1 / 9
第1話
しおりを挟む
――十三歳のそのクリスマス、少年はサンタに願った。
サンタさん、お願いだから。おれに殺されてくれ、と。――
ぶちまけた砂のように空の一面で星の瞬く夜。軒下の暗闇で少年は白い息を吐き、冷え切った足の指をブーツの中でうごめかした。父が遺したブーツはまだ大きすぎたが、隙間に布を詰め込んでサイズを合わせている。いざというとき、しっかりと駆けられるように。寒さに足踏みした踵の下で、板張りのテラスが音を立てる。その失態に身をすくませ、体中全ての動きを止めた。そのままの姿勢で数秒いたが、家の中から物音はない。家族はよく眠っているようだった。
町並に目をやる。月明かりに白く浮かび上がる通りに人の姿はない、土埃を立てる馬も馬車も。通りの両脇には少年の家と同じく、二階のベランダを兼ねた軒とその下に板張りのテラスを備えた、木造の家が建ち並ぶ。そのどれにも明かりはない――ただ一軒、野太い笑い声と姦しい嬌声の上がる酒場を除いて。
そちらに目を走らせ、少年はひどく顔を歪める。路地へと唾を吐き、右手を腰にやった。革のホルスターに包まれた、腿の外側に下がるものに触れる。それは刺すように、全てを拒むように冷たく、だからこそ頼もしく思えた。
風が吹き、丸く絡まった旅枯れ草が通りを転がる。砂が舞い上がり、地に落ちる音を雨のように立てた。そして砂煙の向こう、荒野から。少年は待ちかねた音を聞いた。
鈴の音。しゃんしゃんしゃんと揺れ響く、澄んだ音色。
古の聖人、全ての良い子の願いを聞く者。毎年来てはイヴの夜、全ての――ぐっすり眠った――子供の家を巡り、枕元にプレゼントを置く者。サンタクロース。
歯を軋らせ、少年は通りへと飛び出した。右手は腰に回している。銃帯に納まり、月明かりに拳銃の握りへと。通りの真ん中で、音のする方へと真っすぐに向く。冷えた右手の指を何度も曲げ伸ばししながら。
やがて、砂煙の向こうで鈴の音が大きくなる。それと共に妙な音が聞こえ出した。ひどく聞きなれた、しかしそぐわない音。馬の、蹄の音。サンタクロースと言うのはトナカイに曳かせた橇に乗っているのではなかったか?
さらに鈴の音は大きくなり、砂煙は止み。月明かりの下、少年の前にそれは姿を現す。
馬。橇などはどこにもない。今しがた荒野で捕まえてきたかのような、砂埃にまみれた悍馬。鞍には鈴がいくつもくくりつけられ、その上にまたがるのは。
筋肉。ふわふわとした白い縁取りのある温かげな赤い衣、それを破かんばかりに膨れた、巌の如き筋肉。それを備えた、老年の男。片目は黒い眼帯に覆われている。衣と同じ素材でできた帽子の先は、岩を粗く削ったみたいな顔の横に柔らかく垂れ下がっていた。その突端には可愛らしくも白い毛玉のような房がついている、あまりにも悪い冗談のように。鞍の後ろには彼の体ほどもある、大きな白い袋を乗せていた。気のせいか、この悍馬ですら足取りは苦しげに見えた。
「え……」
さすがに少年は言葉を失う。目にするのは初めてだがサンタクロースとはこんな、なんというか、凶暴そうなものだったか? 妹の、仇は。
サンタクロースは片手で手綱を持ち、片手に瓶を持っていた。それを口に当て、星空へ掲げるようにして中の液体を飲む。月明かりの下、琥珀色に揺れる瓶の中身はバーボンだろう。やがて白い息を大きく吐き、長い白髭の生える口元を拭う。ゲップの音が聞こえた。
少年が身動きできずにいるとサンタクロースは手綱を引き、馬の脚を止めた。目の前で、見下ろすように。
酒の臭いと共に低い声が響く。
「んだぁ、ガキ。イイ子なら寝てろ、それか死ね」
少年は口を開けていた。何度か開け閉めし、ようやく言葉を絞り出す。
「あ、あんたが、サンタか」
サンタクロースは鼻を鳴らす。
「ったりめぇよ。だからどうだってんだ、ガキ」
少年は顔を引きつらせ、噛み合わない歯を鳴らし、やがて言った。
「死んでくれ」
