【R18】堅物敏腕ボスと初恋の君の運命的な再会～父の会社を買収した憎いアイツは幼い頃に一緒に暮らした大好きなお兄ちゃんだった～

chapter１７ この世とあの世の境界線

１９

長い年月を超えてついに結ばれた瞬間
泣きそうになったのは
ジェニではなく竜馬の方だった


一度の鋭い突きで彼女をわがものにした



彼女が長い悲鳴をあげ竜馬から逃れようと
上にずり上がるものだから
肩を持って押さえつけた




可哀そうに・・・ごめんよ
でも死ぬほど気持ちがいいんだ




今や竜馬の中のジェニ感知器がメータMAXに
振り切っている
全身の血の中で火花が散っている


まるで電気ソケットをコンセントに突っ込んだようだ




なんなんだこりゃどうすりゃいいんだ






すぐにでもイッてしまいたかった
自分自身を彼女に撒き散らかして
彼女の上に倒れこみ
満足感で抱きしめて彼女の髪に顔をうずめたかった



持ちこたえているのは義務感からだ
彼女は処女だ
良い思いをさせてあげたい



彼女が望んだことだからだ
彼女が満足していないのに
一人だけ先にイクわけにはいかない




目を閉じて
動きをゆっくりにして体を沈める





ああ・・・・良すぎる・・・・
胸がいっぱいで死にそうだ・・・





彼女の体が緊張して盛り上がり
竜馬の体を跳ね上がらせる
可愛い喘ぎ声を出しながら
ただでさえ狭いのに
ぐっと締め付けられた



ぴたりと動きを止め
あまりの良さに笑ってしまった





「こら・・・・やめなさい」




耳元で囁く





ダメだよ
そんなことをされたら終わってしまう



なのに彼女はもうコツを覚えた
かすかな肉の問いかけ




「my love愛している・・・・」




竜馬の下で身動きできないくせに
ジェニはそれを筋肉の収縮で応えた



絞めて・・・・
緩めて・・・・


また絞める・・・



もう・・・ジェニのバカ・・・
ダメだと言ったらやるんだから




ハァハァ甘美な苦痛に苛まれる
射精を我慢して冷や汗を流すのは初めてだ
睾丸から何かがせりあがってくる
あともう一回絞められたら出る