16 / 28
piece5 救出
偽善者
しおりを挟む
そのとき、バン!と激しい音を立て、勢いよくドアが開いた。
後輩2人とカンナが、ハッと息を飲む中、ユタカだけは、笑った。
「……ああ~、そういうこと?」
ユタカは、一瞬そちらを確認し、またエリカを見た。
「アナタらしくない言葉遣いで、やたらと煽ってくると思ったら。コイツが来るまでの、時間稼ぎだったってわけね?」
ユタカは立ち上がり、剛士に向き直った。
「さすがは、元恋人同士。息合ってるねぇ?」
ここまで、懸命に走ってきたのであろう。
息を乱した剛士は何も答えず、まず悠里とエリカに駆け寄る。
「悠里……」
剛士の声すらも、耳に届かないのか。
ガタガタと震え、泣きじゃくりながら、悠里は必死にエリカに縋るばかりだ。
尋常ではない彼女の様子を認め、彼は悲しく眉を顰めた。
剛士は、手早く制服のジャケットを脱ぎ、その痛々しい身体に覆い被せる。
「……剛士」
張り詰めていた緊張が切れてしまったか、エリカの瞳が涙ぐんだ。
剛士は、片側の頬が赤くなった彼女を見て、小さく頷く。
自分が到着するまで、身体を張って悠里を守ってくれたエリカに、そっと呟いた。
「……ごめんな。ありがとう」
怒りと悲しみに燃え盛る剛士の目が、まず後輩2人に向いた。
「……お前らもか」
「あ、あの、待って、違う、違うんです」
「オレたちじゃない、オレたちじゃないです!」
ゆっくりと、2人に向かって歩き始める剛士。
後輩たちは慌てふためき、異口同音に否定の言葉を重ねる。
「オ、オレたちはただ、岸部さんに連れて来られただけ……」
「カンナさんだから!彼女さん殴ったのも、服破ったのも! オレたち触ってない!!」
2人は、近くで立ち尽くしていたカンナを指差し、剛士の怒りから何とか逃れようとした。
切れ長の瞳が、カンナを射抜く。
剛士の逆鱗に、触れた。
間近にその熱と圧力を感じ、さすがの彼女も思わず後ずさる。
「……おーい、待てよ剛士ー」
剛士とカンナの間に、割って入るように。
ユタカが、素早く立ちはだかった。
そして、剛士の視線を真っ直ぐに引き受け、笑ってみせる。
「何? オレの存在は無視? 後輩2人がここにいたのは驚いたみたいだけど、オレには驚かないのな?」
部屋の隅にまで逃げ、縮こまっている後輩たち。
ユタカは彼らを指し、戯けたように首を傾げた。
「……お前、オレがカンナさんの仲間だって。気づいてたんだろ」
「部室の俺のロッカーに、悠里の写真が入ってたんだから。部の誰かが手を貸してるのは、わかってたよ」
剛士が、低く呟いた。
「……お前じゃなければいいって、思ってたけどな」
「……ははっ。偽善者」
ユタカは、乾いた笑い声を上げた。
「はじめから、オレを疑ってたくせに」
剛士は、静かに問う。
静かに、静かに、ユタカに歩を進めながら。
「なんで、悠里を傷つけた」
「……効果的だったから」
ユタカは、せせら笑った。
「いつか。何かお前に、やってやりたかった。たまたまカンナさんと、利害が一致しただけ。悠里ちゃんが、丁度よかったんだよ、お前への嫌がらせにさ。深い意味なんて無いよ別に」
剛士の脚が大きく開き、ユタカとの距離を一気に詰めた。
「わっ」
「わーっ!」
ユタカの胸ぐらを掴んだ剛士に、後輩2人が、慌てて叫ぶ。
「柴崎さん、駄目です!」
「暴力沙汰は一発退部! 堪えてください!」
悠里の身体がビクッと竦み、助けを求めるようにエリカに、しがみ付いてきた。
エリカは必死に、その小さな身体を抱き返す。
「どうした、殴れよ剛士? 好きな女をこんな目に遭わされて何もしないなんて、男じゃねえよなぁ?」
ユタカが、場違いな明るい声で笑い出した。
剛士は彼の胸ぐらを掴み、間近で睨みつけてはいたが、拳を振り上げてはいない。