表情を変えず、サンタクロースは懐に手をやる。細巻をくわえ、燐付マッチを鞍に擦って火を点ける。その明かりの中に眼帯が浮かび上がって見えた。唇の端で細巻をくゆらしながら、また懐に手をやる。取り出した、赤い表紙の帳面を月明かりにかざしてページを繰った。
「ふン……おめぇ、ジョシュア・ウォーデンだな。リストにある……『サンタクロースを殺したい』だと? クソみてぇな願い事しやがってよ、ケツから生まれたクソ太郎が。もちっとマシなリクエストはねぇのかそのクソが詰まった頭にはよ」
ジョシュアの頬がひどく引きつる。
「うるせっ、死――」
ジョシュアの指が銃を握るよりも早く。鐙に乗せられていた、サンタクロースの足が動いた。砂まみれのブーツは正面からジョシュアの鼻を打ちのめす。通りへ倒れ、血のこぼれる鼻を押さえて起き上がろうとしたところへ。頭へ、硬いものが押し当てられた。
ゆっくりと顔を上げると。馬から下りたサンタクロースが手にしているものが見えた。銃。右手には水平二連の野太い銃身、短く切り詰めた散弾銃。左手には六連発の拳銃。それらがごりごりと、ジョシュアの頭に押しつけられていた。
表情の消えた顔のまま、ジョシュアはゆっっっくりと手を上げる。サンタクロースの顔をうかがいながら、空気を動かすのも怖れるように。
サンタクロースは鼻で息をつき、長い上衣の裾をまくった。そこに交差して下がる二本の銃帯へ、音を立てて銃を突っ込む。細巻を口の端で揺らし、煙を吹かす。
「で?」
ジョシュアは何も言えず、鼻血を滴らせながら目を瞬かせた。
身を乗り出したサンタクロースが細巻を揺らし、ジョシュアの頭に灰を落とす。
「熱っつ!」
飛び上がったジョシュアに向けて、サンタクロースは煙を吹いた。
「で、つってんだろガキ。言えよ……なんでまたこの俺様を、良い子の味方のサンタクロースを、よりにもよって殺そうってんだ」
ジョシュアは何度か小さくうなずき、口を開いた。こわばった笑みを浮かべて。話すうちにやがて笑みは消え、顔を歪め、時折奥歯を軋ませて。
サンタさん、お願いだから。おれに殺されてくれ、と。――
ぶちまけた砂のように空の一面で星の瞬く夜。軒下の暗闇で少年は白い息を吐き、冷え切った足の指をブーツの中でうごめかした。父が遺したブーツはまだ大きすぎたが、隙間に布を詰め込んでサイズを合わせている。いざというとき、しっかりと駆けられるように。寒さに足踏みした踵の下で、板張りのテラスが音を立てる。その失態に身をすくませ、体中全ての動きを止めた。そのままの姿勢で数秒いたが、家の中から物音はない。家族はよく眠っているようだった。
町並に目をやる。月明かりに白く浮かび上がる通りに人の姿はない、土埃を立てる馬も馬車も。通りの両脇には少年の家と同じく、二階のベランダを兼ねた軒とその下に板張りのテラスを備えた、木造の家が建ち並ぶ。そのどれにも明かりはない――ただ一軒、野太い笑い声と姦しい嬌声の上がる酒場を除いて。
そちらに目を走らせ、少年はひどく顔を歪める。路地へと唾を吐き、右手を腰にやった。革のホルスターに包まれた、腿の外側に下がるものに触れる。それは刺すように、全てを拒むように冷たく、だからこそ頼もしく思えた。
風が吹き、丸く絡まった旅枯れ草が通りを転がる。砂が舞い上がり、地に落ちる音を雨のように立てた。そして砂煙の向こう、荒野から。少年は待ちかねた音を聞いた。
鈴の音。しゃんしゃんしゃんと揺れ響く、澄んだ音色。
古の聖人、全ての良い子の願いを聞く者。毎年来てはイヴの夜、全ての――ぐっすり眠った――子供の家を巡り、枕元にプレゼントを置く者。サンタクロース。
歯を軋らせ、少年は通りへと飛び出した。右手は腰に回している。銃帯に納まり、月明かりに拳銃の握りへと。通りの真ん中で、音のする方へと真っすぐに向く。冷えた右手の指を何度も曲げ伸ばししながら。
やがて、砂煙の向こうで鈴の音が大きくなる。それと共に妙な音が聞こえ出した。ひどく聞きなれた、しかしそぐわない音。馬の、蹄の音。サンタクロースと言うのはトナカイに曳かせた橇に乗っているのではなかったか?
