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第三章 整形外科
治療 脹脛
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父親を早くに亡くした翔子、気丈な様だが、実はファザコンで、強く強引な男性に惹かれていた・・
躊躇しながらも、横たわった翔子。
途中で履き替えたジャージを、捲り上げる崇、一眼診て・・
「んっ、結構酷いなぁ・・安静にして、気長に治すか?」
「試合が近くて、何とか直ぐに・・」
「そうか・・可能だが、辛いゾッ」
「・・ぃ、痛いの、です、かっ?」
「あぁ、傷ついた肉の捩れを、擦り潰す訳だから・・そりゃぁ、半端無く痛いだろうなぁ?」
「わ、分かりました、お願いします」
下卑た笑みを浮かべる、崇と美佳。
「先生っ、麻酔とか無いんですか?」
「んっ? 君はっ? この娘の彼氏か?」
「あ・・い、いえっ、付き添いで・・」
「彼女、ぁ、翔子には申し訳無いが、麻酔は無理だっ・・目覚めたままの、筋肉を潰さ無いと意味が無いんだっ。
まぁ、彼女じゃ無いのは幸いだっ・・
眼の前で、この娘が泣き狂うのを観るのは、堪ん無いだろうからなぁ?」
俯せの翔子に、枕を両腕で抱かせる。
「始めたら、途中では止められんゾッ、止めるなら今だっ、どうする?」
「・・はいっ、お願いします」
「分かった・・手加減せんからなっ、翔子、行くゾッ・・」
「えっ、あ、ちょっ・・・・ぅ、うっ、あうぅっ ・・」
問答無用で崇の指先が、形良く膨らんだ脹脛の肉に減り込んだ・・
想像を絶する激痛が、襲い掛かった。
枕を掻き毟り、無意識に顔ごと反り返る上半身。
忽ち、額と首筋から噴き出る、玉の様な脂汗。
耐え切れずに、暴れる両脚を、美佳が嬉々とした表情で押さえ付ける。
「・・・・ぁ、ぁっ・・ぅ、ぅぅ」
枕に顔を埋めて、懸命に耐える翔子の口から漏れる、苦悶の呻きが艶めかしい。
「・・ま、まだ?・・ぁ、ぁぁ・・」
「五月蝿いっ、黙って、我慢してろっ」
(し、翔子ぉぉ・・)
心とは裏腹に、苦悶に歪む愛くるしい顔に、興奮を隠せない俺。
僅か10分程だったか? 翔子にとっての、地獄の時が終わる。
「・・はぁ はぁ、お、お終いですか?」
汗塗れの翔子の頸から、性臭の様な生臭さが漂っている。
躊躇しながらも、横たわった翔子。
途中で履き替えたジャージを、捲り上げる崇、一眼診て・・
「んっ、結構酷いなぁ・・安静にして、気長に治すか?」
「試合が近くて、何とか直ぐに・・」
「そうか・・可能だが、辛いゾッ」
「・・ぃ、痛いの、です、かっ?」
「あぁ、傷ついた肉の捩れを、擦り潰す訳だから・・そりゃぁ、半端無く痛いだろうなぁ?」
「わ、分かりました、お願いします」
下卑た笑みを浮かべる、崇と美佳。
「先生っ、麻酔とか無いんですか?」
「んっ? 君はっ? この娘の彼氏か?」
「あ・・い、いえっ、付き添いで・・」
「彼女、ぁ、翔子には申し訳無いが、麻酔は無理だっ・・目覚めたままの、筋肉を潰さ無いと意味が無いんだっ。
まぁ、彼女じゃ無いのは幸いだっ・・
眼の前で、この娘が泣き狂うのを観るのは、堪ん無いだろうからなぁ?」
俯せの翔子に、枕を両腕で抱かせる。
「始めたら、途中では止められんゾッ、止めるなら今だっ、どうする?」
「・・はいっ、お願いします」
「分かった・・手加減せんからなっ、翔子、行くゾッ・・」
「えっ、あ、ちょっ・・・・ぅ、うっ、あうぅっ ・・」
問答無用で崇の指先が、形良く膨らんだ脹脛の肉に減り込んだ・・
想像を絶する激痛が、襲い掛かった。
枕を掻き毟り、無意識に顔ごと反り返る上半身。
忽ち、額と首筋から噴き出る、玉の様な脂汗。
耐え切れずに、暴れる両脚を、美佳が嬉々とした表情で押さえ付ける。
「・・・・ぁ、ぁっ・・ぅ、ぅぅ」
枕に顔を埋めて、懸命に耐える翔子の口から漏れる、苦悶の呻きが艶めかしい。
「・・ま、まだ?・・ぁ、ぁぁ・・」
「五月蝿いっ、黙って、我慢してろっ」
(し、翔子ぉぉ・・)
心とは裏腹に、苦悶に歪む愛くるしい顔に、興奮を隠せない俺。
僅か10分程だったか? 翔子にとっての、地獄の時が終わる。
「・・はぁ はぁ、お、お終いですか?」
汗塗れの翔子の頸から、性臭の様な生臭さが漂っている。
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