「……ははっ。ビビってんのか? エリカさんを、高木さんに取られたときみたいに?」
剛士は、答えなかった。
しかし、ユタカの胸ぐらを掴む手も、握り締めた拳も、怒りに震えていた。
それを感じとり、ユタカは更に言い募る。
「ああ? それとも、キャプテンの座にしがみついてんの? 悠里ちゃんより、自分の立場が大事かあ? この、偽善者が!!」
剛士の拳が、鋭く振り上げられた。
悠里が、悲しい泣き声を上げる。
強張った悠里を抱きしめたまま、エリカが必死に叫んだ。
「剛士、駄目!!」
「――おい。お前は、手ぇ出すな」
今にもユタカに向かって殴りかかろうとしていた剛士の右腕を、何者かが押さえる。
いつの間に、部屋に入って来たのか。
剛士はその人物を認めると、ハッと目を見開いた。
「俺がやる」
言うが早いか、彼は剛士が捕らえていたユタカの頬を、豪快に殴りつけた。
ユタカは小さな叫びを上げ、無様に尻餅をつく。
彼は間髪入れず、ユタカの腹を蹴り上げた。
「……剛士にとって、俺は良い先輩じゃないけどさ、」
のたうち回るユタカを見下ろし、彼は、噛み締めるように言った。
「俺にとっては今でも、大事な後輩なんだわ」
掠れる声で、剛士は彼を呼ぶ。
「高木、さん」
「……おう。よく我慢したな、偉いぞ」
高木は、硬く握られたままだった剛士の拳を自分の手で包み、小さく笑った。
「後は、俺に任せろ」
「正信……」
エリカが、ホッとしたように高木を呼んだ。
高木は、チラリとエリカを見やり、頷いた。
「遅くなってごめんな」
2人の短い会話から、剛士は、エリカが高木にも助けを求めていたことを理解した。
彼が間に合っていなければ、剛士は悠里がいるこの場で、ユタカに手を上げてしまっていただろう。
高木が来てくれたことは、剛士にとっても幸いだった。
「……は……え、高木、さん……?」
ユタカは腹を押さえ、身体を丸めたまま、高木を睨め付けた。
「なん、で、ここに……てか、アンタ、関係ない、でしょ……」
咳き込みながら恨み言を連ねるユタカの前に、高木はしゃがみ込んだ。
「なあ。俺の彼女の頬っぺたが、赤くなってんだけど。あれ、お前か?」
「は……」
「お前だな」
剛士よりも上背があり、体格の良い高木の重い拳が、再びユタカの頬にめり込んだ。
「ぐっ……!」
汚い物を払うように、高木は手をブラブラと振る。
「エリカは俺の彼女。剛士は俺の大事な後輩。関係大アリなんだよ。ぶち殺すぞ」
高木と面識のない1年の後輩2人は、部屋の隅に逃げたまま、縮こまっている。
もともと、ユタカの腰巾着だっただけの2人だ。
完全に白旗をあげていた。
彼らには目もくれず、高木の怒りは、ぐるりとカンナの方を向いた。
「さあて。元凶、潰さねえとな……」
「ちょ、ちょっと待てよ」
ユタカが頬を押さえたまま、慌てて立ち上がる。
「いくら何でも、女を殴んのは最低でしょ」
「どの口で言ってんだお前」
高木は忌々しげに、ユタカを片手で押し除けようとする。
しかしユタカは、退かなかった。
「カンナさんにも事情があんだって! それを聞くくらい、いいだろ?」
ユタカの目は、真剣だった。
決死の覚悟を灯し、剛士を見つめる。
「剛士。聞いてあげてくれよ。カンナさん、明日実家に帰っちゃうんだよ。もうこっちに戻らない。これが最後なんだよ!」
何も知らなかったエリカが、驚愕の表情で、カンナを見た。
カンナの顔からはもう、狂気めいた興奮は消え失せていた。
彼女は、抜け殻のように虚ろな目をして、ただ剛士を見ていた。
***
ユタカが初めて見せる、心からの叫び。
剛士は、唇を引き結んでユタカを、そしてカンナを見る。
その切れ長の瞳には、怒りが燃え盛っていた。
この女は、悠里をこんな目に遭わせた張本人だ。
――事情なんて、どうでもいい。
許さない、こいつは。こいつだけは――!!
