだった。
剛士のスマートフォンが、着信を告げ、振動を始めた。
画面を見た剛士の顔が、ハッと強張る――
「……友だち?」
そっと問いかけてきた高木に対し、剛士は硬い表情のまま、頷いた。
「彩奈。……悠里の親友です」
その言葉を聞いた高木とエリカにも、緊張が走った。
剛士は、光を放ちながら振動を続けるスマートフォンの画面を、じっと見つめた。
もちろん彩奈にも、近いうち連絡したいとは思っていた。
しかし、彼女の方から先に、電話が来てしまった。
悪い予感しかない――
「……電話、出ます」
剛士は、ざわつく胸を押さえながら、スマートフォンを耳に当てた。
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
男友達を家に入れたら催眠術とおもちゃで責められ調教されちゃう話
mian
恋愛
気づいたら両手両足を固定されている。
クリトリスにはローター、膣には20センチ弱はある薄ピンクの鉤型が入っている。
友達だと思ってたのに、催眠術をかけられ体が敏感になって容赦なく何度もイかされる。気づけば彼なしではイけない体に作り変えられる。SM調教物語。
イケメンドクターは幼馴染み!夜の診察はベッドの上!?
すずなり。
恋愛
仕事帰りにケガをしてしまった私、かざね。
病院で診てくれた医師は幼馴染みだった!
「こんなにかわいくなって・・・。」
10年ぶりに再会した私たち。
お互いに気持ちを伝えられないまま・・・想いだけが加速していく。
かざね「どうしよう・・・私、ちーちゃんが好きだ。」
幼馴染『千秋』。
通称『ちーちゃん』。
きびしい一面もあるけど、優しい『ちーちゃん』。
千秋「かざねの側に・・・俺はいたい。」
自分の気持ちに気がついたあと、距離を詰めてくるのはかざねの仕事仲間の『ユウト』。
ユウト「今・・特定の『誰か』がいないなら・・・俺と付き合ってください。」
かざねは悩む。
かざね(ちーちゃんに振り向いてもらえないなら・・・・・・私がユウトさんを愛しさえすれば・・・・・忘れられる・・?)
※お話の中に出てくる病気や、治療法、職業内容などは全て架空のものです。
想像の中だけでお楽しみください。
※お話は全て想像の世界です。現実世界とはなんの関係もありません。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
ただただ楽しんでいただけたら嬉しいです。
すずなり。
R18 溺愛カレシと、甘い甘いエッチ♡ オトナの#秒恋 〜貴方と刻む、幸せなミライ〜
ReN
恋愛
♡R18 ラブラブな2人の激甘エッチ短篇集♡
愛溢れる幸せなエッチ短篇集♡
互いを思い合う、2人の気持ちが伝わりますように。
本編 #秒恋(学園ものラブコメ)もよろしくお願いします!
・第1章は、2人の初エッチ♡
前半は、2人で買い物をしたりお料理をしたりする、全年齢OKの甘々エピソード。
後半は、愛し合う2人の、初めてのエッチ♡
優しい言葉をかけられながら、たくさん愛される、R18エピソードです。
・第2章
初エッチから、2週間後の2人。
初めて、舌でイかされちゃったり、愛の証をつけられちゃうお話♡
・第3章
まだまだ初々しい悠里。
でも、だんだん剛士に慣らされて?
無意識に、いやらしく腰を振っちゃう可愛い悠里に、夢中になってしまう剛士のお話♡
・第4章
今回は、攻守交代。
クラスメイトと、彼の悦ばせ方の話をした悠里は、剛士に「教えて?」とおねだり。
剛士に優しく教えられながら、一生懸命に彼を手とお口で愛してあげる……
健気でエッチな悠里、必見♡
・第5章
学校帰り、初めて剛士の家にお呼ばれ♡
剛士の部屋で、剛士のベッドで組み敷かれて……
甘い甘い、制服エッチ♡
・第6章、11/18公開!
いわゆる、彼シャツなお話♡
自分の服を着た悠里に欲情しちゃう剛士をお楽しみください♡
★こちらは、 #秒恋シリーズの、少し未来のお話。
さまざまな試練を乗り越え、恋人になった後の甘々ストーリーになります♡
本編では、まだまだ恋人への道のりは遠い2人。
ただいま恋の障害を執筆中で、折れそうになる作者の心を奮い立たせるために書いた、エッチな番外編です(笑)
なので、更新は不定期です(笑)
お気に入りに登録していただきましたら、更新情報が通知されますので、ぜひ!
2人のなれそめに、ご興味を持ってくださったら、
本編#秒恋シリーズもよろしくお願いします!
#秒恋 タグで検索♡
★1
『私の恋はドキドキと、貴方への恋を刻む』
ストーカーに襲われた女子高の生徒を救う男子高のバスケ部イケメンの話
★2
『2人の日常を積み重ねて。恋のトラウマ、一緒に乗り越えましょう』
剛士と元彼女とのトラウマの話
★3
『友だち以上恋人未満の貴方に甘い甘いサプライズを』
2/14バレンタインデーは、剛士の誕生日だった!
親友たちとともに仕掛ける、甘い甘いバースデーサプライズの話
★4
『恋の試練は元カノじゃなく、元カノの親友だった件』
恋人秒読みと思われた悠里と剛士の間に立ち塞がる、元カノの親友という試練のお話
2人の心が試される、辛くて長い試練の始まりです…
よろしくお願いします!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる