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chapter11 I NEED YOU
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とにかく・・・・
彼女に痛い思いをさせたくない
素敵な思い出になるように
男が気を配ってやらなければ
もう一度舌で彼女をイかせてから・・・
いや指で少しならして
後何回か指と舌で彼女をトロトロに
溶かしてからでないと・・・・
男性ホルモンでショートした頭をなんとか
冷静にたもてるように
彼女に今にも襲い掛からずに済むように
竜馬はジェニの待つ寝室に入って行った
廊下から洩れる灯りに照らされて
竜馬のネイビーブルーのシーツの海の中に
彼女は横たわり・・・
長い髪を扇状に広げて目を閉じている
竜馬はこの光景を写真に収めたいほど
美しいと思った
今現実に目にしているのに
まだ彼女がここにいることに信じられない
ぐったりと赤らんだ頬と胸元・・・
髪の生え際が汗でうっすらと湿っていた
そっと竜馬は布団に入り
ジェニの隣に横たわった
そういえばバルでシャンパンを
飲んでいたのを思い出した
彼女は酒も弱そうだ
赤ちゃんのような穏やかな満足の笑みを浮かべている
すっかり満足した顔でやすらかに眠っている
これでよかったんだ
竜馬はどこかホッとしたような感じで
ナイトテーブルにコンドームの箱を置き
スタンドの明かりを消して
ジェニを抱き寄せた
自分はまだイってない
二年ぶりぐらいに女性と寝ているのに
なんてことだ
―本当の意味で横で寝ているのだ
彼女の中に入ってさえもいない
だが彼女を抱きしめ感じたのは
欲求不満ではなく
こんなにも心が温かく満たされた思いだった
―彼女が自分の腕の中にいる―
竜馬は彼女のおでこに口づけして囁いた
「おやすみプリンセス・・・・ 」
彼女に痛い思いをさせたくない
素敵な思い出になるように
男が気を配ってやらなければ
もう一度舌で彼女をイかせてから・・・
いや指で少しならして
後何回か指と舌で彼女をトロトロに
溶かしてからでないと・・・・
男性ホルモンでショートした頭をなんとか
冷静にたもてるように
彼女に今にも襲い掛からずに済むように
竜馬はジェニの待つ寝室に入って行った
廊下から洩れる灯りに照らされて
竜馬のネイビーブルーのシーツの海の中に
彼女は横たわり・・・
長い髪を扇状に広げて目を閉じている
竜馬はこの光景を写真に収めたいほど
美しいと思った
今現実に目にしているのに
まだ彼女がここにいることに信じられない
ぐったりと赤らんだ頬と胸元・・・
髪の生え際が汗でうっすらと湿っていた
そっと竜馬は布団に入り
ジェニの隣に横たわった
そういえばバルでシャンパンを
飲んでいたのを思い出した
彼女は酒も弱そうだ
赤ちゃんのような穏やかな満足の笑みを浮かべている
すっかり満足した顔でやすらかに眠っている
これでよかったんだ
竜馬はどこかホッとしたような感じで
ナイトテーブルにコンドームの箱を置き
スタンドの明かりを消して
ジェニを抱き寄せた
自分はまだイってない
二年ぶりぐらいに女性と寝ているのに
なんてことだ
―本当の意味で横で寝ているのだ
彼女の中に入ってさえもいない
だが彼女を抱きしめ感じたのは
欲求不満ではなく
こんなにも心が温かく満たされた思いだった
―彼女が自分の腕の中にいる―
竜馬は彼女のおでこに口づけして囁いた
「おやすみプリンセス・・・・ 」
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