モデルLUCAは、トラウマを乗り越えて瑠花を取り戻す。

朝倉真琴

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※撮影終了後の二人(2)

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 怜一郎が腰を掴んでグッと押し込むと体内でぶつりっ……と、音が響いた。激痛が来るのかと身構えたけど入り込んだ怜一郎の大きなもので麻痺しているのか、じっとしていてくれる間は挟まっている感じとじわじわと鈍い痛みがある。じっとされていると、お腹の中が熱くなってきた……

「……んっ。瑠花、腰揺れてる。……動くよ。」

 ゆるゆると腰を奥の方に押し込んでくる感覚に、まだ全部入りきっていなかったことを知る。同時に、指でも開かれていなかったところに熱いものが入り込み壁を擦られている。腰を引かれそうになるとぎゅっと引き留めるみたいに力が入っているのが分かる。腰を動かすのを我慢して眉根を寄せる怜一郎がセクシーで、思わず足をぎゅっと彼の腰に絡めてしまい、自分から奥に迎え入れてしまう。肌と肌が触れあい、ぺちんっと間抜けな音をたてた。

「瑠花……」

 長めの前髪をかきあげて、下唇を舐めた怜一郎が唸るような声をあげて目をギラギラとさせて腰を強く掴んで何度も腰を突き入れてきた。大きく動かされた腰に打ち込まれる熱いものにお腹の奥がどんどん刺激されていく。いつも涼しい顔の怜一郎が、必死な顔をしている……響く水音と体がぶつかり合う音がいやらしすぎる。

「……っく。締めすぎっ。」

 中でビクビクどくどくと何度も震える。抜かれたアレの先にはたっぷり白濁のつまった重さでこぼれ落ちそうな少し血のついたゴム。きゅっと結ぶ姿をじっと見つめる。

「そんなに沢山出るものなの?触ってみたい。」

 ぷにぷにとした楽しい触感に夢中になっていたら、怜一郎が後ろから耳をかじってきて変な声が出た。

「あっ……くんっ……」

 お尻に当たった怜一郎がカチカチになっているように感じる。

「さっき出した……よね?」

 手元から落ちたピンクのぷにぷにした残骸を眺める。

「好きな子が裸で無邪気にベッドにいたら、何度でもこうなるよ。でも、瑠花は初めてだからもう今日はやめとこう。」

「……じゃあ。私が怜一郎を気持ちよくするね。」

 モデル仲間は、派手に遊んでいる子が多くてキャラ戦略上話しはしないものの聞こえてくる会話で、知識だけは豊富。耳年増を活かすチャンスだと思った。

 目の前に聳えたつアレ……さっきより更に大きくない?距離のせい?無理をしなくていいと言ってくれる怜一郎に子供扱いされている気がして、悔しくて「出来る! 」と言い切ったけど大きい。……勇気を出して、そっと舐めてみる。青くさい……しょっぱいかな……それより広がるゴムと変に甘い何の味だろう?

「ゴムと甘くて変な味ひゅる……」

「んっ……瑠花!咥えてしゃべらない!」

「らって……変な味ひゅるから……」

 ……涎が溢れそうになって慌ててじゅるっと啜ると、怜一郎がびくりと動き熱い息を吐く。気持ち良さそうなところを見て調子にのって先を咥えて、本体を擦る。大きいときはこうするって言ってたよね。胸はそこそこあるものの、挟む?のはやり方が難しそうだから今は舐めて擦るのに集中。沢山舐めて擦ってみたけどなかなかイカせられなくて……口が疲れて涎が垂れてしまった。

 垂れた涎を指でぬぐわれて……

「……瑠花気持ちいいよ。二回目はなかなかイカないのが普通なんだよ。まだ協力してくれる?」

 こくこくと先を舐めながら頷くと、ベッドのヘッドボードから何かのボトルが出てきた……ドレッシングの容器みたいだけど、中からは透明でドロッとしたゼリーみたいな……ローションてやつかな?

「四つん這いになってみて?」

 言われた通りにするとお尻の上辺りから冷たいローションが垂らされて体がビクンッとする。ゆっくりと割れ目まで流れてきたローションを怜一郎の太い指で塗り込むように花芽と割れ目を撫で、そこに熱くて硬いアレを擦り付けてくる。太腿に熱を感じる。花芽をすりすりとしながら往き来するので腰が揺れてお腹の奥がじんじんする。

「瑠花……入りたい。」

 耳朶を舌でなぞり、ちゅうちゅうと音をたてて首や背中に吸い付かれてくらくらしながら二度目の挿入を受け入れた。

 ローションの滑りも借りて、痛さは全くなかった。さっきよりもより深く繋がっている感じがして、腰を奥に打ち込まれる度に足ががくがくと震えた。目がチカチカするような気持ちよさが何度も何度も来て……何故か尿意がっ。

「れーいちろっ……漏れちゃ……っ」

 止まって欲しくて言ったはずなのに、腰を掴みより深く打ち込まれて奥をグリグリされる。何度となく繰り返されるそれに我慢できなくなりそうな時に、耳朶を食まれて愛していると囁かれてとうとう我慢できなくなり、派手な音を立ててシーツをぐっしょりと濡らした。それが収まる頃に怜一郎がお尻に擦り付けながら熱い飛沫を背中にかけた。血とローションとおしっこで濡れたシーツをみて青くなっていると……

「お漏らしじゃないよ。臭いしないでしょ?潮吹きって聞いたことある?それだよ。まぁ、おしっこでも瑠花のなら俺は全然構わないけどね。」

 何て事をさらりと言うのかこの人は……。恥ずかしくて逃げたくてもへたりこんだ体は、私の制御下にはなかった。不本意ながら、お姫様だっこでお風呂まで運ばれてご機嫌な怜一郎に全身くまなく洗われる事になった。

 翌日鏡をみて、キスマークがつきすぎで暫く仕事ができないことを怒ったものの、情交痕をがっつりつける気だった怜一郎の手によって、スケジュール調整がされていたことを知り用意周到さに目を回したのだった。
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感想 1

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みんなの感想(1件)

春瀬湖子
2023.06.19 春瀬湖子

投稿されているのに気付きませんでした⋯!
通知が⋯っ、仕事していなかったです~(ToT)

まさかスピンオフが見れるなんて!
まだ第一話しか読めていないのですが、わくわくです(*^^*)

ゆっくり読み進めさせていただきますね~!!

朝倉真琴
2023.06.19 朝倉真琴

ありがとうございます。読んでいただけるなんて光栄です!楽しんでいただけると良いなと思っております。

解除

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