ザ 我慢 (フェチとソフトSMの短編集)

伊崎哲也

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第五章 アスリート 由紀(19歳) 禁断

競争心

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あどけない聡の顔を、まじまじと観る。
「聡ぃ、美佐の腋、どうやって観たの?」
「えっ?そんなの、、一緒にお泊りする時に、美佐がお小遣いくれて、色々頼むんだよっ・・
おっぱいが疲れてるから揉んで、とか、腋が痒いから掻いてとか・・」

シレッと答える聡、いつの間にか?美佐を呼び捨てしてるが、気付かぬ由紀・・

美佐・・同い年の従姉妹で、由紀とは別タイプの美少女。
性格も真逆で、自由奔放にセックスを謳歌していた。
密かに妬み競争心を燃やしている由紀。

(美佐ったら、セフレだけじゃ無く、甥っ子まで手懐けてっ・・そう言えば、聡が上手とか、言ってたわねっ?
でもっ、、美佐の身体や匂い、私より良いのかしらっ?し、知りたいっ・・)

「・・ね、ねぇ、さ、聡ぃぃ・・美佐に比べて、、私の腋って、、どぅ、嫌いっ?」
羞恥を堪え、小声で尋ねる由紀。

「ううんっ、、そぉだなぁ?美佐は、滑々で綺麗だけど、作り物みたいで・・それに比べてお姉ちゃんのは、嫌らしくて汚いけど、、何度も観たいって感じかなぁ?」
(えっ?私の窪み、やっぱ汚いんだぁ?)

愕然とする由紀に聡が・・
「お姉ちゃん、匂い、嗅がせてっ」
「に、匂いって、、聡、嘘でしょ?汗、かいてるし・・ぁ、駄目よっ、嫌ぁ」

強引に鼻を窪みに当てる聡、鼻を鳴らす。
(ぁぁ~、、どぉしょぉ?きっと、臭いっ)

大学の合否発表を待つ気分・・やがて、聡が顔を離した。

「お姉ちゃん、、僕、美佐より全然好きだよっ・・美佐のは、8/4の香りだけで、お姉ちゃんは、甘酸っぱくて・・だけど、生臭くて・・
もしかして、お姉ちゃん、ツバ付けた?」
「・・・・ご、ごめんネッ、、生臭かったのっ?さっき、痒くて、、少しだけ、舌で舐めてっ」

「なぁんだっ、、痒いなら言ってよっ・・僕、美佐で、慣れてるから・・」
そう言い、両手で腕を押さえ口を当てた。

(えっ?嘘っ、そんなぁ、、ぁっ、ぁぁ)
オナニーの前菜で、必ず舌で慰める腋窩。
人一倍、性感帯が育っている由紀の腋窩。

ソコを6歳の子供に、歯を立て擦られ、舌で弾かれる由紀。
自らの愛撫とは異なり、予想のつかない慰めの快楽に、左手の甲を噛み、辛うじて声を抑えるだけの由紀・・

(ぁぁ~、、き、気持ち、イイよぉ~、でも、聡は甥っ子、親戚よっ、絶対駄目っ)
心とは裏腹に、よがり悶える由紀・・

「お姉ちゃん、、痒いの、治ったぁ?」
「ハァ、、ハァ、んっ?もぉ、馬鹿ぁぁ」
無邪気な聡の声に、荒い息遣いで答えた。

(美佐より、未熟で面白いやっ・・)
僅か6歳の聡の瞳が妖しく輝いた。

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