3 / 3
第一章 日常の崩壊
ルール説明
しおりを挟む
スマホから人の声がした。急いでスマホを取り出すと画面には仮面を被った男が豪華な椅子に座っており、こちらに向けて話しかけている。
『皆何が起きたかさっぱり分からないって感じかな?まあそれもそのはずですよねぇ。いきなり森の中に連れてこられて変な服着せられてるんだもんねぇ。』
男は足を組みながら少し笑いを堪えた様な口調でこちらに向けて話しかけていた。
「おい!どうなってんだよ!一体ここはどこなんだ!お前は誰なんだよ!なんで俺はこんなとこに連れてこられてるんだ!」
こちらの声が聞こえるかも分からないが、大声で呼びかける。この訳の分からない状況に画面の男が一枚噛んでいる事は間違いない。
『まあ、皆さんが連れてこられた理由っていうのは…』
「どこなんだよ!!ここは!!なんでこんな場所に連れてこられたんだ!」
『…っうっせぇなあ!!!!!少しは人の話が聞けねえのか!!!!』
男が叫ぶと同時に首輪から強い電流が流れる。
「ッッイッ!!…がああああぁぁぁぁっっ!!」
あまりの痛みに一瞬気が飛びそうになる。起こされる時もこの首輪から電気が流れたが、その時の比ではなかった。
「…はぁっ……はぁ……」
『少しは人の話を聞く気になりましたかね?こっちは大勢を相手に緊張しているんですから、人の立場を考えれる人になりましょうねぇ』
男は笑みを浮かべながら淡々と話し出す。どうやらこっちの声は聞こえている様だが、少しでも気を損ねるとまたさっきの電流を流されかねない。
ここは黙って話を聞くしかない様だ。どうにか呼吸を整えて画面をよく見ると、男の後ろの壁に多くのモニターが見えた。そこには首輪とスーツを着た人がいるのが見える。
(この様子から見るに、俺以外にもさらわれた人がいっぱいいるってことか…)
そこには男女問わず様々な人が写っていた。基本的には20代から30代に見える人が多いが、60歳以上に見えるおじいちゃんもいれば、中学生くらいの女の子もいるようだ。
未だに状況は読み込めないが今はこの男の話を聞くしかない。
『それでは、皆さん落ち着いた所で続きを話していきましょうかね…』
『それでは本題に入りましょう。皆さんには今から命をかけたサバイバルをしてもらいます。』
(……は??サバイバル??)
一瞬この男が何を言っているのかに理解が遅れてしまった。
『意味くらいは分かるでしょう。ただ生き残れば良いだけです。簡単でしょう?ただ、貴方達で命を奪い合って貰うわけではありません。私もそこまで残酷ではありませんからねぇ』
『期間は3日。皆さんの横にある食糧と武器を使って生き延びてください。ただそれだけです。馬鹿にも理解ができますでしょう?』
男は当然の様に話し続ける。
少し面食らってしまったが、要は3日間この森の中で過ごせばいいだけだ。この男の目的はよく分からないが、リュックには3日分の食糧は入っていた。水の問題はあるが水源でも見つけたらどうにかなりそうではある。
『ここまで聞いてもらって分からないおバカさんはいませんか……おや?さっき注意したというのにまだはしゃいでおられる方がいらっしまいますねぇ』
男がそういうと壁のモニターの一つを見つめる。そこにはガタイの良い男が叫んでいるのが見えた。こちら側からはよく聞こえないが、何か文句でも言ってるのだろう。
(ばか…さっき分かっただろ!あんまり刺激すんな!!)
