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chapter8 チェリボーイの卒業式

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「時間は関係ない 
それは君が一番知ってるだろう
僕達の間に流れているものを君は
自分の保守的な考えで無視している」





文也は自分の気持ちを口にするのは得意ではない
コピーライターの彼女ほども
ロマンティックな語彙力も持ち合わせていない




しかし人生には男が言うべきことを
言わなければいならない時がある
口で言っても伝わらなければ体でわからすまでだ






「キャァ!!」





いきなり彼女を担ぎあげてベッドに放りなげた




「僕にこれほど愛されているのに
君は僕のものだとまったく自覚がない 」



冷たい目で彼は言った



「僕と言うものがありながらあんな男を
フラフラ家に上げるなんて
こんなことは僕は絶対許さない!」




最後の語尾があまりにもキツかった
彼は藤子に覆いかぶさり
彼女のフレアパンツとTシャツを
ちぎれるぐらいひっぱって
乱暴に脱がした






「文也君やめて!」



「なぜやめなきゃいけない?」




藤子の抵抗も虚しく
あっさりピンクの貝殻のようなブラジャーと
パンティもはがされ全裸にされる
藤子は怯えた表情でこちらを見つめ返している




どうしよう・・・・
文也君すごく怒っている・・・・




彼の体から怒りの熱気が漂ってくる
まるでスーパーサイヤ人のようだ
思わず藤子は体を丸め
ベッドの隅に逃げて彼を怯えながら見つめる





彼の目が怪しく光り
藤子のいるベッドの端に膝をつく




彼はカチャカチャと
ベルトのバックルを外して言った










「今夜はお仕置きだよ
藤子ちゃん 」











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