35 / 700
chapter2 メビウスと猟奇的なキス
15
しおりを挟む
「いい子ぶるのはよすんだな
親のコネで会社に入って給料だけもらって
遊んでいられたのもこれまでだ
僕は働かざる者食うべからずの信条だからね
給料が欲しいのならその分働くんだ
元社長の妹だからと言って
特別扱いしてもらえると思ったら大間違いだ
コピー取りやトイレ掃除ぐらいなら君でも出来るだろう」
竜馬は厳しい口調で言った
ジェニは呆れた顔で竜馬をマジマジと見つめた
「私を・・・・本気で
給料だけもらっている遊び人だと
思っているのね?
だとしたらあなたは
自分が買収した会社の事を
何もわかっていないおバカさんだわ」
竜馬はブカブカの白Tとヨガパンツに包まれた
ジェニのスリムな肢体に視線を走らせた
松下竜馬が傍にいると緊張する
まず女性としての意識が先に立ち
その後買収された社員としての意識が二の次になる
それがジェニの心の平和を乱した
次にジェニが口を開いた
「あなたのジャガーはどうなりました?」
「あれは今日塗装修理に出したよ 」
竜馬は藤子のデスクのクマ型の携帯加湿器を
顔をしかめて見つめながら言った
ジェニはぞっとした
「保険会社宛の請求書か
それが無理ならせめて見積もり書を
私に渡して下さるべきです!
それを勝手に塗装なんて!」
竜馬は次にジェニのデスクに置いてある
ゴム製のアヒルの形をしたおもちゃ
「ラバートーイ」を握りしめて顔をしかめた
ギュッと力を入れると能天気な甲高い声でアヒルが鳴いた
「少し考えが変わってね、僕は君が言う通り
あれを金属のかけらだと思う事にした
だからこの件はもう忘れてくれ 」
ジェニは眉をひそめた
「忘れたくありません!
被害を与えたのですから
当然弁償します 」
親のコネで会社に入って給料だけもらって
遊んでいられたのもこれまでだ
僕は働かざる者食うべからずの信条だからね
給料が欲しいのならその分働くんだ
元社長の妹だからと言って
特別扱いしてもらえると思ったら大間違いだ
コピー取りやトイレ掃除ぐらいなら君でも出来るだろう」
竜馬は厳しい口調で言った
ジェニは呆れた顔で竜馬をマジマジと見つめた
「私を・・・・本気で
給料だけもらっている遊び人だと
思っているのね?
だとしたらあなたは
自分が買収した会社の事を
何もわかっていないおバカさんだわ」
竜馬はブカブカの白Tとヨガパンツに包まれた
ジェニのスリムな肢体に視線を走らせた
松下竜馬が傍にいると緊張する
まず女性としての意識が先に立ち
その後買収された社員としての意識が二の次になる
それがジェニの心の平和を乱した
次にジェニが口を開いた
「あなたのジャガーはどうなりました?」
「あれは今日塗装修理に出したよ 」
竜馬は藤子のデスクのクマ型の携帯加湿器を
顔をしかめて見つめながら言った
ジェニはぞっとした
「保険会社宛の請求書か
それが無理ならせめて見積もり書を
私に渡して下さるべきです!
それを勝手に塗装なんて!」
竜馬は次にジェニのデスクに置いてある
ゴム製のアヒルの形をしたおもちゃ
「ラバートーイ」を握りしめて顔をしかめた
ギュッと力を入れると能天気な甲高い声でアヒルが鳴いた
「少し考えが変わってね、僕は君が言う通り
あれを金属のかけらだと思う事にした
だからこの件はもう忘れてくれ 」
ジェニは眉をひそめた
「忘れたくありません!
被害を与えたのですから
当然弁償します 」
18
お気に入りに追加
75
あなたにおすすめの小説

【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
ドSでキュートな後輩においしくいただかれちゃいました!?
春音優月
恋愛
いつも失敗ばかりの美優は、少し前まで同じ部署だった四つ年下のドSな後輩のことが苦手だった。いつも辛辣なことばかり言われるし、なんだか完璧過ぎて隙がないし、後輩なのに美優よりも早く出世しそうだったから。
しかし、そんなドSな後輩が美優の仕事を手伝うために自宅にくることになり、さらにはずっと好きだったと告白されて———。
美優は彼のことを恋愛対象として見たことは一度もなかったはずなのに、意外とキュートな一面のある後輩になんだか絆されてしまって……?
2021.08.13

イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
冷徹上司の、甘い秘密。
青花美来
恋愛
うちの冷徹上司は、何故か私にだけ甘い。
「頼む。……この事は誰にも言わないでくれ」
「別に誰も気にしませんよ?」
「いや俺が気にする」
ひょんなことから、課長の秘密を知ってしまいました。
※同作品の全年齢対象のものを他サイト様にて公開、完結しております。
契約結婚のはずなのに、冷徹なはずのエリート上司が甘く迫ってくるんですが!? ~結婚願望ゼロの私が、なぜか愛されすぎて逃げられません~
猪木洋平@【コミカライズ連載中】
恋愛
「俺と結婚しろ」
突然のプロポーズ――いや、契約結婚の提案だった。
冷静沈着で完璧主義、社内でも一目置かれるエリート課長・九条玲司。そんな彼と私は、ただの上司と部下。恋愛感情なんて一切ない……はずだった。
仕事一筋で恋愛に興味なし。過去の傷から、結婚なんて煩わしいものだと決めつけていた私。なのに、九条課長が提示した「条件」に耳を傾けるうちに、その提案が単なる取引とは思えなくなっていく。
「お前を、誰にも渡すつもりはない」
冷たい声で言われたその言葉が、胸をざわつかせる。
これは合理的な選択? それとも、避けられない運命の始まり?
割り切ったはずの契約は、次第に二人の境界線を曖昧にし、心を絡め取っていく――。
不器用なエリート上司と、恋を信じられない女。
これは、"ありえないはずの結婚"から始まる、予測不能なラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる