ザ 我慢 (フェチとソフトSMの短編集)

伊崎哲也

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第三章 女子大生 真澄 (19歳) NTR 後編

アポクリン汗腺 ①

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先程とは異なる、濃厚なキスだった・・
互いの舌を吸い絡ませ、唾液を啜り合う。

唇を頸に這わせ始めた時・・
「伊崎クン、待って・・ホントに私で良いのっ?私、、へ、変な、に、匂いが・・」

嫌がる真澄の右腕を持ち上げる。
盗み見していた真澄の腋窩、夢にまで観た真澄の窪みが、俺の眼の前に・・

二の腕に比べ殆ど日焼けして無い、真澄本来の透ける様な柔肌。
医療脱毛を施して無い、剃刀処理の窪み。

深く形の良い窪みの底が、白人女優の如く薄っすらと青く輝き、思わず生唾を呑む。

腋窩への自虐と俺の虐めで興奮したのか?アポクリン腺の、ネットリとした分泌物が貼り付き艶めかしい?

清楚で愛くるしい容姿との、ギャップに堪ら無く唆られる俺、改めて凝視する。
(す、凄そうだっ、、どんな匂いがっ?)

(う、嘘ぉっ、駄目ぇ、い、嫌ぁっ・・)
抗う真澄の腕を押さえ、顔をユツクリと近付ける、甘酸っぱい性臭がモワッと鼻腔に拡がり、俺の期待が高まる。

鼻先を直に窪みに当てる、ビクッと震える真澄。

スン、、スンッ・・
真澄の羞恥を煽る様に、音を立て嗅ぐ俺。
(ぁぁ~、、汗や唾液、それに、きっと、淫らな臭いもっ、、もぅ、駄目よぉ、、伊崎クンにも、真澄、嫌われるのぉ??)

5分、10分、、漸く紅潮した顔を上げる。
観念した顔付きで、既に涙ぐむ真澄・・

「有村の腋の匂い、、」
「い、言わ無いでぇっ、、もぅ、良いの、ごめん、な、さ、いっ・・ぅ、ぅぅっ」
言葉を遮り俯きながら、嗚咽する真澄。

真澄の髪を撫でながら、耳元で囁く・・
「気にしなくて平気だよっ・・女の娘の腋なんか、皆誰でも匂うから、、確かに有村の腋、汗凄いし、少し酸っぱいし、生臭いけど・・相性ってあるじゃん、、
俺、有村の匂い、全然嫌じゃ無い、ぃゃ、寧ろ好きだよっ」
「ぇっ、えっ、、伊崎クン、ホントッ?嘘じゃ無いのねっ?」

涙を拭いながらも、確認する真澄。
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