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序章 翔子と俺

思い出 ②

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走馬灯の如く、新たな思い出が浮かんだ、アレは確か、中学入学式の帰り道。

同じマンションに住んでる俺達。
無邪気に繋ごうとする翔子の手を、邪険に払った俺。
「よ、止せよっ・・」
それでも寄り添いながら、帰ったマンションのエレベーターの中で・・

 「うふっ、テツったら、照れちゃって・・まだまだ子供なのねぇ?」

予告も無しで俺に抱き付き、素早く唇を合わせた翔子。
「テツぅ・・私、もう、子供産めるんだから・・」
そう言って、1階下で降りる翔子。

唖然とする俺の鼻腔に、シャンプーの甘い香りが拡がり、何故かときめいた。


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