心の中でそう叫んでも当然その男には伝わらない。
『はぁ…開始前にこういうのはしたくなかったんですけどねぇ…』
そういうと男は椅子の横にある機械を触り出す。
すこし嫌な予感がする。
(まさか…)
予感は的中してしまった。男の首輪は急速に縮み始めら男の首を捻り切った。
男が写っていたモニターにはカメラに血が付着してしまったのか赤く滲み、地面に先程まで繋がっていたはずの胴体と頭が別々になっているのが見えた。
「っっ!?!?」
その場面を見てしまい、猛烈な吐き気に襲われる。どうにか耐えたが、他のモニターを見ると吐いてしまった人も何人かいる様だ。
『あんまり私の話を聞かないとこうなりますからね。人の話は黙って聞くのがマナーって学びませんでしたか?』
『ちなみに、無理矢理その首輪を外そうとするのもいけませんよ。先程の頭の弱い方と同じ道を歩みたくないならね』
男は笑みを浮かべながら話し続ける。
(狂ってやがる……。)
あまりの異常な状況にあたまが狂いそうになる。だが、今はこの男の話を聞くしかない。
『それでは説明に戻りましょう。貴方方は3日間ただ生きるだけでいい。リュックの中にある食糧は自由に食べてもらって構いません。説明が終わった後にスマホのマップ機能も使える様にしておきます。そこで水の場所を分かる様にしておきましょう。』
『また、協力する事も許しましょう。貴方達は同じ森に集められています。マップアプリを使えばお互いの居場所は大体わかる様になっていますので、探してみるのもいいかもしれませんねぇ』
『…ただ、それだけでは面白くありませんよねぇ?ですので、ひとつだけ障害を追加しておきます。』
(…障害?)
『分かりやすいように、ハンターとでも呼びましょうかね?彼らは森を徘徊していますので、そちらを見つけたら渡している武器を使って倒してもいいですし、逃げても構いません。ただ追いかけていくはずですので、そこは注意してくださいね。』
『また、注意点としてハンターは強く設定してあります。そのため、もし勝てないと感じたらスーツの胸の部分にあるボタンを押してください。そうすると一時的にですが貴方達は少しだけ強くなれるはずです。そのスーツと武器を使って3日間生き残る事が出来れば貴方達の勝利です。ゲームみたいで楽しいでしょう?その箱も私の好きなゲームをイメージしてわざわざ作ってあげたんですよ。感謝して下さい。』
『…では、長々と説明してもしょうがないので、この辺で終わっておきましょうかねぇ。スマホにルールやスーツの使い方などをまとめたものも送りますので、理解できなかったバカはそちらでと確認しておいて下さい。それでは、ご健闘をお祈り…』
「…ま、待ってくれ!!」
我慢ができず、話しかけてしまった。
『…ん?まだ何か理解できなかった部分があるとでもいうのでしょうか?これだからバカは困りますねぇ』
「…なんで俺達が集められたんだ。そこに写っている人たちにに知り合いも居ないし共通点が見当たらない!それに、あんたの目的がまるで分からない!何がしたいんだ!」
『…貴方達が集められた理由はいずれ分かりますよ…そして私の目的もね…それではこれ以上の質問はこれ以上受け付けません。皆さん頑張ってくださいねぇ』
「ま、待て!!」
最後の叫びは届かず、無常にも画面は消えてしまった。するとすぐにスマホにマップアプリとルール説明が書かれた画像が送られた事も確認できた。他にもよく分からないアプリが幾つかある。
もしかしてと思って電話できるか調べてみたが、残念ながら出来ないようだ。当然っちゃ当然だろう。
「…くそっ!!!何なんだよ!!」
意味がわからない状況に苛立ちが湧いてくる。
(何だよ、ゲームって…人が死んでるんだぞ…そんな気分になる訳ねえだろ…)
心の中で悪態を吐く。ここはどこなのか。あいつの目的は何なのか。何故俺が選ばれたのか。
分からない事ばかりだが、あいつがどこまで俺達を見ているか分からない。スマホや首輪に盗聴器でも仕掛けられていたら、気分を損ねる発言をしたらすぐに殺されるかもしれない。
まずは状況を整理する必要がある。何人さらわれたか分からないが、ここまで画面に見えていただけで30人は見えた事からも、これは計画的な犯行だ。ここまで大規模だと警察や自衛隊に助けてもらえる可能性は低いかもしれない。
万が一の事を考えて自力で3日間生き残れる準備をした方がいいだろう。
「まずは、持ち物の確認するか…」
まず持ち物はこれだ。
・食糧(3日分)
・スマホ(使える機能は少ない)
・日本刀
これだけしか箱の中には入っていなかった。スーツは脱ぐことはできるが着替えは用意されていない。3日間はこれで過ごせという事だろう。
「文句ばっか言っててもしょうがねえか…人と水でも探しに行くか…。」
そう言ってスマホのマップアプリを開く。そこには現在地と距離の書かれた矢印が二つある。片方は一番近い場所にいる人、もう一つは水の場所を指しているのだろう。
マップアプリをといってもそれ以外の機能はない様だ。シンプルすぎる。
