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モモタとママと虹の架け橋
第四話 ゾウガメ百歳
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モモタは、西の空を目指して進んでいました。進んでいるといっても歩いているわけではありません。方々を旅行している最中、ヒッチハイクで旅行するニホンザルに出会って車に乗ることを覚えたモモタは、軽トラックの荷台に飛び乗って楽ちんドライブ。
長いこと車に揺られていましたが、モモタには一向に車を下りる気配がありません。どうしたのでしょうか。実は、モモタには行き先がありました。漠然と金色の世界があったほうを目指しているわけではなかったのです。
何度か遊びに行ったことのある動物園にいる長生きのゾウガメのところに行って、金色の世界がどこにあるか訊こうと思っていたのです。ゾウガメのおじいちゃんは百歳を超えていたので、何でも知っていました。ですから、金色の世界も何度も見たことがあるはずです。もしかしたら行ったことがあるかもしれません。
モモタはウキウキしながら、動物園のそばの信号で止まった軽トラックから下りて、颯爽と入園ゲートから入っていきました。
久しぶりに会いたいお友達は沢山いましたが、モモタはわき目もくれずにゾウガメのお庭に向かいます。円状の柵に囲われたお庭では、数頭のゾウガメがちょうどおやつにキャベツをむしゃむしゃ食べているところでした。
モモタが、一番のおじいちゃんゾウガメの甲羅に乗ってご挨拶をすると、ゾウガメじいちゃんもご挨拶。
ゾウガメじいちゃんは、モモタの新しい旅行の目的を聞いて言いました。
「モモタよ、モモタ。それは叶わん願いじゃろうな。モモタに光の柱なんぞ見えはせんよ」
「どうして?」
「光の柱は、今正に不幸な者を幸福に導くために天から差し込む。モモタ、お前は今不幸なのかい?」
「ううん、幸せ。でも、ひとつお願いしたいことがあるんだ」
ゾウガメじいちゃんは、モモタに天を仰ぐように言いました。
「光はみんなに分け隔てなく降り注いでおる。みんなは気がつかないだけで、それぞれ幸せを感じておるはずなのじゃ。
そんな中で、特別光の柱が照らされるということは、特別不幸な者がおるということ。だからモモタには見えんのじゃ。なんせ今幸せということは、皆と同じように浴びている陽の光だけで満足すべきということじゃからな。
だから、更に光の柱なんぞ探さなくとも、お前さんは十分じゃろう」
モモタは言いました。
「うん、でも金色の空が見えたんだ。あんな空初めて見たよ。だから、あの空が見えたことにも何か意味があると思うんだ」
ゾウガメじいちゃんは、キャベツをハムハムしながら、じっとモモタを見ています。
「そこに何を求めるのかね?」
「それは・・・」
答えられないモモタに、ゾウガメじいちゃんが言葉を続けます。
「欲にはきりがない。望めば望むほど欲は膨れ上がる。わしは百年以上生きてきたが、金色の空なんぞ見たことはない。その空色は、おぬしの目が欲に眩んで見えた色かもしれない。悪いことは言わん、今が幸せなら、探すのはやめなさい」
「でも、幸せか不幸せかは二択じゃないよ。僕はとっても幸せだけれども、ときどき思い出すママのことを想うと、とても寂しい気持ちになるんだ」
「欲張り過ぎると不幸になるぞ。みんなには各々身の程というものがある。幸せも身の程じゃ。今あるもので幸せと思えることが本当の幸せなんじゃ。
考えてもみい、モモタは旅行をして幸せに思えているじゃろう? だから旅行が出来ないと不幸に思う。ママがいなくてさびしい気持ちは分かるが、会いたいという欲が強かったばっかりに旅行ばかりしていて、ご主人様を失い、岬のおばあさんも失って、今独りぼっちでおる――」
ゾウガメじいちゃんはチラリ、と悲しそうな瞳を見せるモモタの方を見て一度言い淀み、話しを続けます。
「――ごほん、ごほん。お前が悪いというわけではないよ。ただわしは、見渡せる程度のお庭があって、おいしいごはんが食べられて、色とりどりの四季を満喫できる。それだけで幸せなんじゃ、と言いたいのじゃよ」
モモタは、ゾウガメじいちゃんは体が重くて方々に行けないからそう思うんだろうな、と思いました。自分は体が軽くて塀の上にもひとっ飛びだし、ゾウガメのお庭の柵もひとっ飛びで外に出られます。
だから、幸せの尺度が違うのだと思いましたが、それは言いませんでした。今を満足しているゾウガメじいちゃんの幸せを否定することにつながる、と思ったからです。それに、ゾウガメじいちゃんの話もその通りだとも思えました。だって岬のおばあちゃんのお家では、いつものんびりお庭で過ごして幸せ気分でしたから。
ですがモモタは、心の底からの納得はしていませんでした。ママに会いたい、という気持ちは持ってはいけないのでしょうか。確かにもう会えないかもしれません。ですが、いつか会えると思って過ごすのと、もう会えないとあきらめて過ごすのとでは、気持ちが大きく違ってしまう、と感じました。
そこでモモタは言いました。
「僕は、いつかママに会えると信じている方が幸せだと思えるんだ。それに、得ているものだって沢山あるよ。おじいちゃんの言う通り、長い間祐ちゃんには会えていないし、優しいおばあちゃんともお別れしたけれど、旅行しなかったらおばあちゃんには出会えなかったし、たくさんのお友だちにも会えなかったよ」
ゾウガメじいちゃんは、モモタの話を聞き終ったあと、しばらくの間黙ってキャベツをむしゃむしゃ食べていました。食べ終わったあとに更に間を置いてから、ゆっくりと話を始めます。
「じゃが、その分別れも増えただろう。それは出会わなければ起こらなかった出来事じゃ。つまりは、どんなに幸せを手に入れても同じ分だけ不幸も手に入れるということ。結局手元に残る幸せの量は変わらぬもんじゃ」
モモタはすぐに答えて言いました。
「量は変わらないかもしれないけれど、とても、とーっても幸せが詰まってすてきな思い出になると思う。だって、出会ったお友達に、その子が知らないお友達のことを話してあげたり、再会したお友達に旅行のお土産話をしてあげられるもん。
それに、不幸な気持ちは消えるけれど、幸せな気持ちは消えないもの。しかも分けてあげられるんだよ。それから新たに作り出せもするんだよ」
モモタは、今までに出会ったお友だちから学んだことや、教えてあげたこと、成長できたことや成長させてあげたことを話して聞かせてあげました。
「渡り鳥さんがいたから、僕は虹の階段のお話を知ったのだし、おばあちゃんのところに辿り着いたからこそ、光の柱のお話を知れたんだ。僕は虹の階段には上れなかったけれど、不幸だなんて思っていない。とっても幸福だよ。
色々なお友達に出会えたからこそ、ゾウガメのおじいちゃんともお話しできるんだよ。色々な出会いがなかったら、おじいちゃんのお話は難しくて分かんないもん」
ゾウガメじいちゃんは、しばらくの間考え込んでいる様子で黙って遠くを見ていました。
「量が同じでも質が違うということか。それも一理ある。
――『幸せが詰まった思い出』・・・というところのくだりで思い出したんじゃが・・・」
ゾウガメじいちゃんはそう言って、あるおとぎ話を話して聞かせてくれました。
長いこと車に揺られていましたが、モモタには一向に車を下りる気配がありません。どうしたのでしょうか。実は、モモタには行き先がありました。漠然と金色の世界があったほうを目指しているわけではなかったのです。
何度か遊びに行ったことのある動物園にいる長生きのゾウガメのところに行って、金色の世界がどこにあるか訊こうと思っていたのです。ゾウガメのおじいちゃんは百歳を超えていたので、何でも知っていました。ですから、金色の世界も何度も見たことがあるはずです。もしかしたら行ったことがあるかもしれません。
モモタはウキウキしながら、動物園のそばの信号で止まった軽トラックから下りて、颯爽と入園ゲートから入っていきました。
久しぶりに会いたいお友達は沢山いましたが、モモタはわき目もくれずにゾウガメのお庭に向かいます。円状の柵に囲われたお庭では、数頭のゾウガメがちょうどおやつにキャベツをむしゃむしゃ食べているところでした。
モモタが、一番のおじいちゃんゾウガメの甲羅に乗ってご挨拶をすると、ゾウガメじいちゃんもご挨拶。
ゾウガメじいちゃんは、モモタの新しい旅行の目的を聞いて言いました。
「モモタよ、モモタ。それは叶わん願いじゃろうな。モモタに光の柱なんぞ見えはせんよ」
「どうして?」
「光の柱は、今正に不幸な者を幸福に導くために天から差し込む。モモタ、お前は今不幸なのかい?」
「ううん、幸せ。でも、ひとつお願いしたいことがあるんだ」
ゾウガメじいちゃんは、モモタに天を仰ぐように言いました。
「光はみんなに分け隔てなく降り注いでおる。みんなは気がつかないだけで、それぞれ幸せを感じておるはずなのじゃ。
そんな中で、特別光の柱が照らされるということは、特別不幸な者がおるということ。だからモモタには見えんのじゃ。なんせ今幸せということは、皆と同じように浴びている陽の光だけで満足すべきということじゃからな。
だから、更に光の柱なんぞ探さなくとも、お前さんは十分じゃろう」
モモタは言いました。
「うん、でも金色の空が見えたんだ。あんな空初めて見たよ。だから、あの空が見えたことにも何か意味があると思うんだ」
