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第1章 ニオブざまぁ編
第35話 火力調整付きコンロと、フラッシュと、レーダー
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次の試合まで間が空いたので魔道具の設計をする事にした。
火力調整付きコンロだ。
extern void magic_delete(MAGIC *mp);
extern MAGIC *ring_fire_make(float mana);
extern void time_wait(long time_ms);
extern int mclose(MAGIC *mp);
extern void magic_trans(MAGIC *mp);
int slide_touch(MAGIC *mp)
{
int i; /*カウンター*/
for(i=0;i<mp->magicbufsize;i++){ /*ボタンの面積だけ繰り返す*/
if(*(mp->magicbuf+i) & TOUCH_ON != 0){ /*ボタンに触ったか*/
return(i); /*触ったならその場所を返す*/
}
}
return(0); /*触ってない。0を返す*/
}
MAGIC *obj_make(long objsize,int image,int attri)
{
char *obj; /*魔法のデータ*/
MAGIC *mp; /*魔法定義*/
long i; /*カウンター*/
obj=(char*)malloc(objsize); /*魔法の領域確保*/
if(obj == NULL) { /*確保失敗 この場合は魔力切れ*/
exit(EXIT_FAILURE); /*処理の終わり*/
}
mp=magic_make(obj,objsize,image); /*魔法を作る*/
for(i=0;i<objsize;i++){
*(&obj[i])=attri; /*領域を設定属性にする*/
}
magic_trans(mp); /*現象に変換*/
return(mp); /*魔法の情報を返す*/
}
void main(void)
{
MAGIC *mp1,*mp2; /*魔法の定義*/
int onoff,old;
mp1=obj_make(10,IMAGEBLOCK,HOLOGRAPHY); /*スライドボタン生成*/
onoff=0;
while(1){
old=onoff; /*前の状態を保管*/
onoff=slide_touch(mp1); /*スライドボタンに触った*/
if(old!=onoff){ /*前の状態と違う*/
if(old==0){ /*火が点いていない*/
mp2=ring_fire_make(0.00001*onoff); /*スライドの位置の火力で火を点ける*/
}
else{ /*火が点いてる*/
magic_delete(mp2); /*火を消去*/
if(onoff!=0) mp2=ring_fire_make(0.00001*onoff); /*スライドの位置の火力で火を点ける*/
}
}
time_wait(10); /*0.01秒待つ*/
}
mclose(mp1); /*魔法終わり処理*/
mclose(mp2); /*魔法終わり処理*/
}
久しぶりに長いプログラムを組んだ気がする。
こんな複雑な魔道具を作っている奴はいないだろう。
この製品で勝てなかったら、ライバルを称賛したい。
魔法の火の所を光に変えて、明るさ調整付きライトも作った。
さて、俺の出番がきたようだ。
対戦相手はエミッタ。
爆発は威力があるが、殺傷能力の高い魔法は禁止されている。
その魔法では俺のバリアを突破できないだろう。
「姉様、頑張って!」
「頑張って!」
子供二人が声を張り上げる。
エミッタの弟妹のようだ。
「準備はいいか。では始め」
エミッタが魔道具に触った。
強い光の爆発が起きて、俺は目が良く見えなくなった。
だが、心配要らない。
暗闇でも戦えるように魔法を作ってある。
「【警報装置改】。そこか【電撃誘導】」
警報魔法を改良したレーダーで位置を割り出し電撃を放った。
「バチっときたのだ」
「勝者タイト」
「姉様、負けちゃった」
「姉様、どんまい」
ようやく目が見えてきた。
「あっぱれなのだ。切り札が通用しないとは思わなかった」
「あれはなんです?」
「燃える金属を調べていたら、抽出できたのだ。柔らかい金属だけど、良く燃えるのだ」
たぶん、マグネシウムだろう。
さすが魔法学園の生徒だ。
この世界としては科学が最先端を行っている。
これであと2回勝てば優勝だ。
ニオブもどうやら勝ち残っているらしい。
あいつの事だからどんな汚い手を使っているか分からない。
順位戦5日目は終わった。
火力調整付きコンロだ。
extern void magic_delete(MAGIC *mp);
extern MAGIC *ring_fire_make(float mana);
extern void time_wait(long time_ms);
extern int mclose(MAGIC *mp);
extern void magic_trans(MAGIC *mp);
int slide_touch(MAGIC *mp)
{
int i; /*カウンター*/
for(i=0;i<mp->magicbufsize;i++){ /*ボタンの面積だけ繰り返す*/
if(*(mp->magicbuf+i) & TOUCH_ON != 0){ /*ボタンに触ったか*/
return(i); /*触ったならその場所を返す*/
}
}
return(0); /*触ってない。0を返す*/
}
MAGIC *obj_make(long objsize,int image,int attri)
{
char *obj; /*魔法のデータ*/
MAGIC *mp; /*魔法定義*/
long i; /*カウンター*/
obj=(char*)malloc(objsize); /*魔法の領域確保*/
if(obj == NULL) { /*確保失敗 この場合は魔力切れ*/
exit(EXIT_FAILURE); /*処理の終わり*/
}
mp=magic_make(obj,objsize,image); /*魔法を作る*/
for(i=0;i<objsize;i++){
*(&obj[i])=attri; /*領域を設定属性にする*/
}
magic_trans(mp); /*現象に変換*/
return(mp); /*魔法の情報を返す*/
}
void main(void)
{
MAGIC *mp1,*mp2; /*魔法の定義*/
int onoff,old;
mp1=obj_make(10,IMAGEBLOCK,HOLOGRAPHY); /*スライドボタン生成*/
onoff=0;
while(1){
old=onoff; /*前の状態を保管*/
onoff=slide_touch(mp1); /*スライドボタンに触った*/
if(old!=onoff){ /*前の状態と違う*/
if(old==0){ /*火が点いていない*/
mp2=ring_fire_make(0.00001*onoff); /*スライドの位置の火力で火を点ける*/
}
else{ /*火が点いてる*/
magic_delete(mp2); /*火を消去*/
if(onoff!=0) mp2=ring_fire_make(0.00001*onoff); /*スライドの位置の火力で火を点ける*/
}
}
time_wait(10); /*0.01秒待つ*/
}
mclose(mp1); /*魔法終わり処理*/
mclose(mp2); /*魔法終わり処理*/
}
久しぶりに長いプログラムを組んだ気がする。
こんな複雑な魔道具を作っている奴はいないだろう。
この製品で勝てなかったら、ライバルを称賛したい。
魔法の火の所を光に変えて、明るさ調整付きライトも作った。
さて、俺の出番がきたようだ。
対戦相手はエミッタ。
爆発は威力があるが、殺傷能力の高い魔法は禁止されている。
その魔法では俺のバリアを突破できないだろう。
「姉様、頑張って!」
「頑張って!」
子供二人が声を張り上げる。
エミッタの弟妹のようだ。
「準備はいいか。では始め」
エミッタが魔道具に触った。
強い光の爆発が起きて、俺は目が良く見えなくなった。
だが、心配要らない。
暗闇でも戦えるように魔法を作ってある。
「【警報装置改】。そこか【電撃誘導】」
警報魔法を改良したレーダーで位置を割り出し電撃を放った。
「バチっときたのだ」
「勝者タイト」
「姉様、負けちゃった」
「姉様、どんまい」
ようやく目が見えてきた。
「あっぱれなのだ。切り札が通用しないとは思わなかった」
「あれはなんです?」
「燃える金属を調べていたら、抽出できたのだ。柔らかい金属だけど、良く燃えるのだ」
たぶん、マグネシウムだろう。
さすが魔法学園の生徒だ。
この世界としては科学が最先端を行っている。
これであと2回勝てば優勝だ。
ニオブもどうやら勝ち残っているらしい。
あいつの事だからどんな汚い手を使っているか分からない。
順位戦5日目は終わった。
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