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chaputar18 ジャスティンの宝物
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しおりを挟むジャスティンのポーカーテーブルの
ゲームが一段落し男性グループが去ったあと
次にあの女性達が席に着いた
ジャステインがカードを美しい手さばきで切りながら
何か言いうと女性客がケラケラ笑った
これでこの二人は今夜のジャスティンのカモにされる
笑っていられるのも今の内だろう
ふ~・・・
「ご愁傷さま・・・ 」
竜馬は目玉をぐるりと回してグラスを磨いた
次に他のルーレットテーブルにも
5人の男性客がやってきて
竜馬達に次々と飲み物を注文した
竜馬は注文された飲み物を
次々にテーブルに届けてから
バーカウンターの安全地帯にひっこんだ
プレイヤー達の賭けの金額がだんだん大きくなり
賭け方も無謀なものになっていく
プレイヤー達は声を上げて悔しがったり
ゲームを楽しんでいる
竜馬もそれをカウンター内から見て楽しみながら
今夜は大盛況だなと思った
すると大柄のボディーガードを引き連れて
こちらへ向かってくる女性がいた
女性は竜馬のいるバーカウンターの前で足を止めた
「・・・・・Chinese?中国人?」
竜馬の顔を覗き込んで彼女は言う
竜馬はうんざりして首を振った
ここへきてから何度この質問をされただろう
「Japanese日本人です」
シルバーの瞳が竜馬を
値踏みするように見つめている
ブラックのカールした髪、砂時計のような身体つきの迫力がある美人だった
むせかえるようなこの女性の放つ
香水の匂いが漂い竜馬を包む
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