殴り掛かりたい衝動を抑えるのに、必死だった。
一瞬でも気を抜いてしまえば、剛士は自分の抱えるもの、背負っているものを全て、なげうってしまいそうだった。
剛士は、震えるほどに強く、両拳を握り締める。
そうだ。耐えなければ。
悠里が、ここにいるのだ。
いま自分が衝動に任せて、一線を超えるわけにはいかない。
悠里の目の前で、暴力を振るってはいけない。
悠里を、怖がらせたくない。
これ以上、泣かせたくない。
傷つけたくない……
剛士は、切れかかる理性の糸を必死に、心に手繰り寄せた。
後輩2人とカンナが、ハッと息を飲む中、ユタカだけは、笑った。
「……ああ~、そういうこと?」
ユタカは、一瞬そちらを確認し、またエリカを見た。
「アナタらしくない言葉遣いで、やたらと煽ってくると思ったら。コイツが来るまでの、時間稼ぎだったってわけね?」
ユタカは立ち上がり、剛士に向き直った。
「さすがは、元恋人同士。息合ってるねぇ?」
ここまで、懸命に走ってきたのであろう。
息を乱した剛士は何も答えず、まず悠里とエリカに駆け寄る。
「悠里……」
剛士の声すらも、耳に届かないのか。
ガタガタと震え、泣きじゃくりながら、悠里は必死にエリカに縋るばかりだ。
尋常ではない彼女の様子を認め、彼は悲しく眉を顰めた。
剛士は、手早く制服のジャケットを脱ぎ、その痛々しい身体に覆い被せる。
「……剛士」
張り詰めていた緊張が切れてしまったか、エリカの瞳が涙ぐんだ。
剛士は、片側の頬が赤くなった彼女を見て、小さく頷く。
自分が到着するまで、身体を張って悠里を守ってくれたエリカに、そっと呟いた。
「……ごめんな。ありがとう」
怒りと悲しみに燃え盛る剛士の目が、まず後輩2人に向いた。
「……お前らもか」
「あ、あの、待って、違う、違うんです」
「オレたちじゃない、オレたちじゃないです!」
ゆっくりと、2人に向かって歩き始める剛士。
後輩たちは慌てふためき、異口同音に否定の言葉を重ねる。
「オ、オレたちはただ、岸部さんに連れて来られただけ……」
「カンナさんだから!彼女さん殴ったのも、服破ったのも! オレたち触ってない!!」
2人は、近くで立ち尽くしていたカンナを指差し、剛士の怒りから何とか逃れようとした。
切れ長の瞳が、カンナを射抜く。
剛士の逆鱗に、触れた。
間近にその熱と圧力を感じ、さすがの彼女も思わず後ずさる。
「……おーい、待てよ剛士ー」
剛士とカンナの間に、割って入るように。
ユタカが、素早く立ちはだかった。
そして、剛士の視線を真っ直ぐに引き受け、笑ってみせる。
「何? オレの存在は無視? 後輩2人がここにいたのは驚いたみたいだけど、オレには驚かないのな?」
部屋の隅にまで逃げ、縮こまっている後輩たち。
ユタカは彼らを指し、戯けたように首を傾げた。
「……お前、オレがカンナさんの仲間だって。気づいてたんだろ」
「部室の俺のロッカーに、悠里の写真が入ってたんだから。部の誰かが手を貸してるのは、わかってたよ」
剛士が、低く呟いた。
「……お前じゃなければいいって、思ってたけどな」
「……ははっ。偽善者」
ユタカは、乾いた笑い声を上げた。
「はじめから、オレを疑ってたくせに」
剛士は、静かに問う。
静かに、静かに、ユタカに歩を進めながら。
「なんで、悠里を傷つけた」
「……効果的だったから」
ユタカは、せせら笑った。
「いつか。何かお前に、やってやりたかった。たまたまカンナさんと、利害が一致しただけ。悠里ちゃんが、丁度よかったんだよ、お前への嫌がらせにさ。深い意味なんて無いよ別に」
剛士の脚が大きく開き、ユタカとの距離を一気に詰めた。
