ザ 我慢 (フェチとソフトSMの短編集)

伊崎哲也

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第一章 女子大生 真澄 (19歳) NTR 前編

腋窩 ①

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怜が甘い声で囁く。
「虐めてから、可愛いがるのよっ」
(ドコを苛めればっ?ん、そうだっ)

無言で怜の右腕を引き上げた・・
「えっ?ち、ちょっとぉ・・嫌ぁ、何でそんなトコをぉ・・」
俺の視線が腋窩に刺さるのを感じ、羞恥に身を捩る怜。

「先輩っ、今日は無礼講、それに俺に協力するから、何シても良いって・・」

女の娘が、最も観られたく無い腋窩。
淫部の如くに恥毛が生え、蒸れ湿り固有の雌臭が漂う・・
だが、第二の性器の名の如く、性感神経の宝庫だった。

肉食系の容姿に似合い、雄を誘い誑かす怜の二の腕と腋窩。
嚙り貪りたい艶めかしい肉、舐めまくりたい、青々とした剃り跡の窪み・・

「い、伊崎君っ、私、昨晩お手入れしたままで・・いつもは、こんなじゃぁ」
「んっ、先輩っ、確かに汚いなぁ~剃り残しもあるし、綺麗な顔して、結構毛深いんだろぉ?」
あから様な言葉に、顔を赤らめる怜。

顔を寄せる、逃れようとする怜を抱き締め、窪みに鼻を埋めた。
「だ、駄目ぇか、か、嗅が無いでぇ~、怜、シャワー、浴びて無いのよぉ、汗かいてるし、へ、変な匂いがぁ」
余りの羞恥に哀願する怜。

スンスンッと、わざと鼻を鳴らして、窪みを嗅いだ俺が、漸く顔を離す。
「・・・・ぃ、伊崎、クン・・れ、怜の腋・・汗の匂い、したでしょっ?だ、大丈夫、だった?他に、へ、変な・・に、匂い、しなかった?」

普段の勝気は何処へやら、不安に怯え、しどろもどろの怜。
口角を上げた俺、冷たい言葉を吐いた。

「えっ、はいっ、確かに、汗のアンモニア臭は凄かった、です。
でも、それより先輩、興奮シてますか?
雌の淫らな性臭・・玉葱?鉛筆?鉄錆?兎に角、生臭かった、です」

「・・ご、御免なさい、だ、誰にも、怜の腋、臭いって、内緒にしてぇ・・お願い、し、ます、伊崎君・・」
赤みを通り越し、蒼白な顔で懇願する。

(ヨシッ・・鞭と飴だっ・・)

「あ、でも・・俺、先輩の匂い、嫌じゃ無いですよ。
女の娘なんて、皆、興奮スると臭うじゃないですか?適度に生臭くって、よく嗅げば微かに甘い、先輩の窪みの臭い、唆られ、ます」

愕然と俯いていた怜が、小鳥の様な震える声で、おずおずと尋ねた。
「ホントぉ?伊崎くん・・怜の腋、嫌じゃ無いのっ?」

「はいっ・・なんなら、ホラッ」
むしゃぶりつく様に、怜の窪みに口を当てる俺。
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