「…ま、やるしかねえな。」
そう自分に言い聞かせて、まずは人の居る方に向かい出す事にした。
『皆何が起きたかさっぱり分からないって感じかな?まあそれもそのはずですよねぇ。いきなり森の中に連れてこられて変な服着せられてるんだもんねぇ。』
男は足を組みながら少し笑いを堪えた様な口調でこちらに向けて話しかけていた。
「おい!どうなってんだよ!一体ここはどこなんだ!お前は誰なんだよ!なんで俺はこんなとこに連れてこられてるんだ!」
こちらの声が聞こえるかも分からないが、大声で呼びかける。この訳の分からない状況に画面の男が一枚噛んでいる事は間違いない。
『まあ、皆さんが連れてこられた理由っていうのは…』
「どこなんだよ!!ここは!!なんでこんな場所に連れてこられたんだ!」
『…っうっせぇなあ!!!!!少しは人の話が聞けねえのか!!!!』
男が叫ぶと同時に首輪から強い電流が流れる。
「ッッイッ!!…がああああぁぁぁぁっっ!!」
あまりの痛みに一瞬気が飛びそうになる。起こされる時もこの首輪から電気が流れたが、その時の比ではなかった。
「…はぁっ……はぁ……」
『少しは人の話を聞く気になりましたかね?こっちは大勢を相手に緊張しているんですから、人の立場を考えれる人になりましょうねぇ』
男は笑みを浮かべながら淡々と話し出す。どうやらこっちの声は聞こえている様だが、少しでも気を損ねるとまたさっきの電流を流されかねない。
ここは黙って話を聞くしかない様だ。どうにか呼吸を整えて画面をよく見ると、男の後ろの壁に多くのモニターが見えた。そこには首輪とスーツを着た人がいるのが見える。
(この様子から見るに、俺以外にもさらわれた人がいっぱいいるってことか…)
そこには男女問わず様々な人が写っていた。基本的には20代から30代に見える人が多いが、60歳以上に見えるおじいちゃんもいれば、中学生くらいの女の子もいるようだ。
未だに状況は読み込めないが今はこの男の話を聞くしかない。
『それでは、皆さん落ち着いた所で続きを話していきましょうかね…』
『それでは本題に入りましょう。皆さんには今から命をかけたサバイバルをしてもらいます。』
(……は??サバイバル??)
一瞬この男が何を言っているのかに理解が遅れてしまった。
『意味くらいは分かるでしょう。ただ生き残れば良いだけです。簡単でしょう?ただ、貴方達で命を奪い合って貰うわけではありません。私もそこまで残酷ではありませんからねぇ』
『期間は3日。皆さんの横にある食糧と武器を使って生き延びてください。ただそれだけです。馬鹿にも理解ができますでしょう?』
男は当然の様に話し続ける。
少し面食らってしまったが、要は3日間この森の中で過ごせばいいだけだ。この男の目的はよく分からないが、リュックには3日分の食糧は入っていた。水の問題はあるが水源でも見つけたらどうにかなりそうではある。
『ここまで聞いてもらって分からないおバカさんはいませんか……おや?さっき注意したというのにまだはしゃいでおられる方がいらっしまいますねぇ』
男がそういうと壁のモニターの一つを見つめる。そこにはガタイの良い男が叫んでいるのが見えた。こちら側からはよく聞こえないが、何か文句でも言ってるのだろう。
(ばか…さっき分かっただろ!あんまり刺激すんな!!)
心の中でそう叫んでも当然その男には伝わらない。
『はぁ…開始前にこういうのはしたくなかったんですけどねぇ…』
そういうと男は椅子の横にある機械を触り出す。
すこし嫌な予感がする。
(まさか…)
予感は的中してしまった。男の首輪は急速に縮み始めら男の首を捻り切った。
男が写っていたモニターにはカメラに血が付着してしまったのか赤く滲み、地面に先程まで繋がっていたはずの胴体と頭が別々になっているのが見えた。
「っっ!?!?」
その場面を見てしまい、猛烈な吐き気に襲われる。どうにか耐えたが、他のモニターを見ると吐いてしまった人も何人かいる様だ。
『あんまり私の話を聞かないとこうなりますからね。人の話は黙って聞くのがマナーって学びませんでしたか?』
『ちなみに、無理矢理その首輪を外そうとするのもいけませんよ。先程の頭の弱い方と同じ道を歩みたくないならね』
男は笑みを浮かべながら話し続ける。
(狂ってやがる……。)
あまりの異常な状況にあたまが狂いそうになる。だが、今はこの男の話を聞くしかない。
『それでは説明に戻りましょう。貴方方は3日間ただ生きるだけでいい。リュックの中にある食糧は自由に食べてもらって構いません。説明が終わった後にスマホのマップ機能も使える様にしておきます。そこで水の場所を分かる様にしておきましょう。』
『また、協力する事も許しましょう。貴方達は同じ森に集められています。マップアプリを使えばお互いの居場所は大体わかる様になっていますので、探してみるのもいいかもしれませんねぇ』
『…ただ、それだけでは面白くありませんよねぇ?ですので、ひとつだけ障害を追加しておきます。』
(…障害?)
『分かりやすいように、ハンターとでも呼びましょうかね?彼らは森を徘徊していますので、そちらを見つけたら渡している武器を使って倒してもいいですし、逃げても構いません。ただ追いかけていくはずですので、そこは注意してくださいね。』
『また、注意点としてハンターは強く設定してあります。そのため、もし勝てないと感じたらスーツの胸の部分にあるボタンを押してください。そうすると一時的にですが貴方達は少しだけ強くなれるはずです。そのスーツと武器を使って3日間生き残る事が出来れば貴方達の勝利です。ゲームみたいで楽しいでしょう?その箱も私の好きなゲームをイメージしてわざわざ作ってあげたんですよ。感謝して下さい。』
『…では、長々と説明してもしょうがないので、この辺で終わっておきましょうかねぇ。スマホにルールやスーツの使い方などをまとめたものも送りますので、理解できなかったバカはそちらでと確認しておいて下さい。それでは、ご健闘をお祈り…』
「…ま、待ってくれ!!」
我慢ができず、話しかけてしまった。
『…ん?まだ何か理解できなかった部分があるとでもいうのでしょうか?これだからバカは困りますねぇ』
「…なんで俺達が集められたんだ。そこに写っている人たちにに知り合いも居ないし共通点が見当たらない!それに、あんたの目的がまるで分からない!何がしたいんだ!」
『…貴方達が集められた理由はいずれ分かりますよ…そして私の目的もね…それではこれ以上の質問はこれ以上受け付けません。皆さん頑張ってくださいねぇ』
「ま、待て!!」
最後の叫びは届かず、無常にも画面は消えてしまった。するとすぐにスマホにマップアプリとルール説明が書かれた画像が送られた事も確認できた。他にもよく分からないアプリが幾つかある。
もしかしてと思って電話できるか調べてみたが、残念ながら出来ないようだ。当然っちゃ当然だろう。
「…くそっ!!!何なんだよ!!」
意味がわからない状況に苛立ちが湧いてくる。
(何だよ、ゲームって…人が死んでるんだぞ…そんな気分になる訳ねえだろ…)
心の中で悪態を吐く。ここはどこなのか。あいつの目的は何なのか。何故俺が選ばれたのか。
分からない事ばかりだが、あいつがどこまで俺達を見ているか分からない。スマホや首輪に盗聴器でも仕掛けられていたら、気分を損ねる発言をしたらすぐに殺されるかもしれない。
まずは状況を整理する必要がある。何人さらわれたか分からないが、ここまで画面に見えていただけで30人は見えた事からも、これは計画的な犯行だ。ここまで大規模だと警察や自衛隊に助けてもらえる可能性は低いかもしれない。
万が一の事を考えて自力で3日間生き残れる準備をした方がいいだろう。
「まずは、持ち物の確認するか…」
まず持ち物はこれだ。
・食糧(3日分)
・スマホ(使える機能は少ない)
・日本刀
これだけしか箱の中には入っていなかった。スーツは脱ぐことはできるが着替えは用意されていない。3日間はこれで過ごせという事だろう。
「文句ばっか言っててもしょうがねえか…人と水でも探しに行くか…。」
そう言ってスマホのマップアプリを開く。そこには現在地と距離の書かれた矢印が二つある。片方は一番近い場所にいる人、もう一つは水の場所を指しているのだろう。
マップアプリをといってもそれ以外の機能はない様だ。シンプルすぎる。
「…ま、やるしかねえな。」
そう自分に言い聞かせて、まずは人の居る方に向かい出す事にした。
0
お気に入りに追加
2
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(2件)
あなたにおすすめの小説
夫が寵姫に夢中ですので、私は離宮で気ままに暮らします
希猫 ゆうみ
恋愛
王妃フランチェスカは見切りをつけた。
国王である夫ゴドウィンは踊り子上がりの寵姫マルベルに夢中で、先に男児を産ませて寵姫の子を王太子にするとまで嘯いている。
隣国王女であったフランチェスカの莫大な持参金と、結婚による同盟が国を支えてるというのに、恩知らずも甚だしい。
「勝手にやってください。私は離宮で気ままに暮らしますので」
『別れても好きな人』
設樂理沙
ライト文芸
大好きな夫から好きな女性ができたから別れて欲しいと言われ、離婚した。
夫の想い人はとても美しく、自分など到底敵わないと思ったから。
ほんとうは別れたくなどなかった。
この先もずっと夫と一緒にいたかった……だけど世の中には
どうしようもないことがあるのだ。
自分で選択できないことがある。
悲しいけれど……。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
登場人物紹介
戸田貴理子 40才
戸田正義 44才
青木誠二 28才
嘉島優子 33才
小田聖也 35才
2024.4.11 ―― プロット作成日
💛イラストはAI生成自作画像
さよならとつぶやいて、きみは夏空に消えた
月夜野繭
ライト文芸
――きみと出逢ったのは、遠い夏の日――
東京の会社を辞めて、祖母の骨董店を継いだ透のもとを訪ねてきたのは、ちょっと不思議な女の子。
彼女は売り物の古いフォトフレームを指さして、その中に入っていたはずの写真を探していると言う。色褪せた写真に隠された、少女の秘密とは……。
なぜか記憶から消えてしまった、十五年前の夏休み。初恋の幼馴染みと同じ名を持つ少女とともに、失われた思い出を探す喪失と再生の物語です。
※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などにはいっさい関係ありません。
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
お馬鹿な聖女に「だから?」と言ってみた
リオール
恋愛
だから?
それは最強の言葉
~~~~~~~~~
※全6話。短いです
※ダークです!ダークな終わりしてます!
筆者がたまに書きたくなるダークなお話なんです。
スカッと爽快ハッピーエンドをお求めの方はごめんなさい。
※勢いで書いたので支離滅裂です。生ぬるい目でスルーして下さい(^-^;
(完)私を捨てるですって? ウィンザー候爵家を立て直したのは私ですよ?
青空一夏
恋愛
私はエリザベート・ウィンザー侯爵夫人。愛する夫の事業が失敗して意気消沈している夫を支える為に奮闘したわ。
私は実は転生者。だから、前世の実家での知識をもとに頑張ってみたの。お陰で儲かる事業に立て直すことができた。
ところが夫は私に言ったわ。
「君の役目は終わったよ」って。
私は・・・・・・
異世界中世ヨーロッパ風ですが、日本と同じような食材あり。調味料も日本とほぼ似ているようなものあり。コメディのゆるふわ設定。
Husband's secret (夫の秘密)
設樂理沙
ライト文芸
果たして・・
秘密などあったのだろうか!
夫のカノジョ / 垣谷 美雨 さま(著) を読んで
Another Storyを考えてみました。
むちゃくちゃ、1回投稿文が短いです。(^^ゞ💦アセアセ
10秒~30秒?
何気ない隠し事が、とんでもないことに繋がっていくこともあるんですね。
❦ イラストはAI生成画像 自作
卒業式は終わらない
木瓜
ライト文芸
「君が来るまで、待ってるから」
卒業式。
それは、かつての自分に別れを告げ、
蒼き空へと羽ばたく、旅立ちの日。
そして、新たな空で、新たな翼を育みながら、
人は何度も、その卒業の日を迎えるのです。
彼らの旅は、始まったばかり。
卒業式は、まだ終わりません。
今宵、上映されるは、先天的な病に苦しみながらも、級友との卒業式を望み続けた者と、
病に苦しむ友を、最後まで待ち焦がれた者の二人が織り成す、至極の友情物語。
二人の翼が、蒼き大空へと旅立つ、その時までどうかごゆるりとおくつろぎ下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
お気に入り登録しました!
よかったら私の小説もよろしくお願いいたします!
おもしろい!
お気に入りに登録しました~
ありがとうございます!