【R18】堅物敏腕ボスと初恋の君の運命的な再会~父の会社を買収した憎いアイツは幼い頃に一緒に暮らした大好きなお兄ちゃんだった~

星キラリ

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chapter14 新たな仲間達

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竜馬も右頬を殴られて頭にきて
誰だかわからないが向う脛を思いっきり蹴ってやった
後にそれは宗一郎だったとわかるのだが




「そこまでだ!やめろ!お前ら!」




ビームスと小麦粉が盗まれないように
雇っている用心棒がやってきて

竜馬達は一人ひとりいとも簡単に
喧嘩の団子からひっぱりはがされ
地面に放り投げられた



竜馬に助け起こされた
宗一郎は口から血を流していた




「ちくしょー!東洋人だと思って舐めやがって!」


「宗一郎ってば! 」




まだ殴りにかかろうとしている
宗一郎を必死で止める




「お前ら!後で事務所に来い!」




ビームスの怒鳴り声が工場に響いた




「あいつらハッパをやってるから
まともに相手にするなよ!」




竜馬は事務所へ向かう階段を上りながら
宗一郎に言った


宗一郎はブンブン首を振った





「なんか俺後頭部たんこぶ出来てね?」





全然悪びれもせず
意外と喧嘩っぱやい宗一郎に竜馬は呆れた



ジャスティンなら無駄な喧嘩はまずしないし
そもそもあんな奴らは相手にもしない



無理もない彼は殺し屋ヒットマンだったのだから
ジャスティンのひと睨みで
ごろつき達は震え上がる



竜馬は時々荒れる宗一郎を
どう扱ってやればいいかわからなかった



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