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第25話 奪われたcabin02
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「ここは危険よ。早く離れたほうがいいわ」
「大丈夫ですよ。天女たちならショウスケさんが倒してくれるじゃないですか?」
「ラスペル 俺たちは女神に狙われているんだ」
ラスペルに事情を話して俺はcabin02を呼び寄せた。
するとラスペルが「すごい すごい」と言って興奮した様子で隅々まで見ている。
「ショウスケさん どうやって呼び寄せたんですか?」
「ああ このスマートフォンを使ったんだ。cabin02のカギにもなっている」
「その スマートフォンって魔道具を見せてくれませんか?」
リザリアがツインテールをかき上げた
「ダメよ 今は移動しなくちゃ」
ミリーの生まれ育ったメソスティグマ城をあとにして先を目指した。
ミリーはライラに抱っこをしてもらうとライラの胸に顔をうずめる。
「ライラ・・」
「この地が緑豊かな大地に戻ったらまた帰ってきましょう」
「うん・・」
cabin02の後ろをラスペルが付いてくる。
「なあ リザリア。あのバイク 浮いてるよな?」
「ショウスケは魔法より魔道具の方が好きそうね。でも飛べるわけじゃないわよ・・」
俺は早く安全な場所まで逃げて ラスペルのバイクが触りたい。
cabin02のスピードを上げてもちゃんと 魔導バイクはついてきた。
眠ってしまったミリーを抱きかかえたままライラさんがやってきた。
「ショウスケさん この先は整備のされた道がありません。岩や小さな崖が多くて馬車では進むことはできませんよ」
「ライラさん それはちょうどいい」
俺はcabin02で道なき道を突き進んだ。
「ショウスケ 崖よ!」
「cabin02なら大丈夫だ」
「ショウスケよ 川じゃ 迂回せねば」
「大丈夫だ」
「ショウスケ 渓谷があるの」
「それは無理だ 迂回しよう」
魔導バイクは 少しぐらいの水ならへっちゃらのようだった。
そして俺たちはキノコが生えているエルフの国を抜けて草原に道を進むと
モー メェー
放牧された牛やヤギたちが草をついばんでいる。
のどかな場所にやってきた。
ショウスケはcabin02から降りると ラスペルも魔導バイクから降りて歩み寄り二人はハイタッチを交わした。
「ショウスケさんのcabin02は すごいですね」
「魔導バイクもすごいじゃないか?ははは」
二人は打ち解け合うのだった。
話し込んでいると麦わら帽子をかぶった農場の人たちがやって来て休んでいかないかと声をかけてきた。
「ようこそ。・・・エルフの国を抜けてきたのかい?」
「それは すごいぞ。その大きな馬車はそれほどの性能を備えていたのか?」
村人の男も興奮しているようだった。
「ふふふ。まあ 気にしないでおくれ、チーズもあるから食べていくといい」
「ショウスケさん お言葉に甘えましょう」
「草が嫌いな牛がおったら面白そうじゃのう。がはは」
俺たちは 牛乳をご馳走になった。
「ところで ラスペルはどうして襲われていたんだ」
「実は壁画の遺跡を探していまして・・遺跡で炎のナイフと氷のナイフを捧げることで・・・願いが叶うのです」
「願いが叶うだって?」
壁画に書かれていた神官がナイフを捧げて祈る絵は 当時 地上に降りていた神にこの世界の出来事を知らせる儀式だったらしく 祈りをささげた際に願い事を叶えてくれるらしい。
もしかして地球に帰れることも出来るのか?
そしてシアノバたちも 叶えたい願いがあるから
天界に俺たちの居場所を報告しなかったのかもしれない。
思い当たることは「付き合いたい・・・まさかな」
「え!ショウスケ 何か言った?」
大きな音が 大地を揺らす
ドガァァァァン!!!!
「エルフの里のほう?」
「ライラ?いったい なんなの?」
エルフの里の方ですごい音が鳴ったと思ったら フラッシュに包まれた。
そして エルフの里から牧場へ向かってすごい風が吹き抜けていく
モー!!メェー!!!
「おやおや あれは神のイカズチよ。そうよね?リザリア?ククク」
牧場の人たちが笑い始めると 帽子を放り投げる
するとシアノバとバルトの素顔が現れた。
地面からゴーレムも現れる。
ラスペルは 氷のナイフを引き抜くと周囲の空気が凍てついた。
ラスペルは突進すると氷のナイフでゴーレムに斬りかかる。
切り付けられたゴーレムの部位は 白い霜柱を縦ながらゴーレムを凍り付かせていった。
「うわぁ!」
「邪魔なガキだ」
ラスペルがゴーレムにつかまれ振り回される。
「さあ こいつは人質だ。返してほしくばそのナイフとcabin02を渡してもらおうか?」
「俺を倒すのが目的じゃなかったのか?」
シアノバはクスクスと笑う。
「願いを叶えるのが一番目。そしてあなたを倒すのは2番目よ。リザリアが消えてくれたおかげで天女の席が一つ空いたようだし あなたを倒した手柄をうまく使わせてもらうわ」
そのときガネーシャが赤い球をシアノバたちに投げつけた。
「何だこれは・・目が痛い 息ができん」
「か・・辛いわ」
「唐辛子の粉じゃ がはは」
ラスペルが叫ぶ
「ショウスケさん 今です!凍り付いたゴーレムの腕をその炎のナイフで攻撃してください」
「そうはさせるか!ゴーレムよ ショウスケにパンチだ!」
俺は 炎のナイフを抜くとゴーレムに向かってナイフを投げた。
ゴーレムは身構える間もなっくバリンとガラスの割れるような音と共に 硬かったはずの腕は砕ける。
ラスペルは 地面に落ちた。
しかし もう一体のゴーレムが茂みから飛び出してきた。
「撤収だ。はっはは ゴーレムは2体いたのだ。このガキとナイフは貰っていくぞ」
「リザリア もう会えなくなるなんて寂しいわ。なーんて ウソよ。嬉しいわ ふふふ」
2体目のゴーレムは 変形をして乗り物の姿になるとラスペルを連れて逃げてしまった。
「追いかけるぞ」
cabin02で追いかけようと思ってポケットをまさぐったがスマートフォンがない・・。
「スマホがない!」
冷や汗が出る。
戦闘で落ちたのかもしれないと周囲を見渡したその時。
cabin02は動き出し、シアノバたちが逃げていった方向へ 走り去ってしまった。
「cabin02が 追いかけていったわ」
「ミリー達が乗ってないの」
「ショウスケよ どういうことなのじゃ?」
みんなが俺の方を見る。
「cabin02が 奪われた・・」
「大丈夫ですよ。天女たちならショウスケさんが倒してくれるじゃないですか?」
「ラスペル 俺たちは女神に狙われているんだ」
ラスペルに事情を話して俺はcabin02を呼び寄せた。
するとラスペルが「すごい すごい」と言って興奮した様子で隅々まで見ている。
「ショウスケさん どうやって呼び寄せたんですか?」
「ああ このスマートフォンを使ったんだ。cabin02のカギにもなっている」
「その スマートフォンって魔道具を見せてくれませんか?」
リザリアがツインテールをかき上げた
「ダメよ 今は移動しなくちゃ」
ミリーの生まれ育ったメソスティグマ城をあとにして先を目指した。
ミリーはライラに抱っこをしてもらうとライラの胸に顔をうずめる。
「ライラ・・」
「この地が緑豊かな大地に戻ったらまた帰ってきましょう」
「うん・・」
cabin02の後ろをラスペルが付いてくる。
「なあ リザリア。あのバイク 浮いてるよな?」
「ショウスケは魔法より魔道具の方が好きそうね。でも飛べるわけじゃないわよ・・」
俺は早く安全な場所まで逃げて ラスペルのバイクが触りたい。
cabin02のスピードを上げてもちゃんと 魔導バイクはついてきた。
眠ってしまったミリーを抱きかかえたままライラさんがやってきた。
「ショウスケさん この先は整備のされた道がありません。岩や小さな崖が多くて馬車では進むことはできませんよ」
「ライラさん それはちょうどいい」
俺はcabin02で道なき道を突き進んだ。
「ショウスケ 崖よ!」
「cabin02なら大丈夫だ」
「ショウスケよ 川じゃ 迂回せねば」
「大丈夫だ」
「ショウスケ 渓谷があるの」
「それは無理だ 迂回しよう」
魔導バイクは 少しぐらいの水ならへっちゃらのようだった。
そして俺たちはキノコが生えているエルフの国を抜けて草原に道を進むと
モー メェー
放牧された牛やヤギたちが草をついばんでいる。
のどかな場所にやってきた。
ショウスケはcabin02から降りると ラスペルも魔導バイクから降りて歩み寄り二人はハイタッチを交わした。
「ショウスケさんのcabin02は すごいですね」
「魔導バイクもすごいじゃないか?ははは」
二人は打ち解け合うのだった。
話し込んでいると麦わら帽子をかぶった農場の人たちがやって来て休んでいかないかと声をかけてきた。
「ようこそ。・・・エルフの国を抜けてきたのかい?」
「それは すごいぞ。その大きな馬車はそれほどの性能を備えていたのか?」
村人の男も興奮しているようだった。
「ふふふ。まあ 気にしないでおくれ、チーズもあるから食べていくといい」
「ショウスケさん お言葉に甘えましょう」
「草が嫌いな牛がおったら面白そうじゃのう。がはは」
俺たちは 牛乳をご馳走になった。
「ところで ラスペルはどうして襲われていたんだ」
「実は壁画の遺跡を探していまして・・遺跡で炎のナイフと氷のナイフを捧げることで・・・願いが叶うのです」
「願いが叶うだって?」
壁画に書かれていた神官がナイフを捧げて祈る絵は 当時 地上に降りていた神にこの世界の出来事を知らせる儀式だったらしく 祈りをささげた際に願い事を叶えてくれるらしい。
もしかして地球に帰れることも出来るのか?
そしてシアノバたちも 叶えたい願いがあるから
天界に俺たちの居場所を報告しなかったのかもしれない。
思い当たることは「付き合いたい・・・まさかな」
「え!ショウスケ 何か言った?」
大きな音が 大地を揺らす
ドガァァァァン!!!!
「エルフの里のほう?」
「ライラ?いったい なんなの?」
エルフの里の方ですごい音が鳴ったと思ったら フラッシュに包まれた。
そして エルフの里から牧場へ向かってすごい風が吹き抜けていく
モー!!メェー!!!
「おやおや あれは神のイカズチよ。そうよね?リザリア?ククク」
牧場の人たちが笑い始めると 帽子を放り投げる
するとシアノバとバルトの素顔が現れた。
地面からゴーレムも現れる。
ラスペルは 氷のナイフを引き抜くと周囲の空気が凍てついた。
ラスペルは突進すると氷のナイフでゴーレムに斬りかかる。
切り付けられたゴーレムの部位は 白い霜柱を縦ながらゴーレムを凍り付かせていった。
「うわぁ!」
「邪魔なガキだ」
ラスペルがゴーレムにつかまれ振り回される。
「さあ こいつは人質だ。返してほしくばそのナイフとcabin02を渡してもらおうか?」
「俺を倒すのが目的じゃなかったのか?」
シアノバはクスクスと笑う。
「願いを叶えるのが一番目。そしてあなたを倒すのは2番目よ。リザリアが消えてくれたおかげで天女の席が一つ空いたようだし あなたを倒した手柄をうまく使わせてもらうわ」
そのときガネーシャが赤い球をシアノバたちに投げつけた。
「何だこれは・・目が痛い 息ができん」
「か・・辛いわ」
「唐辛子の粉じゃ がはは」
ラスペルが叫ぶ
「ショウスケさん 今です!凍り付いたゴーレムの腕をその炎のナイフで攻撃してください」
「そうはさせるか!ゴーレムよ ショウスケにパンチだ!」
俺は 炎のナイフを抜くとゴーレムに向かってナイフを投げた。
ゴーレムは身構える間もなっくバリンとガラスの割れるような音と共に 硬かったはずの腕は砕ける。
ラスペルは 地面に落ちた。
しかし もう一体のゴーレムが茂みから飛び出してきた。
「撤収だ。はっはは ゴーレムは2体いたのだ。このガキとナイフは貰っていくぞ」
「リザリア もう会えなくなるなんて寂しいわ。なーんて ウソよ。嬉しいわ ふふふ」
2体目のゴーレムは 変形をして乗り物の姿になるとラスペルを連れて逃げてしまった。
「追いかけるぞ」
cabin02で追いかけようと思ってポケットをまさぐったがスマートフォンがない・・。
「スマホがない!」
冷や汗が出る。
戦闘で落ちたのかもしれないと周囲を見渡したその時。
cabin02は動き出し、シアノバたちが逃げていった方向へ 走り去ってしまった。
「cabin02が 追いかけていったわ」
「ミリー達が乗ってないの」
「ショウスケよ どういうことなのじゃ?」
みんなが俺の方を見る。
「cabin02が 奪われた・・」
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