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第15話 サウナとロウリュ
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熱源パネルの上に こぶし大の石を拾って乗せればサウナの完成。
テントから煙突をだして 薪を使ったストーブでやれればもっといいけど、そこまでのクオリティーは再現できないか。
設定温度は90℃にセットして中に入ると 熱波に体が包まれる
バケツに入っている水をひしゃくですくって 熱源パネルの上にかけると
上に積まれていた石がジュージューといい音がした。
「ロウリュ!」
ジュー!!
やばい かけ過ぎたか?
さらに蒸気がテントを見たし 汗が噴き出す。
もうダメだ!
俺は急いでテントから出て川へ飛び込んだ。
ジャッポン!!
仰向けになって川の流れに身を任せてると 自然のせせらぎが火照りを柔らかく包んでくれた。
そして 人は岸に流れ着く
小石の堆積したベットの上で休むのは 気持ちがよかった。
よし 次に行こう!
サウナの2週目に入ろうと 起き上がるとリザリアたちと遊んでいたガネーシャがこちらへやってきた
「なんじゃそれは?」
「・・・サウナさ」
興味がありそうだったので一緒に入ることにした。
「なんじゃこれは? こんなに熱くては火傷をして・・・いいや 火傷せぬな。熱耐性獲得なのじゃ がははは」
「90℃あるぜ。それがサウナさ」
数分経ってガネーシャも汗だくになってきた。
「のう ショウスケよ。異世界の旅は楽しいか?」
「楽しいぜ。リザリアに命を狙われていたとは思わなかったけど 誤解も解けてまた旅ができてよかったよ」
「じゃが リザリアも命を狙われ、元々手ぶらでは天界へは帰れぬ立場であろう。そこでじゃ 地球にリザリアを連れ帰ってはどうじゃ?」
「リザリアを? それより 地球に帰ることができるのか?」
「神がこの世界を造るときに使った遺跡がどこかにあるはずじゃ。その遺跡の力を使えば可能じゃろうな」
地球にこっそり帰れるなら 女神を出し抜くこともできる。
けど リザリアを連れて帰る。
リザリアは 付いてきてくれるのか? 考え込んでしまった。
ロウリュの石の音が聞こえてくる。
ジュー! ジュー! ジュー!
「がはは これは面白いな」
「そんなに ロウリュしたら大変なことに!」
「な~に ワレの熱耐性を見せて・・なんじゃこれわ!」
テントに蒸気が立ち込めて 蒸し窯の中にいるようになった!
「川へ飛び込むぞ」
「おう」
ジャッポン!! ジャッポン!!
川に飛び込むと さっきまでの殺伐とした出来事がなかったかのように
自然の流れが体を包んでくれた。
そして・・岸へ流れつく。
空を見上げて 石のベッドで一休み・・ ああ 気持ちいい・・。
ぼーっと 雲を眺めていると、顔がヒョッコリと表れた。リザリアか?
「こんなところで どうしたの?」
どうしたのって。。ああそうか リザリアにはこの気持ちよさはわからないのか?可哀そうに・・。
俺たちはリザリアたちを サウナに案内した。
水浴びも楽しかっただろうけど 4人で入るサウナも楽しいはずだ。
だけど 初めてのドライサウナは 好みが分かれるようで
「熱いわね」
「死んでしまいそうです」
「なんじゃ?熱耐性獲得した気分になれて楽しいであろう。それがサウナじゃ がはは」
結局 すぐに出ることになった。
やっぱり 初めてのサウナで90℃あるドライサウナは好みが分かれるか
それじゃ。
俺は サウナの設定温度を70℃に下げた。
そして バケツの中に果物の汁を入れて香りが出るようにした。
「ショウスケよ。ワレに任せるのだ。果実の汁は・・ この水袋だったはずじゃ よし入れたぞ がははは」
ジュー! ジュー!
テントの中は 程よく温まって蒸気と柑橘系の果物の匂いが呼吸を潤してくれた。
「これなら 気持ちよく入れるわ」
「癒されます」
「ミストサウナって言うんだ。ところでリザリアその水着はどうしたんだ?」
「これは クロレラから借りたのよ」
リザリアにはサイズが合っていないようだったがショウスケは悪くないと思うのだった。
「よし みんなで川に流されに行くぞ」
「ショウスケさんは 面白いですね ひック」
「大丈夫かしら? 足がふらふらするわ」
「楽しいぞ がははは」
俺たち4人は 川に流されていく・・・そして 岸へ流れ着いた・・
はぁ なんか 気持ちいい。でも 気持ち良すぎるきがする・・なんというか ほろ酔いというか?
「なあ ガネーシャ・・ 水袋だけどどこから持ってきたんだ?」
「・・・の棚の袋じゃ」
「ああ それ・・ お酒だわ・・ ははは」
「くすくす おかしいわ 笑いが止まりません くすくす」
「運命が見えるわ 運命かしら」
「みんな楽しそうじゃな。 がははは」
すこし酔い覚めてから 俺は テントを片付けるために一足先にテントに向かった。
ガネーシャは 魚を捕るとか言い出して 川に潜り出したしクロレラたちは巨大キノコの傘をベット替わりにして日光浴をしているようだ。
・・・・そのときのリザリアとクロレラは?・・・
「楽しいですね・・・ところで ショウスケさんはどんな人間ですか?」
「いい人間ね。旅も楽しかったわ。けど 初対面の相手が苦手なのよ。不思議よね?ふふふ」
「だけど リザリアの命を助けてくれましたよね?ショウスケさんをリザリアが助けてあげればいいじゃない?」
「それは・・すごいと 思うけど・・」
「あら? サウナの熱がまだ冷めていないのかしら?ふふふ」
・・・・・
俺はテントにたどり着いて 蒸気が満ちているであろうテントの入り口を一気に解放した。
ジュパー!!っと 蒸気が外に出てくると思ったら蒸気と共に黒いドレスを着た女の子が中から出てきた。
「キュー キュー ワナだったのねぇ・・私はミリー・メソスティグマ! ミリーはあなたを・・」
バタン・・。伸びてしまっているようだ。
抱き起そうと女の子を抱えたら これがすごく軽い。
小柄だからというより 空の箱を持ち上げたときの様に軽かった。
それに 金髪の髪に白い肌だで耳こそ長くないけど ライラさんそっくりだ
この子もエルフなのか?
テントから煙突をだして 薪を使ったストーブでやれればもっといいけど、そこまでのクオリティーは再現できないか。
設定温度は90℃にセットして中に入ると 熱波に体が包まれる
バケツに入っている水をひしゃくですくって 熱源パネルの上にかけると
上に積まれていた石がジュージューといい音がした。
「ロウリュ!」
ジュー!!
やばい かけ過ぎたか?
さらに蒸気がテントを見たし 汗が噴き出す。
もうダメだ!
俺は急いでテントから出て川へ飛び込んだ。
ジャッポン!!
仰向けになって川の流れに身を任せてると 自然のせせらぎが火照りを柔らかく包んでくれた。
そして 人は岸に流れ着く
小石の堆積したベットの上で休むのは 気持ちがよかった。
よし 次に行こう!
サウナの2週目に入ろうと 起き上がるとリザリアたちと遊んでいたガネーシャがこちらへやってきた
「なんじゃそれは?」
「・・・サウナさ」
興味がありそうだったので一緒に入ることにした。
「なんじゃこれは? こんなに熱くては火傷をして・・・いいや 火傷せぬな。熱耐性獲得なのじゃ がははは」
「90℃あるぜ。それがサウナさ」
数分経ってガネーシャも汗だくになってきた。
「のう ショウスケよ。異世界の旅は楽しいか?」
「楽しいぜ。リザリアに命を狙われていたとは思わなかったけど 誤解も解けてまた旅ができてよかったよ」
「じゃが リザリアも命を狙われ、元々手ぶらでは天界へは帰れぬ立場であろう。そこでじゃ 地球にリザリアを連れ帰ってはどうじゃ?」
「リザリアを? それより 地球に帰ることができるのか?」
「神がこの世界を造るときに使った遺跡がどこかにあるはずじゃ。その遺跡の力を使えば可能じゃろうな」
地球にこっそり帰れるなら 女神を出し抜くこともできる。
けど リザリアを連れて帰る。
リザリアは 付いてきてくれるのか? 考え込んでしまった。
ロウリュの石の音が聞こえてくる。
ジュー! ジュー! ジュー!
「がはは これは面白いな」
「そんなに ロウリュしたら大変なことに!」
「な~に ワレの熱耐性を見せて・・なんじゃこれわ!」
テントに蒸気が立ち込めて 蒸し窯の中にいるようになった!
「川へ飛び込むぞ」
「おう」
ジャッポン!! ジャッポン!!
川に飛び込むと さっきまでの殺伐とした出来事がなかったかのように
自然の流れが体を包んでくれた。
そして・・岸へ流れつく。
空を見上げて 石のベッドで一休み・・ ああ 気持ちいい・・。
ぼーっと 雲を眺めていると、顔がヒョッコリと表れた。リザリアか?
「こんなところで どうしたの?」
どうしたのって。。ああそうか リザリアにはこの気持ちよさはわからないのか?可哀そうに・・。
俺たちはリザリアたちを サウナに案内した。
水浴びも楽しかっただろうけど 4人で入るサウナも楽しいはずだ。
だけど 初めてのドライサウナは 好みが分かれるようで
「熱いわね」
「死んでしまいそうです」
「なんじゃ?熱耐性獲得した気分になれて楽しいであろう。それがサウナじゃ がはは」
結局 すぐに出ることになった。
やっぱり 初めてのサウナで90℃あるドライサウナは好みが分かれるか
それじゃ。
俺は サウナの設定温度を70℃に下げた。
そして バケツの中に果物の汁を入れて香りが出るようにした。
「ショウスケよ。ワレに任せるのだ。果実の汁は・・ この水袋だったはずじゃ よし入れたぞ がははは」
ジュー! ジュー!
テントの中は 程よく温まって蒸気と柑橘系の果物の匂いが呼吸を潤してくれた。
「これなら 気持ちよく入れるわ」
「癒されます」
「ミストサウナって言うんだ。ところでリザリアその水着はどうしたんだ?」
「これは クロレラから借りたのよ」
リザリアにはサイズが合っていないようだったがショウスケは悪くないと思うのだった。
「よし みんなで川に流されに行くぞ」
「ショウスケさんは 面白いですね ひック」
「大丈夫かしら? 足がふらふらするわ」
「楽しいぞ がははは」
俺たち4人は 川に流されていく・・・そして 岸へ流れ着いた・・
はぁ なんか 気持ちいい。でも 気持ち良すぎるきがする・・なんというか ほろ酔いというか?
「なあ ガネーシャ・・ 水袋だけどどこから持ってきたんだ?」
「・・・の棚の袋じゃ」
「ああ それ・・ お酒だわ・・ ははは」
「くすくす おかしいわ 笑いが止まりません くすくす」
「運命が見えるわ 運命かしら」
「みんな楽しそうじゃな。 がははは」
すこし酔い覚めてから 俺は テントを片付けるために一足先にテントに向かった。
ガネーシャは 魚を捕るとか言い出して 川に潜り出したしクロレラたちは巨大キノコの傘をベット替わりにして日光浴をしているようだ。
・・・・そのときのリザリアとクロレラは?・・・
「楽しいですね・・・ところで ショウスケさんはどんな人間ですか?」
「いい人間ね。旅も楽しかったわ。けど 初対面の相手が苦手なのよ。不思議よね?ふふふ」
「だけど リザリアの命を助けてくれましたよね?ショウスケさんをリザリアが助けてあげればいいじゃない?」
「それは・・すごいと 思うけど・・」
「あら? サウナの熱がまだ冷めていないのかしら?ふふふ」
・・・・・
俺はテントにたどり着いて 蒸気が満ちているであろうテントの入り口を一気に解放した。
ジュパー!!っと 蒸気が外に出てくると思ったら蒸気と共に黒いドレスを着た女の子が中から出てきた。
「キュー キュー ワナだったのねぇ・・私はミリー・メソスティグマ! ミリーはあなたを・・」
バタン・・。伸びてしまっているようだ。
抱き起そうと女の子を抱えたら これがすごく軽い。
小柄だからというより 空の箱を持ち上げたときの様に軽かった。
それに 金髪の髪に白い肌だで耳こそ長くないけど ライラさんそっくりだ
この子もエルフなのか?
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