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1-8 改めて異世界生活の始まりだ!
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まぶしい朝日に照らされ、もう朝だという事を知らされる。今日はクレハのスッパーン無しに起きられたようだ。いつものようにベッドから降りて窓を開け……待て待て。ベッドがいつもよりも柔らかく、弾力がある。これは……うちのベッドじゃない!
「ねぇレイ~?」
背後から不気味な気配で忍び寄ってくる何者かを感じる。俺は金縛りにあったかのように身動きが取れなくなってしまった。と、と、とりあえず何か声を出してこの金縛りを説かねば!
「あぁーーー!」
「だからうるさいの!!」
スッパーン!!
やはり今日もスッパーン無しの朝ではなかったようだ。よく感じたことのあるこの痛み。朝からここまで容赦なくぶっ叩いてくるのは、クレハ以外にいない!いや、いるわけがない!
「ねぇレイ~?まだ目が覚めてない?」
そう言いながら右手を構えて恐ろしい笑顔で近寄ってきた。が、これ以上叩かれるのは理不尽というものである。だってもう目は覚めてるのだから。
「あぁ、おはようクレハ。毎度のように容赦のない攻撃ありがとう」
「うん!レイのためだもん!」
多少の皮肉を込めて言ったつもりだが満面の笑みで答えが返されてしまった。
「ところで、今何時だ?」
「レイったら本当に寝ぼけてるみたいだね。忘れちゃった?私たち、異世界転移しちゃったんだよ?」
「あ…」
「って本当に忘れてたみたいね」
忘れていたが、そうであった。俺たちは昨日、突如として現れた魔法陣によってこの世界へと飛ばされ、いろいろあってこの世界にお世話になる事が決まったのだ。
「い、いや。今思い出したぞ。はっきりくっきりバッチリと」
「本当?それなら良いけど。あっそれでレイ?いきなりだけど、昨日四季王に誘われたダンジョン攻略。手伝うの?」
ダンジョンとは、どうやらこの世界に最近出来た特別な存在で、各地に現れた次元の穴を中心に作られるものであり、そのダンジョンを魔物が住処にしているらしい。そして、この世界の住人の何人かが魔物に連れ去られてしまったらしいのだ。
そして昨日、この世界の国全てを束ねるという四季王にこのダンジョンを攻略して連れ去られてしまった人々を救いに行かないかと誘われたのだ。
「昨日はとりあえず返事はお預けってことにしておいた。しかし、今日中には返事をしたほうが良いと思うぞ?」
「私たちはこの世界を救うために呼ばれたんだよね。でも、ダンジョンに出てくる魔物は普通の人だと歯が立たないくらい強いって四季王言ってたよね。私たちに、そんな魔物と戦えるのかな……」
「なぁクレハ。昨日四季王は今日は魔法を正確に操れるようにする訓練をしようと言ってきたんだ。もし良ければ、そこで俺たちにそれほどの力があるのか見てもらうのはどうだ?そして、力を認めてもらえたら行く。認めてもらえなかったら行かない。そういう風に決めてみるのはどうだろう。」
「うーん……レイがそれで良いなら良いんだけど……」
「よしっ!じゃあ一旦はこれで決まりだ!もし何か引っかかることとか嫌な事があったらすぐに言ってくれよな?」
「うん。分かってる。私が心配なのはレイが傷つくこと。」
さっきからクレハのテンションが低い。今の発言から察するに昨日俺が倒れた時のようなことは嫌だという意味だろう。しかし、俺だってクレハが傷つくのは嫌だし、俺がクレハを泣かせる原因になってしまうのも嫌だ。それに、そのことに関しては昨日寝る前に四季王に言ってある。もしもの事があって傷つくのが嫌だから、俺たちは参加しない。というのも手だ。それをクレハにちゃんと伝えてあげよう。
「なぁクレハ。俺は昨日こんな事を四季王に言ってあるんだ。昨日みたいにお互い傷つくのは嫌だから、もしかしたらダンジョン攻略を手伝えないかもしれない。ってな。だから安心しろ。四季王もある程度のことは聞いてくれるさ。それに、俺たちは俺たちらしくしていれば良いんだよ。」
「そっか……分かった!最悪それを使う事にする。でも、とりあえずは私たちの実力を見てもらう。それで良いんだよね?」
「あぁその通りだ。でも、ここまで親切にしてもらったんだからある程度の恩返しができるように頑張ろうな?」
「分かった!この際だからレイを信じてあげよう!」
「はいはい。感謝感謝。」
「あっコラ!聞き流すなー!」
クレハも多少元気が出たようだ。
さて、これからどうしたら良いものか、勝手に部屋を出てうろついても良いのか、誰かが呼びに来るまで待ってれば良いのか。まさにこれを右も左も分からないとでも言うのだろうか。
コンコンコンッ
いろいろ考えている内にどうやら誰かが呼びに来てくれたようだ。きっと朝食をどこかの部屋で食べるからその案内とかのものだろう。外の人に少し待ってもらうように言った後、俺とクレハは軽く寝癖を直したりしていたがその時に気付いたことがあった。
「「あ、お風呂」」
「「あ、制服だ」」
そう。俺たちは昨日、疲れ切った状況でそのまま寝込んだせいで風呂には入っていない。その前にこの世界にお風呂やシャワーという存在があるのかどうかも怪しい……。そして服装が制服であるということ。これは昨日の夜に気付いたことだが、今の俺たちにはどうしようもない。このままではまた周りの人に変な目で見られるんだろうな……
「とりあえず……このままで行く?」
「そうだな~仕方ない。あとで四季王に聞いてみよう」
そして、俺たちは昨日と同じ制服を着て風呂にも入らず少し寝癖のある状態で部屋を出た。
「おはよーございまーす!」
「おはようごさいます~」
そう言いながら部屋のドアを開けると、1人の兵士が立っていて、俺たちがドアを開けた瞬間ビシッとした敬礼をしてくれた。
「おはようございます!これから大広間にて他の方々は朝食になさります。お二方もいかがでしょうか。」
「じゃあ、私たちも行きます♪案内お願いしますね♪」
「了解いたしました。ではこちらへ」
何というか、兵士の格好のくせにセリフがやけに、執事のような感じがしてたまらないが、笑いをこらえながら大広間へと向かう。
これから俺たちがしなければならないことは3つ。まずは四季王にダンジョン攻略については今日のトレーニングで決めるという事を伝えなければならない。そして2つ目は、個人的な話だが、服装をどうにかしたいという事とクレハをお風呂に入れさせてあげたいという事。そして最後の3つ目。これこそ個人的な事であるが、昨日からお世話になっているあの兵士さんを探すという事。
さて、大広間は目の前だ。しかし、相変わらず大きな門のような扉に圧倒される。ただ、二回目ともなれば多少は緊張が少なく感じる。クレハも昨日よりも生き生きとしているように見える。
さぁ!朝食だ!昨日みたいな事が起こらなければ良いけどな!
「ねぇレイ~?」
背後から不気味な気配で忍び寄ってくる何者かを感じる。俺は金縛りにあったかのように身動きが取れなくなってしまった。と、と、とりあえず何か声を出してこの金縛りを説かねば!
「あぁーーー!」
「だからうるさいの!!」
スッパーン!!
やはり今日もスッパーン無しの朝ではなかったようだ。よく感じたことのあるこの痛み。朝からここまで容赦なくぶっ叩いてくるのは、クレハ以外にいない!いや、いるわけがない!
「ねぇレイ~?まだ目が覚めてない?」
そう言いながら右手を構えて恐ろしい笑顔で近寄ってきた。が、これ以上叩かれるのは理不尽というものである。だってもう目は覚めてるのだから。
「あぁ、おはようクレハ。毎度のように容赦のない攻撃ありがとう」
「うん!レイのためだもん!」
多少の皮肉を込めて言ったつもりだが満面の笑みで答えが返されてしまった。
「ところで、今何時だ?」
「レイったら本当に寝ぼけてるみたいだね。忘れちゃった?私たち、異世界転移しちゃったんだよ?」
「あ…」
「って本当に忘れてたみたいね」
忘れていたが、そうであった。俺たちは昨日、突如として現れた魔法陣によってこの世界へと飛ばされ、いろいろあってこの世界にお世話になる事が決まったのだ。
「い、いや。今思い出したぞ。はっきりくっきりバッチリと」
「本当?それなら良いけど。あっそれでレイ?いきなりだけど、昨日四季王に誘われたダンジョン攻略。手伝うの?」
ダンジョンとは、どうやらこの世界に最近出来た特別な存在で、各地に現れた次元の穴を中心に作られるものであり、そのダンジョンを魔物が住処にしているらしい。そして、この世界の住人の何人かが魔物に連れ去られてしまったらしいのだ。
そして昨日、この世界の国全てを束ねるという四季王にこのダンジョンを攻略して連れ去られてしまった人々を救いに行かないかと誘われたのだ。
「昨日はとりあえず返事はお預けってことにしておいた。しかし、今日中には返事をしたほうが良いと思うぞ?」
「私たちはこの世界を救うために呼ばれたんだよね。でも、ダンジョンに出てくる魔物は普通の人だと歯が立たないくらい強いって四季王言ってたよね。私たちに、そんな魔物と戦えるのかな……」
「なぁクレハ。昨日四季王は今日は魔法を正確に操れるようにする訓練をしようと言ってきたんだ。もし良ければ、そこで俺たちにそれほどの力があるのか見てもらうのはどうだ?そして、力を認めてもらえたら行く。認めてもらえなかったら行かない。そういう風に決めてみるのはどうだろう。」
「うーん……レイがそれで良いなら良いんだけど……」
「よしっ!じゃあ一旦はこれで決まりだ!もし何か引っかかることとか嫌な事があったらすぐに言ってくれよな?」
「うん。分かってる。私が心配なのはレイが傷つくこと。」
さっきからクレハのテンションが低い。今の発言から察するに昨日俺が倒れた時のようなことは嫌だという意味だろう。しかし、俺だってクレハが傷つくのは嫌だし、俺がクレハを泣かせる原因になってしまうのも嫌だ。それに、そのことに関しては昨日寝る前に四季王に言ってある。もしもの事があって傷つくのが嫌だから、俺たちは参加しない。というのも手だ。それをクレハにちゃんと伝えてあげよう。
「なぁクレハ。俺は昨日こんな事を四季王に言ってあるんだ。昨日みたいにお互い傷つくのは嫌だから、もしかしたらダンジョン攻略を手伝えないかもしれない。ってな。だから安心しろ。四季王もある程度のことは聞いてくれるさ。それに、俺たちは俺たちらしくしていれば良いんだよ。」
「そっか……分かった!最悪それを使う事にする。でも、とりあえずは私たちの実力を見てもらう。それで良いんだよね?」
「あぁその通りだ。でも、ここまで親切にしてもらったんだからある程度の恩返しができるように頑張ろうな?」
「分かった!この際だからレイを信じてあげよう!」
「はいはい。感謝感謝。」
「あっコラ!聞き流すなー!」
クレハも多少元気が出たようだ。
さて、これからどうしたら良いものか、勝手に部屋を出てうろついても良いのか、誰かが呼びに来るまで待ってれば良いのか。まさにこれを右も左も分からないとでも言うのだろうか。
コンコンコンッ
いろいろ考えている内にどうやら誰かが呼びに来てくれたようだ。きっと朝食をどこかの部屋で食べるからその案内とかのものだろう。外の人に少し待ってもらうように言った後、俺とクレハは軽く寝癖を直したりしていたがその時に気付いたことがあった。
「「あ、お風呂」」
「「あ、制服だ」」
そう。俺たちは昨日、疲れ切った状況でそのまま寝込んだせいで風呂には入っていない。その前にこの世界にお風呂やシャワーという存在があるのかどうかも怪しい……。そして服装が制服であるということ。これは昨日の夜に気付いたことだが、今の俺たちにはどうしようもない。このままではまた周りの人に変な目で見られるんだろうな……
「とりあえず……このままで行く?」
「そうだな~仕方ない。あとで四季王に聞いてみよう」
そして、俺たちは昨日と同じ制服を着て風呂にも入らず少し寝癖のある状態で部屋を出た。
「おはよーございまーす!」
「おはようごさいます~」
そう言いながら部屋のドアを開けると、1人の兵士が立っていて、俺たちがドアを開けた瞬間ビシッとした敬礼をしてくれた。
「おはようございます!これから大広間にて他の方々は朝食になさります。お二方もいかがでしょうか。」
「じゃあ、私たちも行きます♪案内お願いしますね♪」
「了解いたしました。ではこちらへ」
何というか、兵士の格好のくせにセリフがやけに、執事のような感じがしてたまらないが、笑いをこらえながら大広間へと向かう。
これから俺たちがしなければならないことは3つ。まずは四季王にダンジョン攻略については今日のトレーニングで決めるという事を伝えなければならない。そして2つ目は、個人的な話だが、服装をどうにかしたいという事とクレハをお風呂に入れさせてあげたいという事。そして最後の3つ目。これこそ個人的な事であるが、昨日からお世話になっているあの兵士さんを探すという事。
さて、大広間は目の前だ。しかし、相変わらず大きな門のような扉に圧倒される。ただ、二回目ともなれば多少は緊張が少なく感じる。クレハも昨日よりも生き生きとしているように見える。
さぁ!朝食だ!昨日みたいな事が起こらなければ良いけどな!
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