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chapter13 一人は嫌だ

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「よく寝るのは
人の事言えないぞ・・・」




ジャスティンは小さく呟いた



竜馬は夕食を食ったらこのソファーで眠る



ジャスティンが自分のベッドから
毛布をそっと掛けてやり



日付が変わる前に起こして
カルロスの家に竜馬を帰す

そんな何でもない日常が好きだった



日本人はよく風呂にはいると聞いていたが
本当だった
こいつほど体を洗う人間はみたことがない

シャンプーの良い匂いがする
ジャスティンは胸いっぱいに竜馬の香りを吸った



しばらく眠る竜馬の傍らに座り
じっと見つめていた










時が止まればいいのに




もう行かなきゃ









息をひそめて眠る竜馬の頬にキスをした






そして黒のライダーズジャケットを着こみ
ため息をついて
また亡霊が彷徨う夜の街へ出かけた

















:*゚..:。:.   .:*゚:.。




ガチャンとドアが閉まると同時に
竜馬の目が開いた


「いったいどこに行ってるんだよ・・・・
ジャスティン・・・ 」




竜馬はポツリと呟いた




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