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chapter3 シングルマザーの秘密兵器
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・・・・・
「さぁ!ここよ!」
藤子はメビウス社の地下一階の
資料室のドアを開けて電気をつけた
その後ろからジェニと真紀が入ってくる
「どうして鍵がかかってないの?」
「外からは鍵が出来ないけど
中は鍵がかけれるようになっているわ
ランチ後にゆっくりとお化粧直しを出来る所を
探してるって守衛さんに聞いたら
ここを使っていいって言ってくれたの」
ジェニが感心したように周りを見渡す
「真紀ちゃん
ここのWi-Fiでファイルを開いてみて」
「ハイ」
真紀が一泊は出来そうな大きなマザーズバッグから
ノートパソコンを取り出して起動させる
14型のノートパソコンと
ベビー用品を持ち歩くのは結構な荷物だ
電車通勤の真紀が家で仕事が出来たら
どんなに楽だろうに・・・
「やった!開けました!ここなら作業できるわ!」
「それともう一つ 」
藤子がファイル棚から一番下の大きめの
空のファイルを一段引っこ抜いた
そして真紀のマザーズバックから
除菌シートを取り出し中身を丁寧に拭いてから
麗華のベビー毛布を敷き詰めて
その上に麗華を寝かす
「ほぉ~ら!
即席ベビーベッドの出来上がりよ!」
得意そうに藤子が胸をはった
「わぁ~!すごいすごい!」
真紀が拍手した
まるで麗華のためにあつらえたように
麗華は気持ち良くスッポリ収まって
ニコニコしている
「気に入ったみたいよ、レイたん」
「どう?レイたん?
快適でちゅかぁ~~ 」
ジェニも麗華にいないいないばあっ!とあやす
途端に麗華がケラケラ笑う
「今日からここでレイたんママと
一緒に過ごせてよかったね~ 」
「ここで仕事をするの?
レイたんを連れてきてってこと? 」
ジェニと真紀が驚いた
「大丈夫!絶対バレないわよ!
出入り口は私が守衛さんにかくまってもらうように
お願いしたげる
最近私達すっかり仲良しなの!
守衛のおじさんのお孫さんも最近生まれたんですって
だから絶対味方になってくれるわよ!
れいたんの保育園が再園するまでの
一週間だけでしょ? 」
「さぁ!ここよ!」
藤子はメビウス社の地下一階の
資料室のドアを開けて電気をつけた
その後ろからジェニと真紀が入ってくる
「どうして鍵がかかってないの?」
「外からは鍵が出来ないけど
中は鍵がかけれるようになっているわ
ランチ後にゆっくりとお化粧直しを出来る所を
探してるって守衛さんに聞いたら
ここを使っていいって言ってくれたの」
ジェニが感心したように周りを見渡す
「真紀ちゃん
ここのWi-Fiでファイルを開いてみて」
「ハイ」
真紀が一泊は出来そうな大きなマザーズバッグから
ノートパソコンを取り出して起動させる
14型のノートパソコンと
ベビー用品を持ち歩くのは結構な荷物だ
電車通勤の真紀が家で仕事が出来たら
どんなに楽だろうに・・・
「やった!開けました!ここなら作業できるわ!」
「それともう一つ 」
藤子がファイル棚から一番下の大きめの
空のファイルを一段引っこ抜いた
そして真紀のマザーズバックから
除菌シートを取り出し中身を丁寧に拭いてから
麗華のベビー毛布を敷き詰めて
その上に麗華を寝かす
「ほぉ~ら!
即席ベビーベッドの出来上がりよ!」
得意そうに藤子が胸をはった
「わぁ~!すごいすごい!」
真紀が拍手した
まるで麗華のためにあつらえたように
麗華は気持ち良くスッポリ収まって
ニコニコしている
「気に入ったみたいよ、レイたん」
「どう?レイたん?
快適でちゅかぁ~~ 」
ジェニも麗華にいないいないばあっ!とあやす
途端に麗華がケラケラ笑う
「今日からここでレイたんママと
一緒に過ごせてよかったね~ 」
「ここで仕事をするの?
レイたんを連れてきてってこと? 」
ジェニと真紀が驚いた
「大丈夫!絶対バレないわよ!
出入り口は私が守衛さんにかくまってもらうように
お願いしたげる
最近私達すっかり仲良しなの!
守衛のおじさんのお孫さんも最近生まれたんですって
だから絶対味方になってくれるわよ!
れいたんの保育園が再園するまでの
一週間だけでしょ? 」
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