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第二部 成り上がり編
第36話 野営訓練
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十日ばかり、攻撃用魔道具の製作とスキル訓練の日々をすごした。
無事、攻撃用魔道具は完成してフィオレラは雷魔法、火魔法、魔力放出のスキルを覚える。
ローレッタは雷魔法、火魔法、念動のアビリティを習得した。
筋力強化のスキルも習得。
俺はスキルとアビリティの同時使用を頑張り一秒なら発動できる様になった。
まだ実用には適さないがこれからだ。
現時点の俺の装備を紹介する。
・防具 魔獣の皮鎧。
・武器 銃ゴーレム。杖ゴーレム。魔石銃二丁。
・その他 威圧具。ポーチ。(魔力補給用魔石。カプセル。弾丸。)ポーション。
攻撃用魔道具には魔石銃という名前をつけた。
魔力放出の魔道具は三センチの魔石を使い首から提げるアミュレットに仕上げて名前を威圧具に。
装備も増えたから背負い鞄は廃止して中身は馬ゴーレムに積んだ。
ちなみにポーションはポーチと一緒にベルトに付けてある。
フィオレラの装備はこの様に。
・防具 魔獣の皮鎧。小型の盾。
・その他 威圧具。ポーチ。(魔力補給用魔石。)ポーション。馬ゴーレム。
ローレッタの装備は以下の感じだ。
・防具 魔獣の皮鎧。
・武器 強弓。通常弓。投げナイフ。魔石銃二丁。
・その他 威圧具。ポーチ。(魔力補給用魔石。)ポーション。矢筒。
通常弓はローレッタが筋力強化を使わないで引ける強さの弓で特別にあつらえた。
子供の弓以上そして男性の大人の弓以下の威力になっている。
馬ゴーレムの荷物はこんなところ。
・大きな物 テント。鞍。サドルバック。
・消費する物 薪。水。食料。
・その他 ロープ。スコップ。便利魔道具と調理道具や細々とした野営道具。
野営の準備は整った。
二日連続で晴れた事だし雨期は終わったと見て良い。
さあ行動開始だ。
オークの領域で二泊三日の訓練をするぞ。
「テントを張れそうな場所をまず探そう。ローレッタどんな場所が良い」
ローレッタは狩りをしていただけあって野営に詳しい。
「窪地は駄目だ。雨が降ると水が溜まる」
「なるほど」
「草が生い茂ってら所も駄目だ」
「何か近づいても分からないからか」
「んだ。後腐っだ木が落ちできそった場所こも駄目だ」
「そうか」
「獣道も避けだ方が良だの」
「よし頑張って探そう」
適当に良さそうな所を探す。
少し丘になっている問題がなさそうな所を見つけた。
「ここはどうだローレッタ」
「ここなら良さそうだ」
「道からだいぶ離れているから、迷わない様に木に目印をつけながら進んで鳥や兎を狩ろう。時間になったら、此処に戻って野営しよう」
今日は魔獣は狩らない。
初日だし無理をしない事にした。
いたぞ、木に止まっている鳥を狙う。
パンと乾いた音をたてて銃から弾が発射される。
弾は木の葉を揺らしただけで鳥には当たらない。
鳥は悠々と飛び立っていった。
次はローレッタに譲る。
ローレッタは通常弓を構えると引き絞り放った。
見事に鳥に当たる。
木の葉の影の鳥に当てるなんて凄い。
狩りは順調に進んだ。
しかし銃ゴーレムの弾は当たらない。
昼飯の時間になった。
固く塩味のする携帯食料を水筒の冷えたスープでふやかす。
うん不味い。
ふやかさないで直接口に入れてみたが中々噛み砕けない。
なんとか食べたが不味い事には変わりない。
もうちょっと美味くならないかなこれ。
二人を見ると黙々と文句も言わずに食べている。
俺には味の改善をするような知識がないから、諦めて食事を終えた。
その後も狩りは続く。
けれども銃ゴーレムの弾は当たらない。
結局獲物は全てローレッタが獲った。
「時間も良い。そろそろ帰って野営するか」
野営する予定の場所へ戻る。馬ゴーレムから必要な荷物を降ろす。
一人でテントを張る。
慣れてなかったが筋力強化を使ったので割と簡単にいった。
忌避剤を撒く。
これで虫が寄ってこないはずだ。
俺がテントを張る間、二人は今日獲った獲物でスープを作っている。
食事が始まり会話も弾む。
「テントは二つなんですね」
フィオレラが聞いてくる。
「一人用が俺。二人用が君達だ」
「ずいぶんウブだの」
からかう様な口調でローレッタが言う。
「どうせ俺はヘタレだ。ところで今日の見張りの順番はどうする」
「最初がフィオレラ。真ん中がシロクさん。慣れでらわが最後がいと思う」
「ローレッタが言うならそうしよう。今回は野営用に時計を用意した魔力式時計だ。光で時間を知らせてくれる」
砂時計の魔力版で段々魔道具から魔力が抜ける様になっていた。残り魔力から時間を割り出すフィオレラと俺の力作である。
「一時間置きに光るから三回光ったら、起こしてくれ」
「じゃあ先に寝させてもらう。お休み」
「お休みなさい」
「休め」
寝ていたら、身体を揺らされて起きる。
「フィオレラか交代の時間?」
「はい交代です。寝顔ばっちり見させてもらいました」
「こんな物で良かったら、満足いくまで見てくれ」
照明用魔道具の灯りで周囲を見回す。
一時間に一回、魔力探知すれば魔力を消耗させずに行える。
気休めだけど、やってみよう。
一時間が過ぎた時に遠吠えが聞こえた。
ウインドウルフか厄介だ。
二人を起こすとするか。
二人を揺すり。
「二人共起きろ。ウインドウルフが来てる」
「はい今起きます」
「近けだが」
「遠吠えが聞こえた。フィオレラ魔力探知してくれ」
「【魔力探知】囲まれてますね」
「テントが邪魔でトーチカが出せない。少し離れてトーチカだけだそう」
「迎撃はどす」
ローレッタが聞いてくる。
「最初に威圧具を試してみる。それでだめなら弓と魔術だ」
「近づいてきました。【土魔法】」
トーチカが出現し、その窓から外を見る。
暗闇には幾つもの光った目がこちらを見ていた。
じりじりと輪を狭めてくるウインドウルフ。
そろそろ良いだろう。
威圧具を作動させる。
ウインドウルフが一斉にビクッと反応した。
上手くいったみたいだ。
ウインドウルフが逃げて行く。
あまり強くない魔獣には威圧具は効果的なのかな。
フィオレラに魔力探知を頼む。
ウインドウルフは逃げにかかっているみたいだ。
かなり反応が離れたとフィオレラに報告を受けた。
完全に反応がなくなる。
二人は就寝した。
それから、交代まで魔獣の襲撃は無い。
ローレッタと交代して野営訓練一日目が終わった。
無事、攻撃用魔道具は完成してフィオレラは雷魔法、火魔法、魔力放出のスキルを覚える。
ローレッタは雷魔法、火魔法、念動のアビリティを習得した。
筋力強化のスキルも習得。
俺はスキルとアビリティの同時使用を頑張り一秒なら発動できる様になった。
まだ実用には適さないがこれからだ。
現時点の俺の装備を紹介する。
・防具 魔獣の皮鎧。
・武器 銃ゴーレム。杖ゴーレム。魔石銃二丁。
・その他 威圧具。ポーチ。(魔力補給用魔石。カプセル。弾丸。)ポーション。
攻撃用魔道具には魔石銃という名前をつけた。
魔力放出の魔道具は三センチの魔石を使い首から提げるアミュレットに仕上げて名前を威圧具に。
装備も増えたから背負い鞄は廃止して中身は馬ゴーレムに積んだ。
ちなみにポーションはポーチと一緒にベルトに付けてある。
フィオレラの装備はこの様に。
・防具 魔獣の皮鎧。小型の盾。
・その他 威圧具。ポーチ。(魔力補給用魔石。)ポーション。馬ゴーレム。
ローレッタの装備は以下の感じだ。
・防具 魔獣の皮鎧。
・武器 強弓。通常弓。投げナイフ。魔石銃二丁。
・その他 威圧具。ポーチ。(魔力補給用魔石。)ポーション。矢筒。
通常弓はローレッタが筋力強化を使わないで引ける強さの弓で特別にあつらえた。
子供の弓以上そして男性の大人の弓以下の威力になっている。
馬ゴーレムの荷物はこんなところ。
・大きな物 テント。鞍。サドルバック。
・消費する物 薪。水。食料。
・その他 ロープ。スコップ。便利魔道具と調理道具や細々とした野営道具。
野営の準備は整った。
二日連続で晴れた事だし雨期は終わったと見て良い。
さあ行動開始だ。
オークの領域で二泊三日の訓練をするぞ。
「テントを張れそうな場所をまず探そう。ローレッタどんな場所が良い」
ローレッタは狩りをしていただけあって野営に詳しい。
「窪地は駄目だ。雨が降ると水が溜まる」
「なるほど」
「草が生い茂ってら所も駄目だ」
「何か近づいても分からないからか」
