異世界で俺だけがプログラマー~転生して蘇った知識は魔王級。家族に捨てられたけど、世界法則には気に入られた。プログラム的呪文で最強無双~

喰寝丸太

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第7章 魔王大戦編

第377話 石の壁と、湯屋と、エルフのエロさ

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import magic

str=input('サイズを入れて下さい') # サイズ入力
mp=stone_wall_make(int(str)) # 石の壁を出す
mclose(mp) # 魔法終わり処理

 これで石の板が作れる。
 そして溶接魔法だ。

import magic
import readchar

while 1:
 mp=stone_welding() # 継ぎ目を溶接
 mclose(mp) # 魔法終わり処理

 kb = readchar.readchar() # 入力
 if kb == 'q':
   break

 こんな感じだ。
 それで簡単な湯屋を作った。

 そして湯舟をやはり石の板魔法と溶接魔法で作る。

 排水設備は穴を深く掘っただけ。

 穴掘り魔法は石板魔法の『stone_wall_make』のところを『digging』に変えただけだ。
 簡単に掘れた。

 1時間もすると水が吸い込まれて、なくなる。
 そして、お湯を出す魔法で魔道具を作った。

import magic

str1=input('水量を入れて下さい') # 水量入力
str2=input('温度を入れて下さい') # 温度入力
mp=hot_water_make(int(str1),int(str2)) # お湯を出す
mclose(mp) # 魔法終わり処理

 こんな魔法だ。
 かけ流しにしたいところだが、とりあえずは良いだろう。

 さっそく一番風呂といきますか。
 ふぃー、生き返るぅ。

 そして、気づいた。
 湯屋の壁は作ったが天井は作らなかったと。
 家から丸見えじゃないか。
 でも俺の年齢は小学6年生。
 気にする年齢でもないな。
 嫌らしい視線とかはなかった。
 小説のエルフだと性欲は薄い。
 同じなのかな。

 そこら辺の事情を聴いても仕方ない。

「水浴びか。良い施設を作ったな。私も一汗流してこよう」

 クリアが現れ言った。

「上から見えるけど」
「それがなんだ。水浴びする時は危険なので男女関係なく一緒に入る。大人数でないと危ないからな」
「そうなの。見られていいのなら別に良いけど。ごゆっくり」

 魔道具の説明をして送り出した。
 温度は40度がいいよ。
 慣れないうちは37度ぐらいかなと言った。
 ほどなく湯上りのクリアが現れた。

「お湯浴びは格別だな。人間は欲望に忠実だというが本当だな。堕落してしまいそうだ」

 やることもないので用意された部屋に入る。
 眼下に風呂が見える。
 エルフが入りにきているが、興奮しないんだよな。
 興奮しないポイントその1。
 顔がみんな同じに見える。
 男のエルフも女のエルフも俺には同じに見える。
 だから、全裸でも男と女の区別がぱっと見つかない。

 ポイントその2。
 女性らしい膨らみがほとんどない。
 どうやら俺はある程度胸とお尻がないと興奮しないらしい。
 エルフの女性の裸はなんというか子供をみているみたいだ。
 興奮しない。

 ポイントその3。
 エルフは美人だけどエロさがないんだよな。
 芸術品みたいで、興奮しない。
 性欲が少ない事と関係あるのだろうか。
 たしかに人間並みに子供を作っていたら、1000年も生きたら、大繁殖してしまうのだろう。
 自然の摂理というものは良く出来ている。

 そんなことを思っていたら、ドアが叩かれた。
 開けるとクリアがいる。

「排水設備が不十分だぞ」
「間に合わせだから、地下に吸い込ませているだけ。ちょっと待っていま考えるから」

 ええと、水を消すか。

import magic

water = [0] * 100
global water

while 1: # 無限ループ
 mp=magic_make(water,IMAGELIQUID) # 水を魔法として登録
 magic_delete(mp) # 水を消す
 mclose(mp) # 魔法終わり処理

 この魔道具を穴に入れておけば良い。
 水があれば消してくれる。
 糸の先でも付けといて、魔力が切れたら引き上げて補充すれば良い。

「助かったよ。みな思いのほかお湯浴びが気に入ったようだ」

 知ってる見てたからとは言わない。

「気にいって貰えてありがたいよ。友好の印だとでも思ってくれ」
「君をクリアの友に認定する。ここから帰ってもいつでも訪ねて来るといい。扉は常に開かれている」
「その時はお世話になるよ」

 帰ったらまた来れるかな。
 それを言ったらがっくりされそうだ。
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