「わっ」
「わーっ!」
ユタカの胸ぐらを掴んだ剛士に、後輩2人が、慌てて叫ぶ。
「柴崎さん、駄目です!」
「暴力沙汰は一発退部! 堪えてください!」
悠里の身体がビクッと竦み、助けを求めるようにエリカに、しがみ付いてきた。
エリカは必死に、その小さな身体を抱き返す。
「どうした、殴れよ剛士? 好きな女をこんな目に遭わされて何もしないなんて、男じゃねえよなぁ?」
ユタカが、場違いな明るい声で笑い出した。
剛士は彼の胸ぐらを掴み、間近で睨みつけてはいたが、拳を振り上げてはいない。
「……ははっ。ビビってんのか? エリカさんを、高木さんに取られたときみたいに?」
剛士は、答えなかった。
しかし、ユタカの胸ぐらを掴む手も、握り締めた拳も、怒りに震えていた。
それを感じとり、ユタカは更に言い募る。
「ああ? それとも、キャプテンの座にしがみついてんの? 悠里ちゃんより、自分の立場が大事かあ? この、偽善者が!!」
剛士の拳が、鋭く振り上げられた。
悠里が、悲しい泣き声を上げる。
強張った悠里を抱きしめたまま、エリカが必死に叫んだ。
「剛士、駄目!!」
「――おい。お前は、手ぇ出すな」
今にもユタカに向かって殴りかかろうとしていた剛士の右腕を、何者かが押さえる。
いつの間に、部屋に入って来たのか。
剛士はその人物を認めると、ハッと目を見開いた。
「俺がやる」
言うが早いか、彼は剛士が捕らえていたユタカの頬を、豪快に殴りつけた。
ユタカは小さな叫びを上げ、無様に尻餅をつく。
彼は間髪入れず、ユタカの腹を蹴り上げた。
「……剛士にとって、俺は良い先輩じゃないけどさ、」
のたうち回るユタカを見下ろし、彼は、噛み締めるように言った。
「俺にとっては今でも、大事な後輩なんだわ」
掠れる声で、剛士は彼を呼ぶ。
「高木、さん」
「……おう。よく我慢したな、偉いぞ」
高木は、硬く握られたままだった剛士の拳を自分の手で包み、小さく笑った。
「後は、俺に任せろ」
「正信……」
エリカが、ホッとしたように高木を呼んだ。
高木は、チラリとエリカを見やり、頷いた。
「遅くなってごめんな」
2人の短い会話から、剛士は、エリカが高木にも助けを求めていたことを理解した。
彼が間に合っていなければ、剛士は悠里がいるこの場で、ユタカに手を上げてしまっていただろう。
高木が来てくれたことは、剛士にとっても幸いだった。
「……は……え、高木、さん……?」
ユタカは腹を押さえ、身体を丸めたまま、高木を睨め付けた。
「なん、で、ここに……てか、アンタ、関係ない、でしょ……」
咳き込みながら恨み言を連ねるユタカの前に、高木はしゃがみ込んだ。
「なあ。俺の彼女の頬っぺたが、赤くなってんだけど。あれ、お前か?」
「は……」
「お前だな」
剛士よりも上背があり、体格の良い高木の重い拳が、再びユタカの頬にめり込んだ。
「ぐっ……!」
汚い物を払うように、高木は手をブラブラと振る。
「エリカは俺の彼女。剛士は俺の大事な後輩。関係大アリなんだよ。ぶち殺すぞ」
高木と面識のない1年の後輩2人は、部屋の隅に逃げたまま、縮こまっている。
もともと、ユタカの腰巾着だっただけの2人だ。
完全に白旗をあげていた。
彼らには目もくれず、高木の怒りは、ぐるりとカンナの方を向いた。
「さあて。元凶、潰さねえとな……」
「ちょ、ちょっと待てよ」
ユタカが頬を押さえたまま、慌てて立ち上がる。
「いくら何でも、女を殴んのは最低でしょ」
「どの口で言ってんだお前」
高木は忌々しげに、ユタカを片手で押し除けようとする。
しかしユタカは、退かなかった。
