8 / 88
第一部 ハンター初心者編
第7話 スキル獲得
しおりを挟む
それからチェルソさんからスキルを使って夕方の短い時間、火を点けるアルバイトを始めたと聞く。
上手くいっているようで良かった。
俺は相変わらず石のブロックを積んでいる。
長時間の石積みは何かとんでもない境地に誘われそうだ。
話でもしないとやっていけない。
そうすると筋力強化モドキが解除されそうになる。
困ったもんだ。
せめてお金が沢山稼げれば色々気晴らしができるのに。
十日毎に仕事帰りにスキル鑑定をギルドで掛けてもらう。
この瞬間が宝くじ発表の時みたいで楽しみだ。
三十日目に遂に当たりを引いたぞ。
筋力強化スキルが増えた。
バクフ建国記の正しさが証明された事になる。
こんな簡単にスキルが増えるなら、何でその方法が伝わってないんだ。
まだ何かあるのか。
それとも秘匿されているのか。
やばい感じがする。
しかし、止まる事はできない。
フィオレラを宿の部屋に呼び話をする。
「スキルが増えたんだ。その方法が解ったけど、正しいか偶然か判断が付かない。とりあえず試してみたい」
「はい、やりたいです」
「はじめて覚えたいのはゴーレム使いのスキルだったよな」
「そうです。ゴーレム使いの弟子だから」
「一週間やり方を教えてその後は臨機応変に考えよう」
お休みの挨拶をしてフィオレラがスキップしながら部屋を出ていったのを見る。
期待に沿えるようがんばらねばと思いながら眠りについた。
「おはよう。宿の裏庭にいくぞ」
挨拶を返してきたフィオレラは期待に満ち溢れた感じだ。
こりゃ、駄目だったら、ダメージが相当でかいぞ。
「まずフィオレラは自分の魔力は解る?」
「魔力はザワザワするとよくないことが起きるから頑張って静かにさせてました」
急に不思議な事を言い始めたぞ。この弟子は。
「その話は誰かにした事はある?」
「最初はザワザワが魔力だって解らなかったのだけれども。子供の時に村に来たハンターのお姉さんに話したら、多分それは魔力で親しい人意外には言わない方がいいって釘を刺されました。お師匠様は親しい人なので特別に話しました」
うーん、禁忌に触れる話なのか。よくわからん。
「とりあえず魔力を手から放出するように操作してくれ」
「静かにさせる以外考えた事がなかった。こうすれば、いいかなとりゃ」
吐き気を我慢して魔力を見ると綺麗に魔力が流れ右手から放出されていた。
「よし、もうやめていいぞ。次は【ゴーレム作成】【ゴーレム作成】」
泥ゴーレムが二体出来上がる。
「ゴーレムに魔力をひものようにして繋げるんだ。繋がったら、動きのイメージを魔力と一緒にを送り込む」
「こうですか、おりゃ」
ゴーレムの中に人間がいるみたいにスムーズに歩き出す。
なんと初めてで成功させやがった。
魔力を見ながら俺もやってみる。
魔力をひもにするのも難しい。
太くなったり細くなったりムラがあった。
ふとフィオレラの方の魔力を見ると、綺麗に均一の魔力で繋がっているがわかる。
師匠の方が下手なんてかっこ悪い。
何とかゴーレムに魔力を繋ぎ歩かしてみる。
怪我した人みたいにぎこちない動きだ。
そして、ゴーレムが転んだ。
起き上がらせようとゴーレムをもがかせて諦め。
フィオレラの操作しているゴーレムを見ると踊っていた。
「お師匠様、これ楽しいです」
この差は何だ。
稀人と現地人の違いか。
あとでゆっくり検証しよう。
「ところで他人の魔力は判る?」
「いいえ、全然わかりません」
これも稀人と現地人の違いなのか。
「そうか、それならいい。ゴーレムを動かす訓練を一ヶ月やるとスキルが獲得できるはずだ」
「はい、いっぱい練習します」
楽しそうにゴーレムが色々なポーズを取る。
俺はスキルモドキによるゴーレムの操作を諦め考える。
スキルとスキルモドキの違いはオートとマニュアルの違いだろう。
スキルモドキのほうが格段に難しいけど、融通が利く気がする。
スキルモドキに慣れると何故スキルを獲得できるのかはわからない。
とりあえずスキルの獲得方法は合っていると仮定する。
「昼飯を食べに行こう」
「はい、お師匠様」
屋台で肉にお好み焼きを巻き付けた料理を食う。
美味いが今一だな。
香辛料のせいか分からん。
建築ギルドに寄る。
今日はフィオレラにも入ってもらうぞ。
嫌がるフィオレラを引っ張って入る。
「スキルを鑑定してもらえ」
「スキル鑑定しなきゃ駄目ですか?」
忌み子と知られるのが嫌なんだろう。
一ヶ月後に鑑定してもよかったのた。
しかし、もしもと言う気持ちが抑えられない。
「早いか遅いかの違いだ諦めろ」
「はい、お師匠様を信じます」
フィオレラが窓口で鑑定してもらうと泣きながらこっちにきた。
やばい傷つけたか。
「ぶえーん。おじじょうさま。スキルありました」
「よかったな。今日はご馳走だな」
うれしい反面、非常にまずい気がする。
こんなに簡単にスキルを獲得できる技術があると知られたら、絶対碌なことにならない。
スキルってなんだという思いが湧き上がった。
自然に覚える物で魔力が関係していると聞く。
ゲームだとレベルが上がった時に覚えたりする。
神様が管理しているのか。
見ることはできないが、この世界にもレベルがあってレベルが上がると覚えるのか。
魔獣を倒せばレベルが上がるのか。
フィオレラは魔獣は倒していない。
パーティでも経験値は溜まるのか。
それならハンターは凄いスキルの数になるはずだ。
謎だ。
とりあえず窓口で壁補修用の粘土を少し買って宿に帰る。
宿の裏庭で引き続きスキル獲得の実験をする。
「午後はゴーレム作成の練習だ」
買ってきた粘土で人形を作る。
泥で出来た人形は不細工で動き出すような感じはしない。
「これを手に持って動いて欲しいというイメージと一緒に魔力を込めろ」
フィオレラは人形を手に取り気合を入れている。
魔力を見ると人形に魔力はこもっている。
動くイメージもこもっている。
「よし、ゴーレム操作のスキルを発動させろ」
「【ゴーレム操作】動きます」
粘土の人形がトコトコ歩いている。
「地面に手をついてゴーレム作成のスキルをやってみろ」
「【ゴーレム作成】駄目です」
スキルはモドキで一回試したぐらいでは駄目らしい。
「スキル発動の時の言葉ってあるよな。あれ普通の人は勉強するのか?」
「いいえ、始めから話せます。記憶喪失で言葉を忘れた人もスキル言語は大丈夫です」
不思議だ。
なんでだろう。
後で考えよう。
「そうか、ゴーレム作成の訓練続けるぞ」
何回か繰り返し粘土が足りなくなり建築ギルドに追加を買いに行き、三十回ほど人形を作ってスキルを試した時。
「【ゴーレム作成】泥ゴーレムできました」
いよいよ本格的にやばくなってきた。
どうしよう、困った時はあれだな教会長に相談だ。
明日行ってみよう。
余った時間は休みとし明日教会に行くことをフィオレラに告げる。
フィオレラは初めてのスキルが嬉しいのか。
スキルでゴーレムを動かして遊んでいる。
「女将さん無理を言ってすみません」
「いいよお金貰っているんだし」
「フィオレラ、ご馳走を用意してもらった。今日は飲もうお祝いだ」
「はい大いに飲みましょう」
エールらしき酒を飲み食事を楽しむ。
「この肉美味しいな。何の肉か判る?」
「これは一度だけ食べた事があります。たぶんオークの肉だったと思いますです」
「オークって二本足で立つ豚みたいな魔獣の事?」
「ええそうですよよ。顔は猪の方が近いですです」
「女性を攫ったりするのか?」
「何の為に攫うんでオークはグルメで人間の肉は食べませーん。森の美味しい果物や美味しい魔獣などを好んで食べますです」
「そのまあ何だないろんな説があるって事で」
やばい性癖の一部が暴露されそうだ。
「なんかあやしい。あやしぃ。そういえば師匠ってどんな女の人が好きなんですかか?」
フィオレラ酔ってるな。呂律が回ってない感じだ。
「そうだな、大人しめの気配りが上手い子が好きだ」
「私はどうですです」
「かなり酔ってるだろう。今日はお開きにしよう」
案の定フィオレラはかなり酔っていた。
肩を貸し二階の部屋のベットに寝かせる。
誘っているのか俺はへたれだな。
こういう場面は苦手てんで駄目だ。
外から鍵を掛ける。
一階の食堂に降り黙々と残りの料理を片付けた。
女将さんが意味ありげな視線を送ってくるが、心の中でヘタレですみませんと謝ってから部屋に引き上げる。
弟子を酔わせて関係を迫る師匠、絵面的に駄目だろう。
後輩先輩ならあり。
いや駄目だ。
しらふの時にちゃんと告白してから、行為に及ぶべきだ。
それに男なら責任取らないと。
結婚まではどうかと思うが恋人にする覚悟は持たないといけないだろう。
ちょっと悶々としながら眠りについた。
上手くいっているようで良かった。
俺は相変わらず石のブロックを積んでいる。
長時間の石積みは何かとんでもない境地に誘われそうだ。
話でもしないとやっていけない。
そうすると筋力強化モドキが解除されそうになる。
困ったもんだ。
せめてお金が沢山稼げれば色々気晴らしができるのに。
十日毎に仕事帰りにスキル鑑定をギルドで掛けてもらう。
この瞬間が宝くじ発表の時みたいで楽しみだ。
三十日目に遂に当たりを引いたぞ。
筋力強化スキルが増えた。
バクフ建国記の正しさが証明された事になる。
こんな簡単にスキルが増えるなら、何でその方法が伝わってないんだ。
まだ何かあるのか。
それとも秘匿されているのか。
やばい感じがする。
しかし、止まる事はできない。
フィオレラを宿の部屋に呼び話をする。
「スキルが増えたんだ。その方法が解ったけど、正しいか偶然か判断が付かない。とりあえず試してみたい」
「はい、やりたいです」
「はじめて覚えたいのはゴーレム使いのスキルだったよな」
「そうです。ゴーレム使いの弟子だから」
「一週間やり方を教えてその後は臨機応変に考えよう」
お休みの挨拶をしてフィオレラがスキップしながら部屋を出ていったのを見る。
期待に沿えるようがんばらねばと思いながら眠りについた。
「おはよう。宿の裏庭にいくぞ」
挨拶を返してきたフィオレラは期待に満ち溢れた感じだ。
こりゃ、駄目だったら、ダメージが相当でかいぞ。
「まずフィオレラは自分の魔力は解る?」
「魔力はザワザワするとよくないことが起きるから頑張って静かにさせてました」
急に不思議な事を言い始めたぞ。この弟子は。
「その話は誰かにした事はある?」
「最初はザワザワが魔力だって解らなかったのだけれども。子供の時に村に来たハンターのお姉さんに話したら、多分それは魔力で親しい人意外には言わない方がいいって釘を刺されました。お師匠様は親しい人なので特別に話しました」
うーん、禁忌に触れる話なのか。よくわからん。
「とりあえず魔力を手から放出するように操作してくれ」
「静かにさせる以外考えた事がなかった。こうすれば、いいかなとりゃ」
吐き気を我慢して魔力を見ると綺麗に魔力が流れ右手から放出されていた。
「よし、もうやめていいぞ。次は【ゴーレム作成】【ゴーレム作成】」
泥ゴーレムが二体出来上がる。
「ゴーレムに魔力をひものようにして繋げるんだ。繋がったら、動きのイメージを魔力と一緒にを送り込む」
「こうですか、おりゃ」
ゴーレムの中に人間がいるみたいにスムーズに歩き出す。
なんと初めてで成功させやがった。
魔力を見ながら俺もやってみる。
魔力をひもにするのも難しい。
太くなったり細くなったりムラがあった。
ふとフィオレラの方の魔力を見ると、綺麗に均一の魔力で繋がっているがわかる。
師匠の方が下手なんてかっこ悪い。
何とかゴーレムに魔力を繋ぎ歩かしてみる。
怪我した人みたいにぎこちない動きだ。
そして、ゴーレムが転んだ。
起き上がらせようとゴーレムをもがかせて諦め。
フィオレラの操作しているゴーレムを見ると踊っていた。
「お師匠様、これ楽しいです」
この差は何だ。
稀人と現地人の違いか。
あとでゆっくり検証しよう。
「ところで他人の魔力は判る?」
「いいえ、全然わかりません」
これも稀人と現地人の違いなのか。
「そうか、それならいい。ゴーレムを動かす訓練を一ヶ月やるとスキルが獲得できるはずだ」
「はい、いっぱい練習します」
楽しそうにゴーレムが色々なポーズを取る。
俺はスキルモドキによるゴーレムの操作を諦め考える。
スキルとスキルモドキの違いはオートとマニュアルの違いだろう。
スキルモドキのほうが格段に難しいけど、融通が利く気がする。
スキルモドキに慣れると何故スキルを獲得できるのかはわからない。
とりあえずスキルの獲得方法は合っていると仮定する。
「昼飯を食べに行こう」
「はい、お師匠様」
屋台で肉にお好み焼きを巻き付けた料理を食う。
美味いが今一だな。
香辛料のせいか分からん。
建築ギルドに寄る。
今日はフィオレラにも入ってもらうぞ。
嫌がるフィオレラを引っ張って入る。
「スキルを鑑定してもらえ」
「スキル鑑定しなきゃ駄目ですか?」
忌み子と知られるのが嫌なんだろう。
一ヶ月後に鑑定してもよかったのた。
しかし、もしもと言う気持ちが抑えられない。
「早いか遅いかの違いだ諦めろ」
「はい、お師匠様を信じます」
フィオレラが窓口で鑑定してもらうと泣きながらこっちにきた。
やばい傷つけたか。
「ぶえーん。おじじょうさま。スキルありました」
「よかったな。今日はご馳走だな」
うれしい反面、非常にまずい気がする。
こんなに簡単にスキルを獲得できる技術があると知られたら、絶対碌なことにならない。
スキルってなんだという思いが湧き上がった。
自然に覚える物で魔力が関係していると聞く。
ゲームだとレベルが上がった時に覚えたりする。
神様が管理しているのか。
見ることはできないが、この世界にもレベルがあってレベルが上がると覚えるのか。
魔獣を倒せばレベルが上がるのか。
フィオレラは魔獣は倒していない。
パーティでも経験値は溜まるのか。
それならハンターは凄いスキルの数になるはずだ。
謎だ。
とりあえず窓口で壁補修用の粘土を少し買って宿に帰る。
宿の裏庭で引き続きスキル獲得の実験をする。
「午後はゴーレム作成の練習だ」
買ってきた粘土で人形を作る。
泥で出来た人形は不細工で動き出すような感じはしない。
「これを手に持って動いて欲しいというイメージと一緒に魔力を込めろ」
フィオレラは人形を手に取り気合を入れている。
魔力を見ると人形に魔力はこもっている。
動くイメージもこもっている。
「よし、ゴーレム操作のスキルを発動させろ」
「【ゴーレム操作】動きます」
粘土の人形がトコトコ歩いている。
「地面に手をついてゴーレム作成のスキルをやってみろ」
「【ゴーレム作成】駄目です」
スキルはモドキで一回試したぐらいでは駄目らしい。
「スキル発動の時の言葉ってあるよな。あれ普通の人は勉強するのか?」
「いいえ、始めから話せます。記憶喪失で言葉を忘れた人もスキル言語は大丈夫です」
不思議だ。
なんでだろう。
後で考えよう。
「そうか、ゴーレム作成の訓練続けるぞ」
何回か繰り返し粘土が足りなくなり建築ギルドに追加を買いに行き、三十回ほど人形を作ってスキルを試した時。
「【ゴーレム作成】泥ゴーレムできました」
いよいよ本格的にやばくなってきた。
どうしよう、困った時はあれだな教会長に相談だ。
明日行ってみよう。
余った時間は休みとし明日教会に行くことをフィオレラに告げる。
フィオレラは初めてのスキルが嬉しいのか。
スキルでゴーレムを動かして遊んでいる。
「女将さん無理を言ってすみません」
「いいよお金貰っているんだし」
「フィオレラ、ご馳走を用意してもらった。今日は飲もうお祝いだ」
「はい大いに飲みましょう」
エールらしき酒を飲み食事を楽しむ。
「この肉美味しいな。何の肉か判る?」
「これは一度だけ食べた事があります。たぶんオークの肉だったと思いますです」
「オークって二本足で立つ豚みたいな魔獣の事?」
「ええそうですよよ。顔は猪の方が近いですです」
「女性を攫ったりするのか?」
「何の為に攫うんでオークはグルメで人間の肉は食べませーん。森の美味しい果物や美味しい魔獣などを好んで食べますです」
「そのまあ何だないろんな説があるって事で」
やばい性癖の一部が暴露されそうだ。
「なんかあやしい。あやしぃ。そういえば師匠ってどんな女の人が好きなんですかか?」
フィオレラ酔ってるな。呂律が回ってない感じだ。
「そうだな、大人しめの気配りが上手い子が好きだ」
「私はどうですです」
「かなり酔ってるだろう。今日はお開きにしよう」
案の定フィオレラはかなり酔っていた。
肩を貸し二階の部屋のベットに寝かせる。
誘っているのか俺はへたれだな。
こういう場面は苦手てんで駄目だ。
外から鍵を掛ける。
一階の食堂に降り黙々と残りの料理を片付けた。
女将さんが意味ありげな視線を送ってくるが、心の中でヘタレですみませんと謝ってから部屋に引き上げる。
弟子を酔わせて関係を迫る師匠、絵面的に駄目だろう。
後輩先輩ならあり。
いや駄目だ。
しらふの時にちゃんと告白してから、行為に及ぶべきだ。
それに男なら責任取らないと。
結婚まではどうかと思うが恋人にする覚悟は持たないといけないだろう。
ちょっと悶々としながら眠りについた。
11
お気に入りに追加
73
あなたにおすすめの小説

不遇な死を迎えた召喚勇者、二度目の人生では魔王退治をスルーして、元の世界で気ままに生きる
咲阿ましろ
ファンタジー
異世界に召喚され、魔王を倒して世界を救った少年、夏瀬彼方(なつせ・かなた)。
強大な力を持つ彼方を恐れた異世界の人々は、彼を追い立てる。彼方は不遇のうちに数十年を過ごし、老人となって死のうとしていた。
死の直前、現れた女神によって、彼方は二度目の人生を与えられる。異世界で得たチートはそのままに、現実世界の高校生として人生をやり直す彼方。
再び魔王に襲われる異世界を見捨て、彼方は勇者としてのチート能力を存分に使い、快適な生活を始める──。
※小説家になろうからの転載です。なろう版の方が先行しています。
※HOTランキング最高4位まで上がりました。ありがとうございます!
異世界で世界樹の精霊と呼ばれてます
空色蜻蛉
ファンタジー
普通の高校生の樹(いつき)は、勇者召喚された友人達に巻き込まれ、異世界へ。
勇者ではない一般人の樹は元の世界に返してくれと訴えるが。
事態は段々怪しい雲行きとなっていく。
実は、樹には自分自身も知らない秘密があった。
異世界の中心である世界樹、その世界樹を守護する、最高位の八枚の翅を持つ精霊だという秘密が。
【重要なお知らせ】
※書籍2018/6/25発売。書籍化記念に第三部<過去編>を掲載しました。
※本編第一部・第二部、2017年10月8日に完結済み。
◇空色蜻蛉の作品一覧はhttps://kakuyomu.jp/users/25tonbo/news/1177354054882823862をご覧ください。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?

異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)

百花繚乱 〜国の姫から極秘任務を受けた俺のスキルの行くところ〜
幻月日
ファンタジー
ーー時は魔物時代。
魔王を頂点とする闇の群勢が世界中に蔓延る中、勇者という職業は人々にとって希望の光だった。
そんな勇者の一人であるシンは、逃れ行き着いた村で村人たちに魔物を差し向けた勇者だと勘違いされてしまい、滞在中の兵団によってシーラ王国へ送られてしまった。
「勇者、シン。あなたには魔王の城に眠る秘宝、それを盗み出して来て欲しいのです」
唐突にアリス王女に突きつけられたのは、自分のようなランクの勇者に与えられる任務ではなかった。レベル50台の魔物をようやく倒せる勇者にとって、レベル100台がいる魔王の城は未知の領域。
「ーー王女が頼む、その任務。俺が引き受ける」
シンの持つスキルが頼りだと言うアリス王女。快く引き受けたわけではなかったが、シンはアリス王女の頼みを引き受けることになり、魔王の城へ旅立つ。
これは魔物が世界に溢れる時代、シーラ王国の姫に頼まれたのをきっかけに魔王の城を目指す勇者の物語。

俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。

迷宮に捨てられた俺、魔導ガチャを駆使して世界最強の大賢者へと至る〜
サイダーボウイ
ファンタジー
アスター王国ハワード伯爵家の次男ルイス・ハワードは、10歳の【魔力固定の儀】において魔法適性ゼロを言い渡され、実家を追放されてしまう。
父親の命令により、生還率が恐ろしく低い迷宮へと廃棄されたルイスは、そこで魔獣に襲われて絶体絶命のピンチに陥る。
そんなルイスの危機を救ってくれたのが、400年の時を生きる魔女エメラルドであった。
彼女が操るのは、ルイスがこれまでに目にしたことのない未発見の魔法。
その煌めく魔法の数々を目撃したルイスは、深い感動を覚える。
「今の自分が悔しいなら、生まれ変わるしかないよ」
そう告げるエメラルドのもとで、ルイスは努力によって人生を劇的に変化させていくことになる。
これは、未発見魔法の列挙に挑んだ少年が、仲間たちとの出会いを通じて成長し、やがて世界の命運を動かす最強の大賢者へと至る物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる