R18 溺愛カレシと、甘い甘いエッチ♡ オトナの#秒恋 〜貴方と刻む、幸せなミライ〜

ReN

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piece6 剛士のシャツを着て

精一杯

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「まだ……続ける?」
剛士は荒い息を零す彼女の耳元に、唇を寄せた。
「泊まるって言わないと、このまま、いかせ続けるよ?」
「やっ……や、だ……っ」
涙ぐんだ大きな瞳が、許しを乞うように剛士を見上げる。

優しく微笑み、剛士は言った。
「……泊まってけよ、悠里?」
「は、い……」
「……よくできました」
悠里の乱れた髪を撫で、整えてあげながら剛士は微笑んだ。


「……じゃ、続きしようか」
「えっ?」
悠里が目を見開いてうろたえる。
「そん、な……」
「泊まるなら、もう手加減いらないよな?」
「や、ゴウさん……っ」

ふっと剛士は吹き出した。
「……大丈夫だよ、悠里」
ちゅっと甘いキスをし、剛士は微笑む。
「俺の我が儘、きいてくれてありがとな」
「ゴウさん……」
「優しくする」

剛士は愛おしそうに悠里の髪を撫で、抱きしめる。
「だから、今日はいっぱい、悠里を抱かせて?」
悠里の華奢な腕が、そっと剛士の首に絡められた。
「……うん」


剛士が、悠里の着ているシャツに目を移し、嬉しそうに微笑む。
「悠里は、俺のもの」
「ふふ……うん!」
自分が彼のシャツを着ることで、こんなに喜んでくれたんだなあと、悠里は微笑ましくなってしまう。

「……ゴウさん、大好き」
「俺も、」
甘やかに微笑み、剛士は応えた。
「大好きだよ、悠里」


悠里は彼の首に腕を絡めて、囁いた。
「……ゴウさん」
「ん?」
「もっと、ゴウさんのものに、して?」
「……悠里」
剛士の切れ長の瞳に、甘い炎が灯った。
「それ、めちゃめちゃに抱かれたいって意味にしか聞こえないよ?」
「……ん」

悠里は頬を染めながらも、頷いた。
「……そういう、意味だよ」
「……わかった」
剛士が艶然とした微笑を浮かべる。
「悠里の、望み通りに」


ゲリラ豪雨はいつしか止み、窓からは光が差し込んでいた。
しかし2人は、今日はもう外に出ない。
目の前にいる互いを、精一杯、愛するだけだ。

剛士の大きな手が、熱い唇が身体をなぞるたびに、悠里は甘い悲鳴を上げる。
お互いしか見えない幸せな部屋の中で、2人は時間をかけて、心が満たされるまで愛し合った。
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