上 下
18 / 44
第三章 整形外科

美佳

しおりを挟む
一眼見た瞬間に、吸い寄せられた・・
翔子とは、容姿も雰囲気も異なるが、俺にとって、ドストライクの娘だった。

「あ、初めての方ですよねっ? 私、看護士の吉澤です・・」

165cmの翔子よりも、やや高めの身長。
日焼けした端正な顔立ちに、切れ長の二重な瞳が悩ましい。

その瞳を俺から翔子に移し、舐める様に身体を見詰めた。

(こ、このひと・・)
(この娘・・崇の好みだわっ? 何とかしなきゃ、危ないっ)

そして、その時・・

「あ、あぁぁぁ・・先生ぃぃ・・ねっ、麻希っ、も、もぉ・・・・ぃ、逝くぅぅぅ・・ああっ・・」

あから様な女の娘の嬌声、驚く俺達に、
ハスキーな声で美佳が話し始めた。

「あ、驚きましたぁ? 当医院の特別サービスなんです。痛みの後に、快楽を与えるのよっ・・そぉすると、女の娘の身体は、ホントに癒されるんですよっ」

(・・・・ぁ、ぇっ? このひとって、もしやっ?)
翔子が、まじまじと美佳を見詰める。

「あらぁ? もしかして、私のコト、知ってるのかしら? うふっ、そうよっ・・」
何を隠そう美佳は、レズエスティシャンとして、AVでは有名な女優だった。

翔子の脳裏に、仲間と密かに観たAVが蘇った。

清楚で売り出したグラドルが、騙されて受ける媚薬オイルマッサージ・・
顔立ちとは真逆な、成熟したグラドルの身体を這い回る、美佳の指と舌。
懸命に快感を耐えるグラドル ・・

やがて・・
妖しい笑みを浮かべた、美佳の指が秘腔に埋まり、舌が勃起した乳首を転がす。
愛らしい瞳に、泪を浮かべながらも、快楽に敗け、悶え狂うグラドルの身体。

(翔子、何、サれるのっ?)
不安に脅え、美佳を見詰める翔子。


しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

エッチな下着屋さんで、〇〇を苛められちゃう女の子のお話

まゆら
恋愛
投稿を閲覧いただき、ありがとうございます(*ˊᵕˋ*) 『色気がない』と浮気された女の子が、見返したくて大人っぽい下着を買いに来たら、売っているのはエッチな下着で。店員さんにいっぱい気持ち良くされちゃうお話です。

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

【R18】かわいいペットの躾け方。

春宮ともみ
恋愛
ドS ‪✕ ‬ドM・主従関係カップルの夜事情。 彼氏兼ご主人様の命令を破った彼女がお仕置きに玩具で弄ばれ、ご褒美を貰うまでのお話。  *** ※タグを必ずご確認ください ※作者が読みたいだけの性癖を詰め込んだ書きなぐり短編です ※表紙はpixabay様よりお借りしました

お嬢様、お仕置の時間です。

moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。 両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。 私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。 私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。 両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。 新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。 私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。 海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。 しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。 海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。 しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。

ピアノ教室~先輩の家のお尻たたき~

鞭尻
大衆娯楽
「お尻をたたかれたい」と想い続けてきた理沙。 ある日、憧れの先輩の家が家でお尻をたたかれていること、さらに先輩の家で開かれているピアノ教室では「お尻たたきのお仕置き」があることを知る。 早速、ピアノ教室に通い始めた理沙は、先輩の母親から念願のお尻たたきを受けたり同じくお尻をたたかれている先輩とお尻たたきの話をしたりと「お尻たたきのある日常」を満喫するようになって……

女の子がいろいろされる話

ききょきょん
恋愛
女の子がいじめらたり、いじられたり色々される話です。 私の気分であげるので、性癖とか方向性はぐちゃぐちゃです、よろしくお願いします。 思いついたら載せてくゆるいやつです。。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

処理中です...