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chapter14 新たな仲間達
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しおりを挟む「ミスター・松下!
それではこの外壁は
グランド・ホワイトスニーカー議員の
特別注文だったのですね!」
ヒューストン一の派手な国会議員
グランド・ホワイトスニーカーの邸宅の
外壁前でその記者は竜馬と外壁がよく映える
ような場所を何時間もかけて探し
ようやくシャッターをパシャパシャ切りだした
竜馬は兵隊のように緊張して外壁にぴったり寄り添い
きをつけの姿勢で写真を撮られるままにした
「は・・・ハイ!
大変なお仕事をされている
ホワイトスニーカー議員が邸宅にお帰りに
な・・なられた時に
少しでも故郷の癒しを・・・
えっと・・・受けていただけますように
社をあげて制作させていただきましたっ! 」
竜馬は緊張してシャツの中が汗だくになりながら
インタビューに答えた
「この外壁のこだわりを教えてください!っっ」
「製作日数は何日間ですか?」
怒鳴るようにインタビュアーが竜馬に
詰め寄りマイクを突き付ける
「えっと・・・そうですね・・・
こだわりですか?
え~っと・・・ 」
その時城ほどもある邸宅の車寄せに
真っ白のリムジンが乗りつけられた
ワッと報道陣が有名な女優が現れたと言って
そっちへ雪崩のように移動した
そして竜馬だけがそこに取り残された
「まぁ・・よかったかな? 」
少しホッとして呟いた
その女優が乗って来たリムジンは
グランド邸の正面玄関に駐車され
三脚を立て待ち構えていた多くの報道陣に
写真を撮られていた
その女優のおかげで外壁の周りにいても
人が集まらないので竜馬はいったん
客と報道陣と一緒に邸宅の中に向かった
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