15 / 28
sideシーちゃん
※sideシーちゃん:寝起き~ソロ活動
しおりを挟む
寝起きのヨウちゃんは、足でズボンをまさぐってくるとか予想のつかないことをしてきて、色々危なかった。何とか耐えられてホッとした。
先に起き上がり、少しでも色気を感じてもらえるよう魅せたつもりだ。ヨウちゃんにも、効果があったみたいで少し不審な動きをしてシャワーを使うと言い出した。
キッチンを横切るヨウちゃんの後ろ姿を盗み見ると、確実に前屈みなのがわかった。お風呂場のカメラが上手く動いていたら、お宝映像が録れるかもしれないとうきうきしながら朝食を用意した。
シャワーも食事も終わり、申し訳なさそうに家事をしてくれようとするのだけど、キッチンにはダイニングテーブルを写すカメラなどを昨日置いたから近づけたくない。
将来のヨウちゃんの部屋に用意してあった服を上から一式「叔父からのお下がり」だと渡してみたら、受けとるのを渋る。サイズアウト、僕にもサイズ的に無理で勿体ないから……と理由をつけると、ようやく受け取って着てくれた。
脳内想定の何十倍も良い。着てくれただけでも嬉しいのに、お返しとか言い出したので、チャンスとばかりに土曜の食事前のドライブの約束まで追加出来た。想像以上の成果を得て顔がにやけそう。
出勤すると、部長がこっちをチラッと確認した後にヨウちゃんを呼んでこそこそと話してから、こちらをまたチラッと確認して溜め息をついた。そしてヨウちゃんの頭を撫でてウィンクした。あいつ……。金曜はモヤモヤしたまま仕事をこなした。
土曜は早朝出発だったので、ヨウちゃんは助手席で寝てしまっている。よだれが垂れそうな油断している口元や何かを夢の中で食べているのかむぐむぐと口を動かすところが可愛い。起こす必要もないので、別荘までちらちらと様子を観察しながら幸せな時間を過ごした。
車を停めるとヨウちゃんも目覚めた。見覚えのある景色に驚いているよう。子供の頃に戻った気持ちになって
「こっち!こっちきて!!」
と、手を引いて走った。
「シーちゃん?」
ネタばらしの前に気づいてくれた嬉しさで告白したら、ヨウちゃんも僕が初恋だって教えてくれた。今は?今はどう?聞きたかったけど邪魔が入った。滉耀と瑠花だ。来るとは思っていたが、予想より早かった。
俺たちのやり取りにヨウちゃんだけがついてこられない。仕方ないのでゆっくりヨウちゃんと話せるようにと別荘に戻ったが、滉耀と瑠花もついてきて玄関で騒ぐので仕方無く中に入れることにした。
お祝いに滉耀と瑠花も参加すると言いだした。離席した隙に二人の同僚とマネージャーに店の場所を教えて食事の終わる頃に迎えをお願いしたら、逃亡され連絡もとれずて困っていたらしく先方にとても感謝された。
食事を二人だけで出来なかったのは残念だったけど、ヨウちゃんは、兄妹がいることもあってとても嬉しそうにしていた。報告会の写真と言いながら沢山写真を撮っていたので、僕も兄妹も存分にコレクションを増やすことができた。みんなにとって至福の時間だったと思う。
予想通り、ヨウちゃんを連れ帰ろうとした兄妹は店を出た途端にそれぞれ車に押し込められ、車内から同僚とマネージャーが深々とにこやかにお礼をする姿と兄妹が苦虫を噛み潰した顔をしているのが見える。僕は、ヨウちゃんの腰を抱き片手を降りながら、邪魔者が居なくなったことをほくそ笑み別荘まで戻った。
ほぼ酔い潰れているヨウちゃんを見て、仙波が僕に咎めるような視線を向けてきたけど酔わせて襲う気などはないと誤解を解き、ヨウちゃんを続き部屋に寝かせた。仙波がまだ僕を疑う素振りをみせるので、鍵を閉めて仙波に渡すと安心したような顔を見せて下がった。仙波は、僕の事を誤解している気がする。
部屋に帰り、ヨウちゃんコレクションを再生する。最近のオカヅは、先日の風呂でのヨウちゃんのソロ活動。お気に入りのその動画を用意もしつつ、リアルタイムの寝姿も!とモニター二台を見つつソロ処理を始める。隣に生身のヨウちゃんがいると思うと、いつもより興奮している。
急にヨウちゃんが続き扉に近づいてきている。よく見るとソロ活を始めた。音声までは拾えないのが悔しいところだけど、これ確実に僕の声かなんかに反応して……。そ……っと、扉前に近づき小さく漏れ聞こえてくるヨウちゃんの声や吐息と僕の名前に興奮してヨウちゃんの吐精を確認すると同時に僕も吐精した。
ヨウちゃんは僕を抱きたいと思っているんだ。抱くのは僕だけど……。抱きたいと思っているなら、ヨウちゃんの中にある可愛いシーちゃんを全面に出して上手く誘導して抱かれてもらおう。その後は、快楽で堕ちるように頑張ろう。
色々考えていたらまた、滾ってきたのでヨウちゃんが眠ったのを確認してからもう一回ソロ活に励んだ。画面と扉越しでこの効果……本物とのセックスが待ち遠しい。
先に起き上がり、少しでも色気を感じてもらえるよう魅せたつもりだ。ヨウちゃんにも、効果があったみたいで少し不審な動きをしてシャワーを使うと言い出した。
キッチンを横切るヨウちゃんの後ろ姿を盗み見ると、確実に前屈みなのがわかった。お風呂場のカメラが上手く動いていたら、お宝映像が録れるかもしれないとうきうきしながら朝食を用意した。
シャワーも食事も終わり、申し訳なさそうに家事をしてくれようとするのだけど、キッチンにはダイニングテーブルを写すカメラなどを昨日置いたから近づけたくない。
将来のヨウちゃんの部屋に用意してあった服を上から一式「叔父からのお下がり」だと渡してみたら、受けとるのを渋る。サイズアウト、僕にもサイズ的に無理で勿体ないから……と理由をつけると、ようやく受け取って着てくれた。
脳内想定の何十倍も良い。着てくれただけでも嬉しいのに、お返しとか言い出したので、チャンスとばかりに土曜の食事前のドライブの約束まで追加出来た。想像以上の成果を得て顔がにやけそう。
出勤すると、部長がこっちをチラッと確認した後にヨウちゃんを呼んでこそこそと話してから、こちらをまたチラッと確認して溜め息をついた。そしてヨウちゃんの頭を撫でてウィンクした。あいつ……。金曜はモヤモヤしたまま仕事をこなした。
土曜は早朝出発だったので、ヨウちゃんは助手席で寝てしまっている。よだれが垂れそうな油断している口元や何かを夢の中で食べているのかむぐむぐと口を動かすところが可愛い。起こす必要もないので、別荘までちらちらと様子を観察しながら幸せな時間を過ごした。
車を停めるとヨウちゃんも目覚めた。見覚えのある景色に驚いているよう。子供の頃に戻った気持ちになって
「こっち!こっちきて!!」
と、手を引いて走った。
「シーちゃん?」
ネタばらしの前に気づいてくれた嬉しさで告白したら、ヨウちゃんも僕が初恋だって教えてくれた。今は?今はどう?聞きたかったけど邪魔が入った。滉耀と瑠花だ。来るとは思っていたが、予想より早かった。
俺たちのやり取りにヨウちゃんだけがついてこられない。仕方ないのでゆっくりヨウちゃんと話せるようにと別荘に戻ったが、滉耀と瑠花もついてきて玄関で騒ぐので仕方無く中に入れることにした。
お祝いに滉耀と瑠花も参加すると言いだした。離席した隙に二人の同僚とマネージャーに店の場所を教えて食事の終わる頃に迎えをお願いしたら、逃亡され連絡もとれずて困っていたらしく先方にとても感謝された。
食事を二人だけで出来なかったのは残念だったけど、ヨウちゃんは、兄妹がいることもあってとても嬉しそうにしていた。報告会の写真と言いながら沢山写真を撮っていたので、僕も兄妹も存分にコレクションを増やすことができた。みんなにとって至福の時間だったと思う。
予想通り、ヨウちゃんを連れ帰ろうとした兄妹は店を出た途端にそれぞれ車に押し込められ、車内から同僚とマネージャーが深々とにこやかにお礼をする姿と兄妹が苦虫を噛み潰した顔をしているのが見える。僕は、ヨウちゃんの腰を抱き片手を降りながら、邪魔者が居なくなったことをほくそ笑み別荘まで戻った。
ほぼ酔い潰れているヨウちゃんを見て、仙波が僕に咎めるような視線を向けてきたけど酔わせて襲う気などはないと誤解を解き、ヨウちゃんを続き部屋に寝かせた。仙波がまだ僕を疑う素振りをみせるので、鍵を閉めて仙波に渡すと安心したような顔を見せて下がった。仙波は、僕の事を誤解している気がする。
部屋に帰り、ヨウちゃんコレクションを再生する。最近のオカヅは、先日の風呂でのヨウちゃんのソロ活動。お気に入りのその動画を用意もしつつ、リアルタイムの寝姿も!とモニター二台を見つつソロ処理を始める。隣に生身のヨウちゃんがいると思うと、いつもより興奮している。
急にヨウちゃんが続き扉に近づいてきている。よく見るとソロ活を始めた。音声までは拾えないのが悔しいところだけど、これ確実に僕の声かなんかに反応して……。そ……っと、扉前に近づき小さく漏れ聞こえてくるヨウちゃんの声や吐息と僕の名前に興奮してヨウちゃんの吐精を確認すると同時に僕も吐精した。
ヨウちゃんは僕を抱きたいと思っているんだ。抱くのは僕だけど……。抱きたいと思っているなら、ヨウちゃんの中にある可愛いシーちゃんを全面に出して上手く誘導して抱かれてもらおう。その後は、快楽で堕ちるように頑張ろう。
色々考えていたらまた、滾ってきたのでヨウちゃんが眠ったのを確認してからもう一回ソロ活に励んだ。画面と扉越しでこの効果……本物とのセックスが待ち遠しい。
0
お気に入りに追加
33
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
美しき父親の誘惑に、今宵も息子は抗えない
すいかちゃん
BL
大学生の数馬には、人には言えない秘密があった。それは、実の父親から身体の関係を強いられている事だ。次第に心まで父親に取り込まれそうになった数馬は、彼女を作り父親との関係にピリオドを打とうとする。だが、父の誘惑は止まる事はなかった。
実の親子による禁断の関係です。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
令息だった男娼は、かつての使用人にその身を買われる
すいかちゃん
BL
裕福な家庭で育った近衛育也は、父親が失踪した為に男娼として働く事になる。人形のように男に抱かれる日々を送る育也。そんな時、かつて使用人だった二階堂秋臣が現れ、破格の金額で育也を買うと言いだす。
かつての使用人であり、初恋の人でもあった秋臣を拒絶する育也。立場を利用して、その身体を好きにする秋臣。
2人はすれ違った心のまま、ただ身体を重ねる。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる