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第三章 整形外科

治療 太腿

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翔子の両脚を押さえた崇が、無言でシーツに手を掛ける。
「えっ、えっ? 見えちゃぅ・・」
「おい、俺は医者だゾッ、手を退けろ」

股間スレスレ迄、捲られたシーツ。
しっとりと汗ばんだ、生肉が生々しい。
清楚な外見にそぐわ無い、ブルーのビキニショーツが、僅かに観えている。

「ほぉ・・コレは見事な太腿だなぁ? モデルの如くスラッとした脚なのに、肉がみっしりと詰まって・・脹脛のデタントが来てるから、揉み解すゾッ」

崇の指が、弾力に満ちた肉に減り込む。

「・・・・ぁ、ぁぅぅっ・・」
脹脛とは別種の激痛、文字通り、錐で抉られた様な、鋭敏な痛みに思わず呻き、崇の手を押さえる翔子。

「何だっ? 触っただけだゾッ・・治療の為だ、拘束するが、仕方無いだろう?」
翔子の両手首を一括りにし、ベッドの縄で縛り付けた。

「ふふっ、縛られるのは初めてかなっ? どうだ、意外と興奮するだろう? 折角だから、脚もだっ」
両脚を大きく開かせ、左右の足首を別々に拘束した、正に[人]の字・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

SM映画の如き、治療? に息を呑む俺。
羞恥と不安に怯えた、翔子の愛くるしい顔が、堪らなく興奮を唆る。

「崇、鍼灸師だから、女の娘の身体で効くツボは熟知してるから・・勿論、苦痛だけじゃ無く、快楽のツボもねっ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

低周波マシンから延びたコードを、自らの左右の腕に巻く崇。
「な、何をスるんですかっ?」
大きな瞳を見開き、怯えた声の翔子。

「当院秘伝の、低周波治療だっ・・」
「・・い、痛い、で、す、か?」
「んっ? 刺激は倍増するわなっ・・苦痛も悦楽もなっ・・ほれ、始めるゾッ。
声を出すと、隣の彼が心配するからな」

然りげ無く、翔子に枷を嵌めた崇。
涎を垂らさんばかりの顔で、翔子の太腿に指を近付けた・・
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