さらに鈴の音は大きくなり、砂煙は止み。月明かりの下、少年の前にそれは姿を現す。
馬。橇などはどこにもない。今しがた荒野で捕まえてきたかのような、砂埃にまみれた悍馬。鞍には鈴がいくつもくくりつけられ、その上にまたがるのは。
筋肉。ふわふわとした白い縁取りのある温かげな赤い衣、それを破かんばかりに膨れた、巌の如き筋肉。それを備えた、老年の男。片目は黒い眼帯に覆われている。衣と同じ素材でできた帽子の先は、岩を粗く削ったみたいな顔の横に柔らかく垂れ下がっていた。その突端には可愛らしくも白い毛玉のような房がついている、あまりにも悪い冗談のように。鞍の後ろには彼の体ほどもある、大きな白い袋を乗せていた。気のせいか、この悍馬ですら足取りは苦しげに見えた。
「え……」
さすがに少年は言葉を失う。目にするのは初めてだがサンタクロースとはこんな、なんというか、凶暴そうなものだったか? 妹の、仇は。
サンタクロースは片手で手綱を持ち、片手に瓶を持っていた。それを口に当て、星空へ掲げるようにして中の液体を飲む。月明かりの下、琥珀色に揺れる瓶の中身はバーボンだろう。やがて白い息を大きく吐き、長い白髭の生える口元を拭う。ゲップの音が聞こえた。
少年が身動きできずにいるとサンタクロースは手綱を引き、馬の脚を止めた。目の前で、見下ろすように。
酒の臭いと共に低い声が響く。
「んだぁ、ガキ。イイ子なら寝てろ、それか死ね」
少年は口を開けていた。何度か開け閉めし、ようやく言葉を絞り出す。
「あ、あんたが、サンタか」
サンタクロースは鼻を鳴らす。
「ったりめぇよ。だからどうだってんだ、ガキ」
少年は顔を引きつらせ、噛み合わない歯を鳴らし、やがて言った。
「死んでくれ」
表情を変えず、サンタクロースは懐に手をやる。細巻をくわえ、燐付マッチを鞍に擦って火を点ける。その明かりの中に眼帯が浮かび上がって見えた。唇の端で細巻をくゆらしながら、また懐に手をやる。取り出した、赤い表紙の帳面を月明かりにかざしてページを繰った。
「ふン……おめぇ、ジョシュア・ウォーデンだな。リストにある……『サンタクロースを殺したい』だと? クソみてぇな願い事しやがってよ、ケツから生まれたクソ太郎が。もちっとマシなリクエストはねぇのかそのクソが詰まった頭にはよ」
ジョシュアの頬がひどく引きつる。
「うるせっ、死――」
ジョシュアの指が銃を握るよりも早く。鐙に乗せられていた、サンタクロースの足が動いた。砂まみれのブーツは正面からジョシュアの鼻を打ちのめす。通りへ倒れ、血のこぼれる鼻を押さえて起き上がろうとしたところへ。頭へ、硬いものが押し当てられた。
ゆっくりと顔を上げると。馬から下りたサンタクロースが手にしているものが見えた。銃。右手には水平二連の野太い銃身、短く切り詰めた散弾銃。左手には六連発の拳銃。それらがごりごりと、ジョシュアの頭に押しつけられていた。
表情の消えた顔のまま、ジョシュアはゆっっっくりと手を上げる。サンタクロースの顔をうかがいながら、空気を動かすのも怖れるように。
サンタクロースは鼻で息をつき、長い上衣の裾をまくった。そこに交差して下がる二本の銃帯へ、音を立てて銃を突っ込む。細巻を口の端で揺らし、煙を吹かす。
「で?」
ジョシュアは何も言えず、鼻血を滴らせながら目を瞬かせた。
身を乗り出したサンタクロースが細巻を揺らし、ジョシュアの頭に灰を落とす。
「熱っつ!」
