【R18】堅物敏腕ボスと初恋の君の運命的な再会~父の会社を買収した憎いアイツは幼い頃に一緒に暮らした大好きなお兄ちゃんだった~

星キラリ

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chaputar18 ジャスティンの宝物

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・・・・



竜馬は一晩中ジャスティンの部屋で彼を待った


格子戸の窓を全開に開けていると
そこからジャスティンのコンバーチブルの
ライトが遠くから見えるからだ




ジャスティンは家の鍵をかける人間ではなく

空き巣に入られ放題じゃないかと
竜馬が言うと何も盗むものが無いから
構わないと言った




待てど暮らせどジャスティンは帰ってこず
とうとう朝になってしまい
竜馬が学校に行かなければいけない
時間になって諦めかけた時に



ジャスティンのコンバーチブルが
轟音を立てて家の前に停車した





「ジャスティン!!」



ドアが開くなり竜馬がジャスティンに駆け寄った
彼はフラフラの足取りで
ブーツを脱いで壁に放った




「ジャスティン!ジャスティン!大丈夫?
僕・・・僕・・・    」





すかさず竜馬がフラフラのジャスティンを支える



ジャスティンの首筋に胸元に・・・
あちこちキスマークがついている
そうとう吸われたようだ
竜馬はこれがもし自分だったらとゾッとした




「くっそ・・・・あの女はバキュームだ!!
ポンプだ!! 」





フラフラのジャスティンをベッドに連れて行く




「僕・・・どうしようジャスティン
ルビーさんの時計を持って帰って来てしまったんだ
返しにいくの嫌だよね?・・ね?・・・ 」





ジャステインがディーラーのシャツを脱いで
ボスッとベッドにうつ伏せで倒れ込んだ
背中にまでキスマークがある




「ああ・・・それはお前のものだよ
レディルビーがお前にやるってさ
最後は上機嫌だったからな・・・・」




「ええ?もらえないよ!」
 

「いいんじゃねーか?
それ5万ドルするぞ 」





ジャスティンが眠たげにあくびをしながら
目を閉じた





「ああ・・・・太陽が黄色く見える・・・
タマが・・・カラッカラだ・・・
あの女最後の一滴まで吸い取りやがった
どこがレディだ・・・    」





ジャスティンは「もう一滴もでねぇ・・・」
とかなんとかブツブツ言いながら
大いびきをかいて眠りについた






隣で寝ているジャスティンを見ながら竜馬は
申し訳ない気持ちと
感謝の気持ちがごちゃ混ぜになった





こうして竜馬はジャスティンが
良い仕事をしたおかげで
5万ドルを手に入れた




そして目標の一人暮らしの軍資金が貯まった





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