335 / 409
第6章 特使編
第335話 チューニングと、ヒュドラと、妬みの視線
しおりを挟む
「マイラ、トレンの剣をチューニングしてやってくれないか」
「うん、タイトが言うなら」
マイラがトレンが作ったミスリルの剣をチューニングし始めた。
剣の腹をトントンと指で叩いていく。
「出来た」
「助かった。自分で作った剣なのにしっくり来なくってな。ずれがあるようでもどかしかったのだ」
「お礼ならタイトに言って」
「タイト、ありがとう」
「どういたしましてだ」
「よし、試し切りだ」
そう言うとトレンは5センチはあるウロコを軽く上に投げた。
落ちてくるところを剣で一閃。
ウロコは真っ二つになった。
「何のウロコだ?」
「レッサードラゴンだ。たぶんこの剣ならドラゴンも斬り裂けるだろう。そうと分かれば、大佐認定試験だ」
「ああ、あのモンスターを一人で狩って来る奴」
「大佐はレッサードラゴンクラスを狩らないといけない」
「武運を祈っているよ」
俺はそう言って送り出した。
「キララシ・リナソノ」
リッツがミカカ語でそう言って送り出す。
「カクチミノト」
そう言ってトレンが去っていった。
そして、夕方になりトレンがレッサードラゴンを引きずって帰ってきた。
「トレン、おめでとう。これで大佐だな」
「おめでとう。次は俺が大佐にチャレンジする」
リッツがホラを吹いた。
「ありがとう」
「その剣の調子はどうだ?」
「バターを切るようにレッサードラゴンが斬れた。一撃だったぞ。引きずって戻るのが大変だっただけだ」
「だが、またしっくりこなくなった」
「メンテナンスが必要なようだな。トレンの魔力が魔闘術を使って剣に流れ込み、流れが変わったのだろう」
「きっと、そうだな。私と相性の良い魔導金属を作る奴を見つけないと」
そして、3日が経ち。
「見てくれ。女だけの戦士軍団を作った。チモチツラミイトトだ」
女だけの戦士集団で、中にはモヒカンにしている女もいて、みんな思い思いの武器を持っている。
翻訳するならアマゾネスだろうな。
「強いのか?」
「みんな少佐ぐらいの力はある」
少佐かぁ、前世では赤いのに乗って三倍のスピードで動く奴がいたな。
少佐最強説が流れたぐらいだ。
「うん、強そうだ」
「タイト、家を運ぶ時に使った魔道具を貸して」
マイラがそんな事を言い始めた。
「いいけど」
何に使うのか分かるレッサードラゴンを倒してくるつもりだな。
マイラは魔道具をひったくるように奪うと、飛ぶ板に乗って飛んで行った。
そして、一時間もしないうちにマイラが帰ってきた。
獲物はレッサードラゴンでないな。
「クンシスチ!」
トレンが息を飲む。
このモンスターが何かは一目見て俺にも分かった。
ヒュドラだ。
頭がいくつもあるドラゴン。
Sランククラスのモンスターだ。
エルダードラゴンに匹敵するだろう。
マイラは胸を張っている。
「マイラも魔王を名乗っていいかもな」
「ううん、魔道具の力を使ったから、素の力ではできないよ」
「確かに俺なら魔道具無しでもやれるかも知れない」
「とりあえず、これで私も大佐だね」
「ディッブの中でしか通用しない称号だけど、確かに大佐だ。いや元帥でもいいかも知れない」
「ミカカ語だと元帥はモチストクチリかな」
「この街を代表してマイラ殿には元帥の称号を与える」
トレンがそう言って、斜めに手を上げた。
敬礼の一種だろう。
敬意を表していと思う。
「ところで、これ食えるの?」
リッツがそう言って巨大な死骸を眺めた。
「食えるぞ。淡白だが美味いと伝わっている。ディッブでも討伐されたのは初めてだが。遭遇して尻尾をもぎ取って食ったという話はある」
「じゃあ、宴会するか」
宴会が始まった。
男の戦士達の視線がなんだか嫉妬を孕んでいるように見える。
女に負けたということが我慢ならないのだろう。
アマゾネスを見る目にも、同じ視線を感じた。
これは衝突が起こるかもな。
試合でもさせて、発散させるべきだろう。
「トレン、男達が不満を溜めているようだ。試合でもさせて現実を教えてやれ」
「そういう話なら大歓迎だ」
ただし、叩きのめしたら後が大変だ。
裏切りなどされたら堪らない。
「マイラ、五分五分になるように試合を組んでくれ」
「うん、大体の力量は分かるから、簡単だよ」
引き分けや勝ったり負けたりすれば女戦士を認めるだろう。
侮れないと分からせるだけでいい。
だが、そのうち本格的に衝突するはずだ。
どう決着をつけるかだが、上手い着地点が見つかるといい思う。
俺が心配することでもないか。
「うん、タイトが言うなら」
マイラがトレンが作ったミスリルの剣をチューニングし始めた。
剣の腹をトントンと指で叩いていく。
「出来た」
「助かった。自分で作った剣なのにしっくり来なくってな。ずれがあるようでもどかしかったのだ」
「お礼ならタイトに言って」
「タイト、ありがとう」
「どういたしましてだ」
「よし、試し切りだ」
そう言うとトレンは5センチはあるウロコを軽く上に投げた。
落ちてくるところを剣で一閃。
ウロコは真っ二つになった。
「何のウロコだ?」
「レッサードラゴンだ。たぶんこの剣ならドラゴンも斬り裂けるだろう。そうと分かれば、大佐認定試験だ」
「ああ、あのモンスターを一人で狩って来る奴」
「大佐はレッサードラゴンクラスを狩らないといけない」
「武運を祈っているよ」
俺はそう言って送り出した。
「キララシ・リナソノ」
リッツがミカカ語でそう言って送り出す。
「カクチミノト」
そう言ってトレンが去っていった。
そして、夕方になりトレンがレッサードラゴンを引きずって帰ってきた。
「トレン、おめでとう。これで大佐だな」
「おめでとう。次は俺が大佐にチャレンジする」
リッツがホラを吹いた。
「ありがとう」
「その剣の調子はどうだ?」
「バターを切るようにレッサードラゴンが斬れた。一撃だったぞ。引きずって戻るのが大変だっただけだ」
「だが、またしっくりこなくなった」
「メンテナンスが必要なようだな。トレンの魔力が魔闘術を使って剣に流れ込み、流れが変わったのだろう」
「きっと、そうだな。私と相性の良い魔導金属を作る奴を見つけないと」
そして、3日が経ち。
「見てくれ。女だけの戦士軍団を作った。チモチツラミイトトだ」
女だけの戦士集団で、中にはモヒカンにしている女もいて、みんな思い思いの武器を持っている。
翻訳するならアマゾネスだろうな。
「強いのか?」
「みんな少佐ぐらいの力はある」
少佐かぁ、前世では赤いのに乗って三倍のスピードで動く奴がいたな。
少佐最強説が流れたぐらいだ。
「うん、強そうだ」
「タイト、家を運ぶ時に使った魔道具を貸して」
マイラがそんな事を言い始めた。
「いいけど」
何に使うのか分かるレッサードラゴンを倒してくるつもりだな。
マイラは魔道具をひったくるように奪うと、飛ぶ板に乗って飛んで行った。
そして、一時間もしないうちにマイラが帰ってきた。
獲物はレッサードラゴンでないな。
「クンシスチ!」
トレンが息を飲む。
このモンスターが何かは一目見て俺にも分かった。
ヒュドラだ。
頭がいくつもあるドラゴン。
Sランククラスのモンスターだ。
エルダードラゴンに匹敵するだろう。
マイラは胸を張っている。
「マイラも魔王を名乗っていいかもな」
「ううん、魔道具の力を使ったから、素の力ではできないよ」
「確かに俺なら魔道具無しでもやれるかも知れない」
「とりあえず、これで私も大佐だね」
「ディッブの中でしか通用しない称号だけど、確かに大佐だ。いや元帥でもいいかも知れない」
「ミカカ語だと元帥はモチストクチリかな」
「この街を代表してマイラ殿には元帥の称号を与える」
トレンがそう言って、斜めに手を上げた。
敬礼の一種だろう。
敬意を表していと思う。
「ところで、これ食えるの?」
リッツがそう言って巨大な死骸を眺めた。
「食えるぞ。淡白だが美味いと伝わっている。ディッブでも討伐されたのは初めてだが。遭遇して尻尾をもぎ取って食ったという話はある」
「じゃあ、宴会するか」
宴会が始まった。
男の戦士達の視線がなんだか嫉妬を孕んでいるように見える。
女に負けたということが我慢ならないのだろう。
アマゾネスを見る目にも、同じ視線を感じた。
これは衝突が起こるかもな。
試合でもさせて、発散させるべきだろう。
「トレン、男達が不満を溜めているようだ。試合でもさせて現実を教えてやれ」
「そういう話なら大歓迎だ」
ただし、叩きのめしたら後が大変だ。
裏切りなどされたら堪らない。
「マイラ、五分五分になるように試合を組んでくれ」
「うん、大体の力量は分かるから、簡単だよ」
引き分けや勝ったり負けたりすれば女戦士を認めるだろう。
侮れないと分からせるだけでいい。
だが、そのうち本格的に衝突するはずだ。
どう決着をつけるかだが、上手い着地点が見つかるといい思う。
俺が心配することでもないか。
29
お気に入りに追加
1,139
あなたにおすすめの小説
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
世界最強の勇者は伯爵家の三男に転生し、落ちこぼれと疎まれるが、無自覚に無双する
平山和人
ファンタジー
世界最強の勇者と称えられる勇者アベルは、新たな人生を歩むべく今の人生を捨て、伯爵家の三男に転生する。
しかしアベルは忌み子と疎まれており、優秀な双子の兄たちと比べられ、学校や屋敷の人たちからは落ちこぼれと蔑まれる散々な日々を送っていた。
だが、彼らは知らなかったアベルが最強の勇者であり、自分たちとは遥かにレベルが違うから真の実力がわからないことに。
そんなことも知らずにアベルは自覚なく最強の力を振るい、世界中を驚かせるのであった。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる