ザ 我慢 (フェチとソフトSMの短編集)

伊崎哲也

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第一章 女子大生 真澄 (19歳) NTR 前編

乳首逝き ②

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逝きかけた怜の身体が、少し鎮まるのを待ち、再び責めを開始する。

最初からやり直す様に、二の腕と腋窩を舌と歯と唇で可愛いがる。

(うっ、す、凄い臭いだっ・・た、堪んないゼッ)
絶頂を迎えかけた腋窩の性神経が、アポクリン腺を通して、大量に分泌された脂質とフェロモンが、柔肌と肉の雑菌で発酵した、酸っぱくも生臭い怜の性臭。

普通なら辟易するが、腋と匂いフェチの俺には、究極の据膳だった。
しかも、類い稀なる美少女の、その容姿からは想像を絶する臭いに狂う俺。

腋窩への愛撫で、瞬く間に昂まる怜。
一段と硬く尖った乳首を、抓り捏ねられ肉に埋め込まれたから堪らない・・

「あ、あ、んぐぅぅ、ぉ、ぉぉぉぉ」
掌で塞いだ口から漏れる、獣の如き凄惨な呻き声。
豊かなヒップが浮き、悦びを示す様に震えている。
(くぅっ、ぃ、ぃ、い、逝きそぉ)

怜の限界を悟り、唐突に責めを中止する・・二度目の寸止め。
イヤイヤをする様に頭を振り、胸を反らし、俺の指を求める怜。

「先輩っ、今、逝きそうでしたよね?」
「えっ、そ、そんなコト・・」
微かに残ったプライドか?顔を赤らめながらも否定する。

「へぇ~?ま、良いですけど・・で、まだシますっ?」
「・・・・ぃ、伊崎クンが、良いなら」

確か男女共、寸止めすると性欲は倍になり、逝く時は何倍もの快感だと・・
(よし、狂うまで焦らしてやるっ)

啜り哭きながら悦びの頂に迫る怜。
「ぁ、ぁぁぁ・・」
身体が細かく痙攣し始める、限界か?

「ね?お、お願いっ、途中で・・」
「先輩、もしかして、逝きたいの?」
破裂しそうな怜の性欲、プライドは消し飛び、気丈な心が折れた。

眼を逸らし、小さく頷く。
「ちゃんと言葉で、お願いしないとっ」
恥辱に唇を噛み締め、掠れた怜の声。
「お、お願い、し、ま、す。・・ぃ、逝かせて、下さい・・逝き、たい、のっ」

「分かった。ただ、俺が許すまで、可能な限り耐えて、どうしても無理な時は教えるんだっ、良いですねっ?」
「は、はいっ」

無礼講とは言え、完全に立場が入れ替わった俺達。
本当の修羅場が待っている事を知らず、オーガズムを求めて、眼を輝かせる怜。
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