上 下
33 / 44
第四章 拷問

しおりを挟む
崇が、低周波マシンのコードに、黒革のリボンをセットした。

「な、何をっ?」
「んっ、事務所から頼まれた、演技指導だっ・・お前、今度の映画で、女スパイの役だろう?
当然、敵に捕まり拷問サれる場面が、クライマックスだろっ?
だから、その苦痛を予習スるのさっ。まぁ、月並みだが、拷問と言えば鞭さっ」

「ふんっ、そんな柔なリボン・・」
「ふふっ・・まぁ、愉しみにしてろっ。
あと、これも頼まれ事だが・・お前、マネの太田と、出来てるのか? 吐いたら、演技指導も中止してやるゼッ」

一瞬、目が泳ぐ怜子だが・・
「何のコト? 早く、演技指導でも何でも始めればっ? 私、時間が無いから・・」
燃える様な瞳で、崇と翔子を睨む怜子。

正面から近付いた崇が、下卑た笑みを浮かべ、怜子のトレードマークの、黒いタンクトップを一気に捲り上げ、拘束した両手首に巻き付ける。

「や、止めろぉっ・・ふざけるなっ」
「どうせ、今度の映画では脱ぐんだろ? 五月蝿い娘は、嫌われるゾッ」

唇を噛み恥辱に耐える、怜子のブラジャーも剥ぎ取る。
「ほぉぉ、見事だっ・・俺も、数え切れ無い娘を剥いてきたが、コレ程、ボリュームのある乳房は、滅多に無いゼッ」

(す、凄いっ・・90cmはあるかしら? 肋骨が出る程細いのに、お椀型に綺麗に盛り上がって、弾力があって微動だにしない・・流石は女優さんだわっ)

初めて間近で観る、同性の乳房にドギマギする翔子。

怜子の背後に回った崇。
「定石通りに、先ずは背中だっ。痛みには鈍いと思われているが、部位を選べば結構敏感だ、ほら、ココとか・・」

崇の指が、スッと肩甲骨の下側をなぞった。
「・・・・んっ・・」
無意識に身動ぐ怜子。
「おっ、意外と開発サれた身体だなぁ? マネに余程、可愛がられたか? まぁ、敏感なのは苦痛も比例するから・・愉しませて貰おうか?」

崇が低周波の鞭を振りかぶった・・
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

お兄ちゃんはお医者さん!?

すず。
恋愛
持病持ちの高校1年生の女の子。 如月 陽菜(きさらぎ ひな) 病院が苦手。 如月 陽菜の主治医。25歳。 高橋 翔平(たかはし しょうへい) 内科医の医師。 ※このお話に出てくるものは 現実とは何の関係もございません。 ※治療法、病名など ほぼ知識なしで書かせて頂きました。 お楽しみください♪♪

処理中です...