「んだ。後腐っだ木が落ちできそった場所こも駄目だ」
「そうか」
「獣道も避けだ方が良だの」
「よし頑張って探そう」
適当に良さそうな所を探す。
少し丘になっている問題がなさそうな所を見つけた。
「ここはどうだローレッタ」
「ここなら良さそうだ」
「道からだいぶ離れているから、迷わない様に木に目印をつけながら進んで鳥や兎を狩ろう。時間になったら、此処に戻って野営しよう」
今日は魔獣は狩らない。
初日だし無理をしない事にした。
いたぞ、木に止まっている鳥を狙う。
パンと乾いた音をたてて銃から弾が発射される。
弾は木の葉を揺らしただけで鳥には当たらない。
鳥は悠々と飛び立っていった。
次はローレッタに譲る。
ローレッタは通常弓を構えると引き絞り放った。
見事に鳥に当たる。
木の葉の影の鳥に当てるなんて凄い。
狩りは順調に進んだ。
しかし銃ゴーレムの弾は当たらない。
昼飯の時間になった。
固く塩味のする携帯食料を水筒の冷えたスープでふやかす。
うん不味い。
ふやかさないで直接口に入れてみたが中々噛み砕けない。
なんとか食べたが不味い事には変わりない。
もうちょっと美味くならないかなこれ。
二人を見ると黙々と文句も言わずに食べている。
俺には味の改善をするような知識がないから、諦めて食事を終えた。
その後も狩りは続く。
けれども銃ゴーレムの弾は当たらない。
結局獲物は全てローレッタが獲った。
「時間も良い。そろそろ帰って野営するか」
野営する予定の場所へ戻る。馬ゴーレムから必要な荷物を降ろす。
一人でテントを張る。
慣れてなかったが筋力強化を使ったので割と簡単にいった。
忌避剤を撒く。
これで虫が寄ってこないはずだ。
俺がテントを張る間、二人は今日獲った獲物でスープを作っている。
食事が始まり会話も弾む。
「テントは二つなんですね」
フィオレラが聞いてくる。
「一人用が俺。二人用が君達だ」
「ずいぶんウブだの」
からかう様な口調でローレッタが言う。
「どうせ俺はヘタレだ。ところで今日の見張りの順番はどうする」
「最初がフィオレラ。真ん中がシロクさん。慣れでらわが最後がいと思う」
「ローレッタが言うならそうしよう。今回は野営用に時計を用意した魔力式時計だ。光で時間を知らせてくれる」
砂時計の魔力版で段々魔道具から魔力が抜ける様になっていた。残り魔力から時間を割り出すフィオレラと俺の力作である。
「一時間置きに光るから三回光ったら、起こしてくれ」
「じゃあ先に寝させてもらう。お休み」
「お休みなさい」
「休め」
寝ていたら、身体を揺らされて起きる。
「フィオレラか交代の時間?」
「はい交代です。寝顔ばっちり見させてもらいました」
「こんな物で良かったら、満足いくまで見てくれ」
照明用魔道具の灯りで周囲を見回す。
一時間に一回、魔力探知すれば魔力を消耗させずに行える。
気休めだけど、やってみよう。
一時間が過ぎた時に遠吠えが聞こえた。
ウインドウルフか厄介だ。
二人を起こすとするか。
二人を揺すり。
「二人共起きろ。ウインドウルフが来てる」
「はい今起きます」
「近けだが」
「遠吠えが聞こえた。フィオレラ魔力探知してくれ」
「【魔力探知】囲まれてますね」
「テントが邪魔でトーチカが出せない。少し離れてトーチカだけだそう」
「迎撃はどす」
ローレッタが聞いてくる。
「最初に威圧具を試してみる。それでだめなら弓と魔術だ」
「近づいてきました。【土魔法】」
トーチカが出現し、その窓から外を見る。
暗闇には幾つもの光った目がこちらを見ていた。
じりじりと輪を狭めてくるウインドウルフ。
そろそろ良いだろう。
威圧具を作動させる。
ウインドウルフが一斉にビクッと反応した。
上手くいったみたいだ。
ウインドウルフが逃げて行く。
あまり強くない魔獣には威圧具は効果的なのかな。
フィオレラに魔力探知を頼む。
ウインドウルフは逃げにかかっているみたいだ。
かなり反応が離れたとフィオレラに報告を受けた。
完全に反応がなくなる。
二人は就寝した。
それから、交代まで魔獣の襲撃は無い。
ローレッタと交代して野営訓練一日目が終わった。
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