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Chapter21 Lost my way
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これまでジャスティンはどんな時も
二人の間で友達以上の感情は
持ち込まないという態度を
きっぱりと示してくれていた
それが竜馬が彼の傍にいれる
安心材料になっていた
さらにジャスティンの女遊びも復活していた
むしろ以前より大盛況だ
きっと竜馬を襲おうとした時は
本人も言っていた通り頭がおかしかったんだ
そうだいつもおかしいようなもんじゃないか
竜馬はそう納得した
「俺!ホットドッグ食いたい!」
ジャスティンが竜馬のカウボーイハットを
横取りして自分に被せた
うっ・・・・
悔しいけどカウボーイハットのジャスティンは
とんでもなくハンサムだった
「俺・・近いうちに引っ越すんだ
カジノの横の20階建てのアパートの6階だ 」
竜馬は途端に不安になった
「誰かと一緒に住むの?
えと・・・結婚するとか?」
もしそうなったら今まで通り
鍵をかけないジャスティンの
中古車センターの二階の秘密基地のような
居心地の良い部屋に好きなだけ入り浸ることはできない
ジャスティンは笑った
カウボーイハットと金髪と言えば今の彼は
タバコのCMから出て来たばかりみたいだ
「一人だよ
お前の部屋もあるぞ 」
「本当!! 」
竜馬は嬉しくてピョンピョン跳ねた!
「ただし!!ちゃんと学校を卒業するまでは
カルロスの家にちゃんと帰るんだ!
卒業したら
別にうちに来てもいいぞ 」
竜馬はガックリ肩を落として言った
「まだ半年も先じゃないか・・・・
もうカルロスの所はうんざりだよ・・ 」
しょっちゅうカルロスの愚痴をジャスティンに
聞いてもらっているので
竜馬としたらこれ以上は言いたくないのだが
それでもカルロスが嫌でたまらない事は
事実だった
「あと半年じゃないか
俺ん家はいつ来てもいいからさ
とにかくお前が高校生でホームファミリー協会の
保護下にいる間は今まで通りが一番だ
卒業したらお前の好きにしろよ」
「それにしてもあんな素敵なアパートに
住めるなんてすごいね!
ジャスティン!
デイーラーの仕事頑張ってるもんね!
僕も一緒に住みだしたら
お家賃半分払えるようにもっとバーテンダーの
仕事頑張るよ! 」
ハハッ
「そんなの別にいいよ 」
それから二人はほとんどの屋台の食べ物を
食べて
いつまでも話しながらブラブラ歩いた
二人の間で友達以上の感情は
持ち込まないという態度を
きっぱりと示してくれていた
それが竜馬が彼の傍にいれる
安心材料になっていた
さらにジャスティンの女遊びも復活していた
むしろ以前より大盛況だ
きっと竜馬を襲おうとした時は
本人も言っていた通り頭がおかしかったんだ
そうだいつもおかしいようなもんじゃないか
竜馬はそう納得した
「俺!ホットドッグ食いたい!」
ジャスティンが竜馬のカウボーイハットを
横取りして自分に被せた
うっ・・・・
悔しいけどカウボーイハットのジャスティンは
とんでもなくハンサムだった
「俺・・近いうちに引っ越すんだ
カジノの横の20階建てのアパートの6階だ 」
竜馬は途端に不安になった
「誰かと一緒に住むの?
えと・・・結婚するとか?」
もしそうなったら今まで通り
鍵をかけないジャスティンの
中古車センターの二階の秘密基地のような
居心地の良い部屋に好きなだけ入り浸ることはできない
ジャスティンは笑った
カウボーイハットと金髪と言えば今の彼は
タバコのCMから出て来たばかりみたいだ
「一人だよ
お前の部屋もあるぞ 」
「本当!! 」
竜馬は嬉しくてピョンピョン跳ねた!
「ただし!!ちゃんと学校を卒業するまでは
カルロスの家にちゃんと帰るんだ!
卒業したら
別にうちに来てもいいぞ 」
竜馬はガックリ肩を落として言った
「まだ半年も先じゃないか・・・・
もうカルロスの所はうんざりだよ・・ 」
しょっちゅうカルロスの愚痴をジャスティンに
聞いてもらっているので
竜馬としたらこれ以上は言いたくないのだが
それでもカルロスが嫌でたまらない事は
事実だった
「あと半年じゃないか
俺ん家はいつ来てもいいからさ
とにかくお前が高校生でホームファミリー協会の
保護下にいる間は今まで通りが一番だ
卒業したらお前の好きにしろよ」
「それにしてもあんな素敵なアパートに
住めるなんてすごいね!
ジャスティン!
デイーラーの仕事頑張ってるもんね!
僕も一緒に住みだしたら
お家賃半分払えるようにもっとバーテンダーの
仕事頑張るよ! 」
ハハッ
「そんなの別にいいよ 」
それから二人はほとんどの屋台の食べ物を
食べて
いつまでも話しながらブラブラ歩いた
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