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chapter14 Versace On The Floor
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しおりを挟む「あなたのおうちに帰る?」
ジェニは彼のキスでメロメロにされたので
彼の膝にそっと頭を乗せて横になった
後頭部に彼の逞しい硬いモノが当たる
そこに確実に熱がこもっている
「う~ん・・・・
実はうちは今宗一郎と文也がいるんだ
今日はオンラインゲームフェスで
世界中のゲーマーとそのゲームで
交流できる日なんだそうだ 」
彼の膝枕でジェニの頭を優しく撫でてもらえる
なんて至福の時だ
すっかりジェニも濡れていた
パツパツの逞しい彼のジーンズの内太ももの
縫い合わせ目を指でなぞる
ここで期待が急にしぼんだ
これからドキドキして
彼の家に車を走らせることを想像してたのに
彼をジェニの家に連れて帰るところを思い描いてみても
家では兄と明美がソファでイチャイチャし
星の入った瞳で見つめ合っている様子が浮かぶ
ジェニはため息をついた
自分だって竜馬さんと目に星を入れて
イチャつきたいのに
いっそのこと人のいない六甲の山の上とかで
ジュニアの中で・・・・
ダメだ・・・初めて愛を交わすのに
カーセックスは適さない
最もこれから先ジェニが沢山彼と
経験を積んでからなら
ぜひとも試してみたいリストに加わってはいるけど・・・
ジェニはわざと後頭部で彼の硬くなった
場所をぐりぐりやった
「やめなさい・・・・
でないと立って歩くのに支障が出るだろ」
彼も感じているのか少し頬を染めて
困った顔をしている
めちゃめちゃキュートだ
優しくゆっくりと髪を撫でてくれている彼が
熱いまなざしをジェニに向けてくれている
「こうなったら薄汚い安いホテルにでも行く?
来るとき意識して見てたら
国道沿いに沢山あったわ 」
彼がニヤリと笑う
「それもいいな 」
「冗談で言ったのよ」
「僕は本気だよ」
ジェニは頭の向きを変え彼の腰に抱き着き
こんどはおでこでガチガチになっている
彼の股間をぐりぐりした
「もう・・・・
この責任は必ずとってもらうぞ・・・ 」
感じている彼が
ハァ・・・と彼が吐息を漏らした
「二人っきりになれる所がないわ・・・・」
すると彼は海を指さした
「実はあそこに部屋をとってあるんだ」
どこ?と海の地平線をジェニは見た
すると港の行き着いた端に煌々と光っている
タワービルが見える
関西でも有名な一流高級ホテル
「グランド・プリンスホテル・ベイエリア」だった
「うそっ!」
ガバッとジェニは起き上がった
目に涙が溢れて来た
彼はちゃんと考えていてくれたんだ
何か言おうとしたけど言葉がつまって出てこなかった
「行く?」
彼がジェニを見つめて聞く
どこまでも温かい瞳でジェニを見つめている
うわぁ~~~ん!
「行く~~~!行くに決まってる~~!」
ハハッ!
「よし!行くぞ!」
ジェニは竜馬に勢いよく抱き着いた
竜馬はもう少しで後ろの木に
背中をぶつける所だったが
しっかりジェニを抱きしめた
ジェニは彼の顔を見つめた
長くて深いキスを二人はした
ジェニは彼と舌を絡めながらも腰を撫で
ジーンズのウエストバンドの中に手を入れ
彼のカルバンクラインのボクサーパンツの
ゴムをパチンッと引っ張ってから
その中に手を入れた
彼がキスしながら笑った
「いたずらっこめ!」
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