「カンナさんにも事情があんだって! それを聞くくらい、いいだろ?」
ユタカの目は、真剣だった。
決死の覚悟を灯し、剛士を見つめる。
「剛士。聞いてあげてくれよ。カンナさん、明日実家に帰っちゃうんだよ。もうこっちに戻らない。これが最後なんだよ!」
何も知らなかったエリカが、驚愕の表情で、カンナを見た。
カンナの顔からはもう、狂気めいた興奮は消え失せていた。
彼女は、抜け殻のように虚ろな目をして、ただ剛士を見ていた。
***
ユタカが初めて見せる、心からの叫び。
剛士は、唇を引き結んでユタカを、そしてカンナを見る。
その切れ長の瞳には、怒りが燃え盛っていた。
この女は、悠里をこんな目に遭わせた張本人だ。
――事情なんて、どうでもいい。
許さない、こいつは。こいつだけは――!!
殴り掛かりたい衝動を抑えるのに、必死だった。
一瞬でも気を抜いてしまえば、剛士は自分の抱えるもの、背負っているものを全て、なげうってしまいそうだった。
剛士は、震えるほどに強く、両拳を握り締める。
そうだ。耐えなければ。
悠里が、ここにいるのだ。
いま自分が衝動に任せて、一線を超えるわけにはいかない。
悠里の目の前で、暴力を振るってはいけない。
悠里を、怖がらせたくない。
これ以上、泣かせたくない。
傷つけたくない……
剛士は、切れかかる理性の糸を必死に、心に手繰り寄せた。
1
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
#秒恋7 それぞれの翌日――壊れた日常を取り戻すために
ReN
恋愛
#秒恋7 それぞれの翌日――壊れた日常を取り戻すために
悠里と剛士を襲った悲しい大事件の翌日と翌々日を描いた今作。
それぞれの家族や、剛士の部活、そして2人の親友を巻き込み、悲しみが膨れ上がっていきます。
壊れてしまった幸せな日常を、傷つき閉ざされてしまった悠里の心を、剛士は取り戻すことはできるのでしょうか。
過去に登場した悠里の弟や、これまで登場したことのなかった剛士の家族。
そして、剛士のバスケ部のメンバー。
何より、親友の彩奈と拓真。
周りの人々に助けられながら、壊れた日常を取り戻そうと足掻いていきます。
やはりあの日の大事件のショックは大きくて、簡単にハッピーエンドとはいかないようです……
それでも、2人がもう一度、手を取り合って、抱き合って。
心から笑い合える未来を掴むために、剛士くんも悠里ちゃんもがんばっていきます。
心の傷。トラウマ。
少しずつ、乗り越えていきます。
ぜひ見守ってあげてください!
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
【ショートショート】おやすみ
樹(いつき)@作品使用時は作者名明記必須
恋愛
◆こちらは声劇用台本になりますが普通に読んで頂いても癒される作品になっています。
声劇用だと1分半ほど、黙読だと1分ほどで読みきれる作品です。
⚠動画・音声投稿サイトにご使用になる場合⚠
・使用許可は不要ですが、自作発言や転載はもちろん禁止です。著作権は放棄しておりません。必ず作者名の樹(いつき)を記載して下さい。(何度注意しても作者名の記載が無い場合には台本使用を禁止します)
・語尾変更や方言などの多少のアレンジはokですが、大幅なアレンジや台本の世界観をぶち壊すようなアレンジやエフェクトなどはご遠慮願います。
その他の詳細は【作品を使用する際の注意点】をご覧下さい。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる