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chapter15 あの木の葉が落ちる時
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「あなたのインタビューやコラムは
すべて読ませていただきました 」
宗一郎は尊敬の目でジャスティンに言った
「ありがとう・・・ただし
あれの半分はうちの秘書が書いたものだけどね」
シーン・・・・
とまた部屋は静まり返った
なんだか意地が悪いぞ
嫌なヤツなのかな?
勇気ある宗一郎の
不思議な質問はさらに続いた
「一つ・・・・聞いてもいいですか?」
「なんでも訊いてくれ
ミスター・カウンセラー 」
「その金髪は本物ですか?」
「訊きたいことはそれなのか?」
「もっと重要な質問を今
頭の中でまとめているんです 」
「生まれてこの方染めたことはない
何なら下の毛も見せようか?」
コホン・・・と仕切り直しの咳をして
わくわくしている宗一郎が
再びジャスティンに質問する
「今回の件は間違いなく
ほんとうなのですか?
とてもじゃないけど信じられないです
ざっと車の中で竜・馬・に話を聞いたのですが・・・ 」
ジャスティンがしげしげと見つめてから
青い目が黒目に光った
無言で腕を組んで睨まれ
びくっと宗一郎がする
「し・・・失礼しました・・・
その・・・竜・馬・さ・ん・から・・・・」
「いつも通り竜馬でいいよ・・・
宗一郎・・・ 」
竜馬が口を挟んだおかげで
さらにジャスティンに睨まれる
言えるわけねーだろうよ!竜馬のタコ!
見ろよ!今俺はライオンにかみ殺される勢いで
睨まれているのに!
宗一郎は用心深い面持ちでジャスティンを見つめた
「すべてのあなたの権限を彼に譲ると?」
ジャスティンはフンッと鼻息を漏らした
「やっと本題に入れるな 」
二時間後
ジャスティンは宗一郎に
自分の部下の副社長の「ロレックス・シャンペーン」
と彼の会社の総合顧問弁護士の
「ジャック・サブ・マリーナ」の名前を挙げて
明日彼らの事務所を訪問するように指示した
今にも鼻血を出す勢いで
興奮している宗一郎が言った
「あ・・・あの・・・・
正直に聞いていいですか?
さっきから思っていたのですが
これは面接なのですか? 」
「面接じゃないよ宗一郎決定事項だ
そして今日俺はここにいて
俺が出所した時と同じチャンスを
君に与えようとしている
もしかしたら君にとっては
チャンスといえないかもしれない
―だが個人的な経験から言えば人生試してみない
ことには何もわからないものだ 」
「ふ・・・二人はどこで知り合ったんですか?」
「昨日かな?
本屋で1冊しかない経済学の本を取り合ったんだ 」
「嘘だよ!本気にするなよ宗一郎! 」
竜馬があわてて言った
「「メガロス・アレン・エンタープライティス」
経営の話は? 」
宗一郎が眉をしかめた
すべての話が冗談だったといわれたら
すぐにでも暴れだす勢いだ
「それは本気だよ・・
あとでちゃんと話すよ・・・」
すべて読ませていただきました 」
宗一郎は尊敬の目でジャスティンに言った
「ありがとう・・・ただし
あれの半分はうちの秘書が書いたものだけどね」
シーン・・・・
とまた部屋は静まり返った
なんだか意地が悪いぞ
嫌なヤツなのかな?
勇気ある宗一郎の
不思議な質問はさらに続いた
「一つ・・・・聞いてもいいですか?」
「なんでも訊いてくれ
ミスター・カウンセラー 」
「その金髪は本物ですか?」
「訊きたいことはそれなのか?」
「もっと重要な質問を今
頭の中でまとめているんです 」
「生まれてこの方染めたことはない
何なら下の毛も見せようか?」
コホン・・・と仕切り直しの咳をして
わくわくしている宗一郎が
再びジャスティンに質問する
「今回の件は間違いなく
ほんとうなのですか?
とてもじゃないけど信じられないです
ざっと車の中で竜・馬・に話を聞いたのですが・・・ 」
ジャスティンがしげしげと見つめてから
青い目が黒目に光った
無言で腕を組んで睨まれ
びくっと宗一郎がする
「し・・・失礼しました・・・
その・・・竜・馬・さ・ん・から・・・・」
「いつも通り竜馬でいいよ・・・
宗一郎・・・ 」
竜馬が口を挟んだおかげで
さらにジャスティンに睨まれる
言えるわけねーだろうよ!竜馬のタコ!
見ろよ!今俺はライオンにかみ殺される勢いで
睨まれているのに!
宗一郎は用心深い面持ちでジャスティンを見つめた
「すべてのあなたの権限を彼に譲ると?」
ジャスティンはフンッと鼻息を漏らした
「やっと本題に入れるな 」
二時間後
ジャスティンは宗一郎に
自分の部下の副社長の「ロレックス・シャンペーン」
と彼の会社の総合顧問弁護士の
「ジャック・サブ・マリーナ」の名前を挙げて
明日彼らの事務所を訪問するように指示した
今にも鼻血を出す勢いで
興奮している宗一郎が言った
「あ・・・あの・・・・
正直に聞いていいですか?
さっきから思っていたのですが
これは面接なのですか? 」
「面接じゃないよ宗一郎決定事項だ
そして今日俺はここにいて
俺が出所した時と同じチャンスを
君に与えようとしている
もしかしたら君にとっては
チャンスといえないかもしれない
―だが個人的な経験から言えば人生試してみない
ことには何もわからないものだ 」
「ふ・・・二人はどこで知り合ったんですか?」
「昨日かな?
本屋で1冊しかない経済学の本を取り合ったんだ 」
「嘘だよ!本気にするなよ宗一郎! 」
竜馬があわてて言った
「「メガロス・アレン・エンタープライティス」
経営の話は? 」
宗一郎が眉をしかめた
すべての話が冗談だったといわれたら
すぐにでも暴れだす勢いだ
「それは本気だよ・・
あとでちゃんと話すよ・・・」
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