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chapter13 スーパーシャイボーイ
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着てみると思ったよりスカート丈もそれほど
短くなくそれなりにセクシーだった
しかし後ろのデザインはシンプルどころではなかった
「なに!これ!とんでもなく
背中が開きすぎているわ 」
「ベルサーチのドレスは勝負服だよ!
外にいる時はシャツを着ていて
二人っきりになったら彼に背中から
脱がしてもらうんだよ」
ジェニが鼻にしわを寄せる
「こんなに背中が開いていたら
ブラジャーが出来ないじゃない 」
「愛しい男に会いに行くのに
ブラジャーを付けるなんて野暮な事しなさんな
このドレスはビスチェ型になっていて
シームレスブラジャーが内臓されているから
そもそもブラジャーを付けるより胸が綺麗に
見えるんだよ」
ハンッと明美がそっぽを向く
フム・・・・・
と考えジェニは明美の前に正座する
「さすがキャバ嬢ね!勉強になるわ!」
「それからアンタの歩き方だね!
そんな猫背じゃなく・・・・・
違う!違う!そうじゃなく
一本の線の上を歩くように・・・
猫のしなやかさを持って 」
明美がジェニの前でお手本のウォーキングする
「片方のお尻に重心をおいて・・・
ゆっくり左右に振りながら歩くの・・・
こうよ・・・ 」
「そんな歩き方をずっとしてたら
早く歩けないし疲れちゃうわ 」
「バカだね!ずっとするわけないでしょう
彼の前を歩く時だけだよ!」
「なるほど!」
「あからさまにやりすぎてもダメ!
上も下も緩い女だと思わせるのもダメ!
かといって女教師のようにガチガチに絞めてもダメ!
上品と下品の狭間を行くんだよ」
「フムフム・・・・ 」
「大事なのはフェロモンと一緒にいることが
楽しいと思わせることだよ
スキンシップも多めにね
時々耳元で卑猥なことを囁いてもいい
あんたってカマトト?」
ジェニが初めて聞いた言葉を
頭にインプットするように言った
「カマトトって何?」
明美が目をパチクリして言った
「おどろいた・・・・
もしかしてバージンなの?」
ぐっ・・・とジェニは怯んだ
「う・・・うん・・・
だからといって私がモテないとか
肉体的欠陥があったとか
決してそういうわけじゃ―― 」
「そんなこと思った事ないわよ
バカだな あんたはイケてるよ」
明美が腕を組んで大きくため息をついた
「それは・・・この間は悪い事をしたね
せっかくの機会だったのに・・・
今あたいが言った事は全部忘れて・・・
あれは男を落とす手練手管だから 」
じっとジェニを見つめる
「あんたはあんたのままでいいよ
きっとフェロモンもそれが好きなんだろうね」
明美はうんうんと悟ったように頷いた
短くなくそれなりにセクシーだった
しかし後ろのデザインはシンプルどころではなかった
「なに!これ!とんでもなく
背中が開きすぎているわ 」
「ベルサーチのドレスは勝負服だよ!
外にいる時はシャツを着ていて
二人っきりになったら彼に背中から
脱がしてもらうんだよ」
ジェニが鼻にしわを寄せる
「こんなに背中が開いていたら
ブラジャーが出来ないじゃない 」
「愛しい男に会いに行くのに
ブラジャーを付けるなんて野暮な事しなさんな
このドレスはビスチェ型になっていて
シームレスブラジャーが内臓されているから
そもそもブラジャーを付けるより胸が綺麗に
見えるんだよ」
ハンッと明美がそっぽを向く
フム・・・・・
と考えジェニは明美の前に正座する
「さすがキャバ嬢ね!勉強になるわ!」
「それからアンタの歩き方だね!
そんな猫背じゃなく・・・・・
違う!違う!そうじゃなく
一本の線の上を歩くように・・・
猫のしなやかさを持って 」
明美がジェニの前でお手本のウォーキングする
「片方のお尻に重心をおいて・・・
ゆっくり左右に振りながら歩くの・・・
こうよ・・・ 」
「そんな歩き方をずっとしてたら
早く歩けないし疲れちゃうわ 」
「バカだね!ずっとするわけないでしょう
彼の前を歩く時だけだよ!」
「なるほど!」
「あからさまにやりすぎてもダメ!
上も下も緩い女だと思わせるのもダメ!
かといって女教師のようにガチガチに絞めてもダメ!
上品と下品の狭間を行くんだよ」
「フムフム・・・・ 」
「大事なのはフェロモンと一緒にいることが
楽しいと思わせることだよ
スキンシップも多めにね
時々耳元で卑猥なことを囁いてもいい
あんたってカマトト?」
ジェニが初めて聞いた言葉を
頭にインプットするように言った
「カマトトって何?」
明美が目をパチクリして言った
「おどろいた・・・・
もしかしてバージンなの?」
ぐっ・・・とジェニは怯んだ
「う・・・うん・・・
だからといって私がモテないとか
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決してそういうわけじゃ―― 」
「そんなこと思った事ないわよ
バカだな あんたはイケてるよ」
明美が腕を組んで大きくため息をついた
「それは・・・この間は悪い事をしたね
せっかくの機会だったのに・・・
今あたいが言った事は全部忘れて・・・
あれは男を落とす手練手管だから 」
じっとジェニを見つめる
「あんたはあんたのままでいいよ
きっとフェロモンもそれが好きなんだろうね」
明美はうんうんと悟ったように頷いた
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