【R18】堅物敏腕ボスと初恋の君の運命的な再会~父の会社を買収した憎いアイツは幼い頃に一緒に暮らした大好きなお兄ちゃんだった~

星キラリ

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chapter3 シングルマザーの秘密兵器

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「お前はアイツらがどれほど
いけ好かないヤツらかわかっていないんだ
神崎ジェニはじめ
まったく僕の言う事を聞きやしない!」




宗一郎は理解を示す様に一度頷いた






「だったらどうして
いつも会社を買収するときは徹底的に
リサーチするお前が今回はしなかったんだ?」




竜馬がさらにイラただしく歩き回る





―答えたくないらしい―








「疲れている所申し訳ないんだが
神崎広告代理店の社員について
報告しないといけない事があるんだ」

 

宗一郎が言う







ハァ~・・・
「言えよ・・・
アイツらのことはもう何を聞いても驚かないぞ」






ドサッと社長椅子に座り込み
竜馬はハンカチで額を拭った


そこに宗一郎が竜馬にトドメを刺す様に言った







「アイツらは資料室に赤ん坊を隠している」








「なんだって!!!」





竜馬は座ったばかりの社長椅子から飛び上がった






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