ゾウガメじいちゃんは、キャベツをハムハムしながら、じっとモモタを見ています。
「そこに何を求めるのかね?」
「それは・・・」
答えられないモモタに、ゾウガメじいちゃんが言葉を続けます。
「欲にはきりがない。望めば望むほど欲は膨れ上がる。わしは百年以上生きてきたが、金色の空なんぞ見たことはない。その空色は、おぬしの目が欲に眩んで見えた色かもしれない。悪いことは言わん、今が幸せなら、探すのはやめなさい」
「でも、幸せか不幸せかは二択じゃないよ。僕はとっても幸せだけれども、ときどき思い出すママのことを想うと、とても寂しい気持ちになるんだ」
「欲張り過ぎると不幸になるぞ。みんなには各々身の程というものがある。幸せも身の程じゃ。今あるもので幸せと思えることが本当の幸せなんじゃ。
考えてもみい、モモタは旅行をして幸せに思えているじゃろう? だから旅行が出来ないと不幸に思う。ママがいなくてさびしい気持ちは分かるが、会いたいという欲が強かったばっかりに旅行ばかりしていて、ご主人様を失い、岬のおばあさんも失って、今独りぼっちでおる――」
ゾウガメじいちゃんはチラリ、と悲しそうな瞳を見せるモモタの方を見て一度言い淀み、話しを続けます。
「――ごほん、ごほん。お前が悪いというわけではないよ。ただわしは、見渡せる程度のお庭があって、おいしいごはんが食べられて、色とりどりの四季を満喫できる。それだけで幸せなんじゃ、と言いたいのじゃよ」
モモタは、ゾウガメじいちゃんは体が重くて方々に行けないからそう思うんだろうな、と思いました。自分は体が軽くて塀の上にもひとっ飛びだし、ゾウガメのお庭の柵もひとっ飛びで外に出られます。
だから、幸せの尺度が違うのだと思いましたが、それは言いませんでした。今を満足しているゾウガメじいちゃんの幸せを否定することにつながる、と思ったからです。それに、ゾウガメじいちゃんの話もその通りだとも思えました。だって岬のおばあちゃんのお家では、いつものんびりお庭で過ごして幸せ気分でしたから。
ですがモモタは、心の底からの納得はしていませんでした。ママに会いたい、という気持ちは持ってはいけないのでしょうか。確かにもう会えないかもしれません。ですが、いつか会えると思って過ごすのと、もう会えないとあきらめて過ごすのとでは、気持ちが大きく違ってしまう、と感じました。
そこでモモタは言いました。
「僕は、いつかママに会えると信じている方が幸せだと思えるんだ。それに、得ているものだって沢山あるよ。おじいちゃんの言う通り、長い間祐ちゃんには会えていないし、優しいおばあちゃんともお別れしたけれど、旅行しなかったらおばあちゃんには出会えなかったし、たくさんのお友だちにも会えなかったよ」
ゾウガメじいちゃんは、モモタの話を聞き終ったあと、しばらくの間黙ってキャベツをむしゃむしゃ食べていました。食べ終わったあとに更に間を置いてから、ゆっくりと話を始めます。
「じゃが、その分別れも増えただろう。それは出会わなければ起こらなかった出来事じゃ。つまりは、どんなに幸せを手に入れても同じ分だけ不幸も手に入れるということ。結局手元に残る幸せの量は変わらぬもんじゃ」
モモタはすぐに答えて言いました。
「量は変わらないかもしれないけれど、とても、とーっても幸せが詰まってすてきな思い出になると思う。だって、出会ったお友達に、その子が知らないお友達のことを話してあげたり、再会したお友達に旅行のお土産話をしてあげられるもん。
それに、不幸な気持ちは消えるけれど、幸せな気持ちは消えないもの。しかも分けてあげられるんだよ。それから新たに作り出せもするんだよ」
モモタは、今までに出会ったお友だちから学んだことや、教えてあげたこと、成長できたことや成長させてあげたことを話して聞かせてあげました。
「渡り鳥さんがいたから、僕は虹の階段のお話を知ったのだし、おばあちゃんのところに辿り着いたからこそ、光の柱のお話を知れたんだ。僕は虹の階段には上れなかったけれど、不幸だなんて思っていない。とっても幸福だよ。
色々なお友達に出会えたからこそ、ゾウガメのおじいちゃんともお話しできるんだよ。色々な出会いがなかったら、おじいちゃんのお話は難しくて分かんないもん」
ゾウガメじいちゃんは、しばらくの間考え込んでいる様子で黙って遠くを見ていました。
「量が同じでも質が違うということか。それも一理ある。
――『幸せが詰まった思い出』・・・というところのくだりで思い出したんじゃが・・・」
ゾウガメじいちゃんはそう言って、あるおとぎ話を話して聞かせてくれました。
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