飛び上がったジョシュアに向けて、サンタクロースは煙を吹いた。
「で、つってんだろガキ。言えよ……なんでまたこの俺様を、良い子の味方のサンタクロースを、よりにもよって殺そうってんだ」
ジョシュアは何度か小さくうなずき、口を開いた。こわばった笑みを浮かべて。話すうちにやがて笑みは消え、顔を歪め、時折奥歯を軋ませて。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
後宮なりきり夫婦録
石田空
キャラ文芸
「月鈴、ちょっと嫁に来るか?」
「はあ……?」
雲仙国では、皇帝が三代続いて謎の昏睡状態に陥る事態が続いていた。
あまりにも不可解なために、新しい皇帝を立てる訳にもいかない国は、急遽皇帝の「影武者」として跡継ぎ騒動を防ぐために寺院に入れられていた皇子の空燕を呼び戻すことに決める。
空燕の国の声に応える条件は、同じく寺院で方士修行をしていた方士の月鈴を妃として後宮に入れること。
かくしてふたりは片や皇帝の影武者として、片や皇帝の偽りの愛妃として、後宮と言う名の魔窟に潜入捜査をすることとなった。
影武者夫婦は、後宮内で起こる事件の謎を解けるのか。そしてふたりの想いの行方はいったい。
サイトより転載になります。
夜勤の白井さんは妖狐です 〜夜のネットカフェにはあやかしが集結〜
瀬崎由美
キャラ文芸
鮎川千咲は短大卒業後も就職が決まらず、学生時代から勤務していたインターネットカフェ『INARI』でアルバイト中。ずっと日勤だった千咲へ、ある日店長から社員登用を条件に夜勤への移動を言い渡される。夜勤には正社員でイケメンの白井がいるが、彼は顔を合わす度に千咲のことを睨みつけてくるから苦手だった。初めての夜勤、自分のことを怖がって涙ぐんでしまった千咲に、白井は誤解を解くために自分の正体を明かし、人外に憑かれやすい千咲へ稲荷神の護符を手渡す。その護符の力で人ならざるモノが視えるようになってしまった千咲。そして、夜な夜な人外と、ちょっと訳ありな人間が訪れてくるネットカフェのお話です。
★第7回キャラ文芸大賞で奨励賞をいただきました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
里帰りした猫又は錬金術師の弟子になる。
音喜多子平
キャラ文芸
【第六回キャラ文芸大賞 奨励賞】
人の世とは異なる妖怪の世界で生まれた猫又・鍋島環は、幼い頃に家庭の事情で人間の世界へと送られてきていた。
それから十余年。心優しい主人に拾われ、平穏無事な飼い猫ライフを送っていた環であったが突然、本家がある異世界「天獄屋(てんごくや)」に呼び戻されることになる。
主人との別れを惜しみつつ、環はしぶしぶ実家へと里帰りをする...しかし、待ち受けていたのは今までの暮らしが極楽に思えるほどの怒涛の日々であった。
本家の勝手な指図に翻弄されるまま、まともな記憶さえたどたどしい異世界で丁稚奉公をさせられる羽目に…その上ひょんなことから錬金術師に拾われ、錬金術の手習いまですることになってしまう。
百合系サキュバス達に一目惚れされた
釧路太郎
キャラ文芸
名門零楼館高校はもともと女子高であったのだが、様々な要因で共学になって数年が経つ。
文武両道を掲げる零楼館高校はスポーツ分野だけではなく進学実績も全国レベルで見ても上位に食い込んでいるのであった。
そんな零楼館高校の歴史において今まで誰一人として選ばれたことのない“特別指名推薦”に選ばれたのが工藤珠希なのである。
工藤珠希は身長こそ平均を超えていたが、運動や学力はいたって平均クラスであり性格の良さはあるものの特筆すべき才能も無いように見られていた。
むしろ、彼女の幼馴染である工藤太郎は様々な部活の助っ人として活躍し、中学生でありながら様々な競技のプロ団体からスカウトが来るほどであった。更に、学力面においても優秀であり国内のみならず海外への進学も不可能ではないと言われるほどであった。
“特別指名推薦”の話が学校に来た時は誰もが相手を間違えているのではないかと疑ったほどであったが、零楼館高校関係者は工藤珠希で間違いないという。
工藤珠希と工藤太郎は血縁関係はなく、複雑な家庭環境であった工藤太郎が幼いころに両親を亡くしたこともあって彼は工藤家の養子として迎えられていた。
兄妹同然に育った二人ではあったが、お互いが相手の事を守ろうとする良き関係であり、恋人ではないがそれ以上に信頼しあっている。二人の関係性は苗字が同じという事もあって夫婦と揶揄されることも多々あったのだ。
工藤太郎は県外にあるスポーツ名門校からの推薦も来ていてほぼ内定していたのだが、工藤珠希が零楼館高校に入学することを決めたことを受けて彼も零楼館高校を受験することとなった。
スポーツ分野でも名をはせている零楼館高校に工藤太郎が入学すること自体は何の違和感もないのだが、本来入学する予定であった高校関係者は落胆の声をあげていたのだ。だが、彼の出自も相まって彼の意志を否定する者は誰もいなかったのである。
二人が入学する零楼館高校には外に出ていない秘密があるのだ。
零楼館高校に通う生徒のみならず、教員職員運営者の多くがサキュバスでありそのサキュバスも一般的に知られているサキュバスと違い女性を対象とした変異種なのである。
かつては“秘密の花園”と呼ばれた零楼館女子高等学校もそういった意味を持っていたのだった。
ちなみに、工藤珠希は工藤太郎の事を好きなのだが、それは誰にも言えない秘密なのである。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」「ノベルバ」「ノベルピア」にも掲載しております。
皇太后(おかあ)様におまかせ!〜皇帝陛下の純愛探し〜
菰野るり
キャラ文芸
皇帝陛下はお年頃。
まわりは縁談を持ってくるが、どんな美人にもなびかない。
なんでも、3年前に一度だけ出逢った忘れられない女性がいるのだとか。手がかりはなし。そんな中、皇太后は自ら街に出て息子の嫁探しをすることに!
この物語の皇太后の名は雲泪(ユンレイ)、皇帝の名は堯舜(ヤオシュン)です。つまり【後宮物語〜身代わり宮女は皇帝陛下に溺愛されます⁉︎〜】の続編です。しかし、こちらから読んでも楽しめます‼︎どちらから読んでも違う感覚で楽しめる⁉︎こちらはポジティブなラブコメです。

新説・鶴姫伝! 日いづる国の守り神 PART6 ~もう一度、何度でも!~
朝倉矢太郎(BELL☆PLANET)
キャラ文芸
長きに渡る日本奪還の戦いも、いよいよこれで最終章。
圧倒的な力を誇る邪神軍団に、鶴と誠はどのように立ち向かうのか!?
この物語、とわに日本を守ります!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる