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魔導都市メキストとチビッ子モルモットレース
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ハイマリー大国が一夜にして滅んだ。
そんな噂が広まっているけど とても信じられないわ。
でも 数日かけても大国が早々と滅んでしまうなんてどういうことなのかしら?
私は 付いて早々だけど メアリーに事の発端を話したの。都の人たちも不安がっているってね。
「ハイマリー大国を滅ぼすほどの魔物の群れとなると。。古代の魔物が復活したとしか考えられないね。」
大国と言えば 頑丈なとりでに1万を超える兵士や城に結界を張ることのできる聖女たち、そして 魔石を利用した魔導大砲。
対魔物の対策が 長い年月をかけて張り巡らされている。
だけど それが一夜にして突破されてしまったと言うなら それは魔物の常識を超えた魔物が現れたからじゃないかと言っていた。
魔物を超えた魔物って何なのかしらね?
まあ この都が襲われるとは決まったわけじゃないし
もしかしたら魔王との闘いの終わった勇者が退治してくれるかもしれないわ。
だから私は 念願だったモルモットレースに参加を申し込みに行ったの。
魔導都市メキストのモルモットレースはなぜか 開催されるようなので受付をすませたわ。
緊張感があって大騒ぎをしている一方で どうしてこんなに娯楽の方面は緊張感がないのかしら?
子供のお菓子やおもちゃを売るバザーまで開かれているわね。
「記念レースの参加となりますと。。実績が必要になります。なにか 証になるようなものはございませんか?」
そう言えば キビー村で優勝した時にもらったメダルがあったわね。
「はい これで受付は完了しました。大会の開催は1カ月後となりますが 壮行会やミニイベントがありますので、よろしければそちらへもご参加ください。ありがとうございました。」
さて モル小屋へ行ってみましょう。
「うん ミリアもいく」
「プイプイプイプイ」
魔導都市メキストのモル小屋は とても立派で小屋なんて呼んじゃいけないと思ってしまうほど立派な造りなの。
そして モルモットたちには使用人が付いていて毛づくろいや体調の管理まで行き届いた世話がされていたわ。
「プイプイプイプイ」
モコちゃんも すぐに友達が出来たみたいでお尻を追いかけっこして遊び始めたけど。
見ていると気持ちが落ち着くわ。
都の外で魔物に襲われたことなんて 無かったみたい。
「さ~あ 今日はチビッ子 モルモットレースの日だよ。優勝者にはこの金貨5枚が贈られるよ!参加者は いないか?」
そう言えば 受付の人がミニイベントが開催されているっていっていたけど子供の大会よね?
金貨1枚があれば 安宿に一週間は滞在できる金額よ。
子供にそんな金額を渡しちゃうなんて魔導都市メキスト・・すごいところだわ。
でも 子供のレースなのよね。 ミリアに参加させてみようかしら?
レースの誘いをしてみると 目を輝かせ始めた。
「ミリア モルモットレース やってみたい」
ミリアならきっと 行けると思うわ。
だってこの旅で ずっとモルモットに乗っていたんだから都の子なんかよりもずっと経験を積んでいるはずよ。
「いい? ミリア、モコちゃんは足が速いから捕まっているだけで勝てるはずよ」
「プイプイ」
審判「それでは レーンに入ってください。モル小屋の外周を先に3周したほうが優勝です」
ミリアがレーンに入ったわ。
モコちゃんんも勇ましく鼻ほほぐほぐと動かしているの。
モル好きの周りの観客や子供を応援する親たち、私まで心臓がドキドキしてきたわ。
審判「おっと! 今日は貴族学校の選手たちが参加するよぉ!さあ ご入場いただきましょう みなさん拍手でお迎えください」
・・レーンに入ったミリアは・・
拍手に実かえられた貴族たちは背の小さいミリアのいる横の入ったレーンに入った。
貴族A「おい お前魔族だろ?じゃぁ お前が魔王で俺が勇者な!勇者は魔王より強いんだぞ。すごいだろ!」
貴族B「お前、優勝賞品の金貨につられて参加したんだろ?バーカ!あはは。あの金貨は最初から貴族の俺らのために用意されたものなんだよ。まあ・・疑うなら走ってみればわかるさ。」
ミリア「モコちゃん、捕まるだけで、勝てる」
貴族A・B「何だコイツの言葉? 頭ぶっ壊れてるんじゃねぇ?がはは。せっかく話しかけてやったのにつまんねぇ~わ。やる気無くしたわ!」
言いたい事を言い放つと 何事もなかったかのようにすました顔でレースの準備を始めた。
「プイプイ!」
「モコちゃん・・ありが、、と」
・・・・・
審判「それでは レースを開催します! スタート!!」
まずいわね ミリアのとなりにいる足の速そうな馬。馬ですって?
こんなの反則じゃないの? 審判は?・・顔を見るけど 当然のような顔でダメそうね。
容認してようだった。
ほかの参加者のモルモットは モルモットとしてもこれから育っていくモルモットね。
「あの? 私は初めてレースをみたのですが お馬さんとモルモットさんが競争するレースなんでしょうか?」
後ろから声をかけられて振り返ると そこには白いモチのような肌をした銀髪・碧眼の女性が不思議そうに首をかしげて私に話を聞いてきた。
なに この人は?明らかに雰囲気が違うわね。
「ダメよ。そういうレースもあるともうわ。けど、馬とモルモットは得意な分野が違うから、これじゃ出来レースよ」
1週ほど走ったらミリアを含めた3匹以外は 走る気力を無くしてお尻の追いかけっこを始めてしまったの。
「あらら モルモットさんたち可愛いわ ふふふ」
「やる気をなくしてしまったわね。でも モコちゃんとミリアは付いていけてるわ」
貴族A「あいつ 早いな。もしかして貴族の子なのか? これじゃ勇者が魔王に負けちゃうじゃないか!」
貴族B「こうなったら、あいつにレーンの外側を走らせて壁に叩きつけてやる!」
ミリア「・・・。」
何やってるのあの貴族の子? 私にはわかるの!あの子ミリアを壁に押し付けようとしているわ。
審判は何をやっているの?
審判を見たけど タバコをフカフカと吸い出して無関心なようだった。
私は叫んだ
「ミリアぁ!!!!! 私の言ったことを思い出して!!」
ミリア「モコちゃんに・・しがみ付けば・・勝てる・・ うん!お姉ちゃん! ギュ!」
「プイプイ」
そうよ それでいい。ミリアは体が小さいから姿勢を低くするだけで、それが武器になるのよ!
・・。
・。
ゴール!!
審判「なんてこった!貴族の子が負けちまったら 俺が怒られちまうぜ・・がははは。でも優勝者は魔族の女の子です!! みなさん拍手を パチパチパチパチ」
よくやったわミリア。
「ミリア 勝ててうれしい。ねえ お姉ちゃん。。モコちゃん ミリアにちょうだい!お願い」
「ごめんね モコちゃんは私のパートナーだからあげるとか そういう事じゃないのよ。もう 離れられない関係なの」
「プイプイ」
戸惑ってしまったわ。モコちゃんをミリアにあげるって考えたら
モコちゃんと過ごした日々が 走馬灯のように駆け抜けたの。
私。モコちゃんとは別れられないわ。
審判「おめでとう!さっきの貴族の子たちは、黙って帰っちゃったよ。・・なんだ 普通はお菓子とかを景品にするんだぁ でも 今日はすごい戦いだったよ。だって馬を相手に勝っちゃうんだからね。さあ金貨5枚だよ。 パチパチ」
どやら 貴族学校の落ちこぼれたちが 私たちを噛ませ犬にしようとやってきたみたいなの。
どれだけ 過保護なのかしら?
「おめでとうございます」
品のいい顔でニッコリと微笑むと彼女はミリアの勝利を称えてくれた。
「この人は?」
「ああ ミリアのレースを一緒に見ていた人よ。私はトモ・アグネスショコラ。トモちゃんって呼ばれているわ。あなたは?」
「私は リーファ・フォアング。勇者の国から来た聖女と言えばお判りでしょうか?」
聖女ですって!
驚いた表情をするとつかさずリーファは人差し指を口に当てて 秘密にしてくださいっというポーズをした。
「実は 到着したことはまだみんなには秘密なんです」
そんな秘密を明かしてくれたリーファに親近感を覚えた私たちは モル小屋のバザーを一緒に回ったりしながら親睦を深めたわ。
私も実は女神なの!と言ってみたけど 女神の話は信じてもらえなくてクスクスと笑っていたわね。
また どこかで会えるかもしれない。
「さあ 行くわよミリア!」
「バールとリフトのところ?」
「いいえ 違うわ。金貨5枚もあるのよ。せっかくだから子供のモルモットを見に行きましょうよ。私とモコちゃんの出会いみたいに。いい出会いがあるかもしれないわ」
ミリアも はしゃぐように喜んでくれた。
「うひゃひゃ うん ミリア お姉ちゃんみたいになりたいの」
そんな噂が広まっているけど とても信じられないわ。
でも 数日かけても大国が早々と滅んでしまうなんてどういうことなのかしら?
私は 付いて早々だけど メアリーに事の発端を話したの。都の人たちも不安がっているってね。
「ハイマリー大国を滅ぼすほどの魔物の群れとなると。。古代の魔物が復活したとしか考えられないね。」
大国と言えば 頑丈なとりでに1万を超える兵士や城に結界を張ることのできる聖女たち、そして 魔石を利用した魔導大砲。
対魔物の対策が 長い年月をかけて張り巡らされている。
だけど それが一夜にして突破されてしまったと言うなら それは魔物の常識を超えた魔物が現れたからじゃないかと言っていた。
魔物を超えた魔物って何なのかしらね?
まあ この都が襲われるとは決まったわけじゃないし
もしかしたら魔王との闘いの終わった勇者が退治してくれるかもしれないわ。
だから私は 念願だったモルモットレースに参加を申し込みに行ったの。
魔導都市メキストのモルモットレースはなぜか 開催されるようなので受付をすませたわ。
緊張感があって大騒ぎをしている一方で どうしてこんなに娯楽の方面は緊張感がないのかしら?
子供のお菓子やおもちゃを売るバザーまで開かれているわね。
「記念レースの参加となりますと。。実績が必要になります。なにか 証になるようなものはございませんか?」
そう言えば キビー村で優勝した時にもらったメダルがあったわね。
「はい これで受付は完了しました。大会の開催は1カ月後となりますが 壮行会やミニイベントがありますので、よろしければそちらへもご参加ください。ありがとうございました。」
さて モル小屋へ行ってみましょう。
「うん ミリアもいく」
「プイプイプイプイ」
魔導都市メキストのモル小屋は とても立派で小屋なんて呼んじゃいけないと思ってしまうほど立派な造りなの。
そして モルモットたちには使用人が付いていて毛づくろいや体調の管理まで行き届いた世話がされていたわ。
「プイプイプイプイ」
モコちゃんも すぐに友達が出来たみたいでお尻を追いかけっこして遊び始めたけど。
見ていると気持ちが落ち着くわ。
都の外で魔物に襲われたことなんて 無かったみたい。
「さ~あ 今日はチビッ子 モルモットレースの日だよ。優勝者にはこの金貨5枚が贈られるよ!参加者は いないか?」
そう言えば 受付の人がミニイベントが開催されているっていっていたけど子供の大会よね?
金貨1枚があれば 安宿に一週間は滞在できる金額よ。
子供にそんな金額を渡しちゃうなんて魔導都市メキスト・・すごいところだわ。
でも 子供のレースなのよね。 ミリアに参加させてみようかしら?
レースの誘いをしてみると 目を輝かせ始めた。
「ミリア モルモットレース やってみたい」
ミリアならきっと 行けると思うわ。
だってこの旅で ずっとモルモットに乗っていたんだから都の子なんかよりもずっと経験を積んでいるはずよ。
「いい? ミリア、モコちゃんは足が速いから捕まっているだけで勝てるはずよ」
「プイプイ」
審判「それでは レーンに入ってください。モル小屋の外周を先に3周したほうが優勝です」
ミリアがレーンに入ったわ。
モコちゃんんも勇ましく鼻ほほぐほぐと動かしているの。
モル好きの周りの観客や子供を応援する親たち、私まで心臓がドキドキしてきたわ。
審判「おっと! 今日は貴族学校の選手たちが参加するよぉ!さあ ご入場いただきましょう みなさん拍手でお迎えください」
・・レーンに入ったミリアは・・
拍手に実かえられた貴族たちは背の小さいミリアのいる横の入ったレーンに入った。
貴族A「おい お前魔族だろ?じゃぁ お前が魔王で俺が勇者な!勇者は魔王より強いんだぞ。すごいだろ!」
貴族B「お前、優勝賞品の金貨につられて参加したんだろ?バーカ!あはは。あの金貨は最初から貴族の俺らのために用意されたものなんだよ。まあ・・疑うなら走ってみればわかるさ。」
ミリア「モコちゃん、捕まるだけで、勝てる」
貴族A・B「何だコイツの言葉? 頭ぶっ壊れてるんじゃねぇ?がはは。せっかく話しかけてやったのにつまんねぇ~わ。やる気無くしたわ!」
言いたい事を言い放つと 何事もなかったかのようにすました顔でレースの準備を始めた。
「プイプイ!」
「モコちゃん・・ありが、、と」
・・・・・
審判「それでは レースを開催します! スタート!!」
まずいわね ミリアのとなりにいる足の速そうな馬。馬ですって?
こんなの反則じゃないの? 審判は?・・顔を見るけど 当然のような顔でダメそうね。
容認してようだった。
ほかの参加者のモルモットは モルモットとしてもこれから育っていくモルモットね。
「あの? 私は初めてレースをみたのですが お馬さんとモルモットさんが競争するレースなんでしょうか?」
後ろから声をかけられて振り返ると そこには白いモチのような肌をした銀髪・碧眼の女性が不思議そうに首をかしげて私に話を聞いてきた。
なに この人は?明らかに雰囲気が違うわね。
「ダメよ。そういうレースもあるともうわ。けど、馬とモルモットは得意な分野が違うから、これじゃ出来レースよ」
1週ほど走ったらミリアを含めた3匹以外は 走る気力を無くしてお尻の追いかけっこを始めてしまったの。
「あらら モルモットさんたち可愛いわ ふふふ」
「やる気をなくしてしまったわね。でも モコちゃんとミリアは付いていけてるわ」
貴族A「あいつ 早いな。もしかして貴族の子なのか? これじゃ勇者が魔王に負けちゃうじゃないか!」
貴族B「こうなったら、あいつにレーンの外側を走らせて壁に叩きつけてやる!」
ミリア「・・・。」
何やってるのあの貴族の子? 私にはわかるの!あの子ミリアを壁に押し付けようとしているわ。
審判は何をやっているの?
審判を見たけど タバコをフカフカと吸い出して無関心なようだった。
私は叫んだ
「ミリアぁ!!!!! 私の言ったことを思い出して!!」
ミリア「モコちゃんに・・しがみ付けば・・勝てる・・ うん!お姉ちゃん! ギュ!」
「プイプイ」
そうよ それでいい。ミリアは体が小さいから姿勢を低くするだけで、それが武器になるのよ!
・・。
・。
ゴール!!
審判「なんてこった!貴族の子が負けちまったら 俺が怒られちまうぜ・・がははは。でも優勝者は魔族の女の子です!! みなさん拍手を パチパチパチパチ」
よくやったわミリア。
「ミリア 勝ててうれしい。ねえ お姉ちゃん。。モコちゃん ミリアにちょうだい!お願い」
「ごめんね モコちゃんは私のパートナーだからあげるとか そういう事じゃないのよ。もう 離れられない関係なの」
「プイプイ」
戸惑ってしまったわ。モコちゃんをミリアにあげるって考えたら
モコちゃんと過ごした日々が 走馬灯のように駆け抜けたの。
私。モコちゃんとは別れられないわ。
審判「おめでとう!さっきの貴族の子たちは、黙って帰っちゃったよ。・・なんだ 普通はお菓子とかを景品にするんだぁ でも 今日はすごい戦いだったよ。だって馬を相手に勝っちゃうんだからね。さあ金貨5枚だよ。 パチパチ」
どやら 貴族学校の落ちこぼれたちが 私たちを噛ませ犬にしようとやってきたみたいなの。
どれだけ 過保護なのかしら?
「おめでとうございます」
品のいい顔でニッコリと微笑むと彼女はミリアの勝利を称えてくれた。
「この人は?」
「ああ ミリアのレースを一緒に見ていた人よ。私はトモ・アグネスショコラ。トモちゃんって呼ばれているわ。あなたは?」
「私は リーファ・フォアング。勇者の国から来た聖女と言えばお判りでしょうか?」
聖女ですって!
驚いた表情をするとつかさずリーファは人差し指を口に当てて 秘密にしてくださいっというポーズをした。
「実は 到着したことはまだみんなには秘密なんです」
そんな秘密を明かしてくれたリーファに親近感を覚えた私たちは モル小屋のバザーを一緒に回ったりしながら親睦を深めたわ。
私も実は女神なの!と言ってみたけど 女神の話は信じてもらえなくてクスクスと笑っていたわね。
また どこかで会えるかもしれない。
「さあ 行くわよミリア!」
「バールとリフトのところ?」
「いいえ 違うわ。金貨5枚もあるのよ。せっかくだから子供のモルモットを見に行きましょうよ。私とモコちゃんの出会いみたいに。いい出会いがあるかもしれないわ」
ミリアも はしゃぐように喜んでくれた。
「うひゃひゃ うん ミリア お姉ちゃんみたいになりたいの」
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